目まぐるしく…カタルの投資方針が心の中で変わっています。自分の「力量配分」の問題で…その選択に迷っているのです。銘柄の見方が、変わっているのではありませんよ。具体的に言います。
実は、金曜日のBASEを、カタルはかなりの株数を買いました。カタルにしては冒険のレベルでしょう。何故なら、昨日も話したように…BASEの決算悪は、既に株価に「織り込まれている」と考えていた為です。だから寄り値から断続的に下値を買い下がっていました。
ところが…なかなか下げ止まりませんから、頭に血が上り…予定外の株数を更に買ったのです。絶対に株価は350円前後で止まると思っていました。だから別口座でも、2万株程度買い増しをしています。ところが…現実は、そこで止まらずに「安値引け」でした。奇妙な光景です。
仕方なく…敗北感に包まれて、BASEの30分ほどの決算説明を聴いて、なんとなく「売り方」も「必死だなぁ~」と思ったけれど、僕なら一旦、やはり売りから入るだろうと思いました。それしか手がありません。
昨日、述べたように…1年10カ月も下げ続け、株価が1/10以下になっていますから「間違いなく」中長期なら…「買い」でしょう。株価は戻るのは確定しています。問題は、自分の力量問題だけの話です。それと…「時間軸」です。その間、たぶん3か月程度だろうと思いますが…今四半期で、つまり4―6月の推移で大きな落ち込みは消えると推察しています。だから株価は、年末には…上がるだろうと判断しています。これが…今の株価判断です。
でもこの数か月の運用と自分の力量を、どう判断するか?
野村はどうせ…相場が戻っても、いきなり…大きく上がりませんから、一旦、手じまいをしました。 例の5万株の実験はそのままですが…余分に買った分を売って、損を計上しました。でもBASEの場合は「戻り」相場が、「大きくなる可能性」があります。場合によれば…4桁の奪回もあり得ます。だからこそ…迷っています。
一本買いをして…集中すべきか…。それとも時間軸がズレる場合に備え…売るか? 一度、最大300円割れ程度までの下げに対応して、玉を外して…株価が下げたら買うか?
いくつか…色んな投資戦略が考えられます。たぶん…空売り筋は、本日も仕掛けるでしょう。この規模が読めません。お金があるなら簡単なんです。買い続ければ、良いだけですからね。でも…お金は無限ではなく…限られています。よって…カタルの選択は、金曜日に買った分を投げて、その株価より5円下したから1円刻みで買い下がろうと思います。
野村の寄り前の最初の気配値は、本当に499円程度だったのです。だから投げたらいきなり480円だったかな? そうして5円下から買い始めた最初の5000株が買えたら、株価は反転しました。寄り値の具合を、直近まで観てなかったのです。だから気配値を観て…慌てて止めようと思ったのですが…間に合いませんでした。今回は持ち株数が多いから…気配値まで見ます。寄り付き直前まで観察します。
一旦、貧乏人だから、自由を求め安全策を取り、金曜日に買った玉を寄り付きで外して、寄り値から下値があるだけ、付いていきます。本日は最大限、売った分だけを買い戻すつもりです。たぶん…事前予想はプラスだろうと思っています。それが「市場の整合性」の考え方でしょう。でもカタルは貧乏人ですから、冒険ではなく、自重して…自分の力量配分に拘ろうと思っています。幸い、他に儲かる株も持っていますから、今週は何とか…乗り切れるでしょう。
ハイ、今の時間は8時43分です。その板状況を…やはり、付和雷同筋だけなのでしょう。金曜日の動きは…。その証拠に成り行きの売り物は18万株しかありません。カタルの読み通りです。もともと…350円前後が限界の筈です。金曜日は「アルゴが働き」余分の下げた印象でした。
売らずに買いだけの方が戦略の方が正しいのかもしれません。でも一度、決めたことを守ります。カタルの財政事情の問題です。お金があるなら買い続けますが…無理をしない、余分に買ったカタルが「馬鹿だった」と諦めるしかないですね。みんなは気配を観て動く奴らばかりです。コンチクショウ。お金があれば選択肢は無限に広がりますが…。カタルにお金があるなら、BASEを1000万程度買ってみます。僅か35億円ですから…面白い選択です。
でも貧乏人は、冒険をしません。「分相応」と言う言葉がありますから…。仕方がないのでしょう。もう少し時間が経過したら、板状況をキャプチャーでまた拾います。カタルの貴重な経験を、皆さんの投資の「糧」にして頂ければ…幸いです。
今回の売り株数は合計で計算するのも面倒で、たぶんこの寄り値の半分以上はカタルの売り物でしょう。7万株程度だろうと思っています。カタルは板の気配値を観て、自分の方針などを変えません。一度、決めた方針は最後まで守ります。相場観もそうです。相場観ではBASEは買いです。しかし時間軸が年末まで延びる可能性も否定できません。ここで新たな仕掛け筋が「登場する」なら…BASEは4桁奪回もあり得ます。
此処でやるから…相場になるのでしょう。
果実の「旬」と言うものと、同様の考え方です。相場は「命」があるのです。この戦略は失敗した時の利用の仕方です。でも今は市場要因の外部環境が改善していますから…たぶん失敗に終わるかもしれません。売り仕掛け人が頑張って…本日も追加で演出をするなら、下値の買いが買えます。果たして…どうでしょう。そんなに「売る力」があるかどうか…。何しろ、カタルは「悪手」だと思っています。
今の時間は8時57分です。観てください。大きく先ほどと変わったでしょう。如何に付和雷同の連中が居るかが分かります。でも肝心な事は、アンダーの下値の買い物が30万程度増えました。やはり…売り崩すのは、かなり難しい注文です。果たしてどうするのでしょう。
さて…相場が始まりました。
