かたる:高速売買の影響度が、全体の5割を超えているとは…驚きの一言です。東証は、何らかの規制処置をすべきですね。手数料を上げるか、一日当たりの売買制限をするとか…。いくつかの手段があります。もともと株は、経済予測や企業業績を予測して、それを元に株を売り買いするのが、市場本来の姿の筈。ネット導入から値動きだけの短期売買が横行し、更に意味のない短期値鞘を稼ぐ、高速売買の弊害は大きいのでしょう。
もともと、主従関係が入れ替わるのは、どう考えても不自然です。小型現物株の理論値を超えた株価の存在は、多くの素人投資家を、株式投資の本来の姿から、間違った方向に導いています。これは買うから上がる…と云う、単純に値動きだけの結果、生まれた現象。最近は大型株も高速売買の影響を受け、不自然な値動きがあります。やはり規制すべきでしょう。通常、2割か3割なら妥協も出来ますが、5割を超えるのは…、明らかに、どうかしています。本来なら、確りした価値観を持った機関投資家が、値動きをコントロールする筈ですが、その機関投資家が素人集団ですからね。日本らしい現象です。
もともとカタルは、東証の経営姿勢にも、違和感を抱くケースが多く、理事長のモラルが問われます。代表事例は東芝やオリンパス、IHIなどの不正会計の処理の仕方。公募増資の在り方もそうですね。アンジェスMGが公募を取りやめたと言いますが、当たり前でしょう。もともと上場を許すべきだったのか…疑わしく思います。10年以上も赤字を続けています。ただ医薬品だからJTECと同じで…仕方ない面もあります。でも赤字企業の公募は論外ですね。
カタルは、この手の株に対しどちらかと言えば…応援派ですが、そのカタルだって不自然さを感じます、やるなら関係取引先に対する第三者割当でしょう。まぁ、あまり良く内容を知らないから、偉そうに言えません。でも市場は博打場ではないですからね。東芝などの公認会計士が、処分されないのも不自然です。何しろ村社会だから、自分達のグループだけが助かり、村八分の人間は、排除されるのでしょう。しかし市場は、やはり公の器なので、公明正大で公平であるべきですね。
さて先週の爆進とも思われる株価上昇から、再び警戒感が芽生えたようです。今日も大幅に安いですね。現在の日経平均株価は376円安です。やはり月曜日の日経の影響かな? まぁ、基本的に下値を固めるのは、このように上下を繰り返し、下値が割れない事で、安心感が生まれ、再び上昇に向けて、参加者が増える訳です。三菱UFJの株価は、日経平均株価と同じような動きですね。独自色は全くありません。この下値のボックスを抜くところが…分岐点なのでしょう。日本郵政の関係があるのかどうか…。
この1週間で市場をリードした株が、新しい狙いなのでしょうが、本来、相場が強いなら大型株を取り上げる筈ですが、材料株が主体なので、そんなに天井が高くないのかも知れませんね。それにしてもVテクは良く騰がりましたね。29日に買いを入れた株価が2960円の安値で入らず、昨日の高値は3960円です。なんと8連騰ですからね。仕掛け人が存在するのでしょうが…余程、内部事情を知っているのでしょうか? カタルは正直、200円の一株利益も疑っていましたが、意外に高成長があるのかも…なんて思うような値動きです。どうしようかな? この株ではずいぶん大儲けまで行かないが、儲けさせてもらいました。この下げの過程でも少し買い下がりました。その為に利益は少ないですが…マズマズです。残りは少なく、買うべきか? 売るべきか? 迷いますね。
仮に四季報数字が正しいとすれば、今期は200円なので、幾ら設備投資関連で大きく買えないと言っても、PER30倍程度の6000円程度までの株価は、容認されますね。仕掛け人の実力次第で、1万円もあり得ます。でもこれだけ上下に振られたのです。正直、買いづらいのです。もともと設備投資は、カタルは余り好きではありません。市況関連株みたいで、収益の変動が激しいのです。まぁ、自動車だって似たようなものですが…。面白いものです。
そう言えば、中国の自動車販売は、どうにか、プラスだとか…。日本車は比較的、健闘しています。ただ中国の心配は、元の引き下げが、もう一度程度、起こる可能性が否定できないようですね。相変わらず、資金の流出が続いている様な、報道が見られます。FRBは12地区の内、8地区が利上げに賛成との報道で…まさか10月はないでしょうが、12月説は、依然、存在しているようです。この辺りの影響を受け、市場は、材料仕手系の株が主軸と、みなされている訳です。
カタルは、昨日、パイオニアを一部、利食いしましたが…ようやく、玉が収まりつつあるようにも見えます。昨日の値動きは、その動きを示しています。ただ出来高が4千万株近くに膨らみ、暫くは、高水準で株価を保てるかどうか…。ここで慌てない方が、天井は高い筈です。パイオニアの下値ボックスの天井は452円ですね。理想論通りの値動きなるかどうかは、仕掛け人たちの実力次第ですね。あとは内容です。今日はチャート論を展開しますね。やはり、この下値ボックスを抜けると大きですね。最大1500円近くまであり得ることを、チャートは示している様にも感じます。
でも此処から…更に、苦しい筈です。リーマンショックから抜け出せないボックスの壁です。だからカタルは、もっとゆっくり、玉を集めても良いように感じます。まぁ、慌てないで相場を見ながら…判断すれば良いでしょう。企業業績は、カーナビの大画面化が背景にあり、シャープも活躍できそうに思います。この分野、以外に参入企業が多く、関連銘柄は多く存在します。カタル好みの株ですが、株価位置が高すぎるのですが…例えばアイサンテクノロジー(4667)などと言う株価も、先日のIRから急騰していますね。でもこの内容で、既に株価は2500円なので…、カタルにはとてもとても…手が出ません。ユビキタスやJTEC、それにクラウドワークスなどを持っていますからね。
むしろ割高だけれど…大阪チタンの方が株価位置から見て、買いやすいですね。通常はこのように…休むものです。この次は3度目の正直だから…上値の壁が抜けるかもしれません。現在休みを入れているアコムなどのサラ金株も、継続的に採り上げられる器でしょう。昨日、JTECは大きく上げたのですね。出来高が膨らんでいました。このようの動きが狼煙となりますから、下値を買っても良いように思います。実際、カタルも買っています。でもカタル君、予想以上にお金を入れたので、自分の力量から見て、現在は買い場と…思っても、お金を引き上げるまで、自重しようと思っています。でもスケベだからね。株価が買いたくて仕方がないのです。
読者の中で覚えている人が居るかどうか分かりませんが、カタルはラオックスを掲げた時に、同時に100円台で転がっていたKNTCT(9726)にも注目していました。昨日、ある資料を見たら…その株が、なんと大台を変えていました。280円前後になっているのですね。ビックリしましたね。良いな…と思った株が、いつの間にか、大きく水準を上げている事例を掲げると…キリがないのです。こんな事例が山とあり、お金がない悔しさが…痛いほど、身に沁みます。トホホ…何故、上がらんのじゃ。ケネディクスは…とぼやいている始末です。あまりボヤキが出ないうちに…今日は、お終いです。それでは…また明日。