カテゴリー:今日の市況

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かたる:僅かの期間に、5割ほど…任天堂の株価は騰がりましたね。カタルが初めて気づいたのは、7月12日でした。株価は21000円台だったと思います。確か…この日、NHKの昼のニュースで「ポケモンGO!」の話題が、「米国で社会現象」になっていると…報じられていました。故に、その翌日の原稿で、この事に触れましたね。余程、自分で買おうと思ったのです。

しかし手持ちの株は下がっており、無理しても、せいぜい100株か200株程度しか買えません。だって、たった100株で200万円も必要なのですから…。故の小野薬品と同じで…カタルは「パス」したのですね。その翌日は株価が安かったのですが…、カタルは、14日の原稿で「人間の行動様式を変える可能性を持っている任天堂を侮ってはいけません。」と原稿を結び、強く買いを支持しています。

昨日の売買代金は7000億円を超え、大きく膨らんでいると…日経新聞は報じていました。すごいですね。先々週までの相場は…とても売買代金が大きく盛り上がるように見えなかったのです。それが…この変化です。カタルは、もっと弱いのか?…と考えていたのです。

でも仮に…本格的な金融相場に突入しているなら、三菱UFJの株価(現在は515円台です。)は、再び何処かで…大きく反応し、200日線(613円台ですね。)をクリアするのが常識的な観方です。この可能性は…全て政策次第でしょう。政策当局の出方次第です。つまり三菱UFJが、この水準から政策の選択次第で…100円高します。多くの人は、「そんなバカな筈はない」と思っているでしょうが、それが「政策の選択」と言う意味です。

市場経済下に於いて…全ては、結果が重要視されます。黒田さんのように、自ら述べた物価目標を、後ずれさせるような言い訳は通用しません。確かに原油価格が下がったことは不幸でしたが…そんな事を言い出したら、誰でも成功ですね。困難を乗り切り、政策を変更して、企業業績を上げるのが、真の経営者です。神任せの政策など、誰にでも出来ます。

自分が納得するのでは、駄目なのです。市場が納得して…初めて合格点なのですね。カタルと同じです。カタルは政策が失敗しているから、株で損をしていると言い訳しています。ケネディクスは、3年も待たされています。黒田さんの性格を知り、機敏に自己主張を変え、相場の流れに乗り、「空売り」をするのが、真の投資家なのでしょう。

果たして…この秋、的確な手を打つのかどうか。簡単なのですね。批判を恐れず、出来ることは何でも…市場が納得するまで、やれば良いのです。既に、「ヘリコプターマネー」を要求する段階まで、市場は政策当局を追い込んでいるのです。財政ファイナンスなのですから…。この意味は「ガラガラ・ポン」ですからね。ドイツは第一次世界大戦の賠償で払えない金額を押し付けられ…ハイパーインフレの道を歩み、ヒットラー政権が誕生しました。モルガン商会の強欲が、ヒットラーを生んだのです。GDPの3年分ですよ。今のお金で言えば、日本は1500兆円も賠償責任を抱えることになります。如何に多額の請求か分かります。まさに「窮鼠猫を噛む」です。

過去の歴史を観ると…良く分かりますね。黒田さんや安倍さんに、今の経済状態の状況認識があるかどうか…。自分達は、村論理で生きてきましたから、実態が分かりません。でも株は正直です。市場の評価が正しいのです。カタルは市場原理主義者なのかもしれません。でも株をやれば…カタルのような馬鹿でも…見えるものもあります。果たして本格的な金融相場に移行できるのかどうか…。任天堂の売買代金7000億円越えが、語っているものは非常に奥が深いように感じています。

動いて来ましたね。きっと多くの人がARM社の存在を知らなかったと思います。カタルも…あまり知りませんでした。でもユビキタスをやっていたので、組み込みソフトに必要不可欠なモバイル向けCPUの王者だったので、名前だけは知っていました。先日のユビキタス、佐野さんの事業説明会を聴くと、現状のIoT認識が、どの程度の実務レベルか?よく分かります。

