多くの日本人は、「自分自身」で決断をすることが、出来ないような教育を受けてきました。日本の学校教育は「貧困」です。カタルは、「大阪チタン」(5726)の失敗から、米国株の観察時間を増やして…1年ほどでしょうか?
基本的に、「報道の作り方」を観ると…その多くは海外バージョンの「日本版」です。海外のメディアが報道する「追随記事」と言っても…過言ではありません。
日本人の行動パターンは「立憲民主」の人間と同じです。まぁ、消えゆく(消えた?)社会党と、同じですね。まだ共産党の方が、筋は通っているように思います。最近は「維新の会」かな? 国民民主党も、多少は「色」があるようです。政治には、疎い…カタルです。
兎に角、カタルには「理解できない種族」が居ます。
なんでも反対で…「他人批判」に終始するのです。昔は、写真雑誌の「フライディー」かな? 今は、「週刊文春」でしょうか? 何故、他人の行動が、そんなに気になるのでしょう。小手川君の成功が、「貧困な投資」を広めたように思います。先日、「クオンツ運用」の帝王のジェームズ・シモンズが、86歳で亡くなりました。彼は、あの有名な「ルネサンス・テクノロジーズ」の創業者です。
兎に角、この「クオンツ」運用と言う仕組みは、良く知りませんが…目先の需給バランスを利用する「アルゴリズム投資」と呼ばれる手法なのでしょう。
近年、板を観ていると分かります。瞬時に、「板状の気配値」が変化をします。何しろ…ある行動が観られると…その動きに追随して、「儲けよう」とする「プログラミング」された自動発注です。このサイトの言葉を引用すると…
「この手法の効果は、前述したメダリオン・ファンドの卓越した実績にも明らかです。数学とテクノロジーの力を駆使することで、ルネッサンス・テクノロジーズはトレーディングのアプローチを一新し、適切な道具と専門的な知識を持つことで、もっとも不確実な市場環境でもコントロールすることができると証明しています。」となっています。
まぁ流動性を高めますから、カタルは一概に反対をする立場ではありませんが、本来の投資の概念から観ると…「成果」だけを求めた…「小手先の手法」に見えます。経営のやり方も様々です。松下幸之助の「水道哲学」を、真似たのが中国のEV市場なのです。米国はこの「過剰生産体制」を批判しています。そうして…関税で対抗します。中国は、確かにフェアではありません。国家を挙げて「他人が開発」した技術を盗み…それを利用します。国家規模で補助金を交付して、国家を挙げて…正当な競争をしていません。場合によると、勝手に制限を加えます。
アリババのジャック・マーは今年59歳だそうですが、習近平氏に迫害されています。
「共同冨裕」と言う…「共に豊かになる」と言う精神ですが…規模の量産化で、他国を圧倒します。今では、すっかり世界一の自動車大国になっており、たぶん「トヨタ」も太刀打ちできないのでしょう。
最近、好調の筈のHV市場でも、「ホンダ」は撤退に追い込まれました。ホンダは早くから中国市場に魅了された先駆者です。でも今の状況は、負け組に転落です。中国の「CATL」は桁違いです。韓国の「LG Energy Solution」のシェアは14%だそうですが、「CATL」は34%を超えるのでしょう。2位の「BYD」でも16%です。「テスラ」に供給する日本の「パナソニック」は8%に過ぎないのです。太陽電池もドローンも同じです。
米国は中国依存度を、どんどん…減らしています。
近年、EUも米国寄りの主張をしていますが、あの規模で、あの手この手で…支配力を高めようとしていますから、「ドイツ」や「フランス」は。建前と本音は違います。ここまで…放置したのは「オバマ政権」の時代でしょう。日本の空洞化現象も、中国を大きく助けましたね。
鄧小平の時代は良かったのですが、今は、すっかり…基本的な考え方が違います。故に、多くの中国の金持ちは、日本に逃避したり…海外に散らばっています。この影響も「見過ごせない」のでしょう。近年の日本は、名目値が高くなっており…実質値を大きく超えています。
統計数字の背景に、流れる「時代認識」をするのが、「カタルの投資」の手法の一つの「時代投資」です。
例えばカタルは、この日経報道を観て…日本株高は「必然の結果」と思っています。
でも一般読者は、同じ記事を読んでも、普段から「知識の蓄積」がないから…なかなか「隠れた意図」の背景を、理解できません。カタルは、何度も、何度も…年金生活者から働く若者に「所得の移転」が進む…と述べています。
最近は、「私立高校」まで授業料は、無償化かな? でもカタルの娘はロンドンから、シンガポールに移りましたが、孫のインターナショナル校の授業料は300万円程度らしいですね。でも息子は、東京に住んでおり、たぶん…無料でしょう。
これは一概に、比較できません。米国の所得は、確かに高いのです。大谷君だけでないのです。たぶん…一流と言うか、上位の年収は既に2000万円を超えるのではないでしょうか? 逆にアマゾンなどに働く一般の労働者は大変です。
最近はマックが「5ドルセット」を発売するとか…。まだ試験の段階らしいのですが、そのような需要があるのでしょう。日本は基本的に生活保護制度があり、日本国民である以上、最低限の生活が保障されています。「和を以て貴しとなす」と言う村社会論です。
