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幾つかニュースを見ていて「気づいた点」があります。先ずは、イタリアの銀行の問題行だった「ウニクレディト」の最近は高成績で…株価もずいぶん上がったのですね。イタリア、スペインなどはEUの問題国でしたが、近年は経済状況が改善をしているようです。


「ウニクレディト」の 株価推移

そうしてもう一つが「エヌビディア」関連の話ですが、基本的に頭一つ抜けて、大きく上昇している「SKハイニックス」の「広帯域幅メモリー」(HBM)半導体が足りずに、AIの半導体も生産が思うように…進まないそうです。「サムソン」もやっています。

「SKハイニックス」の日足推移

その株価を観て置きましょう。

日経新聞より

相場観を育てる「予備知識」は広く持つ…必要があるのです。「キオクシア」の苦戦が続き、何故、新規分野の開拓が進まないのでしょう。同時に、日本株にはやはり…「新NISA」資金が流入しているようで…4月は推計で3554億円の株式ファンドが売れたそうです。株価が下がっても、日本国民の資金移動が続くのでしょう。

更に、この株高を支えたのは「CTA」(Commodity Trading Advisor=商品投資顧問業者)の存在だと言います。

彼らは、先物を利用して…短期間で大きく相場を張りますから、「値動き」も大きくなります。大概は、「目先の売りもの」が消化されると…株価は、その初期波動を継続するものです。良く…相場の「出初め」を売り、その後、株価が高騰するケースを経験しています。

最近では「ニデック」(6594)が良く頑張りました。

「ニデック」(6594) の日足推移

まさか、この全体安の中で…7000円台に入るとは、誰も想像をしてないでしょう。今度は「押し目買い」です。このケースは「二度目の200日線割れ」からの買い場でした。しかし、まだ200日線は下降波動を続けていますから…一気に買わずに、丹念に分散して「下値を探る」ことになります。

このような基本的なチャートの観方も、把握せずに…相場で儲かると思う人は大馬鹿です。

チャート論も奥が深く…常に「確率」の問題になります。どの選択肢も「そう」なのです。自分の観方を「過信する」馬鹿が、株式投資で失敗をします。カタルは、故に「ブツブツ投資」を基本にして…しかも200日線との「乖離度合い」や「傾き」の話を、何度も…しています。

事前に「ご注意」を申し上げているから、あとは本人の「自覚の問題」です。勝手に、カタルレポートを解釈するのは勝手ですが…あくまで自分の「選択肢と行動」なのです。世の中は幅広い考え方が、存在します。メディアの言う「偏った見方」が正しいとは言えませんし…「道理が通らない」現実は、数多く存在します。

最後は…腕力には敵いません。

本日は、昨日に買えなかった…「野村証券」(8604)を900円で、もう5000株を追加しました。これで25000株です。だんだん「元の水準」に戻って来ます。

この理由は「まさかの一段下げ」に対応するために「信用の枠」を余分に空けて置いたのですが…どうも「ジェイドG」(3558)の「まさかの一段下げ」は、なさそうに見えてきました。

逆に仕手株に、よくみられる「初期波動」からの最初の「大幅な押し場面」からの「大幅反発」もあり得ます。一気に「高値を奪回して」…一気に、「大幅高の道」です。実はよくあるケースです。所詮、先ほどの話と同じように、こんな小さな…「小型現物株」の基本は、「オモチャ」なのです。「野村証券」とは、その規模が違います。

この銘柄は、「未来の可能性」を秘めていますから、今の確率は低いと思いますが、「あり得る」のです。今度、株価が上昇して行く過程で「玉を集めながら」、大相場に育てるケースです。

4180円を付けに行く過程のジェイドGの日足

短期間で1万円相場の可能性も否定できないのです。まぁ、それにしても…かなり押したので、通常は「あり得ない」とは思っていますが、株って、分からないものです。過去、ジェイドGは、良くそのような形を演出しています。

昔の仕手株で「大阪チタン」(5726)は200日線を割れてから…来ています。


仕手株「大阪チタン」(5726)の過去の相場

最近では「川船」(9107)の…あの時も「下げ」がきつかったですネ。通常は時間を掛けないと…高値奪回はないとは思っています。だから「3年間の我慢」を述べています。しかし小型の現物株ですからね。ないと…完全否定は出来ません。

過去の「川船」(9107)の 日足推移

株と言うのは「恐い」と、言うか…、本当に分からないものです。通常は200日線を大きく割れることはないのですが…だからカタルは「まさかの一段下げ」も準備をして「現引き体制」を整えたのです。

