本日は「SQ」(Special Quotation=特別清算指数)で、先物を清算する価格を決める日です。まぁ、株式市場のイベントのような通過点です。近年は先物から現物を誘導するCTA(Commodity Trading Advisor=商品投資顧問)と言う大規模なファンドも多く絡んでいますから、ある意味で重要な「需給バランス」が分かる日です。
日経225は「値嵩株」の影響を大きく受けます。半導体株の動向が重要になり、この指数のウェートが高いのは「アドバンテスト」(6857)や「エレクトロン」(8035)などの半導体株や…「ユニクロ」(ファーストリテイリング=9983)や「ソフトバンク」(9984)値嵩株の影響を、日経225は強く受けます。
近年は「ETF投信」の比重も大きく…一般的には、このような指数を「売り買いする」人が多いのです。更に「新NISA」などの割合も大きいのでしょう。その多くの銘柄は、大規模な売買になるので…現物の市況も大きな影響を受けます。今後を「占う意味」もあり、その動向が注目されます。
ある意味で…実弾の「買い」のないものは「ストップ安の売り気配」などの気配値になります。逆に目先の「実弾買い」があるものは、高くなる傾向があるようです。しかし…多くの銘柄の寄り付きは、ほぼ…「通常の価格」と「変わらない」ような…株価に落ち着きます。
まぁ、あまり気にする必要はありません。
でも「目先の需給」ばかりを気にする報道も多いですからね。だから…間違った概念を持ちます。でもカタルが伝える「株式投資の本質」は、この「需給バランス」ではなく…あくまでも「企業価値」を観て株価を判断するものです。目先は、確かに…この「需給バランス」で株価は影響を受けますが、本来の株価を決めるのは「時代背景」であり、その流れの中で、生み出される企業の「業績推移」です。
「本末転倒」の解説が多く…今の市場の「貧困さ」が分かります。
カタル達は、あくまで…本来価値を見極める投資を主眼にしているつもりです。だから、昨日書いた「名村造船」(7104)のようなケースを「先取る」事も出来ます。ただあまり早いと「待たされる」のです。
やっている途中で…「時間の経過」に耐えられず…嫌になりますから、本格的に動き出す直前に「ヤレヤレ」…と、僅かな利幅で「利食い」をします。そうすると実際は、そこから…が「本番」なのです。その確率が高いのは、ようやく新高値に躍り出た「ルネサスエレク」(6723)です。
カタルの考え方は、事前に「解説」をしていますが、皆さんが、確り…と理解しているかどうか…。疑わしいですね。「ルネサスエレク」の本当の時代は、これから始まるのです。考えてみると分かります。車の概念が「大きく変わる」時代になります。その中心的な立ち位置に居る企業は、此方です。
車載半導体の主要サプライヤーには、日本の「ルネサスエレクトロニクス」やオランダの「NXPセミコンダクターズ」、ドイツの「インフィニオン・テクノロジーズ」、米「エヌビディア」(NVIDIA)、米「オン・セミコンダクター」などの海外メーカーが中心となっています。このような競争相手が揃う中で…良い「立ち位置」に居るのが「ルネサスエレク」です。
何故なら…これからの車は半導体の量が馬鹿になりません。EV化はエンジンなどの開発コストが要らなくなり…どんどん簡素化されます。人や物を運ぶ道具ですが、その移動空間の時間を楽しむ娯楽や「自動運転」、更に渋滞情報から地域の情報など…「繋がる車」になります。
車の半導体の使用量は5倍、10倍になるのでしょう。
ここで大きな会社ですから、会員を優先するのではなく…一つの銘柄を提供しましょう。カタルが、何れ…「株を買う銘柄」をみなさんと一緒に考えましょう。
銘柄名は「ローム」(6963)です。株価のチャートを観れば分かりますが…「右肩下がり」の段階です。まだ底入れが分かりません。「ニデック」(6594)もそうでした。カタルが好む…「株価位置」の低い株です。
でも…逆説的に言えば…「BASE」(4477)のように…下値圏で、2年ほど下値でグチグチするケースもあります。でもこちらの報道があり、主力が休み…物色が広がるべきだろうと思っています。その環境も整備されてきましたね。
カタルはFRBの「パウエル発言」を相変わらず…疑っています。難しい時間軸の読みですが、「BASE」を待ち続けている…この課題が、カタルの今の「壁」です。最後の挑戦です。カタルは自慢ではありませんが、「名村造船」も安い…株価位置で、近い未来に確実に上がるだろうと言う株を、皆さんに先行して伝えています。
雑誌やテレビや新聞で賑わう遥か前に…その資質を見抜く力があります。たまに…ハズレはありますが、この銘柄の選択眼は自信を持っています。
しかし、今までは34年間の「不毛の大地」です。失われた時代下では…日本丸、本体が「間違った方向性」を歩んでいました。基本的に薄利多売買、本当は「空売り」の相場だった訳です。
それが「実質成長」を重視する…希望を失った時代です。
しかし安倍政権誕生以来…ようやく日本は「名目成長」を重視する時代に変化しました。この時間軸は34年です。今でも馬鹿な経済学者様が…日銀は狂っているとか…言います。もう馬鹿タレの偽物国家です。メディアの責任ですが…このメディアはお仲間です。仕方なく…カタルは「埋もれる」しか…なかったのです。
時代の流れに逆らって…泳ぐことなど出来ません。嫌なら、日本を離れ…米国や中国に行くしかありません。国家が国民を騙すのです。