でも米国では健康保険制度はありますが、日本の様ではありません。その代わり…中国の共同冨裕のような…共産党的な考え方を、日本は国民に強いるのです。「贅沢は敵」、金持ちから税金を取ると言う「時代錯誤のスローガン」が生まれる…背景も持っています。
でも自分が実際に。年収1億円程度になってみると分かります。毎月…300万円程度の税金を納めます。所得税、住民税、予定納税です。でも年収が10億円を超えるなら、それでも別の話でしょうが、基本的に社会の秩序を乱すから…「別次元」で叩かれます。故に日産自動車のゴーンは、叩かれたのでしょう。
カタルはリクルートの江副さんも、ライブドアの堀江さんも似たケースだろうと思っています。何故、安倍派閥が、今回、政治資金問題で叩かれたのか? その背景を考えると…「過去の攻防」が思い出されます。「森・加計」問題も、「桜を見る会」も似た案件です。だから安倍さんは、黒川人事に拘ったのでしょう。カタルのような「市場原理」主義者には、住みにくいとも言えます。
日本国民は、簡単にメディアの誘導に引っ掛かります。その背景に、流れる時代の流れとの関連性を観ようとしません。しかし人間の行動と言うのは、過去の蓄積から、爆発をします。我慢に、我慢を重ね…どうしようもないと「犯罪」に走ります。
カタルは良く…「34年間の怨念」とか…「肥沃な大地」の話をします。此方の報道は、此処から日本が変わる…その一環を伝えています。
だから資産投資の雄である「野村証券」株に、「拘り」を持っています。PERの概念を皆さんは、あまり知りません。「複利運用」の意味を知らないのです。ハッキリ言って…あの豊田グループの総帥の「トヨタ自動織機」(6201)の行動変化を観ると分かります。IRページは此方です。
冒頭にリンクしたファンドに、高い手数料を払っても…「1988年にメダリオン・ファンドへ1ドル投資していた場合、2021年までには手数料を引いた上で約42,000ドルに増加しています。この結果は、S&P500を凌ぐばかりか、ウォーレン・バフェットのバークシャー・ハサウェイをも超えています。」と報道されています。これが…現実です。
一所懸命に汗水を流して…労働した対価から得る金額と、資産運用の差です。
馬鹿は、この意味を知りません。カタルが、何度も、何度も…「ジェイドG」の素晴らしさを説いても…たった目先の綾で、ワイワイ言うのが…日本人の教育レベルです。
ヤフーの掲示板を観ると野村証券に「騙されて損をした」とか…書いてあります。確かに…バブル崩壊の時期、山一証券の東京駅前の支店かな? 本社かな? そこに、老婆が毎日座って「金を返せ!」と訴えていました。でも…自分が選択をしたのでしょう。その結果、損をしたとしても、自分が悪いのです。そもそも…セールスが勧誘する段階で、「上手い話」は「裏がある」と思うのが普通です。
「仕組み債」などは、その事例の一つです。
でも金融庁は、「過剰な規制」をします。仕組債のトラブルが多いのでしょう。日本には個別株のオプション取引もありません。でも米国は違います。今では、過剰な行使時間が限られる「博打」(一日限定のオプション)が横行しています。その代わり…当たれば、何十倍にもなります。あっという間に…競馬の「万馬券」なんてもんじゃ…ないのです。
投資する種族は、様々です。
自分が、どんな人間か…「己を知ること」が大切です。カタルは今回、初めて…期の途中で、資金を引き揚げています。今回は400万円を、既に株式運用からお金を引き上げました。これまでの8年間で500万円しか引き上げてないのです。
でも流石に…今回は、「決算期のトラウマ」を抱えていました。
「川船」の選択は、正しかったのです。しかし「時間軸の間違い」です。でも本来なら…あのタイミングで、もっと大きな相場になってよかったはずです。でも…「34年間の怨念」です。市場参加者は、未だに「貧困」なのです。だから肥沃な大地と呼んでいます。
カタルが今回、「会員レポート」で紹介をしたS君は、何故、こんな株価なのでしょう。
この「売り気配」の理由は、今期の数字が、こう…変化したからです。でも考えてください。時価総額は69億円ですが。四季報では、現金を112億円も持っているのです。借金は、たった2千万円です。自己資本比率は89%ですから…間違いないのでしょう。
40%も「ディスカウント」された株価ですよ。仮に…本当に買収できるなら「濡れ手で粟」でしょう。カタルは、たった1000株だけですが、435円で株を「実験目的」で買ってみました。世の中には、こんな話が「現実」にあるのです。
最近、発見した株も「濡れ手で粟」の口でしょう。
次回の会員レポートで書く予定です。カタルの基本姿勢は「ハイリスク・ハイリターン」の選択なのです。β値の高い株が好みです。でも読者の皆さんは、何度も、何度も伝えていますが、「馬の耳に念仏」です。バブル崩壊後…山一証券の前で「座り込みをした老婆」の人種が、如何に…日本人には多いのでしょう。
基本的に「時価総額」の大きな会社…つまり1兆円以上のクラスなら、一般評価の株価になっているでしょう。しかし今の日本株は「相手の資産」を担保して「LBO」をできる企業はいくらでもあります。既に、消えた「大正製薬」のMBOは「相続税」対策だそうです。
PERの概念を持つ人間か…メディアのマジックに踊るのか?
