先ずは「お詫び」です。昨日のブルームバーグのリンクの記事は、間違いではなく…インディゴからエアバスは500機の受注を受けて、少し前に、エア・インディアから470機の注文をエアバスとボーイングが受けています。2社は別の会社なのですね。訂正します。
それにしても…すごい量の発注です。現在の生産は1600機～1800機程度の生産でしょう。インドは自動車販売も激増しており、しばらくは中国が「勢いのあった時分」の再来のような展開です。何しろ、人口が多いので、上位1割で、日本と同じような総人口です。米国が同盟国以外で「来賓」扱いにするわけです。
このボーイングの株価は、昨日、下げていました。この理由は下請けの「スピリット・エアロシステムズ」社のストライキを受けて…納入がさらに遅れると言う観測です。兎に角…うなぎ登りの航空機市場は、バブルを懸念する指摘も頷けます。
肝心の「大阪チタン」（5726）は野村の「持ち高整理」次第でしょう。しかし業績動向は、確り…しています。時間があるときに解説します。
それより昨日の相場は、此方の「目先の需給懸念」が浮上していたところに…海外投資家は先物（6572億円の売り）を売り越しており、現物（6414億円の買い）と合わせても…マイナス転換（158億円）をしたことも影響したのでしょう。この話は、裁定取引との兼ね合いがあり、あまり需給動向に敏感になる必要はないと思っています。
この余波を受け…カタルは昨日、「持ち高調整」を強いられました。これまで増やし続けてきたのですが、初めて…持ち高を「減らす方向」に追い込まれました。折角、買った「BASE」（4477）も1万株だけ売りました。株が下がると…売らざる得ない貧乏人です。本当は買い場なのでしょう。目先より、少し長い時間軸は、買いに見えます。
その理由は、此方の報道です。「貨幣乗数効果」の話に繋がります。
故に、カタルは設備投資絡みの工作機械など「オークマ」（6103）、「DMG森精機」（6141）、「ファナック」（6954）の株価を追っている訳です。インドも、ここからガンガン…増えますよ。中国は期待薄ですが…。
この意味は「デンソー」（6902）が「内部留保」を取り崩して…「自社株買い」をして、「設備投資」を積極させると言う1年ほど…前かな？ あの紹介したレポートからの発想です。あの時に、今日の「日本株の変化」を感じたのです。
何度も…何度も…レポートで、この事を紹介して、採り上げています。いつもカタルは事前に「未来図」を語っています。しかし…時間軸だけが分かりません。完璧に読めないから、いつまでも「こちら側」です。でも肝心な事は、いつも「事前に」皆さんに伝えています。どの流れを選択するか…。それは読者の自由です。「三菱UFJ」（8306）も4桁を奪回しています。
カタルはハイリスク派ですから、「野村証券」（8604）を選択したのですが、奥田社長の為に、時間を無駄にしています。経営者の資質は、大切です。
それにしても…残念なのが「コスモエネルギーホールディングス」（5021）です。村上ファンドの議決権は認められず…同じお金なのに、日本では「お金の価値が違う」と言う判断を「東京機械」（6335）の時に、最高裁が決めたのです。この判断で…海外の投資家は日本株を見放したのです。裁判官の認識不足です。おそらく…村上ファンドは訴訟に持ち込むのでしょうが…、日経新聞などのメディアが、どう世論を誘導するか？ 日経も「村社会」の人間ですからね。
そもそも…馬鹿な経営者を排除しなくてはなりません。
「コスモエネルギーホールディングス」のケースは知らないから何も言えませんが、「狙われる理由」があるのでしょう。「京都銀行」（8369）も同じです。物を言う株主に…内部留保の活用を迫られます。最近、「デンソー」は「スズキ」（7269）などの持ち合い株を売却しています。正しい行動です。デンソーは、なかなか…良い企業です。
実は今、思わず「ジェイドG」（3558）の株が上がり…少し売れました。引っ掛かった玉が回転したのです。この意味は「非常」に大きいですよ。何を語るか？ 株価は正直です。
そんな事より信用の枠が空いたので…慌てて、BASEを1万株だけ、272円で買い戻しました。余力が増せば…買い続けます。
もう一つ…気になっているのが、先日、クロスを入れた「Jトラスト」（8508）です。2000株を買って1000株を売ったのですね。あと1か月ほどで、また期日が来ますから…今、427円に2000株だけ「先行して」買い物を用いました。本日は何故か…430円の始まりです。先日、この430円で買ったのですね。そうして下げていたのですが、また「復帰」です。
