8月11日は「山の日」だとか…。なんだか…祝日が多くカタルには理解できません。昔…現役の証券マンの頃の話ですが…土曜日は半日立ち合いでしたが、日曜日は休みでした。でも相場がなくて…「悲しい」思いをしました。そうしてわざわざ…会社まで行って、株式の専門誌を持ち帰って…家で読んでいた記憶があります。
博打好きのカタルにとって、株屋は「天職」です。馬鹿でも…「好きこそ物の上手なれ」と言う言葉がありますが、カタルにピッタリの表現です。学生の頃から、狙いは証券会社一本です。でも山一證券は、カタルの成績表を観ただけで…面接官は「ご苦労様でした。」の一言ですからね。あの時は、こんなバカ証券は、いずれ潰れる…と思いました。
山種証券は、役員面接で、副社長と口論になり…時間オーバーの打ち切り宣言で、三洋証券は面接日を変えてもらおうとしたら…縁がなかったようです。
考えて観ると…カタルの選択した証券会社は、みんな…消えています。この選択理由は新潟の長岡に、支店を持っている企業です。結局、やはり支店網を構築する段階で、間違った選択をするような会社に「未来はない」という事でしょう。そうして…カタルは地元の地場証券あがりですが…その会社も社名変更です。入った時は、資本関係なんか…見ていません。野村証券が、この業界で一番なんて…序列も無関心でした。企業の大小も、分からなかったのです。そんな馬鹿が、良くこのレベルまで来ました。
これは全て「株で儲ける」には、どうしたら良いか?
その試行錯誤のプロセスを、永遠と40年以上…試しています。その貴重な知識だから、毎日読めば…きっとこのレポートは、何かを得られると思っています。一応、トップとは言いませんが…上位10本程度のレベルまで行ったのです。東京外務員協会で、税務署のお世話になる人は限られます。税務署と言うのは5000万円以上の所得でないと調査はしないものです。
このような知識も、皆さんにはないと思います。これは追徴課税を受けた実体験の人生ですからね。「予定納税」の意味を知っているのは「税理士」ぐらいでしょう。国民の多くはそんな言葉も知らないと思います。株屋というのは、大変な職業です。あらゆる産業に、精通まで行かなくても…ある程度の基礎知識が必要になります。
証券マンは日経新聞ではなく、「日経産業新聞」を読むべきです。此方の新聞の方が、業界を良く知ることが出来ます。基礎知識もないのに…顧客に説明なんかできません。
さて本日も「与太」から、開始ですが、8月11日の祝日の為に微妙に…「投資心理」が変わりました。この言葉で…次の会話が分かる人はかなりのレベルでしょう。折角の「戻り相場」の感覚が鈍ります。昨晩のNY市場は、流石に「利食い」が入っています。このS&P500の4227は下落率の半値戻りの株価位置です。(4818-3636)/2+3636=4227です。
特にナスダック市場は、既に21%も戻った所です。だからヤレヤレ…の売り物が被ります。昨日、日本の相場が立っているなら、今日より強い展開じゃないかな?…と思っています。
カタルは一杯(信用の枠が30%ギリギリ)になっていたので、自分自身の「ポジション調整」を優先させました。これは仕方がありません。
相場観より優先される「力量問題」です。
こんな時に相場観を持ち出して、まだ株価は騰がると…「欲の爪を伸ばすのは厳禁」です。だって担保がギリギリで…今週は30%の担保率を維持するために仕方なく損をする「千代化」(6366)と儲かる「Jトラスト」(8508)を「相落とし」をしたのです。
売りたくもない株ですが…これは仕方がない。これもカタルの「読み」の失敗です。新興株は「悪材料出尽くし」と考えていました。この辺りの微妙な「市場の空気」の読みが、時間や株価判断に影響を与え、自身の成績に大きく響きます。
でも…同じことなのです。
ほんの僅かな時間のズレです。相場の方向性は決まっていますから…流れが大きく変わることはありません。その僅かな…「微妙な空気」を完璧に読め!と言う課題は、なかなか…読み切れるものではないのです。女房の気持ちも分からないのに、市場の空気なんか…微妙に変化しますからね。常にそうですよ。