22日に注目を集める「エヌビディア」(NVDA)のPERを観たことがありますか? 現状は51倍ですが、来期予想では36倍に下がります。これが四季報数字です。でも…アメリカン・ヤフーの表示は、77倍になっています。こんなに違うものかな? 後で時間を観て調べてみるかどうか…。
カタルは日経新聞のデータを疑って…出来るだけ自分で調べようとします。
この理由は同じグラフでも期間の長いものは、別の意味を持ちます。縦横の比率を変えるだけで受ける印象が大きく変わるのです。日経新聞の報道を元に…近年のニセコ地区の「異国化」、そうして都心の高級マンションの高騰など…時代背景を考えれば…野村証券株が、上がり続けるのは、どんな馬鹿でも分かります。
カタルは同じ理由で「Jトラスト」を、再び、買っています。421円だったかな? そうして…400円でも1000株ずつ株を買いました。寄り前から395円も指値を入れていたのですが、395円は買えませんでした。
でも馬鹿は、目先、株価が下がったと言って騒ぎます。仮に700円でも良いのですが…その株価で買ったなら、今の株価は400円で「同じ株」がまた買えます。何故、安くなった株を、また買わないのでしょう。良いですが、「名目値」と「実質値」の意味を、理解しない馬鹿が…株価が下がったと言って、ワイワイ…騒ぎます。
カタルは「アルケゴス」の時も500円を割れた「野村証券」を買って置けば良いと述べています。その内、株価は騰がるのです。昨日は、安全パイの配当利回り投資の「新日鉄」も何れ…純資産価値を回復する時が来ると述べています。だから…堅い投資を望む人は、新日鉄だけ投資対象に選んでも良いのです。
自分が、どのリスクを取って、相場に臨んでいるか?
まるで小学生でも分かる判断が、出来ない人間が日本人なのです。東大を出たエリート官僚が、間違った政策を長く実施しました。この「清貧思想の実験」が正しかったですか? 共同冨裕の「中国」と同じです。古くは、「ソビエト」の失敗です。どうしても…貧富の差は生じるのです。だって同じ仕事をさせても…1時間で達成できる奴と一生かかっても、出来ない奴が居るのです。それが現実です。
カタルは実践をしたのです。実際に税務署に追われて特別査察官かな? 兎に角、追徴課税をされて、サラ金からお金を800万円借りて…足りない税金を納めたのです。これは事実ですよ。銀座で飲んだ交際費は認められませんでした。でも人により…経費に認められます。フェアではありません。
日本の国の仕組みを、実体験しているのです。「国民金融公庫」だったかな? 新川に支店があるのですが、年収が120万円の時に「学資ローン」を申し込んで、はねられ…今度は1億円を超えた時に、税務署に追徴され金がないから、また学資ローンを申し込んだから、今度は「年収が多いから、貸せない」と言われました。確か…上限は2000万円だったかな?
これが日本国の実態です。
カタルのような上下の激しい業種の人間は、日本では落伍者なのです。でも市場原理は過酷です。冒頭に紹介したように…自分がしっかり勉強するなら…年率の運用が30%を超えるのです。この数字がどれだけすごいか? その意味を理解しない馬鹿が大勢います。
ジェイドGの田中君は27.3%なのですよ。だから当然、正しいPER評価は40倍を超えるのです。でも…今の日本市場は「貧困な市場」なのです。それは「黎明期」だから…です。S君のような「バカ株価」が、現実に存在します。でもその価値を理解できる奴が、世の中に居ませんね。これが哀しい現実です。
お金って…怖いのです。人間の気持ちを大きく変えます。
先日、那須で夫婦が殺害されました。娘の内縁の夫が犯人かも知れません。殺されたら…お金は使えません。だから自分が「使える程度のお金」があれば…それで十分です。でも実際にカタルは、「京都暮らし」をしようと思ったら…保証会社に撥ねられたのが現実です。カタルは2年分の家賃を「先払いする」と言っても、駄目なのです。日本って…本当に面白い国です。また…明日。