先ずは、昨日の追加記事ですね。昨日は「コンセッション」が日本を救うとして、オリックスを参考銘柄に掲げました。このオリックス、金曜日の日刊工業新聞の一面に、ゴミ焼却炉の一括運営受注の話が掲載されています。いよいよPFIへの取り組みが始まりましたね。この記事は確か…南伊豆町だったと思いますが…。同様の取り組みが、全国37か所で企画されていると言います。官主体から民への流れは、お上頼みの…付和雷同のイワシ民族の日本人にとっては、プライマリバランスを確立させるために欠かせません。読者からの話では、国会議事堂などの運営も、全て民間委託するアイディアまで登場しているとか…。議員宿舎を含め、売れるものは全て売り、民間の市場原理で運営されるべきです。この市場原理とは…何か? 金利水準に見合う投資ですね。同様の動きは、三菱UFJリースにもあるそうです。でも、やはりオリックスですね。
さてニュースが入って来ました。007が今回提携したセールスフォースドットコムは、過去にマイクロソフトから、なんと、550億ドルで買収を打診されていたそうで、その提案を…蹴ったと言う話です。700億ドルを希望したが、合意に至らなかったと言います。現在価値は490億ドルだそうです。550億ドルと言えば…、実に6兆6500億円ですからね。わかりますか? この意味が…。このセールスフォース社は、007と提携してIoTの分野を開拓し、更に成長を、これから高めるのですね。なんか、村田製作との資本提携以上に、ワクワクする話ですね。きっと、最近の株価の動きは、これらの動きが水面下で進行しており、その一環の流れを受けて、株価が敏感に反応しているように見えますね。あくまで、カタルの推測にすぎないのですが…、新規の仕掛け人が、登場している可能性が、やはり存在しますね。そのセールスフォース株の話が、ブルームバーグに掲載されています。此方です。
さて今日は、チャート論を…、カタルの3馬鹿銘柄で述べますね。先ずはJTECにしましょうか…。カタルが底入れかな?…と思ったのは、2月25日、26日の出来高を見てからですね。(4の場面です。)チャート上は、Aのゾーンの下値であり、ここで反発しても良かったと思っていますが、実際は、下値をさらに更新しています。次にチャンスが来たのは、3月31日ですね。(5の場面です。)この日は、親会社フィルムが米国のCDI社の買収を実施し、それが明らかになったのを受けた反応でした。しかし、やはりいつも通りに…下値を切り下げるかと思いきや…、そこを起点に反発してきます。
どうも…長かった2年間の調整波動が、終了した可能性がありますね。それは週足に切り替えると分かります。どちらにしても…下値圏なのです。6で、前の二つの山(4、5)を越えることが…、株価波動を変える事に繋がることが、ご確認いただけると思います。しかし、やはり完全復活は…、2014年6月の1977年の1977円ですね。これが目処になります。でもきっと、これから何かが、起こりますね。株価は全てを知っているものです。通常、底入れの場合、何度か底入れ現象を試し、失敗し…を繰り返し、それからこのように反転しますね。
一方、007ですが…やはり強いですね。JTECと比べると分かります。最近の出来高推移は異質です。カタルは述べています。仕手筋は種玉を仕入れるのが難しい…と、自分で相場を作ったことがある人なら、分かります。下値圏で玉を買い集めるのは、非常に時間が掛かり、必ず、株価チャートに痕跡が残ります。ところが…今回の増資で、一気に纏まった玉が手に入る訳です。まさに…天与のチャンス、日興の手腕が問われます。ただ嘗て日興証券は、科研製薬ぐらいで…大相場を演出するグループが居たのかどうか…。内部には不満分子が多い会社ですからね。だから歩合セールスは、日興出身者が多いのです。腕にいいセールスは、みんな独立しましたからね。社長が馬鹿だった為です。
でも今回のセールスフォースのニュースなど…を観ても分かるように…IoTは注目される分野で007は業界を代表する会社です。だから経産省との絡みも色々持っていますね。通常、村田のような大企業と資本提携に至らないものです。何故、村田は資本提携したかという理由は、奥が深いものですよ。ようやく任天堂の痛手から立ち直り、時間はかかりましたが、本格的な幕開けを迎えそうですね。セルフォースの時価総額の意味を考えるべきですね。何故か、ワクワク感が止まりませんね。カタルは1000円以下でも有言実行ですから、株を買っていますが…、どうしても、儲かっていても、売る気になれないのですね。むしろ買い増しが、したくて…したくて、しょうがないのです。困った性格ですね。だから、いつまでも貧乏なのです。
このチャートも、事前に、前の二つの山を抜いています。3月18日の1085円、と1月15日の1288円ですね。この力強い動きは…何かを感じさせます。
カタル3馬鹿トリオで、最も遅れていたのが…ケネディクスです。おそらく信用買い残の重みですね。でもね。本当は、この買い残があるから面白いのですね。何故、ケネディクスだけ、月足を載せたのか? それは…「流動性の罠」からの脱出を、イメージして貰うためですね。もし日銀が勝利するなら、完全復活します。つまり2005年12月に付けた4090円を抜く筈ですね。だって…論理的にそれが自然ですね。収益の素になるAUMは、過去最大規模を更新している訳です。日銀の金融緩和の目的は、流動性の罠からの脱出ですね。どんどん、時間の経過と共に…日銀券は劣化し、資産価格は上がるのです。マネタリーベースの増大は、それを意味しています。だから月足にしたのです。
今日はGWからのチャート論の延長で…、チャートの変化は、前の二つの山と言う壁を超えることが、上昇波動への最低条件と言う事を述べました。いよいよ2年間の調整を経て、本格的に開花時期を迎えるカタル3馬鹿トリオのチャートを解説しました。それでは、また明日。
…でもね。株は何が起こるか分かりませんから、いつでも両手に「強気」と「弱気」を持って、どちらに転んでも対処できるように…自分で。考えながら投資を実行してくださいね。魔坂の用心は、何時も必要なのです。