投稿者:kataru

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注目された米国の「CPI」は期待値に、沿っていましたが…その後に発表されたFOMCでのコメントが、年内は「1回の利下げ」を支持する…発表で、株価は終盤に掛けて、失速しました。

米国2年債の利回り推移

しかし…米国「2年債」の利回りは、一時的とはいえ…5月のQTの減額後に付けた4.7%ラインを割れ込んできたのです。チャート上は、「前の壁」を破っていますから…カタルの考えるシナリオの「方向性」が正しいことが…これで、確認されました。ただ…問題は「時間軸」の話です。この話は、「難しい」のです。

カタルも含め…皆さんもそうだと思いますが、カタルはいつも「市場要因」と「個別株要因」の話をしており、この比率は7:3程度では、ないかと疑っています。

つまり「市場要因」が改善しないと…いくら頑張っても、株式投資では「大きく儲ける」事は出来ません。今のカタルの技量では…駄目なのです。「空売り」をしませんからね。

最近の相場は「予兆」と言うか…。何れ…株高に繋がるのですが、その「株価波動」は、どの銘柄も長く続きません。つまり…今の相場で儲けている人は、限られており、多くの人は株で儲ける事は出来ず…損をすることもあるのでしょう。

つまり…「雪だるま」の相場ではなく、「薄利多売買」の局地戦なのです。

「野村証券」(8604)を観ても分かります。すんなり…「4桁」に、なかなか…株価は乗りません。昨日なんか…驚く、「下げ方」でした。

カタルの指値は「930円でも買う」と言うものですが、それが919円で株を買えるのです。如何に…今の「相場の参加者」が「根性なし」か…が、分かります。この「目先の株価動向」を見て…態度を決める投資を「モメンタムトレード」と呼ぶそうです。

「相場の流れ」に付こうとする投資方法です。要するに…銘柄の良し悪しより、「相場の流れ」に身を任せる「浮き草」です。カタルは「本物の投資家」を目指しています。大地に、確り…「根を張る」投資です。

微力ながら…カタルの50年以上の知識が、皆さんの投資のお役に立てるなら嬉しいのです。カタル自身は「市場原理」主義者です。あくまでも「効率」を重視します。

でもカタル自身の人生は「紆余曲折」の道を、歩みました。だから皆さんは、その時間を節約しましょう。このレポートは、その「集大成」でしょう。カタル自身は、もう直ぐ…「卒業式」を迎えられると思っています。まだ分かりませんが、たぶん…。

TICK回数上位の銘柄

事実、昨日、一昨日とTICK回数、「1位」に輝いている「名村造船」は、嘗てのカタル銘柄です。

当時の名村造船(7104)の日足推移
当時の名村造船の株価データの推移

この株との出会いは2020年6月です。そうして、何度も…このレポートに登場しています。代表的な原稿は、2020年9月19日「デカップリング(日本株と米国株)」でしょう。

その時に「名村造船」も取り上げていますが、その株価は168円です。同時に、「三菱UFJ」(8306)も450円以下で…登場させています。皆さんは、過去の原稿を遡って読むことが出来ますから…確り…このレポートを「活用」しましょう。

別に…「名村造船」だけでありませんが、たまたま…2日間連続でTICK回数1位に輝いていましたから…本日は、カタルレポートの成果として…それを紹介しました。

カタルが、いつも読者の知識レベルを問題にしている「豚に真珠」や「馬の耳に念仏」と述べていますが、満更…誇張でもないのです。

本日は、昨日株価が安くなった…「ジェイドG」(3558)を、皆様と供に400株だけですが、株を買い増しています。 仮に本日も安ければ…明日は「寄り付き」と「後場寄り」の2回に分けて400株ずつ、合計800株を買います。仮に「変わらず」以上の「プラス」なら…再び、やり直しで、次に株価が下がったら、また400株から始めます。

この理由もあるのです。

「ジェイドG」(3558) の株価データの推移

まもなく…株価ステージが「大きく変わる」と思っています。理由の一つは、日証金の回転日数です。最近は6日間連続で100日を超えており…昨日は228日でした。つまり…信用で株を買っている人は、この株価では「手も足も出ません」。既にカタル同様に…「下値」で株を買った人の多くは「利食い」を完了したのでしょう。

つまり…「大きな売り物」が出て来ませんから、株価は動きやすくなっています。株価のステージが「変わる可能性」があります。

ちゃんと…データの裏付けがあるのです。馬鹿に、何を言っても分かりません。故に、「ムード」で、株を「売り買い」をする「モメンタムトレード」になるわけです。そんなに…簡単に、株で儲かると思ったら大間違いです。

だから皆さんの多くは「野村証券」(8604)だけで充分なのです。

名村造船はカタル銘柄の中でも、「ヒット」の部類でしょう。しかし…やはり時間が、かかっています。この評価になるまでに…4年かな? 今から4年後を目指せば良いのです。

