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カタルは「同志」を失ったような…悲しみに打ちひしがれています。自民党内の勢力図が今後、どう変化するのか分かりませんが、長かったデフレ社会からの脱却に向かうのが、日本の正しい道だと思っています。矢野前財務事務次官が月刊文藝春秋に投稿した趣旨はよく理解できます。しかし…自説を持っていても官僚であり、自身は部下ですから、やはり「出過ぎた」行いでしょう。政策官僚の多くは、政治家を馬鹿にし過ぎです。

一応、政治家は「選挙と言う禊」を受けます。国民の審判を仰ぐわけですから…民主主義社会において、官僚は「分を弁えねば」なりません。親しいキャリア組のトップが、もし近くに居るなら…彼らの言動を観察すれば…「政治家を軽視している」のが、分かると思います。カタルは「驕り」だと思います。やはり…選挙と言う関門は、重要でしょう。

本日はその成果を受け…株価は高いですね。日経平均株価は440円高の26957円です。しかしデフレの出口の27270円を割れています。海外の多くは現政権に対して不満を抱えており、政策与党は選挙で支持率を落としていますから…やはり日本は異色です。

本当に、この危機感が解っているのかどうか…。疑わしいと思っています。ガラガラポンのリスクは日増し増大しています。サマーズ元財務長官と言うのは、やはりよく見ています。この日本の「壮大な実験」の結末が、どうなるのか…。早く…成長を加速させ「パイ」を増やさねばなりません。

株屋と言うのは…自分で方向性を決められませんから「意に沿わない相場」でも…自信の姿をカメレオンのように「変身」させねばなりません。特にカタルは空売りをしませんから…株屋としては「欠陥商品」です。ブレーキのない…、アクセルしか持ちあわせてない車のようなものです。「暴走」を、します。時々「制御不能」に陥ります。皆さんはカタルの性格を良く知ったうえで…このレポートを読んでください。

BASEの月足推移

本日は売れなかったBASEの360円が売れてきました。これで…今週の期日分の処理は完了です。次は500円台の買いですから…10月です。そもそも…カタルのBASEの評価はこの500円前後じゃないかと思っていたのです。でも…人間と言うのは、面白いでしょう。特に株価は1/10以下のバーゲンセールになると…市場は、あれほど「持ちあげた会社」なのに…「真逆の評価」になります。

カタルが東京に上京して驚いたのに…メーカーのバーゲンがあります。先日、科学技術館かな? 皇居近くの…孫と行ったらメーカーのバーゲンをやっていました。その「5割引き」とか…最大「7割引き」などの…セールに驚きました。2割、3割なら分かりますが…洋服と言うのは、儲かるのでしょう。でも洋服のバーゲンでも、流石に9割引きなど…観たことがありません。しかし株の世界は1/10以下ですからね。このBASEの高値は3448円ですよ。今の株価は355円で、先日は295円まで売り叩かれているのです。「他山の石」として…自分の行動を戒めねばなりません。

自分を制御する難しさは…馬鹿をやったものだけが分かります。酒で酔ったミスに似ています。なんでも…大きな決断をする前は「時間」を置くと良いのでしょう。これはある弁護士の「弁」です。難しい問題程…解決を急ぐのではなく時間を掛けるのです。

でも今の日本は、掛け過ぎです。33年間の冷や飯を食わされる株屋にとって、業界そのものが消えます。昔の…証券会社は、良く「政策提言」などをしており、政治家とのパイプも強く結びついていました。でも今の株屋は、セールスに行っているのでしょうか? 

自民党本部の裏方は、結構、お金を持っています。何も政治家を動かすのは、政策官僚だけでなく…この事務方も「かなりの力」があります。カタルの友達が、渡辺秀雄の秘書をしており、その関係でカタルも面識のある方が居ります。だから…満更、政治の世界を知らない訳ではありません。

ソフトバンクが、かなり高いですね。高値かな?…と思ってチャートを観たら違いました。まだまだ…高値があったのですね。でもこのパターンは、事前にカタルが「底入れ」の為に解説をしているチャート通りに動いています。

ソフトバンク(9984)の日足推移

ITバブル期の荒廃から株価が復活したパターンを取り上げ、何度も、何度も…紹介しています。そうして早くから「株主還元」相場をカタルは謳っています。仮に…この後に、前の二つの山、つまり5849円と5984円を取るなら、完全復活でしょう。しかし市場のニュースは「ソフトバンク批判」で、溢れています。

例えば…WSJのこちらの記事などは、その典型的な発想です。「ユニコーンにリセットの波、ソフトバンクが払うツケ」

基本的に…金融を緩めると「進化の速度」が上がります。多くの投機資金が活発化しますからね。かなりの冒険をするようになるのです。通常、絶対に考えられない投資も可能になります。だから「進化の速度」が早くなります。

