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先ずは…「野村証券」でしょう。昨日の値動きは「変化」を感じさせるものです。ただまだ需給バランスはタイトになっていません。その理由は株価は上がりましたが…成り行きの売りが多いようです。マネーフローとボリュームフローの動向から、その事が分かります。

野村証券(8604)の株価データの推移

この所…明らかに「誰かが」株を買っています。その様子は株価データやチャートで分かります。先ずは株価データです。観方は色々ですが…マネーフローとボリュームフローは同じ意味で、金額と出来高の違いです。下から上値を買っている様子が分かります。(黒の数字)

11月30日に仕掛け筋が介入したのでしょう。VT指数面では、その前の10月30日に変化が見られます。この手の株は、規模が大きいですから…小型株のような動きにはなりません。しかし…昨日は「板上」でも…初めて、「バランス」が変わり「買い板」が「売り板」を上回りました。

野村証券(8604)の 日足推移

テクニカルの話ですから…そんなに勉強しても仕方ありません。この動きを裏付けるのが株価の動きを示すチャートです。その様子を観ると、この間の値動きは「下値を切り上げて」いることが分かります。皆さんは、「我慢」をしなくてはなりません。余裕があるなら、常に買い増しです。M&AやTOBが盛んになり、お金が動いています。

本日も「日本製鉄」(5401)のUSスチールの買収です。この動きは自然の摂理です。

米国の労働者は煩いですが…米国は「米中対立」を切っ掛けにして、基本的に製造業の国内回帰を模索しています。だからトヨタを始め…続々と「現地工場」の建設です。バイデンが始めたインフラ法案の影響を受け、EVだけではなく…基本的に公共システムの「再構築」が始まっています。故に、なかなか金利だけでは、雇用面のデータが鎮静化しません。

先日は「安川電機」(6506)が米国の設備投資に向けて…「投資を拡大させる」と伝わっています。株価が下げている「ニデック」(6594)の業績数字も、米国の好調さが窺えます。だから…「日本製鉄」の橋本さんが、車の現地生産化に対応するために…買収の道を選択したのでしょう。道理に合います。アルミのギガキャストだけでなく…薄板鋼板は重要でしょう。

つまり…「野村証券」の活躍機会は、どんどん…拡大をしています。

ようやく…日本の経営者は「内部留保の活用」に動き出している事例の一つです。皆さんの多くは、余り…に、幼稚な考え方です。昨日、BSの反町さんの「政治討論の番組」を観ていたら、「やめ検」の高井さんが登場しており、カタルの観測が正しいことが裏付けられました。

この番組では、「裏金」でも「キックバック」でもなく…「政策活動費」と表現していました。この表現の違いも、皆さんの多くは理解できないのでしょう。地検が何故、「アドバルーン」を上げて…世論を誘導しているか? ちゃんとした背景があるのです。リクルートもライブドアも解釈が難しい案件です。

「村社会」と言うのは、そもそも…「玉虫色」なのです。

どっちでも解釈できるような「仕組み」で出来ています。だから合理的な透明性のある法律にしようと言うのは「ROEの考え方」です。黒川人事で揉めた理由が分かります。でも最後に…彼は 仲間のメディアに刺されたのです。メディアの連中も、「いい加減な」人種です。孫悟空のようなものです。お釈迦様の手の上です。

相場も奥が深いのですが、たぶん…カタルは完全に脱皮したと思っています。それ程…今年の失敗は、価値があるものでした。もう直ぐ…卒業式でしょう。本日は日経新聞に「大阪チタン」(5726)の事が、書かれていました。此方です。

間違いなく…来年の「スター株」の一つでしょう。そうして本日も買っている「ジェイドG」は、寄り値では…高かったので買いを入れてなかったのですが、後で1880円、1860円を買って、慌てて1850円まで、買い指値を入れましたが、これは買えていません。

でも既に、一杯、持っていますからね。カタルにしては「分不相応の持ち高」でしょう。この「ジェイドG」を買うために、上がる「大阪チタン」の利食いを急ぎました。トホホ…です。まぁ…このような試練が、「相場の腰」を強くします。売りたい奴は、どーぞ…売りましょう。この株は、新興株の雄ですから…来年の花形銘柄でしょう。

カタルは2400円を抜けて…3000円、4000円と駆け抜けると思っています。問題はそれまで持っていられるか…です。なかなか…バフェットのような人間は居ません。

本日も買い物をいれた「BASE」(4477)も、来年3月には「500円の掛け声」が掛かるかもしれません。ただ多くの読者は、みんな…目先筋です。今の相場は、野村証券のような上昇波動の銘柄なのです。

「リクルート」(6098)でも構いませんが…この手の参加者が主体です。相場の主人公は、誰か? それも考えず、自分の持ち株が上がれ…と言うのは無理があります。基本的に「ジェイドG」の株価が、もたついているのに…「メルカリ」(4385)、さらに遅れる「BASE」の株価が先行して上がれと言うのは…常識的ではありません。