名村造船(7104)の週足推移

最近では…カタルは良く「NTT」(9432)の話をします。昨日も大引けの148円で5000株を買い増しして、合計で2万株になりました。本日も147.4円で5000株を買っており、これで、取り敢えず、「打ち止め」かな? 合計で25000株を平均買値は、たぶん…150円です。

「NTT」(9432)の 日足推移

この株は「ニデック」(6594)の昨年の10月の場面、あるいは「クックパッド」(2193)を150円台だと思いましたが、「我慢」が出来ずに…株を買った所の株価位置に似ています。

「クックパッド」(2193) の日足推移

ここから下値に、更に「ブレる」可能性も考えています。それでも…たぶん半年程度だろうと思っていますが、下値圏のボックス相場を続けるでしょう。「事前宣言」ですよ。

でも来年は、株価が上昇を始め…何れ、株価は200円を大きく超えるでしょう。

まぁ2倍は「間違いない」と思っています。皆さんは、儲かる銘柄を知りたがりますが…銘柄なんか、何でも一緒です。問題は、自分自身の「精神力」なのです。あるいは、資金量ですね。これらを含めて…カタルは「力量」と表現をしています。人間の「資質」の問題です。

「三菱重工」(7011)の 日足推移

「日立」(6501)も、そうだし…パトリオット・ミサイルを共同生産する「三菱重工」(7011)は、「NTT」と同じく…株式を10分割をしましたが、株価は上昇を続けています。

同じような形で、何れ…この「NTT」も、皆さんが、馬鹿になります。

「過剰流動性相場」が、何れ…やって来ます。その時に中心株になります。兆円単位のお金を小型株では消化できませんから…NTTクラスの大型株が、「物色の対象」になります。もう…この「路線」は決まっています。馬鹿だけですよ。

何故、日銀様が、こんなに長い期間、お金をジャンジャン刷って…世の中に「ばら撒いた」か? その本質を観れば「時代の流れ」は、誰でも…分かります。あとは「忍耐力」が試されるのです。お金持ちって…みんな辛抱強く…時間を「凌駕」出来るのです。時間軸を超えることが出来ないのが「貧乏人」の我々です。

そうして…4年前のあの時に「名村造船」を168円で買って置けば…と悔やみます。

「後悔、先に立たず」です。どの時間軸でも、構いません。NTTの時間軸は、「初動」の音が聴こえるかどうか…。「おぎゃ~」と赤ちゃんが誕生するかどうか…の段階です。

丁度、お母さんの「陣痛」が始まるかどうか…なのでしょう。野村証券は、既に小学校から中学生かな? そんな株価イメージです。でも「名村造船」は、既に「老人」です。当初の注目は、この銘柄の「割安感」に注目しました。赤字でも、配当をしていました。

これだけ…丁寧に…株式の解説をしています。もういい加減に…「大人」になりましょう。

カタルも、早く…「卒業式」を迎えたいものです。「ジェイドG」の3年後は、1万円。そうすると…この株を1万株で、京都に引っ越しです。2万株なら…17000万円の最高級の場所です。

「もう直ぐ」だと思っていますが、なかなか…ね。「世の中」は、上手く行きません。


日証金の「回転率」 の推移

今は日証金の「回転率」も「TICK」回数を観ても、皆さんの多くは「儲かってない」と思っています。


「TICK」回数 の推移
「ルネサスエレク」(6723) の日足推移

ようやく…「ルネサスエレク」(6723)が伸びてきましたね。あの時に、カタルは「アドバン」(6857)より、上だと評価していましたが…時間軸を「完璧」に捉えるのは、なかなか…難しいものがあります。

昨日、初めて「K君」に、「変化」らしいものを感じていますが…まだ未了かな? 

カタルは「空売り」はしませんが…「繋ぎ売り」を今回は利用しました。微益で…既に、この分は処理を終えました。下値の分は、安い買値のものを「現引き」して…株を渡しました。まだ上を買いませんが…下値なら株を買います。

今は「U君」も、みんな…そんなイメージです。「BBタワー」(3776)の下値を待っていましたが、本日は高いですね。「エニーカラー」(5032)は「自社株買い」の選択でした。何れ…「BASE」(4477)の鶴岡君も、自社株買いをやると思っています。

「ソフトバンク」(98984)が、最近は、強いですね。次は「メルカリ」(4385)、「BASE」(4477)なのでしょう。つまり「ジェイドG」(3558)の舞台は、整っていると思っています。カタルは、まもなく…「株価ステージ」が大きく…変化すると思っています。間に合うと良いのですが…果たして、どうでしょう。今日は、こんなところで…良いでしょうか?

「失敗」も、多いですが…「名村造船」のような成功事例を、いちいち掲げると、キリがないのです。僕らは「本物の投資家」を目指して…ノンビリやりましょう。また…明日。



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