市場は「パラダイム・シフト」と言うイメージです。トランプ政権の誕生で、これまでの概念が大きく変化しています。その為に「時代に合わせた」市場展開への「再構築」が進んでいます。
ところが…人間には哀しい性があり、「自説」は正しい…との思い込みがあります。まぁ、カタルの「ジェイドG」(3558)への「思い入れ」のようなものでしょう。カタルは、今でもPSRは1倍(1741円)が妥当で、場合によれば…2倍程度(3482円)まで、株価は「急伸する」と思っています。今は調整の終局場面なのでしょう。
都合よく…僕らは、この事例を観察していますから、その「変化」を今年は味わえます。きっと、皆さまの「相場観」も大きく変わる事でしょう。
「パラダイム」の話でした。この既存の「枠組み」の一例は、「マイノリティー」(少数派)への配慮などですが、今では黒人も有色人種も多く、この「マイノリティー」の意識は、最近は性的な「LGBT」などへの配慮を言うケースも多いようです。
でもトランプは「白人至上主義」の感覚です。「ESG」投資なども否定します。一部には第一次世界大戦時代を連想し…最近はビリー・ホリディ―の「奇妙な果実」の唄の話を、よく目にします。
NHKでも特集をして居ました。「映像の世紀バタフライエフェクト 奇妙な果実 怒りと悲しみのバトン」まだ見られます。14日まで…視聴が可能のようです。NHK+です。
カタルは反対ですが、市場の流れを観ると…明らかに、この体制を「構築」している最中です。米国は、「覇権大国」から「普通の国」に変化するのです。
この時代を表現する「レポート」として…米財務長官、経済は「デトックス期間」に-トランプ・コール指摘と言う報道は、上手い言い方です。
「デトックス」だって…バイデン政権などの民主党時代に溜まった「体内の有害物質や老廃物」を排出するという意味なのでしょう。だから「パラダイム・シフト」なのです。でも日本のメディアは、ウクライナのゼレンスキー同様に…トランプ政権は「間違っている」という認識で発信をしています。
しかし…世の中は「現実的な対応」も必要です。だからEUは「米国離脱後の世界、欧州は準備し始めた-NATO元司令官」と言う発言が出て来ます。
この話と、日本の「構造改革」も…同じ「次元」なのです。
だから今回は、此方…を指摘します。「DIC」(4631)の川村記念美術館の話です。オアシスの主張はある意味で、もっともです。
昨日、紹介した花王の社外取締役推薦の話もそうです。カタルは「花王」は彼らの主張を入れて、社会取締役にマックのサラ・カサノバさんを起用しても、良いように思っています。まぁ全部を入れなくても…一部、意見を取り入れる方策もアリなのでしょう。オアシスの意見も分かります。
この辺り、意見が割れます。「セブン&アイHD」(3382)の時も、井坂さんの経営改革のスピードでも容認されるかもしれないと考えていました。まぁ「野村証券」(8604)の奥田さんの「経営スピード」が、容認される日本だからです。しかし金利は1.5%台に上がり…どんどん日本は「進化」のスピードが、問われます。
だからM&Aを多用して成長を遂げている「ジェイドG」の28.6%成長が市場の信認を得られないのは「間違っている」と思っています。

不思議なのは…今回の西友のM&Aです。「トライアルホールディングス」(141A)を買うべきか、どうか…迷います。
同時に、たぶん…メインは「みずほ銀行」(8411)だろうと思いますが…「巨額の融資」をして…採算に合うのかどうか、「早急な結論」を出さねばなりません。このディスカウントストアの進化度合いは注目されますよ。
ひょっとすれば…「大化け」の可能性がないとは言えません。ただ金利は名目時代が定着するなら、ドンドン…上がりますから、その金利負担に耐ええる業績の向上が求められます。この「スーパーセンター」と言うのかな? 関東では「馴染み」がありませんが…九州地盤のディスカウント店です。
もともと…九州はアジア圏の成長を取り入れて、「成長度合い」が高い地区です。此方の記事を観ましょう。今回も「TSMC」の参入です。日本では、九州地区が、早くに…「名目成長時代」に突入しています。このケースが、これから日本全体に広がります。

だから、すでにROE経営に邁進している「デンソー」(6902)の株価は大きく上がるのですよ。確かに目先は、トランプ関税の影響(デットクス期間)があり、しばらく…株価は、もたつくのでしょうが、たぶん今年後半からは、株価は上昇波動に入ると思っています。

読者のみなさんの「目先時間」とは、少し価値が違います。でもこの「時間軸の把握」は難しいのです。故に、株価面で先行してる「エムスリー」(2413)の株価推移を観れば分かります。このような繋がりを、イチイチ…説明すると膨大な資料を読まないとなりません。
例えばデンソーは此方です。この提携先の「キャディ株式会社」は、最近できた会社のようです。浅草橋だったかな? 2017年の立ち上げです。この話と…「NVIDIA・Walmart幹部が語る、小売りAI活用の先進事例」と言う報道は、密接に結びつき…先ほどの「トライアルホールディングス」(141A)とも、時代が繋がるのです。
まぁ「ヒント」を差し上げましたから…あとは自分の頭で考えて、関心のある人は、自分でネット検索をして「自分の想像」を膨らませると良いですね。
何故、カタルが「パラダイム・シフト」の話と、日本の構造改革である「ROE経営」の話をして…「ジェイドG」を推奨しているか? 全ての「市場の整合性」が一連の「時代の流れ」を示しているのです。
だからカタルは「時代投資」だと述べています。自分自身に「考える力」がない…と理解できないでしょう。
ところが、日本人は、この教育をして居ません。最後は「教育論」と述べて膨大な時間を要するから…早く時間を、日本独自の「成田時間」ではなく…グローバルに合わせないと駄目なのです。

あまり早過ぎて…株を買っても、市場が付いて…来れません。「日本製鉄」(5401)の株価は「最近」は強いのです。皆さんは、このように…「指摘されない」と気付かないでしょう。

何故、「商船三井」(9104)が、上げ続けているか?
まぁ、両社とも高額配当付きですから当たり前ですが… 本当に名目成長時代が「定着している」なら、間違いなく、あの時(2年前)一気に、商船三井の株価は今の株価まで到達しています。しかし日本全体の時間軸が「成田時間」に成り下がっているのです。
日経新聞やNHKが駄目なのです。もともと…メディアの人達の資質が、大きく劣化しています。目先の視聴率争いに、明け暮れて「吉本興業」などを多用した結果、日本人は狂い始めています。それを咎めているのは、東芝の買収事件であり、今回の「セブン&アイHD」(3382)なのです。まもなく「日産」(7201)の舞台も幕を開けます。
良いですか…。僕らは、いずれ…市場をリードする「集団」になれます。まぁその頃は、カタルは「卒業式」を迎えられるでしょう。世の中には…ちゃんと論理的な所に、お金を流す役目があります。正しいセクターにお金を流せば…やがて共に「豊かな世界へ」旅立てるのです。
ようやく…日本製鉄もトヨタも変化の道を歩んでいます。この時代を確り、理解して、僕らは理論武装をして、相場に臨むのですね。互いに豊かな道を、切磋琢磨して競争するのが「市場原理」です。また…明日。
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