かたる日本通信の下方修正には驚きましたね。ただ一時的な要素のようですが…。カタルは100円台の買い推奨で、500円を超えた段階で売り推奨に転換しましたが、なんと昨年は1200円台に跳ね上がる始末で、面目丸つぶれでした。ただ、その後の推移をみれば概ね妥当株価を把握していたと思っていました。一度、大人気になると、通常は企業業績が見合う水準になるか…、かなりの時間を置く必要があります。株価500円なら一株利益が20円~30円程度は必要でしょう。伸び率が問題になりますね。30%増益ならPERも50倍程度までは容認できるしょう。しかし10%程度だと…PERの評価は20倍前後が限度かな? 論理的な計算をすれば、分かる理屈ですね。株価が2倍以上になり、更に輝きを増す銘柄は、非常に少ないものです。つまり誰もがPER100倍以上の人気株を狙う訳ですが、そのような条件は、なかなか生まれるものではありませんからね。
おそらくシャープ程度のリスクを冒しても、せいぜい、現状では3倍程度かな? まぁ、大幅な利益の伸びが生まれれば…話は別ですが…シャープクラスは、かなり大きいですからね。通常のイメージでは、ホンハイへの割当価格の550円は妥当株価と言えば…妥当なのでしょう。今は、かなりギャップが生じていると思っています。目先の業績不安があるからでしょうね。でも実力は、そんなものですね。ソニーが1000円を割れていた時期がありました。赤字計上故に、大幅に純資産価格を割り込んでいたのですね。しかし品川のソニー本社など含み資産は豊富にあり、この程度の赤字で沈む会社では、なかったわけです。でも大きいが故、あまりいい加減な小手先を繰り返すと…一気に悪化しますね。今回は、かなり蓄積を使い果たしました。画像処理などのカメラ・モジュール程度の好調さだけでは、本体を支えきれませんね。どうも総合力の提案機能が薄れている様で…カタルには、以前のソニーの輝きが、まるで感じられないのです。復活と言うイメージが湧かないのです。故に仕手化しているのでしょうが…成長への評価がある仕手化ではないですね。
GPIFが運用方針をパッシブ一辺倒から、アクティブに切り替えるとか…の報道を見ました。指数への弊害が目立っているからでしょう。本来、機関投資家の運用者はプロの筈で…PER50倍以上の株式を組み入れるのは、何かしら、理由がないと容認されませんね。指数の変動に負けない為と言う理由で、組み入れるのは「愚の骨頂」です。バブル期に東宝などの値嵩株が、指数連動で株価だけが上げ…2万円台だった日経平均株価を38915円まで大きく持ち上げました。ここ1―3月の動きは、その傾向が強く出ています。実態が伴わない指数だけの上昇ですね。これでは日本株復活とは行きません。
一方で、理屈に合わない三菱UFJのような株価が放置されるのは、納得がいきませんね。機関投資家らしく運用すべきですね。自分達はそれで銭を稼いでいるのです。素人化する市場を見ると…良識があるのか、疑わしいのです。ソニーなどファンドの組み入れから、外すべきですね。一株利益が100円としても…既にPER30倍を超えます。でも利益の多くは特別利益じゃないのかな? あまり関心がないから、調べたことはありませんが…。
トヨタも同様です。此方の利益は、まともな稼ぎでしょうが…一株利益を700円としてPER12倍か…。それほど…割高でもないのですね。本来、トヨタは株式分割をして、自社株買いをすべきなのでしょう。一般の投資家でも、簡単に買えるようにすべきですね。トヨタは創業期に経営不振に遭い、銀行の支援を受けました。今の時代なら、あり得ない融資を受け、助けられた会社。故に、こんな時に、ご恩返しをするのが日本のリーダー企業としての対応かな…と考えています。何故なら、影響力があるからですね。ROE経営に向け、一気に日本全体を加速させる必要性がありますからね。やはり裾野が広いだけに、影響力が絶大です。まぁ、機関投資家の良識のある行動を望む次第です。
一方、この所、水面下で動いている割安銘柄の修正の動きは、派手ではありませんが着実に広がっているようです。週末に、お約束通りスクリーニングを掛け、銘柄を見てみようと考えています。ただ割安銘柄故、人気は持続し辛く、所詮は水準訂正に過ぎません。
企業は経営者次第だと言うのが、最近はよく分かりますね。7&IHLDとイオンの比較、ニトリと大塚家具の比較など…経営者の資質の違いが、如実に表れています。例えば…水面下の動きではコメリ(8218)と、ジュンテンドー(9835)の比較もそうですね。捧さんは、カタルが現役時代に上場したので、その手伝いをしたので、その人柄をよく知っています。一方、竹下さんの島根出身の大塚さんは知りませんが、同じ地方からのお登りグループですが、大きな差がありますね。カタルが証券マンならM&Aを提案します。上場した以上、トップを目指すべきですね。この形態は…アジア地域に生きないのでしょうか?アセアンの多くの国々は、日本の昭和30年代を連想させますね。捧げさんなら、ホームセンターのユニクロに成れるかもしれません。家具はニトリで世界を席巻させ…日本ブランドが大きく飛躍できますね。