カタルは半導体株も、どんどん…上がれと言うのは無理があると思います。可能性のあるのは「野村証券」に見えますが、皆さんが、ワイワイ…言うほどの動きになるかは…自信がありません。ですが…先の高値661.7円をクリアするのは時間の問題なのです。簡単です。

「クックパッド」(2193) の日足推移

たぶん…早かったけれど…「クックパッド」(2193)も底入れをした可能性は高いですね。BASEは、まだ分かりませんが…可能性の問題として「底入れ」でしょう。その理由は黒字転換が決まっています。

読者からメールがあったのですが…「メルカリ」(4385)を2000円割れで推奨して…その後、2度目の200日線割れでも好意的なコメントを載せ、そうして赤字から黒字転換の相場が2200円から3700円です。68%もの上昇幅です。でも…あの右肩上がりの「保ち合い場面」を、カタルは買って…目先は失敗をしました。

「メルカリ」(4385) の日足推移

9月の「謎の米国金利」の上昇など…「条件が悪化」しました。だから投げたのです。ところが…読者の人は、まだ持っているようです。順番は来年です。まだ底入れをしたかどうか…分かりません。何しろ、BASEが新安値を付けて、ジェイドGももたつくような環境です。

兎に角…自分勝手な見方をしても、市場は自分の思うように動きません。だから野村証券だけで充分なのです。

今年はカタルも「年末まで」苦戦をしています。儲からない相場です。儲かっても…綺麗に決まりません。それは「市場参加者」が、みんな儲かってないのです。だから上を買う奴が居ません。よって買う奴は「一人旅」を覚悟しなくてはなりません。だからジェイドGが「自社株買いのおかわり」になったのです。本来なら…5億円で充分でしょう。でも新興株の中で、今の時期で…高値圏で利食いが効く株価水準ですよ。 非常に強いのです。そうして、まもなく…新興株の相場がやって来ます。

M7と指数の動き

また…WSJにM7の話が登場しています。そのグラフが此方です。これを観て…色んな考え方があります。一つはAI時代になったので世界の統一化は「どんどん…加速して進む」と言う考え方です。しかし…カタルはこの事実が一般化しましたから、目先の参加者は増え…一旦は「売り場」の可能性があります。

「エヌビディア」(NVDA) の日足推移

しかし…「エヌビディア」(NVDA)は500ドル復帰しました。加速する可能性もあります。難しい場面です。

どのシナリオを採用しようが…「独りよがり」の「自己愛」に溺れないで…自分の「力量」を考えないと駄目です。下値で株を買えないようでは…駄目なのです。メルカリはまもなく買い場になるのでしょう。回りの関連銘柄のスピードも合わせて、相場観を構築しないとなりません。

野村は、なかなか…600円台を「確立」できませんでした。何回も600円を割れましたからね。この次の会員レポートで登場させようと考えていますが… A君もタイムリーな「自社株買いの発表」でした。実は、危なかったのです。

今の相場は、何らかの手が入らないと…自然に任せれば、必ず、株価は下がります。

「エーザイ」(4523) の日足推移

良い会社だろうと思っても駄目です。どんどん…値段を消しています。「エーザイ」(4523)なんか…良い事例の一つでしょう。BASEも、その口です。良い会社だろうと思いますが、目先筋には響きません。「クックパッド」も同じです。TOBを密かに…期待しています。K君もそうです。下値を買っておきたい株です。でも…余程…お金がないと駄目ですね。

外部環境は悪くないと思っていますが、個人投資家は、儲かっていません。「日立」(6501)のようなものですよ。このスピード感、野村証券でも構いませんが、個人が「心躍る」のは難しいのです。「東電」(9501)は、まだ下げています。やるなら…良い筋の銘柄を攻めるべきでしょう。

ジェイドGは数字が合うのです。PER20倍で、株価は2500円、PER30倍なら…3840円です。何故、1900円割れで玉が買えるのか不思議ですが…これが現実です。

でも今の揉み合いは、既に玉がかなり「吸い上がっています」から…2000円を超えてきたら、また追撃買いを入れます。それまでは下値を丁寧にそろえて…置けば、良いのでしょう。もう決まっています。来年は上手く行くなら、上場来高値の4180円の更新です。田中君の器を信じて…株を買えばいいのに、誰も見向きもしません。

昨日の「船株」高値引けの銘柄が多かったようです。「郵船」(9101)なんか…引け値では新値でしょう。やはり…あの株価が異常だったのです。でもあれから1年半です。カタル時間ではありません。

今の相場は、みんなのこのタイプの「投資家時間」です。故にノンビリやりましょう。無理をしないことです。下値で買えないから、早めに見切らねばなりません。でもカタルはジェイドGを、1400円で2万株を売って…失敗をしました。やはり500円で2万株の1000万はカタルにとって大きなお金でした。如何に、「ユトリ」が大切か分かる事例です。

皆さんはカタルを「他山の石」にして…無理をしない投資をしましょうね。また明日。

最後にこちらを読みましょう。やはり柳井さんは素晴らしいね。日本生命も…三井不動の10%、サントリーの連続7%に続き、「7%の賃上げ」ですって…トヨタの佐藤さんは。自分の義務程度は最低限…果たしなさい。今は7%が基準です。



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