本日の東京は雨模様です。カタルの故郷の新潟県の長岡市は、昨日は雪から雨に変わったようですが、再び大雪とか…。カタルが暮らしていた時は、年末年始に雪が降るイメージでした。最近は温暖化と言われていますが「異常気象」が世界中で多く…環境への関心が高まっています。このような概念は基本的にいつもヨーロッパが最初で…先行します。
昨日も多くのメールを頂きましたが…カタルは述べています。基本的に、この程度の変更は事前予想の範囲なのです。別に驚くほどの事ではありません。
確かにカタルも今年は失敗をしました。結局、今年は2018年同様に、最後まで…買値の単価調整の「節税対策」に追われ…結局、損はしていませんが、今年の儲けは全て消えました。やはりQT政策は、カタルにとって関門です。2018年も、年末まで単価調整に追われました。11月末からこの節税対策を「早めに」続けてきましたが…馬鹿でした。やはり先ずは清算を先行させて、年末近くまで…「待てばよかった」と思っています。この僅かな違いでも1000万円近い違いなのかもしれません。
人間と言うのは、「追い込まれないと」なかなか…動きませんからね。先ほどのメールの話ですが…失敗している方のメールを読むと「己の把握」。つまり…自己管理がなかなか出来ないようです。欲に溺れて行動するタイプの方が多いように思います。基本的な株価の基準ラインは200日の移動平均線でしょう。その株価より「高い位置」で買うなら…どうしてもリスクも高いのでしょう。このような「基本認識」が絶対に必要です。
カタルは最近「グットコムアセット」(3475)を買い、僅かな期間に株価は2割程度上がりました。でもまた下がりましたね。この理由は「乖離」と「市場要因」でしょう。基本的に乖離が高いという事は…利食い出来る人が大勢いますから…どうしても株価は売られやすいのです。仕掛け筋が手を抜けば…基本的に株価は下がります。市場要因の外部環境が良ければ…株価は高値でも好業績などを背景に安定をします。
でも質問が多い「Jトラスト」(8508)の700円台は基本的に、今から振り返ると…200日線との乖離は、上方に大きく乖離しています。だから「当然の一服」とも言えます。同時に外部の市場要因は悪化を続けており、尚且つ、実質的な公募増資ですから「需給バランス」も悪化しています。それでも200日線を保っていますから「立派」なものでしょう。
「エーザイ」(4523)を、カタルは推奨していますが、昨日は買値調整をして、尚且つ、昨日の損金だけで400万ほどなので…担保の関係で1000株の持ち株を減らしました。「分不相応の戦い」のようです。もともと…今年後半は不純な動機で「賭け」に出ました。当初はお祖母ちゃんの老人ホームを、知り合いと同じところにしようと…画策しました。世田谷ですから高級で…90歳を超えているお祖母ちゃんでも「一時金」が1800万円でした。
これを出そうと思って…Jトラ株を17万か…18万株の「一本買い」の冒険に挑みました。しかし…敢え無く夢は破れ、退散です。時間軸のズレなのでしょうが…カタルには、その力量がないのです。それだけの話です。如何に、自分の力量の把握が大切か…ここでしょう。「分相応」の勝負は慎みましょう。何度も「無理をしない投資」と書いています。でも今回のカタルは無理をしました。あまりに市場要因が悪すぎましたね。
この「エーザイ」は、此方の報道があります。カタルはこの報道が正しいと思っており、来年早々に…認可を受けるでしょう。その間は高値での「保ち合い」で…今の株価の9000円前後が下値だろうと思っていますが、まだ、板上のバランスは売り物が多く…利食い出来る人の消化を待っているようです。株価を決める決定要素は、需給のバランスです。企業業績が良いから株価が上がるわけではありませんよ。「仕掛け人」が不可欠なのです。
しかし仕掛け人にしても、毎日、毎日、株を買うことは出来ませんから、タイミングを観ての「仕掛け」になります。こんな事は、小学生でも分かる理屈ですよ。
読者の方は、皆さん…カタルより高学歴で賢いのです。「道理」を事前に説明していますから…納得の上で、自分で「選択」をしましょう。それが出来ない人は…優秀な証券マンを紹介します。ただし体面ですから「高い手数料」です。しかも紹介の条件として…毎月、最低5万円程度の手数料を落として欲しいものです。500万円の売り買いが月に1回です。そうすれば…信頼できる良いセールスが居ますから、紹介をします。メールをください。連絡先を教えますから…。
株式投資と言うのは、自分が納得の上で、確り…その背景を知って置き、リスクを承知して果敢の挑戦をする選択肢です。損が嫌なら…国債でも買えば良いのです。でもその国債もデフォルトリスクがあります。過去、日本国債も戦時ですが…デフォルトしています。紙屑です。
