今日は「暑さ」故…「ボー」としているようです。カタルは良くあるのですが、株価の入力を間違えるケースです。ある株を1190円で売ろうとして、実際の指値は1090円と打ち込んだようで…1173円で約定してきました。全く…しょうがありません。
皆さんも、「株式注文」は、何度も…確かめてから「インター」の「キー」を押しましょう。「誤入力」は、誰でもありますが、大きな間違いになりますから気を付けねばなりません。
本日は先物が弱く…全体株は「指数」に押されているようです。
ここで…カタルが注目するのは「レーザーテック」(6920)です。日足は「微妙な立ち位置」です。通常、強気にみるならば…200日線ラインですから、「買い場」とも言えます。
しかし空売りファンドによる「粉飾決算」の指摘を受けて、会社側は全面否定をしていました。粉飾は重大な事件ですが、「真相」は分かりません。空売りファンドは、自分達の主張を述べています。自分達が「儲けるため」に、「世論の誘導」を試みています。しかし…実際の株価は、仮に「誤報」としても…実際に「弱いから」200日線ラインなのです。
今の全体相場は「野村証券」(8604)に観られるように…強くはありません。
折角、良い立ち位置だったのに…また75日線ラインに「押し戻されて」います。基本的に高い乖離状態が続いています。200日線は753円ですが、実際の株価は900円を超えています。休んでいますが…未だに「20%もの上方乖離」です。つまり…市場には、まだまだ…野村証券を「利食い出来る人」が大勢いるのです。
逆に…「レーザーテック」は、もう市場で、「儲かっている人」は限られています。昨年の9月頃から、ずっと…株価は上げ続け、今年に入り4万円台の値動きでしたが、5月の高値45500円を付けてから「急落」をしています。このケースは「気を付ける」必要性を感じます。
簡単に75日線を割れていますからね。「二番天井」のイメージが強いのです。果たして…4月末の安値32930円をキープして、株価が反発できるかどうか…今が「正念場」です。高値からの下落率を観ると、その幅は大きく…「75日線の抵抗感」がなく、一気に200日線ラインですから、「市場のうわさ」でも、株価に「効いている」のでしょう。
問題は「週足」です。
目先の判断が難しい時は、「時間軸」を延ばすことです。日足より…週足、週足より月足と言う具合に時間軸を延ばすと、別の景色が見えてきます。如何でしょう。この4万円攻防で…大陰線を4月中旬に形成してから、一気に「高値奪回」をしていますが、また関門です。この4月中旬の大陰線は、「嫌な感じ」です。
更に…月足を観ましょう。自分達が、どの「株価位置」で、「議論」をしているか? 「一目瞭然」です。
逆に「野村証券」の月足はどうでしょう。
如何ですか? 株価位置の重要性が、どういう意味か? 株と言うのは好材料が、市場に浸透するかどうか…その「浸透度合い」を測る…目安でもあります。半導体の「好調さ」は、滅多に…訪れない「幸運の連続」でした。
コロナの発生からサプライチェーン問題が起こり、米中対立から、政府による補助金を獲得し…建設ラッシュです。通常なら…誰が考えても、大量生産ですから需給バランスが崩れて…半導体の「大不況」が来ると思うのが、常識的な感覚です。問題は「AI革命」の行方で…どれだけ市場が発展をするか?
議論の余地はAI革命の浸透度です。更にEVから進化した「自動運転」や「繋がる車」(コネクテッドカー)の進展度合いです。今が良いのは当たり前ですが、3年から5年先も続くかどうか…。どの程度、株価が業績の先取りをしたか? この見方ですね。
「レーザーテック」の現状のPERは、四季報値で…今期、つまり2024年6月でPERは62倍、来期の2025年でPERは51倍です。しかし今期の予想売上2000億円から来期の予想売上は2400億円ですね。僅か…20%増で、このPERの評価です。
ここで「ジェイドG」の過去の平均値は「27.3%の増収」ラインを維持していますが、現状の今期PER予測は18倍に過ぎません。四季報の来期は大きく増額されており、来期基準では、四季報でもPERの評価は8.7倍に下がります。
それ程…四季報も「激変する」と読んでいます。四季報の数字ですからね。「カタルの読み」とは違います。これが市場の「一般評価」です。ただ…気を付けないとならないのは、レーザーテックはこの6月が決算で、ジェイドGは来年の2月の比較です。8カ月も時間軸がズレています。
レーザーテックを買うか? 野村証券やジェイドGを買うか?