それにしても…1850円で売った「ジェイドG」は強いですね。5億円程度の自社株買いで浮動株が枯れています。一気に1929円の目先の高値を抜くと…2400円の壁まで、一直線の可能性もあります。
7月に発表が予定される3―5月期の1Qの数字次第では…121円が容認されると、4180円の最高値を更新するシナリオが見えてきます。実は、昨日の1790円と1775円で1000株ずつ、買いました。下げた後に、直ぐに、このように上がる動きは自社株買いだけではなく…他の仕掛け筋も関与している可能性があります。このやり方は、カタルの好みです。
もともと…「エーザイ」（4523）も「大阪チタン」も、仕手性の強い株です。BASEに拘りを持っているのも同じ理由なのです。
カタルは「変動率」の高い株が好みです。ハイリスク・ハイリターン派閥なのです。それでは…ジェイドが売れましたから、このエーザイも下げての反発ですから100株だけ追加で買ってみます。ハイ今、9708円で100株のお買い上げです。本当は、寄り前からの買い物を観て買いたかったのですが、何しろ、担保がないから…ね。なかなか思うように…行動できません。貧乏人の「性」（さが）の為です。
これは…セオリーです。
ベテランの証券マンなら、自分の経験値の感覚で分かります。皆さんも学びましょう。「ジェイドG」の昨日の下げは、「演出」の可能性があります。よく使う手です。同じようにエーザイも、昨日の「下げ」は、その可能性があります。本当は売りではなく「買い」なのでしょう。
何故なら、昨日の1800円を割れる下げは、「投資心理」に大きな影響を及ぼすからです。もともと…大きくなる株は、このような「利益が見えない」時期に「仕掛ける」のです。素質があるのです。エーザイは、きっと…大きくなると思っています。ジェイドGも「仕掛け人」が、入っている可能性も否定できません。一気に買うなら、面白いのですが…果たしてどうでしょう。
ジェイドGは、あの時に1800円の所を、何度も…カタルは買ったのです。そうしてカタルは1830円まで買ったのですよ。その玉が1500円台を観て…「切り返す」のです。あまり時間を置かずに…です。
この意味が分かるかどうか…エーザイも、昨日の演出の後の仕掛けでしょう。我慢を続けた甲斐があるかどうか…。ハイ、Jトラストの427円の2000株も先行して買えました。これで全部合わせると13000株に増えたかな？ 覚えて…置いてください。カタルはいつも事前告知をして…「率先垂範」をしています。
仮に…1929円を抜いたら…高値でもジェイドを又、買います。事前公約です。余程、「実際の数字」が良い可能性があります。一気に2400円台に向かうかもしれません。そうしたら…カタルは1500円台の買いを「現物」にして、しばらく…2年か3年程度、持ち続けようかな？ 次のM&Aが楽しみです。
もともと…「セオリー」なのです。覚えて置いてください。
売り上げ規模が100億円前後の企業は、化ける可能性があるのです。10倍程度になっても不思議ではありません。田中君は、なかなか…良い素質を秘めています。彼の夢に相乗りをします。2020年の初めからの付き合いです。まだ、たった3年です。バフェットはコカ・コーラを、何年も保持し続けています。「成長株」投資を利用して「雪だるま」投資なら…あっという間に、あちら側の人間になって、使い切れないお金です。10億、20億円は「はした金」なのです。本物の世界へ…
エーザイは、たった一日では分かりませんが…カタルは来週かな？ と思っていましたが、早まった可能性もあります。それより…やはりジェイドですね。また下がったら買い直します。
カタルの基本は、相場観に拘わらず…一度、タイミングを見誤った株は、一旦は、外します。大阪チタンも、その方法で最高値の買いは、確か…4180円だったかな？ その下の買いも継続的に買っていたのであったのですが…あの「値上げ」報道の時の「戻り高値」で、全部一旦売ったのです。残ったのが、最高値の4180円のものだけが回転できなかったのです。その残った100株は、先日、期日が来て…損をしました。
ジェイドも一度、間違っていますから、仕切り直しです。でも基本の相場観は、大きく変わっていません。あれれ…BASEは270円までありますね。それでは、此処に、もう5000株を張っておきます。
そんな事で…本日は日経新聞の設備投資の話しが重要で…目先の需給の話しより、優先されます。そうして株価が下げた後、上げ続けると、そこは「追撃買い」の急所だと言う話ですね。ハイ、慌てなくてもBASEは買えます。270円で5000株のお買い上げです。これで…この口座は6万株かな？ 次は岩盤の265円前後です。
金曜日だから期日なのかもしれません。大阪チタンも安いですね。あっちも、こっちも大変だ。また…明日。
