かたるいやはや…驚きましたね。ソニーが公募増資とは…。まぁ、市場はソニーに3000円台の評価を付けている訳で…妥当なのでしょうが、カタルにはシャープと「五十歩百歩」に見えるのですね。まったくソニーの魅力が理解できません。資産売却で利益を作りリストラ経費を賄って来たソニーと、シャープの違いは財産の蓄積度の違いですね。お金があるなら、どんな企業も大概は成功に向かいます。ベンチャリやダヴィンチが消えたのは、赤字企業への融資が不可能と言う金融環境にありました。あの時は逆に、融資を引き上げたのです。無借金でも赤字だと融資が事実上、不可能でした。逆に今は、金融庁の方針が転換し、シャープにも限られていますが…融資は実行されていますね。それに貸し出し元の銀行も、自己資本比率などで…多少の余裕があります。
基本的に米国も、欧州もそうですが、この厳しい新基準をクリアするのに、四苦八苦の有様ですね。HSBCのリストラは、その事を示しています。日本は早めに、バブルの清算が終わり、余裕があるから三井住友は、GEが撤退する金融部門を買い取ることが出来るのですね。本来なら、それほど魅力的な案件なら、米銀が、先ず買うのが普通ですね。つまり米国の銀行も、表面上は兎も角、蓄積は、ゼロに近いのでしょう。これが1937年問題の真髄ですね。オバマの清貧思想は、育った環境が金持ちの白人家庭とは違いますから、根本的に考え方が違うのでしょうね。今度の民主党の有力候補は、クリントン女史なので…多少は民主党政権でも、マシなのでしょう。一方、共和党は、ブッシュかな?…此方は混戦ですね。
カタルのレポートを見ていても分かるように、基本的に育った環境が…人の考え方に大きな影響を与えます。カタルはBS(ブリヂストン)など…も、たまに薦めますが、基本的に駄目株を薦める事が多いですね。基本的に「変身」を狙います。三菱UFJは、基本的に駄目株のレッテルを張られていました。トヨタとは違いますね。三井信託がトヨタなどに金融支援を仰いだ時に、トヨタは、昔、自信が倒産の危機に遭った時の恩を返さずに、出資を断りましたね。これをカタルは、以前、批判しました。でも最近思うのです。やっぱり、だめは駄目でも、業界トップだな…と、考えています。故に、この次はサラ金株も物色されますが、アイフルではなく、アコムかな?…と考えていますね。結局、多くの人は、やはり一流好みなのです。でも面白いのは…やはりアメリカンドリームですね。映画の「幸せのちから」などが、カタルは好みなのです。この映画は実話を元に描かれているとか…。観てない人は…面白いと思いますよ。
最近は、先日、読者から紹介された「銭の戦争」と言う小説に嵌っています。この小説には相場を創る仕掛け人の裏舞台が描かれており、カタルは、株が騰がるための重要な要素と位置付けていますね。ケネディクスは、この仕掛け人の登場を、待っている訳です。先ずは株が騰がる為の要素がなくては駄目で、あとは背景ですね。時代性に尽きます。舞台があり、役者が揃えば、あとは演出家の出番です。ラオックスもそうですね。これって…貸借銘柄なのかな? カタルは、昨年のさくらリポートの時から、注目していましたが、一つは、経営陣が中国人だと言う事、そうして最近は、上海総合株価指数の推移を懸念していますね。まぁ、この株も今の環境には、打って付けかも知れません。あの時の日本通信に似ています。でもカタルはとてもとても…逆に、株価が飛んだら空売りに見えます。やはり本当に…株価に見合う業績推移を得られるか?その裏付けが必要ですね。だから、しばらく休むのが、普通だろうと思っています。2年程度休み、それからですね。でも今の相場環境は、味方していますね。面白いものですね。
舞台が整い、役者が居るので、あとは演出家の手腕が、ものを言いますね。加藤あきらと言う人は、その点は抜群でしたね。でも舞台を読み違え、役者は大根ばかり…。まさに天一坊みたいなものなのでしょう。本物になりたいが…なかなか難しいですね。成長株と言う魔法のような存在に巡り合い、その「後ろ髪」を確りと掴むことが出来るかどうか…。多くの人は、一度か二度は出会うのですが…、この後ろ髪を掴むことに失敗します。ケネディクスが、そうなるかどうかは…やはり経営力によりますね。コンセッションへ向かうかどうか…。基本は過剰流動性で、財政ファイナンスなので、環境と言う舞台は整っています。その財政規律の話が、今日は日経新聞のトップでした。