あの時は日銀券も紙屑…預金も封鎖です。でも株式だけが大丈夫だったのです。昔の歴史を調べれば分かります。メディアは「嘘ばかり」報道することもあります。戦時の朝日新聞などは「戦争をしろ」と国民を煽っていました。統制ですから、仕方がなかった面もあります。でも狂ったメディアの感覚は、今も同じです。
だからこそ…自分が確り「研鑽を積んで」自分自身を守らねばなりません。何故、カタルが、日銀の買った国債の償却は無理でも「永久債化」を考えろ!…と述べたか? そうして年金生活者から若者へ所得の移転が進むと述べているか? この話と今回の日銀の方向転換は「同意語」です。同じことなのです。「市場の整合性」の話です。この理屈を確り理解できてないと駄目です。
此方の可能性を考えています。この文章の「来年は実質賃金がプラスに」という部分に注目をしています。この可能性があるのです。ベストシナリオですが…日銀はその「下準備」をしている可能性があります。この程度のアナウンス効果で、アタフタするようでは…とてもとてもプロとは言えません。何度も事前報道が在ったのです。それなのに…馬鹿は日銀批判をする有様です。経済を知らない馬鹿が、記事を綴っていますから、読者側の選択眼が欠かせません。このピクテの大槻氏とはカタルの意見は少し違います。でもこの賃金の上昇は加速するでしょう。例えば此方の報道です。
カタルは非常にたくさんの資料に目を通しています。今回の日銀の行動を説明するためには…自分に経済の基礎知識が必要だし…未来の観測ですから「不確定要素」が多く、難しい選択です。でも…経済学かな? 「限界効用逓減の法則」と言う、消費行動も株価の追及も当て嵌まります。
「レーザーテック」(6920)の株価は、やがて「見放されます」。この株は、非常に信用取引の高い割合が長く続いています。目先筋のオモチャです。同じオモチャでも市場評価の低い船株なら分かります。「川船」(9107)は「掉尾の一振」の様相です。あの時、カタルが買った株価から…既に4割も株価が上がっています。もし…この株に最後の望みを託していれば…後の祭りで、選択の間違いでした。
なかなか…カタルレポートの選択は外れているようでも…当たってもいることが分かるでしょう。問題は、どれに力を注ぐか? N君は良い銘柄です。
昨日も785円で2000株が買えました。本日も此処に1000株だけですが…買い物を入れてあります。この株は来年のお正月銘柄の「ヒット作」の一つになると思っています。「三菱UFJ」(8306)以上に、市場の評価は低いのです。三菱UFJのBPS1369円です。そうして利回りは3.74%の表示になっています。PERは来期の一株利益予想90円で…9.75倍です。
一方、このN君のBPSは1902円です。三菱UFJより…500円以上も…純資産価値は高いのです。そうして利回りは、来期の一株利益予想127円に対して4.43%なのです。三菱UFJの株価は852円ですが、このN君の株価は800円を割れて現在は788円ですよ。三菱UFJは大型銘柄ですが…このN君は小型現物株です。おかしな理屈です。
このチャートは「Jトラ」の株価が大きく「跳ねる前」の500円台の時に似ているでしょう。25日線が、下から上に75日線を破った形(ゴールデンクロス)です。そうしてJトラと同じように200日線は、既に僅かですが…「上昇波動に移行」し始めています。チャート論が分かる人なら、全ての条件が整っていることが分かるでしょう。この株を、過小資本銘柄ですが年末に…皆さんに公開して、市場にその「真価」を問います。
基本的に、日銀も正常化の道を歩み始めたように…間違った「市場価格の修正」が始まっています。本日の「川船」も、自社株買いを背景に高いですね。何しろPERは1倍台です。いくら何でも…この評価はない筈です。基本的に、思うのです。やはりクラシックな…PERや利回り、PBRなどの指標は、ROEと共に重視されるべきでしょう。長年、培ってきた指標なのです。
ただ…三菱UFJなどが本線になると言っても、既に「高い乖離」状態になっています。だから株価のもたつきはありますが…この賃上げの動向次第では一気に4桁奪回の相場が始まるのでしょう。
どのリスクを選択するか? ハイリスクの選択ならハイリターンなのです。自分がどのリスクを自分の力量の範囲で選択するか? 問題は此処なのです。
良いですか…株価は上がっても良いし…下がっても良い、どちらでも良いという気持ちの水準は、他人には分かりません。この感覚は、自分だけしか分からないのです。だから自分の力量、この中には投下資金量の話し、自分の性格の話し、家庭事情、色々あります。その中で選択をするのです。そうすれば…株価が上がろうが、下がろうが「へっちゃら」になります。
カタルは「無理をしない投資」を推奨しています。時々、カタルのような馬鹿をやるぐらいなら…許されるのでしょう。だって、確かにJトラの冒険は過剰で敗れましたが…年末終わってみれば…今年も2018年に続きプラスマイナス「ゼロ」でした。年初の投下資金1800万円のまま今年は終了でしょう。トホホのカタルレポートでした。また…明日。