かたる不思議なことに…。また今日も朝から神主さんから電話を貰い…何か、買いたいような口ぶりでした。彼はお金持ちですからね。しかしカタルは、毎年、夏は「良い思いをしたことがない…」と伝え、アノマリーを重視し、FRBの金融規制の1年延長と共に、バークレイズのリストラの話をしました。バークレイズは3万人を削減し、2017年末までに10万人を下回る水準まで縮小するそうです。先日のHSBCに続いて、またイギリスでリストラですね。
神主さんは、一般の投資家のように、ギリシャも峠を越え、中国も落ち着いているみたいなので買いたいのでしょうが…、どうもカタルは、嫌なニュースばかりが気になります。米国のGDPが1―3月に落ちた影響か…、日本車の米国内在庫が溜まり、今、生産調整を実施しているそうで、その影響を受け、国内製造も減産しているとの話を聞きました。
でも…日本株は今日も強いですね。世界を見渡すと…日本市場が一番、良いように見えますが…果たして、どうなのでしょう? カタルはFRBのマネタリーベースの影響が、インドネシアなどにも、影響を与えていると思っています。その為に最近、インドネシアでも自動車各社の動向は、期待したほど伸びてないようですね。中産階級増加の爆発度合いが、この影響で鈍り、市場の拡大に影響を与えるんじゃないかな?…とカタルは漠然と考えています。つまり過度の食品株への投資は…成果を待たされる可能性がありますね。当面は、横這いかな?
唯一、日本の内需だけが、好調に見えます。日本では、ようやく実質賃金の上昇が確認され、長く抜け出せなかった「流動性の罠」からの脱出が、目前に迫っているように感じています。何年も売り上げ減少に悩んできた百貨店売り上げは、インバウンド需要の高まりから…回復傾向にあります。故に、含み資産を抱える松屋などが、高値圏で推移していますね。これはカタルのお気に入り銘柄の一つで、500円台で低迷しているときに、盛んに採り上げていた銘柄です。松屋の不動産価値は、凄いですからね。故に、外人好みなのですね。
この手の株の選別は、カタル自信も我ながら、なかなかセンスが良いと思っています。ジャムコも、そうだものね。古くからの読者なら…何度か、過去から取り上げてきました。好調の筈の航空機需要なのに…何故、いつまでも500円台で低迷しているのか…? 当時は、サッパリ理解できなかったのです。その理由は価格競争でした。円高の為に、当時は注文が多くても儲けがなかったのですね。ところが…マツダやアルプスなどと同じで…為替が修正されると、儲けが湧いてきましたね。今では株価が4000円台です。カタルが現役の頃ですから…2010年頃の話だと思いますね。僅か5年で500円が4000円、実に8倍ですね。
成功事例が多いのも当たり前です。何しろ、多くの銘柄を採り上げていますからね。現在、低迷しているカタル銘柄の3馬鹿トリオも、その内、上がると思います。みんなが嫌になり、忘れたころかも知れませんが…。株なんか…、のんびり、構えていればいいのでしょう。カタルは、そう考えていますよ。
金曜日、シャープの指値は買えましたね。もし仕掛け筋が本格的に参入しているなら…162円辺りが下値の限度ですからね。もし逆に再び下げるようなら…オシャカですね。今回の形は非常に綺麗ですね。6月30日、7月1日の下げ局面は、まさに理想的な演出に見えます。そうして今回の下げも…見事なシナリオです。カタルのイメージと、ピッタリとマッチしますね。問題は此処から一気にカチ上げるかどうか…。もしそうなら、買い乗せを考えています。ただ同時に失敗すれば…倒産ですからね。シャープは残ると思うけれど…株主は責任を免れないと思っています。JALのような具合ですね。だから倒産しても恨まないでくださいね。全ては自己責任です。
何故、このシナリオを支持するか? それは…主力株は休んだ方が、形が良いのですね。此処で力を使うより、株価を保つ事が出来れば…それで「善し」です。この夏は仕手系材料株で、適度に個人投資家に遊んでもらい、秋の本番に向け準備を続けた方が良いのです。だから、どの銘柄も無理をさせない方が良いですね。このような相場のデッサンを描いているので、シャープが理想的な銘柄に見えるのです。何も…指数を上げる必要性はないのです。
