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かたる:果たして…日経平均株価に採用されると…どの程度の影響があるのかどうか。今回の入れ替えは、日東紡と平和不動産を外し、長谷工とDeNAを入れたのですが…この平和不動産は指標銘柄として、ボロと言う愛称で長く兜町で注目されてきました。あまりに流通量が多く、株券がボロボロになっていた事から付けられた愛称と言われています。開戦にあたり、先ずはボロを買い上げ、戦争の狼煙を上げたとか…。いろんな噂をカタルは現役当時、先輩から聞きました。所謂、市場の仕手株的な存在だったわけです。

本来、株価価値は日経平均株価に採用されようが、採用されまいが、変わらない筈です。それにも拘らず、今回の日東紡などは、かなり大きく売り込まれました。そのチャートをご覧ください。そんなに業績が悪化したと言う訳ではなさそうです。むしろ最近の四半期決算は増額修正を発表していたほどです。このような事例を見ると…やはり人気と言うのは大切なのですね。でも日東紡のケースは少し下げ過ぎに感じますね。何れ、時間の経過で株価は水準訂正をするのでしょう。何故、関心を持ったかと言えば、9月30日に異常な出来高を形成したのですね。350-368-344-357となっており、出来高は31474千株でした。

日東紡の日足推移
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日東紡の日足推移

カタルは、システマチックリスクの話を、この所、時々しています。株価形成に於いて個別株の企業業績は非常に大切ですが、それ以上に全体株の動向も大切です。この全体が下げる方向の中で、上がるのは非常に大変なのです。カタルは8月25日から9月29日の悲観の中で、新しい強気相場が生まれたと思っています。その中で主役になる株は、必ず、全体安の中で動いた株が、次の主役に選択されます。この確率はかなり高く、これだけ覚えておけば、生涯にわたり、かなり大きな利益を株式投資で得ることが出来ます。あとはアノマリーですね。今回のように夏は弱く、大概は10月から11月は買い場になり、翌年の春まで株価上昇が続くケースが多いのです。このような経験則を知っているかどうか…これだけ知っているだけでも、大きな成果を得ることが出来ます。

昨日は信用創造の話をしました。安倍政権は今回の官民対話でブラックロックのリチャード・クシェル最高商品責任者(CPO)を招聘し、日本企業にとって、如何に設備投資や研究開発が大切か…、その投資視点からみた説明会を設けたとか…と伝わっています。歴代の政権にない投資家サイドの視点を、政策に取り入れている訳です。このような動きが、本日報道されているように…ノルウェイ年金が東京で、オフィスビル開発に資金投下する記事に繋がります。当然、ケネディクスは、既に1兆円以上の投資をしており、この恩恵を受けます。何も、年金資金はノルウェイだけではありません。世界中のお金が東京に集まります。政策により、資金の流れは変わるのです。お金と実態景気は鏡の関係なのです。

だから市場経済に於いて、市場の動向に配慮して政策運営をする事を「市場原理主義」と言います。今回のFRBの行動は、急落する市場に配慮した行動です。イエレン女史は講演であれほど、自信を持って自説を展開していました。しかしサマーズ時間が、雇用統計で確認されたことにより、消費者物価の動向も重要な要素になって来ました。NY市場の様変わりの展開は、外人売りを止めました。むしろ買っていましたね。一方、個人は株価が戻ったことで、買い過ぎた分を売っているのでしょう。でも先ほどのアノマリーからすれば…今は売り場ではなく、買い場の筈です。市場には依然として、中国不安など…様々な不安材料が入り乱れています。つまり相場は「悲観の中で生まれ、懐疑の中で育っている」訳です。

今日は、サラ金株が賑わっていましたね。一方、自動走行車の方は揉み合いのようです。大阪チタンなども高いですね。先日の3000円割れは買えず…残念でした。でもある程度は買っていますからね。設備投資と言えば…先日、打診買いした日阪製作は、全く蚊帳の外、クラウドワークスも、JTECもそうですね。カタル銘柄で、少し戻ったのは007やケネディクスにVテクかな? 最近、注目している自走車関連のパイオニア、クラリオン、JVCケンウッドなどにサラ金のアコム、アイフル、オリコなども市場で動いていますね。

アララ…市場動向の解説でもしようかと思ったら、何故か、株価ボードが切断され…珍しいですね。証券会社のシステム障害か、取引所か…あるいはカタルが使っている回線の問題か…仕方がありません。株価の動向を確認できません。さて東京は、今日も天気が良くお散歩日和です。これから出かけるかな? 今日は、あまり書くこともなく…こんな日もまたいいでしょう。それでは…また明日。



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