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今の市場の焦点は、米国の経済状況の判断です。現状の市場認識は「FRBは上手くインフレを抑え込み…リセッション懸念はない」と言うものですが…カタルはM2の増減リスクの「トラウマ」を抱えており…「QTの終了宣言」がされない限り、引き締めが「行き過ぎる」リスクを警戒しています。「逆イールド」ではなく…M2の通貨供給に、相場と言うか…景気は、影響を強く受けると思っています。その様子が此方のレポートです。

この解説を、確り…理解してないと、未来の相場観が立てられません。

「バイデン大統領が成立させた3本の法律(インフラ投資の強化、グリーン経済への投資拡大、半導体製造の増強)は、4-6月(第2四半期)の経済で需要をかき立てた。この先の影響はさらに強まりそうだ。バイデン氏が選挙運動の柱にしようとしているバイデノミクスから、1兆ドル(約142兆円)を超える支援が経済に投下された。重要なのはそのタイミングだ。経済にソフトランディング(軟着陸)への道を開いているのか、それともインフレ再上昇の下地を作っているのかという議論である。」と言う部分です。

基本的にFRBの金融政策を、バイデンの財政政策が、そのマイナス面を打ち消したので…債券市場を中心とする「奇怪な現象」(逆イールドなど)を生んだ…と解釈しています。「お船の謎」の時より、この設問の難度は、若干、低いように感じています。市場には様々な謎が存在します。

何故、カタルの頭の相場観通りに…市場は動かないのか?

何故、カタルは「間違った」のだろう? その反省の答えが得られれば、自分が間違っても良いのですが、謎のまま…課題として残るのです。

故に、不可解な「モヤモヤ」感を抱えたまま…日々を過ごす時間は「苦痛」なのです。本日も「BASE」(4477)を売り上がりました。初めてかな? 

「BASE」(4477) の週足推移

たぶん「在庫整理が一掃」されるのは…「初のケース」の筈です。故に、たぶん「新しい株価波動」がスタートしたと考えるべきなのでしょう。ようやく…昨年の年初にイメージした相場は再現される時間が「到来した」と思っています。

カタルの現在の課題が、この「時間軸」の克服です。

BASEのこのケースは「1年半の時間軸の差」がありました。まぁ、これはある程度、分かるのです。もともと…カタルは早いタイミングでやりましたが、米国のインフレが、なかなか沈静化せずに…逆に米国株は、この問題を抱えながら議論は分かれ…株価は上昇してきました。

「アップル」(AAPL) の日足推移

米国株を観る場合は「アップル」(AAPL)を基本に置かねばなりません。何しろ…安値は114ドル台です。高値の182ドルから大きく下がり…そうして198ドル台の高値更新です。現在のPERは30倍ですよ。確か…アップルは「稼ぎ」以上に「株主還元」をしています。100%を超えている筈です。

それなのに日本企業は、不必要な内部留保を貯め込み…それを攻められて「TOB」を実施すると…「後出しジャンケン」で、社会ルールを、勝手に変える国です。そのイカサマを「最高裁」は支持するのですから…何処に正義があるのか分からない国です。

カタルは、このような事例を「村社会論理」と述べて…問題にしています。そのイカサマの代表格が、「成田闘争」を繰り広げている「東芝問題」です。もういい加減にして欲しいと思っています。34年間の悲哀ですからね。

みんな、真剣に生きてないから…社会のルールに疑問を感じないのでしょう。まぁカタルの基準が正しいわけではありませんが…。

金曜日の1660円の大引けは買えない大引けでしたが…「ジェイドG」(3558)の株は、1650円、1645円、1640円まで買えました。逆に売れない大阪チタンの3750円は、本日の株価を観ると…納得します。本日は寄り値段階で2000株ほど買っており、今のところは3250円の500株の買いは、買えない3250円です。朝から買い指値が用いてあります。

大阪チタンを買うために、BASEの利食いを急ぎ…それでも足りませんから、仕方なく儲かる「野村証券」を売り、大阪チタンに振り向けています。もともと…カタルは「ハイリスク派」です。何かを買うため「仕方なく」…持ち株を売ることは良くあります。「貧乏人の性」です。

ハイ、3250円が300株、100株、100株とパラパラ…買えました。次は3200円で500株を用いました。仕方がないね。3750円で売りだけをやって置けば、いい男でしたが…しかし…クロスをしています。さらに馬鹿は、大引けにかけて買い増しを実施しています。貧乏人のくせに…金持ち気質です。

皆さんは、カタルの真似はせずに…「ノンビリ」構えましょう。無理をせずに…大型株の野村証券を、買い続けて置けば…年末年始、さらに来年は4桁になる可能性がありますよ。こんな事はもう決まっています。例えば此方のレポートです。