もう一つが、NY市場の高値追いは難しいでしょうが…ナスダックの動向ですね。グーグルの影響もあり、高値を追い始めましたが…15年ぶりにITバブル期の高値を抜いたのですね。この意味はスマートコミュニティーへの実現化ですね。経営者がアホでないなら…わが国では富士通なのですね。しかし…東芝の事例を見ると、腐っていますね。あの調査委員会も、おかしい…と思います。社長が部下に強引な目標を掲げさせ、ノルマを掛けるのは、僕らの世界では当たり前でした。あの程度の数字は、普通の目標に見えますね。
カタルの場合、最初は投信が100万円程度だったのです。それが月に1000万になり、達成が続くと、最後は1億、2億と…目標値が…際限なく上がります。本当に…苦労しました。自分だけの目標値なら…何とかなりますが、グループ全体では、出来ない奴も多く…同行セールが出来るなら、マシな方ですからね。結局、最後は出来ない奴の目標を被ることに成ります。これが大変なのです。
東芝のケースなど、ぬるま湯に感じられますね。あの話を聞くと…結局はROE経営の実践が、如何に、大切かが分かります。利益率の低い産業分野は、ユトリがある時に切ればいいのですね。シャープのように、苦境になった時に、リストラをするという発想が、間違いの素ですね。だから労働問題なのですね。パイオニアの事件(指名解雇)が、如何に日本的な村論理か…理解が進みます。日本人それぞれが…よく考えないとなりませんね。
ヤフーやソニーが中古住宅の売買を中心に、不動産業に乗り出すとか…欧米のルールがグローバルなのでしょう。だから同じ土壌にして、戦う環境整備が欠かせないように思います。やはり、政策って…難しいですね。今回の安保問題も…カタルは憲法を改正してから、実行すれば良いと思っていましたが…この形がベストなのかもしれません。こればかりは後世の人が、判断する問題ですからね。
先日、読者から韓国の慰安婦問題のメールを頂きました。彼の経験からの話では…売春婦は、かなりの高額収入だったようです。おそらく強制連行もあったかもしれませんが…多くは食えない為に、働きに行ったのでしょう。それをいつまでも…同じことを何度も繰り返し、賠償を求めるのは、どうかと考えます。日本人は原爆投下の責任を、米国に求めませんね。米国は日本の戦後の復興に、大きな力を貸してくれたから…かもしれません。
それを韓国人は、一度は、国家賠償の席で…賠償責任を話し合って解決したのです。しかしその後、過去に個人補償も、仕方なく応じていますね。今回は、2度目ですからね。でも戦争責任は、日本に非があり、求められれば…責任ではなく、道徳的な見地から、再び要求に応じるのが、大人の対応かな?…と感じています。韓国も中国も、日本の経済援助の話を国民に伝えていませんね。如何に、日本が彼らの為に貢献して来たか? 近年は、両国とも成長したし…日本はこの活動費を、失われた時代で大きく絞って…いますからね。
経過などの知識が豊富ではないから、意見を言うのは、どうかとも思いますが…読者からメールを頂き、色々、参考になりますね。やはり九州は…好調なようですね。この様子は日銀の支店長会議などでも、分かりますね。最近はインバウンド需要から、北海道も良くなっていますからね。結局、ユーロのような経済圏をアジアで作ればいいのですね。出来ればアジア圏も共通の通貨にすれば…ドイツと日本は、同じ立場になります。この秋にも予想されるTPPの成立は、予想外の結果を生む可能性もあります。何しろ、アジア圏の中産階級の爆発は…これから始まります。
あれ…、アコムも来ていますね。569円です。おそらく、あの時の第三者割当増資は6650円ですからね。故に、今の株価では665円ですね。過払い請求が消え、一気に収益変化が訪れますね。アイフルと共にオリコも含め、サラ金株は、再び注目されるのでしょうね。先日は、500円を割れていたのですね。あっという間に…100円高になりますね。この買い方は、明らかに外人ファンドですからね。さて他は…三菱UFJは904.5円ですね。当面は25日線を挟む展開でしょう。
ナスダックの高値追いから、007の切り返しも想像できますが…どうかな? 最近、セールスフォースのCMが、目につくようになりましたね。もし企業業績に結び付くようなら、やはり割高ですが…買いたい衝動が、抑えられなくなりそうに思います。困ったものです。貧乏人は株が下がると…リスク許容度が無くなりますからね。逆に、株価が騰がると許容度が増した…と、勘違いして高値追いをします。この自己管理が問題なのですね。所詮は、自分の力量次第なのでしょう。それでは、また明日。