貴方なら、どちらを選択しますか? 既に半導体相場は、長く続いており、未来図は株価に織り込まれています。たとえ…AI革命が更に加速をしても…です。株価を決めるのは、市場参加者の市場「認識度」の「浸透度合い」なのです。みんなが「良い」と言えば…もう後に続く参加者は居ません。
残るのは「反対意見」だけです。まぁカタルは昔から半導体に対して…「懐疑的」です。もともと…市況産業なので…「キオクシア」のような「大黒字」と「大赤字」の繰り返しです。船株以上に、市況動向に影響を受ける産業です。故に、カタルは今の半導体株に対して懐疑的ですが、チップレスの進展を観て「ソシオネクスト」(6526)を掲げ…今は「ルネサスエレク」(6723)を皆さんに紹介しています。
半導体も幅広いバリエーションを持っています。AI革命は旬のイメージですが…自動運転から繋がる車の未来の車は、これから始まります。だからパワー半導体の「ローム」(6963)まで…「広範囲」に、カタルは株価観察をしています。
昨日、紹介した「割安株」の読者からのメールですが、自分の価値観を持って、相場に臨むことは大切な事です。
相場に流されず、自分の価値観で行動をするのです。 本日も270円を1万株買った「BASE」(4477)ですが…この株は、既に2年近くも…カタルは観察を続けて、市場物色の「順番待ち」をしています。2年ですから「呆れる」間違った相場観です。それでも…カタルはこの可能性を待ちわびています。
昨日は「集団が進化を生む」と言う話を、NHKの特集から感じた意見を述べました。
インターネットが発展して…世界を身近に感じているから、カタルのような馬鹿でも、米国株の観察時間を増やして「世界情勢」を感じることが出来ます。ウクライナ主催の平和サミットは「グローバルサウス」(サウジなど…)の賛同を得られませんでした。
パリでは選挙が行われ、「EU」は問題だらけです。一応、G7では、中国を名指しして…EVへの関税を決めましたが、中国も「対抗処置」を講じています。ドイツは、微妙な立場です。フランスも「エアバス」を抱えます。どれだけ…自分の観察眼が、何処まで目が届いているか?
独り善がり(ひとりよがり)の主張は、意味がありません。
株価は「市場の総意」により決まります。カタルがいくら…「ジェイドG」から「BASE」に「相場は流れる」と述べても…実際は、未だにその現実は訪れていません。ただ、だいぶ「外部条件」は整ってきました。パウエルFRB議長が、何と言おうとも、カタルは自分を信じて行動をします。本日もBASEを買いました。
本当は「野村証券」も買いたかったのですが、個人的な事情(週末から海外に出ます。)があり、基本的に、今はあまり「広範囲」に手を広げることはできません。「NTT」(9432)を買っている意味も、どちらかと言えば、カタルの個人的な都合の為に「安全策」を採用しています。「野村証券」の選択もそうです。「安全策」ですが…「NTT」より「危険度」は、「野村証券」の方が上がります。「リスク」と「リターン」の関係を、正しく…カタルは理解しているつもりです。
3月決算のトラウマの話をして、今は、6月からの「トラウマ」の話をしています。基本的に割安株は「安全策」です。利回り投資と言うのは「債券投資」のようなものです。国債を買う人もいます。世の中の選択肢は、色々あるのです。割安株は、債券のように「大きく下がる心配」は、ありませんが、その代わり…人気の「持続期間」は短いのです。 だから今の割安株は、人気の「圏外」でもあります。その代わりに下値は乏しいですね
何故、カタルが、運用期間の初めかな? 「お金」を引き上げていたか? もう金額は忘れましたが…お金を引き上げていました。確か…3月頃からです。まだ基本的に、この「3月の株高」の調整を、完了していません。「野村証券」株を観ると分かります。この株の株価波動がレーザーテックと共に注目されますから…本日はレポートで採り上げたのです。重要なポイントなのです。
ジェイドGの「四季報数字」が大きく…変わっていますから心配はない筈です。この数字を出されて、株価が上がることがあっても「下がる心配」は、サラサラ…ないと思っています。カタルは、むしろ…何処かで「川船」(9107)のような相場に入ると思っています。前から、この株の引き合いを出しています。その事例を、もう一度…諄いようですが、何れ、その選択になるでしょう。
別に、勝手なカタルの空想ですから…当たっている場合もあるし、外れている場合もありますが、今はそう考えています。
新しい四季報予想と共に…「自分で考えて」行動をしましょう。そんな事で、本日はこの辺で終了です。基本的に日本株は、企業の「コーポレートガバナンス」(企業統治)が大きく変化しているのです。最「後発」の「トヨタ」の変身です。基本的な正しい概念を確り持っているかどうか…ここが株式投資の「要」なのです。
どんどん「村社会論」から「グローバル論理」への定着で…「総還元性向」は高まり続けます。だから「ものを言う株主」のエリオットなどが主張するような展開になって来ました。「ソフトバンクG」(9984)の1万円回復は、「メルカリ」(4385)や「ジェイドG」(3558)、そうして「BASE」(4477)に波及します。
この流れが「正しい選択」だと、カタルは考えています。でも一般的に「野村証券」や「NTT」でも充分です。そういうことで…ノンビリ構えましょうね。また…明日。
それにしても…何故、こんなに本日の株価は安いのでしょう?
まるで…「フランス株」の混乱を観ているような動きです。先物から売られているように感じています。まぁ基本的に大量の「自社株買い」が控えており、市場から「浮動株式」は消えますからチャンスです。今は無理をせずに「ノンビリ」と構えましょう。「ニデック」(6594)は金曜日に上がったから、まだ7000円を割れていませんね。
色んな選択肢があります。カタルが「正しい」とは、限りませんが、四季報もカタルの観方に舵を切りました。このジェイドGの四季報予想は、何れ、株価に反映されます。
そうだ…カタルは株価が安くなったら、皆さんと供に、また株を買います。現在までの合計は、事前の約束通りなら…2000株を追加した所です。残りは、もう2000株です。本日、株価が安いなら、明日の寄り値で400株を買い、明日も安いなら、水曜日に寄り値と後場寄りに400株ずつ合計800株を買います。何故、株価が上がると思っているのに「ノンビリ」しているか?
カタル自身は「6月のトラウマ」を感じています。3月の調整波動は、未だに終わっていません。ここは「野村証券」の株価位置が基準になります。未だに…野村証券の200日線が753円なのです。この意味を「噛み締めて」ください。またね。ノンビリ、のんびり…なのです。