03/20

かたる今日は週末です。ハズレやのカタル君にとって、最近の相場は苦痛そのものです。かみさんから「株が上がってよかったね。」…と言われるたびに、(俺は追証じゃ、)とは言えず、悶々とした日々を、過ごしている訳です。そんな時に、人気株だったソフトバンクの低迷をみると、何故か、ホッとするわけです。僕だけじゃないと…、仲間がいると感じ、嬉しいやら…心強いのですね。「ディスカバリージャパン」と言うテレビで、サバイバルものをよくやっています。裸の男女に未開のジャングルや無人島で、二つの道具(大概はナイフに、鍋か火付石を選択)を持たせ、21日間を過ごさせると言うものですが…片方が生水を飲んだりして体調不良になり、ゲームからリタイヤすると、残りの一人では生き残りの確率が大きく減ります。だから上手く行かない仲間がいると、何故か、僕だけではないとホッとするのですね。これはきっと、人間の本能でしょう。

まぁ、日経平均株価が騰がったと言っても、成功事例のファナックを見ても3割程度だし、三菱UFJも同じ上昇率で、たいしたことはないですからね。やはり個人向きではありません。金持ちの相場です。そんな中で、負け組のDENAに材料が飛び出し、市場はこれから、この材料を消化するわけですね。本当に市場で言われている様に、空売り筋が存在していたなら、もう一段高の相場はあるのでしょうが…、その後、再び相場になるかどうか…怪しく感じます。理由は、仕掛け人の存在が、ないと思うからですね。株と言うのは材料で上がるものではなく、背景に関与しているグループが存在するから上がるのですね。JVCKWなどをみると、よく分かる筈です。本来は繰り延べ税金資産の組み入れで継続な利益ではなく、一過性の材料で、よくここまで相場になったと感心します。まぁ、背景には僕の知らないZMP関連があったようなのですが…。

ラオックスもそう感じますが…、最近は、株価を高値に持ち上げた段階で増資をして、その後、相場が大きく崩れるケースが多くあります。エナリスも、確か高値で増資をしていましたね。3Dマトリックスもそうです。まぁ、新興企業の場合、大企業と違い増資に対しカタルは寛容です。大いに株価を利用して増資をすれば良いと思います。しかし大企業は利益を株主に還元すべきですね。だからトヨタの対応に、(豊田さん、男になりなさい。)関心を持っている訳です。アップルも同じですが、儲かれば…株主に還元するのが筋ですよ。ところが、株式市場を利用するだけ利用して、株主に冷淡な企業がいますね。双日は自社株買いを含め、対応すべきだと思っています。007の増資は、成功させてあげたいと思っています。しかし…幹事証券は、何を意図に増資を決めたのでしょう。通常、見込みがないと増資をしないものですね。

カタルは法人営業を経験しています。オリコは大昔、オリエントファイナンス時代に公募増資をしました。その安定操作期間中に、大量の外人売りを浴び、その公募価格を守る為に、外人売りを一手に買いましたね。その為に、第一勧銀の軍門に下りました。公募を中止すればいいものを…メンツを大切にしていた時代です。その為に経営権が、銀行系にわたりました。銀行株は、自社の株価に対して非常に神経質で、価格操作をしていたのです。それほど株価は、信用問題にかかわるのですね。最近の野村証券は、証券マンの風上にも於けない存在です。新規上場して、直ぐに、株価が大幅に下がるなんて…通常はあり得ない基準です。ジャパンディスプレイは、幹事証券の対応が問題になりますね。こんな事例が最近は多いですね。公募をするなら…背景を良く調べるべきです。

だいたい、政策官僚が株式取引をしないと言うのが間違っていますね。インサイダー取引の法律がある訳で、厳格に運営されている以上、公開情報で何を取引しても良い筈です。それ故、最近のGPIFに、KKR(国家公務員共済組合連合会)の対応は、大人の対応です。当たり前のことを、これまではしてこなかったわけです。だからデフレの世界が長引いたのかもしれませんね。ある意味で、今度は、本物の市場経済に突入するのですね。長く続いた偽物の社会から、本物の世界に変わるのでしょう。株式持ち合い構造の解消からスチュワードシップコードへの移行は、完全に構造改革が終ったことを意味します。

おそらく時間は、かかるでしょうが…PBR1倍以下の株価は存在しなくなるでしょう。だって経営権を手にして、企業を解体して売却すれば儲かる訳です。だから市場機能が確り働くなら、必ず、裁定理論が生まれますからね。このような動きが中越パルプの相場やリリカラなのですね。他にもたくさんある筈です。カタルに豊富な資金があれば、ファンドを作り、分散投資をしますね。PBR1倍割れファンドを売り出せば、売れる環境ですね。時代はデフレからインフレなのですから…。

昨日も述べましたが、昨日も賑わっていましたね。BBタワー(3776)と言う株です。何故、カタルがウォッチ銘柄として、値動きを追っていたかと言えば…仕掛け筋が存在するからですね。でも本文で事前に紹介しなかったのは、たいしたことがないからです。関心は持ちましたが、調べたら…、屑でした。所詮、007やJTECの足元にも及びません。このような仕掛け人が、存在する株はたくさんありますね。今は駄目ですが…代表事例はアイフルなども、そうですよ。やって、成功する要素を持っている会社と…持ってない会社があります。小野薬品は成功する要素があるのですね。故に、仕掛け人が存在し、だから、あのような相場展開になるのです。でも駄目株にも、存在する事があります。このBBタワーは、おそらく駄目でしょうね。でもね。1年に1回程度、この位、動けば充分ですね。事前に、カタルがウォッチしていたという証拠は、此方のグラフです。このグラフは仕掛け人の有無を示す指標の一つですね。解説は省きます。面倒だからね。

BBタワー3776の株価とB/TICKの推移
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BBタワー3776の株価とB/TICKの推移

つまり条件が揃わないと、株は上がらないし、仮に仕掛け人が存在し株価が上がっても、会社の資質がないと、相場になりません。この魅力的な資質を、カタルは重視している訳です。株価が2倍になっても、更に上値を買える要素はあるかどうか…。ケネディクスの場合は、収益の他の夢ですね。これが「リートはPFIだ」と言うコンセッションの考え方です。この要素が、PERを100倍評価に、押し上げるのですね。通常の株は20倍や30倍止まりです。

J・TECの日足推移
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J・TECの日足推移

さて、皆さんの好きなチャート論ですが…、ここ2日間のJ・TECの値動きは、先日、2月26日に続き、一つのポイントに見えます。果たして反転するかどうか…。007もそうですよ。何れも、何故か、そのように見えます。カタルはやはり全体相場は一服するように見えていますね。問題は、一服した後の相場展開ですね。

果たして三菱UFJが配当落ち後に、4ケタ相場に入れるのかどうか…は、一つの見所です。このDENAも、個人好みの銘柄ですからね。一つの焦点、勿論、シャープもそうです。でもシャープの計画発表は、5月だと言います。でもこの3月にリストラ損失を計上する筈ですね。ヘッジファンドの関与が期待されます。要素があるのです。ただこの要素が、本物に変わるかどうか…ここに仕手化の芽があるのですね。

株と言うのは意見対立があるから、面白いのですよ。意見対立は未来の買い手ですからね。皆が口をそろえて、この会社は良い会社と言ったら、株は売りになります。トヨタは売り場のように見えますね。カタルには…やはりリクルートの方が面白いですね。

さてハズレ屋が、何をほざいても、負け犬の遠吠えです。ウォーン、ウォーン、狼に変身だ。



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