基本は企業の経営姿勢です。だからJPXプライム150指数だったかね。この基準が大切なのですが…偽物国家の日本の日経新聞は、自社の「日経平均株価」を取り上げますが…この指数は取り上げません。「恣意的な強要」が目に見えない部分で…我々を洗脳している訳です。

しかしネット時代は、様々な人の意見が聞けますから…自分にその気があるなら、いろんな角度から…調べることが出来ます。自分次第です。なかなか…止まりませんね。大阪チタンの…このラインは良い所の筈です。3200円前後で、確り…株を買って置けば…この「後半相場」も楽しめるはずですよ。

相場と言うのは、「野村証券」を好む人も居ます。そう言えば…「日本製鉄」は決算が良かったようで…完全に新高値です。だから…「三菱UFJ」も前の高値を超えて…新高値を更新して、日本製鉄も循環物色が機能しており…再び高値更新です。

日本製鉄 (5401)の日足推移

名目時代の高値を買っても、その後の下値を丹念に買って置けば、このように…儲かる相場なのです。実質経済成長と大きく違う所です。基本的に拡大する経済が名目経済です。

だから日経平均株価が「下がる心配」は、まず…ないのです。これが「市場の整合性」です。このような循環相場を証券マンは、ちゃんと顧客に説明できないと駄目なのです。

植田新総裁の「YCCの弾力運用」とも…繋がっています。世の中に動いている全ての現象が日本の株価高を証明しています。不可解な事象はないのです。故に「ガンガン」…強気で良いのです。名目時代の相場は順調にスタートしています。この日本製鉄が新高値を更新したのは、200日線乖離より遥かに「上の位置で」株価は反転をして、また新高値です。このスピード感を感じてください。

何故、カタルが「ジェイドG」(3558)の株を買い続けているか? この理由も分かると思います。同じことです。

基本的に…人気になって、前に高値を付けた株の「押し目」を買えば…その株も、また「高値を奪回する」相場なのです。「循環物色相場」の意味は、そういう事です。なんでも同じですよ。だから日本株にジャンジャン…お金が流れているのです。

大阪チタンの板状況(10:00)

入りましたね。3200円の大阪チタンの話ですが、まだ買えていません。今日は無理かな? 金曜日の3750円から、なんと…550円も下の株価位置です。カタルの持ち株は2万もないでしょう。12000株程度かな? 良く数えたことがないのです。いい加減な人間ですからね。そんなカタルの性格を理解して、このレポートを読みましょう。

大阪チタンが戻ると…追証の心配は消えますから、信用の枠があるなら、本日も後場からジェイドGを少し買ってみます。あっ、今、大阪チタンの3200円が買えました。嬉しいな。一時、在庫が減っていましたが…今回の下げで4000株の追加かな? 

ジェイドGは、既に合計値ですが…2万株を超えており、短期運用も17500株の持ち株になっています。逆にBASEの在庫は、殆ど…消えました。カタルは同じことを繰り返しているだけです。その株価が、正当な評価、例えばBASEなら500円の株価ラインですが…その水準になるまで手掛けて居るでしょう。

大阪チタンの下げが加速してきました。また買ってみたいのですが…出来高が少ないですね。今の出来高は179万株ですから、しばらく…様子を見る必要がありそうです。困ったな。このまま安値で引けると…また追証の心配になります。トホホ…です。でも折角買った持ち株は売りたくないし…貧乏人には困った問題です。

要するに…読者の皆さんはカタルを、一つの指標にして、反面教師として利用しましょう。一応…証券マンでしたから、どんな顧客の要求にも応えられます。安全運用の人、ハイリスクの博打好みの人…人間の性格は色々です。

そもそも…黒田さんが昨年末に、植田新総裁の為に新「路線」を引きましたね。彼は、なかなか…の人物だったのでしょう。FRBのパウエルなんかより、ずっと優れた指導者の一人でしょう。既に現役を離れたから…NHKなどで、もっと大々的に取り上げれば良いのです。苦悩の在任期間だった筈です。

マネタリーべースの増大が、何故、M2の増加に結び付かなかったのか…謎だった筈です。その辺りの意見を、彼に聞いてみたいですね。非常に重要なところです。そんな事で本日のレポートはお終いです。

大阪チタン(5726)の日足推移

大阪チタンは、ある意味で仕方がないのです。何しろ急速に株価が戻した後ですからね。でも今の株価は200日線を下回っていますから、基本的に、怖くはありませんから、余裕のある人は、自分の力量に配慮して、株を「此処から下値」を段階的に買っておくべきです。

カタルの意見は、この3200円前後が「サポートライン」だろう…と思っています。今は割れて安値は3130円まであります。やはりこの手の株は面白いですね。いつも「ハラハラ・ドキドキ」の相場を楽しましてくれます。これが「仕手材料株の特性」です。

それでは…また明日。



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