BASEの寄り値は337円でした。ここで…金曜日に買った玉は一旦、清算しました。335円の買いは3200株でしたね。てっきり3500株だと勘違いしていました。訂正します。そうして本日は、短期運用の分で現物の3500株と信用は43200株の損金が僅か788092円です。現物分も合わせた分は85万円程度のものでしょう。これで自由が得られますから安い保険料です。カタルは330円~下値に買い物が入っています。325円~下値は1円刻みで、5000株単位を用いてあります。この戦略が成功するか失敗をするか…。
他の株は、日経平均株価は安かった筈ですが…今はプラスです。20円高です。この日経平均株価の週足の13週線が26週線を下から上に抜く…「ゴールデン・クロス」(GC)をしたそうです。
52週線は、緩やかな下降波動ですね。日足では200日線の考え方です。基本的に、この52週線、日足では200日線の「傾き」が問題になります。BASEの完全復活の為の「道のり」は、まだまだ…長いという事が分かると思います。先ずは200日線を一度でも回復できない事には、「押し目買い」を入れる段階でもないのです。本当は…です。
カタルはかなり早い段階から、株の「成り立ちの解説」をしています。
ITバブルを参考にして、あの時にソフトバンクのチャートを参考に語っています。このような経験が、「キャリアの蓄積」になります。BASEの鶴岡君が頑張るなら…良い「題材」になります。それ程の評価だったのです。だから…あの馬鹿高値で「公募」が実現できたのでしょう。あれは第3者割当じゃ…なかったですよね。公募だと四季報には載っています。
3者割当増資と公募では、まるっきり…意味が違います。公募は「公」に募集をします。つまり大衆を騙したことになります。だって、いくら分割をしても株価は2000円台ですよ。だから2162円ですね。その株価が今は330円で買えるのです。それも、まだ…2年も経っていません。これは「犯罪」のようなものでしょう。
米国なら…裁判で、勝利するんじゃないかな?
金融庁は日興証券のブロックオファーを挙げるより…こちらの方が重大な犯罪のように見えます。カタルが金融庁の幹部なら調査します.立件するかどうか…は、難しい問題が絡みますが、調査もしないのは「怠慢」でしょう。最近のIPO価格も高すぎると思っています。村社会も「倫理観が問われる」案件のはずです。
さて「メルカリ」(4385)は上がって来ました。
此方は「仕掛け筋」が関与していると思っています。これは値動きを観ての判断です。BASEとは違います。今、「Jトラ」(8508)を2000株だけ483円で買いました。ONEのTOB案件を受けて…船株は高いと思っていましたが駄目です。やはり昨年とは違うようです。少なくとも…高値を抜いてから、配当前の調整を経て欲しいなぁ~。下がる心配はあまりしていませんが、高値を直ぐに取れると思っていただけに…やはり残念です。
おぉ~「レーザーテック」(6920)が来ています。21300円まで高値があります。カタルが壁と述べた200日線ラインは22513円です。23000円を付けるなら…実験に100株だけ空売りをしてみます。だって約束をしていましたからね。担保があるかどうか…が問題です。本当はBASEを買うために、枠を空けておきたいのですが…有言実行を建前にしていますから、無理してでも…100株だけです。今、23000円で売り物を用いました。果たして…どうでしょう。失敗したら仕方ありません。
やはりなぁ~「名村造船」(7014)は、ストップ高なのです。市場の整合性の観点の話です。本当は「大阪チタン」(5726)なんかを手掛けるより、このような株の方が面白いのです。数字を観ていませんがストップ高という事は、かなり…いい数字を出してきたのでしょう。この時間感覚です。船が沈み…設備投資の造船は、遅効性がありますが…500円台は新高値です。
おかしく…思いまえんか?
この意味は、お船の相場が残っている「市場の整合性」を感じます。カタルはBASEにも似た発想をしています。本日の寄り前からの327円の指値は買えました。なかなか…下値を叩いてきませんから…330円で、もう5000株だけ追加で買ってみましょう。ハイ、319円の買い物を、株価を引き上げて…買いました。どうも下値はないようです。あまり担保は余ってないからね。先ほどレーザーテックの注文を入れたからです。やはり貧乏人は、自分の行動が制約されます。
それに…やれると思っていたBASEも「売り仕掛け」が効きます。お船は高値を取れないし…こういう「整合性」を考えて行くと、「市場要因」の体温が分かります。相場の体温と言うか…。皆が損をしているか、儲かっているかのバロメーターです。メルカリも、再び…マイナス圏に転落です。やはり…「薄利多売買」の旗印を降ろそうとしても…失敗をするわけです。
でも名村造船のストップ高は、「嬉しい材料」です。これはすごいですね。今、短信を観てみました。でもよく観てください。これが村社会の人間が出す決算書です。
第一四半期の段階で138円の一株利益を計上しておきながら…通期予測の一株利益は14円ですよ。もう「狂った経営者」です。だから財務内容なんかも健全なのですが…累損がいくらあるのでしょう。利益余剰金は121億円のマイナス表示です。今期の復配は難しいのでしょう。川船のようなものです。でもこんな通期予測なら、発表すべきではありません。常識を欠いています。だから「村社会」は駄目なのです。こんな外部環境だから、内部留保を484兆円も積み増すのです。
長くなりましたから…この辺で本日のレポートは終わりにします。皆さんは無理をせずに…ノンビリとやりましょう。自分の「力量を守ること」が大切なのでしょう。カタルは後場から、このようなBASEの株価なら…もう1万株程度「買い直してみよう」と思っています。本当は「売り仕掛け」を待ちたいですが…果たしてあるかな? また…明日。