「ソフトバンク」(9984)は自社株買いが入っているから、カタルの事前観測通り「材料出尽くし」のタイミングで、株価は動いています。ですが…「BASE」(4477)や「メルカリ」(4385)は、「仕掛け筋」の力は弱く…市場の支持も得られません。
この辺りの違いは、「市場要因」の解釈の違いでしょう。
多くの人は、付和雷同と言うか…流されて…ムードで行動をします。明確な意思を持って、行動する人は限られています。話題になっている「アルゴ」(コンピュータを利用した自動売買システム)は、その株価の動きを「増幅させるプログラム」です。こいつ等を騙して…「利用する側に回りたい」と思っていますが、問題は資金力です。所詮、鞘取りゲームはアルゴのスピードに敵いません。
だから小手川君は、あれほど優秀な人間が壁に直面をして、株から不動産に行ったのでしょう。市場規模が違います。不動産は、ある程度の基礎知識があれば…金利裁定の世界ですから、確実に利益をあげられます。その代わり…100万や1000万の小銭の世界ではなく、最低は「億単位」で…大きな物件は1000億円台です。東京駅周辺の高層ビルは、どれも1000億円単位の物件です。まぁ、小さな街の「鉛筆マンション」は20億円程度で投資が可能です。
今日は「ソフトバンク」やメルカリ、BASEと比較した「材料出尽くし」の感覚の違いを解説しています。「市場の整合性」とは…これでソフトバンクが目先の高値を超えられるなら、メルカリもBASEも…時間を置かずに「超えられる」のです。ナスダック市場が、21%以上も…回復したという事は、そういう事を意味します。
これが「市場の整合性」を加味した連想ゲームです。考え方が自然でしょう。世の中の摂理は、自然のルールに従います。水は高い所から低い所に流れますが、お金は逆で…低い金利から高い金利に流れます。このようなシンプルな…「基礎的な思考」が出来ないと何をやっても上手く行きませんよ。もう未来の株の流れは決まっています。
だからカタルは「インフレから景気動向」に、焦点が移っていると述べ、そうして「インフレから新時代」の可能性もあります。ナスダック市場の新高値です。これは「カタルは難しい」と思っていますが、コロナを挟み…時代が新しくなった可能性もあり、まだ分かりません。「突拍子もない考え」なのは、よく分かっています。しかし…可能性は否定できないのです。時代の進化は、どんどん…早まっているのです。
あれれ? 「国際紙パルプ商事」(9274)はストップ高ですね。カタルはJトラの方が「大きくなる素地」があると思ったのですが…まともな国際紙パルプ商事の新高値です。やはりまだまだ…日本は「清貧思想」派閥と言うか…。「安全策」が、お好みのようです。
本日、カタルが買っている「R君」の下値ですが…ジャンジャン買えています。楽しいですね。なかなか…これまでは集まらなかった玉ですが…本日は4200株も買えました。
馬鹿が、期日かなんかで…売っているのでしょう。こう言う所を上値で買わずに…丹念に「株を集める」のです。G君も800円台です。F君は下値がありました。此方は業績動向を受けた動きです。でも…ね。方向性は、GもFも同じです。とうとう初期波動の強い「馬鹿上がり株」のP君は2690円です。カタルは2000円割れの時に、会員に推奨していたのです。
本日はR君を、何処まで…買えるか。下値に「断続的に」…買い物を用いました。何しろ…枠がギリギリでしたが…ソフトバンクもメルカリもジャンジャン…「利食い」になって来たからです。枠が空いてきました。
皆さんも、無理をせずに「株を集めて」おきましょう。上がったら売り、下がったら買えば良いのでしょう。でも本日はポイントに見えるから…少し上まで後場から買ってみるかもしれません。でもこの板状況では、1万株も買えませんからね。売ってくれる人が、居るかどうか…です。それでは…本日はこの辺で、また明日。