通常「未踏の世界」は、誰もが「二の足」を踏みます。でも孫さんはリスクを畏れずに「果敢に挑戦」を続けています。これまでは…非常にうまく対処しています。凄い「実力と運」を持った人物です。今回も果敢に1兆円もの自社株買いです。

メルカリ(4385)の日足推移

通常の新興株は、こんな感じです。ここでの比較は200日線と比較しましょう。既にソフトバンクは「200日線から顔を一度、出しています」。その後の下げの場面が、「買い場」になるとカタルは述べました。ITバブルの検証から得た結論です。

この仮説を実証するために…カタルは様々な実験を開始しています。そうして…最近は「薄利多売買」説の「旗印」を降ろそうか…どうしようか…と迷っています。その試金石としてロコンドを観察株として掲げて、実際に売り買いをして…成果を収めています。この株の今後の行方も注目されます。

最近はチャート論を、活用した解説を増やしています。理由は、あまりに皆さんの知識レベルが無知レベルに感じられるからです。証券マンもそうです。やはり「失われた時代」の影響が、株屋の世界にもあるのでしょう。確りとした知識の伝承が出来てないようです。

カタルは恵まれていました。小さな証券会社に入り…本店の第一営業の配属で、隣が株式部で…役員だった佐山株式部長から、直伝に相場を学びました。新聞記事の観方など…特に「設備投資の記事」などの意味です。そのような基礎知識を元にして、様々な試行錯誤を経験した結果、得た…貴重な知識の集約が、このカタルレポートですから…価値は高いと思っています。大概…ここで採り上げる銘柄は株価が上がっていますよ。疑うなら…右のカレンダーから前に書いたカタルレポートを読めば…良いですね。かなりの精度だろうとカタルは思っています。

後は皆さんの「利用の仕方」の問題でしょう。長く…できれば2回、3回と同じレポートを読み直すとカタルの誤字脱字など分かるようになります。

そうしてカタルの性格も分かるでしょう。一応、証券マン上がりですから…様々な人種に対応できるように…色んな銘柄を紹介しています。その中から自分の性格に合うものを選んで、各自の「力量の範囲」で、株式投資を楽しんでください。経済と政治など…カタルと違う世界観を持つ人も居るでしょうが…そんな事は当たり前です。時間軸のスタンスも違います。要は、読者次第で…このレポートの価値が変わります。

ソフトバンクから話が飛びましたが…この200日線を重視した投資法の仮説の…実験を積み重ねるに従い、精度が上がって行くかどうか…。しばらく…やってみようと思っています。冒頭に掲げたBASEの最近はドンドン…「在庫」が消えています。つまり…本格的な株価上昇も近いのではないか…と思っているのです。メルカリも、そうなのです。本日はサイバーダインにも、335円で買い物を用いましたが、まだ買えていません。

ロコンドの時も思ったのですが…様々な「市場の整合性」を考えて行くと…そろそろ「薄利多売買」説の旗印を降ろす時間が、迫っているように感じています。でも、まだカタルは降ろしません。本日も…僅かな利幅で売り物を用い、メルカリなども利食いしています。でも…このマイナス乖離も奇怪な話です。

下降波動の200日線の日経平均株価の推移

現在の日経平均株価の25日線と200日線の乖離は-3.69%です。基本的にこのような現象は多くの人は、株で負けているのです。この乖離が縮小をして…逆転をするようにならないと「みんなの元気」も増しません。だから薄利多売買なのですよ。

だって高値を買ってまで…「冒険をするような人」は、少数派ですよ。だから株価がドンドン伸びる訳がありません。こんな常識が解らないとは…。だから大阪チタンのようなケースは異質なのです。高値を買っても儲かっています。

故にロコンドが「試金石」になると述べたのです。既に、カタルは短期売買の対象から外しました。理由は、この200日線から「上の株価」で、小型現物ですが…この株価水準を維持できるほど…市場要因が回復しているかどうか…。時間経過の結果を観て…みたいからですね。銘柄は、非常に優れています。問題は「市場要因」です。だから試金石の一つなのです。

そう考えて行くと…BASEやメルカリの高い「マイナス乖離」は、魅力的な商品です。特にBASEの調整時間はかなりの期間です。通常は、調整期間も2年ほど…ものです。まぁ折に触れて…この話は今後も取り上げて行こうと思っています。

本日は金融も強く…正常な株価上昇のパターンに見えます。カタルは安倍さんの訃報に接しポジションを軽減させましたが、頭が悪いから記憶力も乏しく…直ぐに忘れるでしょう。この勢力図の話は、今後…組閣などを観て、徐々に明らかになるのでしょう。ですが…現実社会は徐々に改善しています。それでは本日は、この辺で…また明日。



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