イカサマの手先のようなIPOマジックに加担する野村の証券マンは、本来のビジネスに目覚めるべきですね。昨日、触れたアドウェイズにしても…、DeNAもどうかな…。ある程度はやれますが、上が見えませんね。アドウェイズは、所詮、二番煎じで…材料は希薄です。もともとカタルは批判的だったからね。リバウンド相場では、エネルギーを使うだけ無駄ですね。
一方、推奨し2年が経過しようとしているケネディクス、本日も下値を切り下げています。不満ですね。どうしてメザニンなのでしょう。宮島と言う人物は余程能力がないのか…保守的なのか…。コンセッションへの表明もないまま、機会を逸しています。まるでソニーとのネット・テレビ構想を見ているようです。サイバーエージェントがテレ朝と組むと言いますが…、本当はカラーに縛られない展開が望ましいですね。どんな形に仕上がるのでしょう。興味があります。ただ藤田さんは…少しピントが外れている印象を持っています。アメーバーピグなどは、どの程度、貢献しているのでしょうね。もともと割高グループで…株価と現実ギャップがない為に、あまり詳しく見たことはありません。
さて今日も雑談に終始しましたが、今日の話題のヒットは、GPIFですよ。パッシブからアクティブの転換と報道されています。カタルが野村マンなら、間違いなく、三菱UFJから攻めます。これなら1000億円単位で投資できますね。この話を聞いた瞬間に直ぐに連想した次第ですが…果たして現実化するかどうか…株価を見ていれば分かりますね。もし実際に組み入れが始まるなら、高値を追いますからね。先行して休んでいますから良い相場になりますね。無理して上値を買い上がる段階ではありませんが…下値になれば組み入れれば良いですね。通常は大きく上がった後なので時間調整をしながら、株式の吸い上げを計るのが筋です。
先日も述べたように…全体市況は休みを欲していますね。大きく下がるとは思いませんが、指数の底上げの調整は続くと考えています。高値で保ち合いでしょう。個別株の活躍のチャンスですが…どれもイマイチに見えます。ケネディクスを含めての話です。通常ケネディクスはハローウィン緩和の期日通過を控え、最も弱含む時期が到来します。故に粛々と整理を敢行すべきです。そうしてここに来てメザニンですからね。裏事情があると思うのですが…経営陣が小セコイ?イメージが生まれ始めています。BBT信託といい…。今度はメザニンですからね。でも1兆5千億の魅力は、大きく輝いていますけれど…ね。
最近、株価3倍程度を目指す銘柄を発掘しました。でもカタル銘柄には成り得ません。しかも、かなり大きな会社です。でも200円以下なら、どこを拾ってもリスクはありません。でもいつ上がるか…さっぱりタイミングも分かりません。こんな銘柄はゴロゴロありますね。一方、意外高を期待するリスクテイクの銘柄もあります。両者とも観察中ですね。何れ、発表する時も来ます。こう書くと、直ぐに銘柄を教えて欲しいとメールが来ますが…聞いても意味がないですよ。必ず、時期が来れば、カタルは本文で明らかにします。
別にこんな銘柄は一杯あるのです。先ほどコメリと比較したジュンテンドーと言う会社も割安ですからね。こういう銘柄は、1年に1回程度、少し水準訂正をして、直ぐに消えるのです。そうして徐々に、全体の底上げをするのですね。みんな、そんな株ばかりなのです。一度は上値を追う…と考えたDeNAは、今、2435円です。前から述べている様に2518円だったかな? ここはクリアすると思うけれど…。所詮、高値になると魅力が増すとは考えていません。仕手化だけですね。でも仕手化から本物に発展するには、通常はかなり時間が掛かります。つまり確りした仕掛け人が居ないと、相場になりません。小野薬も苦労している様子です。
なかなか条件がマッチするのは生まれませんね。そんなに簡単に儲けさせてくれるほど、世の中は甘くはないと言う事かな…。期待感を持っている株も、その方向性に、なかなか動かないし…、イメージ通りに、なかなか現実は動きませんね。ボヤキが出る始末です。300億円程度あれば、少しは自分のイメージ通りの展開が、創れるかもしれませんが…貧乏人では何をしても無駄ですね。粛々と整理を敢行するしか、手立てはないのかもしれません。何か新しい動きが生まれないものでしょうかね。上手く行かないとボヤキが生まれる始末です。トホホ…。