皆さんは、経験が余りないでしょうから、慎重を期して、損が消えた段階で、自分が高値で買った株、2800円でも良いのですが、それを全部、現物株に変えましょう。「現引き」出来なければ「過剰な投資だった」自分の行動を反省して、シクシクと…妥協できる株価で処分を急ぐべきです。

通常の証券マンは、例え「薄利でも」利食いなら…売りを勧めます。要するに…その人の「力量次第」で、その対応が変わります。

この1536円の株価なら、今回の下げで株を買った人は、たぶん「平均買値」のラインでしょう。故に儲けることは考えず…先ずは「自分の適正値」まで、「玉の整理」を急ぐべきです。

カタルのように…既に「現引き体制」を整えて…尚、余裕があるなら…買い増しを考えても…良いのでしょう。投資戦略は、基本的に「ケース・バイ・ケース」で、投資家の「力量」により、戦略は変わります。

株式投資の基本は、「無理をしない」投資です。

カタルは京都に行った時に追証になり…まさかこんな下げをするとは、全く思っていませんから、準備が出来ませんでした。仕方なく…かみさんが持っているキャッシュカードを借りて、送金をしたのです。また、かみさんからの借金です。

既に、そのお金は返済をしています。ようやく…2週間が経過し、そろそろ警戒感を解いても良い時期です。今週中、様子を見て…一段下げがなければ大丈夫でしょう。逆に「ピンチ」が「チャンス」になる可能性さえ…あります。

何しろ…外部要因は「急速に改善」をしています。まぁ「野村証券」(8604)だけで充分でしょう。本日は900円割れで、株が買えますからね。4桁で株を売ることが出来るのですから、今が「買い場」でしょう。

さて…何故、「ジェイドG」の株価が上がると思っているか?

その話が「此方」でもあります。この報道を読んで、自分に予備知識があるなら…直ぐにピンときます。そうして本日かな? 「トヨタ」(7203)の決算だそうです。事前予想は4兆5000億円程度の数字を観ました。

一方、川崎汽船は1047億円の利益だそうですが、145円の一株利益の内、85円の配当をして…尚且つ1000億円の自社株買いだそうです。まさか…トヨタの自社株買いが1000億円の筈がないですね。配当性向と自社株買いを合わせた「総還元性向」は30%が、最低のノルマでしょう。通常は50%の筈です。

此処で米国の此方の報道を観てください。

別にアップルだけが特別17兆円の自社株価をするのではなく…米国企業は、ちゃんと株主に「自社株買い」で報いています。基本は「総還元性向」が100%を超えているのです。だから「アセット・バリュー・インベスターズ」(AVI)が「豊田自動織機」(6201)に「アイチコーポレーション」(6345)問題で、噛みついています。この主張は正論です。

ここで…近年は「セブン&アイHD」(3382)が、「西武百貨店」を売却した話を想い出しましょう。最近は、スーパー部門も「分離する方向性」に、経営の舵を切りました。「物を言う株主」は、基本的には正論なのです。

続々…と「新規の世界中」のファンドがやって来ます。新発田参事官の発言は「グローバル論理」で…「正論」なのです。しかし…トヨタの態度は「村社会」論理で、日本だけでしか通用しません。果たして、どんな株主還元になり、それをメディアは、どう「書く」のでしょう。

日経新聞の資質が分かります。NHKの基準が分かります。

僕らは「厳しい見方」をするべきなのです。何故、この「AVI」が「ジェイドG」の株を買い増しして、田中君に厳しい要求をしているか? 

ジェイドGは「営業キャッシュ」の全てを…株主に還元しているのですよ。市場が正当な経営を、正しく評価する番でしょう。自分勝手な村社会論を振り撒くなら…「トヨタ」なんか…MBOで上場廃止にすべきです。

上場企業は、厳しい競争の中で…17兆円も自社株買いをするのです。しかもアップルだって「AI投資」に金が、掛かるのです。トヨタだけが「特別な訳」ではありません。「ジィエドG」は、金繰りが厳しい中でも…自社株買いをしています。

このような繋がりが、見える奴が、株式投資で成功をするのでしょう。その他大勢は負け組です。正しい投資行動をとりましょう。

果たして…トヨタの還元率が、どの程度なのでしょう。そうして報道機関がどんな報道をするか…本日から明日の楽しみの一つです。新発田参事官の「インタビューの価値」を知らないと…駄目なのです。まぁ本日はこの辺りで「お終い」にしましょう。

決して無理をせず…ノンビリ投資が一番です。ですが…今は、積極的になるべきタイミングです。本日、株価が下げている野村証券を丹念に買うなら…その行動が活きるのでしょう。それでは…また明日。



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