阿保らしい…東電の原発の後処理はどう考えても…自然災害でしょう。あれが人災とは、思えません。最近、那須岳かな? 高校生が不幸な事故で亡くなった責任の裁判があり、その結果は引率した先生方は有罪の実刑判決でした。
遺族の気持ちは痛いほどわかりますが、雪崩を事前予測しろ!と言う判決は、やはりおかしいように思います。先生方にも落ち度があったのでしょうが…実刑ではなく「執行猶予」が妥当だと思っています。この事例を引き気合に出すまでもなく、社会はどんどん…閉塞感が溢れます。全て…基本的な国家の方針を決める「実質経済成長」の政策が、根底にあります。
もっと大らかに…誰でも失敗は付き物ですから…笑って優しく…許せる「寛容な社会」形態を望む次第です。この話になると本筋がズレますから、この辺で打ち切ります。
「ルネサスエレク」(6723)の未来図は、株価は1万円台です。だから既存の「産業革新機構」が全ての株を売って、更にその時に村社会論で奉加帳を回されて…仕方なく、付き合った企業も、全て持ち株を売ったのに…新高値なのです。
それを買ったのは、名立たる外資の有名なファンド達です。壮大な相場を、頭に描き…3年から5年先に1万円台の株価を頭に描いているのでしょう。
ただし、この会社は借金で「M&A」を実施して、開発時間を短縮しています。故に柴田さんの方向性が間違っているなら、あっと言う間に「倒産の道」を歩む可能性もあります。
何故なら…膨大な「のれん代」ですが、この企業価値が利益を生む筈ですが、生まないと「減損会計」を迫られます。あっという間に「兆円」規模に近い「損失」の計上ですから、アウトでしょう。果たして…時代の方向性が正しいかどうか…。その時間軸の選択が、正しいかどうか…です。
同様のケースで、近年大規模な設備投資を実施しているのが「ローム」です。
この会社は非常に財務内容が優れていた会社ですが、今回は「東芝」に3000億円を出資したように…「パワー半導体」の分野で、世界的な競争を始めています。この競争に勝てるなら、間違いなく…株価は5倍以上になります。
良いですか…株式投資は可能性に賭けた博打なのです。
当たれば…大きいのです。でも外れれば…駄目です。だから「ジェイドG」(3558)の田中君の手腕が問題になります。どっちにしても、結果は明らかですが…問題はその途中経過が見えません。
この結果が分かるのは、来年の年末です。今は、まだ分かりません。しかしカタル達は、彼を応援する為に、本日も寄り付きで400株を買いました。そうして…後場寄りも、また400株を追加で買います。
仮に本日も株価が安く3日間連続安になるなら、明日は600株ずつ、寄り付きと後場寄りでカタルは株を買います。
意欲ある未来を信じる読者が居られるなら、ともに行動をしましょう。あくまで参加は自由なのです。別にカタルの意見に反対なら、株を売れば良いのですが…しかし、この株は「貸借株」ではなく…一般の方は「空売り」が出来ません。証券会社により1日限りの空売りが出来る所もあるようですが…そんなものは問題になりません。
良いですか…僕ら自身が「未来」を決めるのです。
自分がどう思うか? ここが大切です。
儲けようとする心は、誰にでもありますが、そんな「邪推な考え方」ではありません。株式投資と言うのは、未来を決めるゲームのようなものです。自分が信じる道を歩み、正しければ…その成果として「報酬」を受け取ることが出来ます。その報酬はあくまで副産物です。こんなものは、最後は、みんな社会に還元です。おこぼれで豊かな生活を得て、後は「社会貢献」です。
そうして…楽しく、パッパラパーと、この世と「おさらば」です。
金なんか…なかなか使えませんよ。株式投資の原理原則を、確り理解するなら…カタルのような年齢になるときは、既に「使い切れないお金」の量でしょう。残念ながら、カタルは「不幸な歴史」に生まれました。散々…に苦労をして、ようやく安倍政権の誕生です。
やっと僕らの時代に変化をしたのです。「野村証券」(8604)を買うだけで…良いのですよ。上手に「立ち回ろう」と思わずに…名目経済成長の時代は「資産投資」の時代なのです。
やはり…「晴海フラッグ」事件は、フロックなのでしょう。まだ始まったばかりですからね。「グッドコム」(3475)は、在庫が「捌けない」…決算でしたが、仕掛け筋は、手を入れていますが、株価はそれに応えています。まだ分かりませんが…カタルの注目株である事は事実です。
でも果たして「売れる」のか、どうか…「木場」にも在庫があったので、カタルにお金があるなら「一棟」買いです。
「NTT」(9432)は、下値圏を割れましたが…常識で「物事」を考えましょう。過去、日銀様が自ら…危険資産の株式の塊のETF投資をしたことなどありません。
それ程…ベースマネーを「撒き続けた」のです。こんな国は他に、過去の歴史上はありません。日本だけの「極端な清貧思想」だったのです。ようやく…夜明けの段階です。黎明期なのですよ。黙って「NTT」だけを、買い続ける世界でしょう。もう、馬鹿な日経新聞など観なくてもネットで充分です。
たぶん時間軸は、あと3年程度は「続ける」のでしょうが、何れ、「卒業式」を迎えられると思っているカタルです。だから…このサイトは消えます。まぁ、今はノンビリ、やりましょう。それでは…また明日。
本日は、ようやく後場寄りも400株を買えます。本日も安いなら、明日は600株ずつに格上げです。またね。お金は、無限ですが、株は有限です。手元に株がないものは売れないのです。ハハハ…。