カタルが「財政ファイナンス」と言う言葉を使っているのは、既に日本は、棺桶に足を突っ込んでいると思っています。だから緊縮財政で、プライマリーバランスを達成する事は不可能ですね。復興債などと言うマジックを使い、国民の期待に応えているようじゃ…、到底不可能なのです。なんと…確か、地方自治体の負担率は3%とか…。どんなに確りしていても10%程度の頭金がなくては、住宅ローンは組めませんね。これが普通なのです。故に、本日の日経新聞トップの「財政再建 成長重視で」となる訳ですね。これしか、道がありません。だから劣化する日銀券ではなく、劣化しない不動産なのですね。最初は地所や三井不動が買われましたが、ケネディクスは、少し分かりにくいですね。でも誰が考えても不動産、そのものではなく、「支配権」に、価値があるのですね。お金はクルクル回っており、地所も三井不動も銀行融資で買っています。似たようなものですよ。
カタルは安倍政権の主眼である成長重視で財政再建の道、「デフレからの脱却」であり、インフレ策に、賭けています。リフレ政策など…と、恰好のいい、言い訳をしていますが、基本はインフレですからね。日本の債務を減らすには、インフレが一番ですね。1000兆円を5%ずつ、20年かければ…自然に消えます。3%なら30年以上になりますが…これが、自然のやり方です。誰もが納得しますからね。もしギリシャが離脱すると…戦後の日本や第一次大戦後のドイツ、最近ではジンバブエのようなものです。結局、ジンバブエは、ドル圏に戻りましたね。そうして物価が安定します。だから振り出しに戻るだけなので…アレクシス・ツィプラス、ギリシャ首相は、民主党の歴代総理とダブルと言ったのです。国民の覚悟の問題ですね。
まぁ、いろいろ考えれば…非常に危うい橋を、日本は渡っている訳です。もう結果は、決まっていると言っているのは、そういう事ですね。分からないのが…その時期です。こればかりは、僕が演出家ではないし…その力もありませんからね。自分で相場を創れるなら…何とかなりますが、最低200~300億円程度のお金がないと…、本当は1000億程度、運用できれば、理想的な相場を演出できるかな?とも考えますが…その運命はないようです。その希望を抱いているが…貧乏人は所詮、コバンザメです。
まぁ、今回も、あの時は、安値を叩いたと思いましたが、結局はポジションを減らし正解でした。その為に、今日も買い指値を入れているような状態です。どっちでも構いません。今の相場は、おそらく青くなるほど…の場面は、ないと思っています。あれれ…、評価損が多くなってきたな。…の程度で収まると、考えています。おそらく、昨年、ハローウィンからのボックス相場を演じましたが、あの形と似たようなものでしょう。
基本は政策です。安倍さんはマズマズですね。もし安保問題が悪化し、ひっくり返ったら大変ですね。これが一番の懸念ですね。あの大西とか言うバカは、その辺りを知っていて発言しているのかどうか…。調べたらカタルの古巣、江戸川区の出身で、島村さんの後継だそうですね。国学院だそうです。でも…彼のような考え方があっても、良いと思っています。メディアの傲慢ぶりは、明らかですからね。この混迷を長引かせたのは…官僚を使えない政治家の責任ですが…、大衆迎合主義に傾いたメディアの責任でもあります。既に大震災から4年以上が経過するのですね。自立しなくちゃ…と、カタル自身も含め、肝に銘じないと…なりませんね。
先などをいくら考えても仕方ありません。自分の力量が怪しいなら、軽くすることです。まだ7月に入ったばかりですね。少し戻り、また売られる場面もあると思っています。故にゲリラ戦…と言う言葉を使っています。何でもいいから、人気株を作って欲しいものです。指数だけの上下は、いい加減にウンザリしています。今は不満ですが…、ラオックスが最有力候補に見えますね。何しろ、上海総合株価指数は下げ、国内のインバウンド需要の競争相手は、筍のようにウジャウジャ…育っています。当然、カタルのように割高に感じている人も居るでしょう。だから強弱感は対立します。
三菱UFJなどの主力は、しばらく休みです。故に…ゲリラ戦なのですね。先日、紹介したGMOも、昨日、紹介したTOWAなどのその範疇の銘柄ですね。勿論、カタル銘柄もそうなのですが…仕掛け人が…ね。問題なのです。それでは…また明日。