かたる段々、世間の認識も変わり始め、米国の利上げが遠のいたとの報道が増えてきましたね。もともとカタルは、インフレ率が低く、無理に出口戦略を急ぐべきだとは考えていませんでした。オバマ大統領もイエレン女史も、羽目を外した金融界には厳しい態度です。制裁金など多く科せられており、直ぐに景気が力強いものにはなりませんね。カタルが日銀を批判したのは2006年に入り、バブルの再来を恐れ日銀は直ぐにマネタリーベースを前年比で減らし始めています。この政策に米国の金融危機が重なりダブルで。二番底のダメ押しを入れましたね。それ故、円高と海外移転が加速します。
でも、この海外移転はシャープの事例を見ても分かりますが、みんな失敗だったわけです。アークなどもそうです。結局、マツダのように、積極的にやりたがったが体力がない為と、経営者が優柔不断だったか、戦略かは分かりませんが、日本に残った所が政策の変更で浮上しましたね。アルプスもどちらかと言えば、その部類でしょう。村田は、もともと円高で、最も厳しい時も、国際競争力はありましたからね。ファナックなどもその部類です。円高になろうが…一流どころは、国際競争力を維持できていました。
今の中国は、ベトナムなどの追い上げで、先進国の国内回帰と後進国の追い上げで板挟み状態のようです。粛清を続ける政権への不満を回帰するために、軍部への手厚い予算計上は必要なのでしょう。果たして中国は不満に対し、どうガス抜きをするのでしょう。地方政府は成長が一服し、不満が出やすい所に粛清ですからね。最も恐いのが中国情勢かな?…とリスクがあるとすれば条件ですが…、ここにも気遣いをしています
このシャープですが、短期的には仕手化の要素が強く存在しますね。本日の訪問は出来レースでしょうが、優先株の決着になれば…借入返済の先送りになります。1000円程度の転換を条件にすれば…、仕手化の狼煙が上がるかもしれません。日経平均株価は2007年2月に付けた18300円を抜けたことで、目標達成感が生まれ、どうしても揉み合い場面を形成するのでしょう。しばらくは乖離もあり時間調整を余儀なくされるパターンと思われます。バブル崩壊後の高値1996年6月の22750円を、今回は抜けると思われますが、このままでの急騰シナリオは、今は…あり得ませんね。年金基金もある程度株式を組み入れた所でしょうから…さらに高値を買い続けるとは、常識的には考え辛い所です
故に個別材料株物色の動きになるのでしょう。ただ日銀は買い続ける訳で、株が下がるとは考え辛いのです。仕手株や個別材料と言えば、ケネディクスに期待がかかりますが、最近は非常にゆっくり…の上昇かな?…と考え始めています。本来、大口のファンドが仕掛ければ、面白いと思っていますが、どうも存在しないような情勢ですね。今回の6日連続安などは、きっと成績に追われたファンドの利食い売りのように見えます。カタルが仕掛けてから300円台に下がる場面があり、400円台は、複数のファンドが参入しましたからね。きっとその連中の短期筋が、利食いをしたのでしょう。でも3日の売りで、売り物は切れたように見えますね。個人投資家も懐が深いものです。
需給バランスを見るチャートを見ると、非常に綺麗な形をしていますね。まぁ、1カ月で100円ずつ上がっても良いか…。本当は、カタルは大口ファンドの参入があり、一気に仕手化して2000円程度の相場を考えていました。でも流石に、買っては投げの繰り返しで、期待しても、なかなか大口は参加してないようなのです。それに、もう直ぐ仕手化の時間切れですね。1Qの発表は5月に行われ、春に介護リートが上場されれば、2Qでの計上でしょう。そうすると8月ですからね。今から仕掛け、夏に売り抜け休むパターンだとすると可能性が残っているのかどうか…。
最近は、来年のようにも考えていますね。もともとケネディクスの持っている不動産はBクラスが主流でしょうから、不動産市況が活況にならないと、大きな儲けが生まれないでしょう。変化率の高さでは折り紙済みでしょうが、気の長い取り組みも覚悟するようになっています。「リートはPFI」との取り組みも、本格化するのは、オリックスが関空を入札した後でしょうからね。来年になれば、いくら馬鹿な経営者でも、その成長性に目を向けるでしょう。まぁ、のんびりと3年程度を目途に、10倍は無理かな? 5倍程度を目指すか…とも考えています。
まだ残っていると思いますが…、もし仕手化すれば、今の信用買い残が重いだけに…一昨日話した、「理外の理」と言うソフトバンク型まで視野に入れていたのですが…。やる仕掛け人が居なくては、しょうがないですからね。でも揉み合いを続けたこの2年間はギャップが拡大し、良い潜在成長率の蓄えになりましたね。一度、上昇し始めると…かなり長期間の上昇が続くのでしょう。
やはり今は、先が分からないので…、短期投資を限定ですが…。シャープへの博打が面白く見えますね。証券マンなら、お客様の同意を得て、博打を覚悟に勝負かな? ただ上値は限定されますね。どっち道、「カラ」を打っている連中は、短期筋で懐が浅いでしょうから…この連中が踏めば、終わりでしょう。多くの人が持っていると思われる邦銀株の上昇は、まだまだ続くと思っています。ハイテクセクターに比べ、依然、出遅れ感は際立っています。買い増しでしょう。配当落ちしてからが、更に、上昇相場が加速するのではないかと思っています。東レが、再び4ケタの乗ったようですね。まだ上昇波動が続くのでしょうね。さらに重工も期待されると考えています。NECにも注目しています。
小野薬品が今日も、高いですね。アララ…こっちの方をやってから、ケネディクスに戻れば良かったね。此処が難しい所です。このように急騰している場合、利食いをしたくなりますが、基本は買い増しが正解ですね。どうしても利を入れたいなら、クロスが良いのでしょう。証券マンは売らせることをせずに、買い増しを提唱するのですね。通常は利食いを薦めた方が安全で、注文を取りやすいのですが…、それは間違いですね。買い増しが手数料の上がるコツです。カタルは多くの場合、買い増ししかしません。ケネディクスもそうです。どうやって、お客様の資産を増やすか…なのです。通常は、このように利益が見えない時の相場が、一番、面白いのですね。1984年の15350円の高値奪回ですね。
だからJ・TECにも…芽があるのにね。再生医療は人工臓器の製造だし…、間もなく黒字化しますからね。赤字の内に仕掛ければ、面白いと思いますが…僕のようなハイリスク派は、今の市場には少ないようです。サラリーマンばかりに見える市場です。カタル3兄弟以外は、皆、マズマズのように見えますね。トホホ…。先日紹介した保守的なユーシンまでもが上がっていますね。まぁ僅かな幅ですが…。相変わらず、かすってばかりの毎日です。今度は、「未来カタル」から、「かすりカタル」に変更しなくちゃ…なりませんね。未来を語るのは、リスクがありますが、中途半端にお茶を濁す評論家よりマシでしょう。
最近、関心を持っているのが、先ほど語った短期限定のシャープですが、もう一つがAと言う株ですね。此方はリバウンド狙いですが…そろそろ5割程度のリバウンド相場が始まっても、不思議ではないと思っています。一応、当たらぬ予想を言えば…です。1000円前後の株ですね。まぁ、戻り高値を抜くのは無理だろうと思っていますが、単なるリバウンド狙いです。こんなんじゃ、面白くないね。こんな銘柄は…。やはりケネディクスが良く見えますね。スケールが大きいもの。1300兆円、だもんね。のんびり…やればいいのでしょう。上がってよし、下がってよし、証券マンには打って付けの銘柄ですね。手数料マシーンようにみえます。しょうがないな…こうやって自分を慰めるしか…。精神状態が保てなくなりますね。今頃まで、証券マンをやっていれば、きっと狂っていますね。ハハハ…。
それでは、また明日。シャープは買わないまでも、空売りは駄目だよ。小野薬も然りです。