何故、村田がユビキタスと資本提携し、最初の協業ビジネスに「WiFiモジュール」を選んだかよく分かります。村田は車分野に進出するためにIoTのキーワードが通信機能だという事を、よく知っていたわけです。任天堂に採用されたこの通信機能は軽くて、優れていると言います。

ソフトと言うのは…重ければ誰でも作れます。如何に簡単で、使いやすく、軽いかどうか…。実際に自分でソフトを書いてみると分かりますね。下手の奴は…軽く作れません。無駄を省けないのです。だからバグの原因になります。良く、金融機関のソフトが止まりますね。先日もJALかな? ソフトダウンがありました。簡素化で軽く、的確に動くのが一番です。

ユビキタスを観ていると…たぶんファウンダーの鈴木さんの天才的な勘が魅力の元になっているのでしょう。お金さえあれば…どんな企業も、方向性さえ正しければ…成長は可能です。ユビキタスの株価を1万円台に押し上げ、増資を実行してその資金で更なる飛躍をすれば良いのです。ソフトバンクのように…。孫さんは、シャープの佐々木さんの個人保証の1億円が元手ですからね。それが僅かな期間に…3兆円を超える買収を可能にするのです。金融論と言うのは、面白いでしょう。

ユビキタスの佐野さんは歴代に比べ…マズマズの評価です。一気に売り上げを5倍、10倍に育てることが出来るかどうか…。でも考えていれば分かりますが、町工場が村田のような大企業に出資させ、更に一流企業のトヨタの支持も受け、セールスフォースやアマゾンなどの世界的な企業と取引をしているのです。最近では日立ですね。すごいでしょう。この現実だけで株価は1万円以上になっても不思議ではありません。問題は僅かな収益です。

でも任天堂の10億円の売り上げが消えたのですから…上場を維持しながら、見事に立ち直った現実はやはり凄いのです。カタルが何度も述べています。1000円以下は鉄板だと述べており、今回は既に売り上げは落ちず、企業業績面で問題はありません。だから必ず、上場来高値を、何処かで更新するとうのが…一般的な評価だろうと思っています。だって過去最高売り上げを更新し続けるのです。故に800円割れの時から…いよいよ出番がやって来た…「IoT時代の到来だ」と述べています。孫さんの見方も一緒ですね。彼も、そう思うからARMの買収に動いたわけです。

さて、さて…ユビキタスの事を書き始めると、言いたいことはいっぱいあり、キリがありません。自分で調べればいいのです。今は良い時代ですから、ネットで何でも…ある程度は分かります。

任天堂と同時に、ここに来て「既成概念」の話をしています。昔は読み物が貴重でした。紙も高価だったのです。故に「写経」がありますね。あれは印刷技術が、昔は、なかった為、教えを広げる為のものなのでしょう。そうして時代の変化で活版印刷が生まれ、情報の伝達が飛躍化しました。蒸気機関の発明で鉄道が整備され、馬車から鉄道になり、人々の行動は大きく変わります。その度に人類の成長は加速されました。

過去の成長株の歴史を調べると分かりますが…人々の行動様式を大きく変えるビジネスモデルは…成長株を生み出す原動力になっています。終身雇用から労働改革をテーマにしているクラウドワークスは赤字ですが…カタルは大きな評価を与えています。順調に売り上げは拡大しており、本来は上場すべき段階ではありませんが、近年はベンチャー企業育成の為、早期上場になっています。

もし…カタルが思い描いている様な「弧を描く」なら…年末時点での4ケタ以下の評価は間違っています。昨日、孫氏はARMの買収価格が高いという批判の中で応えていました。「サスティナブル成長率」の話をしていましたね。この為にアマゾンは赤字にも拘らず、市場は、常に高評価を与えてきました。少し難しいかな? 潜在成長率への再投資なのです。配当をせず、自己投資して成長率を加速させる経営をしてきたのです。アップルもそうかな? マイクロソフトも…昔は、そうでしたね。クラウドワークスは、我々日本人の働き方を、大きく変える要素を秘めています。労働改革の目玉です。

ここで先日、紹介した「馬場レポート」を想い出してください。失業率と消費者物価の関係ですね。必ず、雇用問題が生まれます。その時に「クラウドワークス」の株価は、1万円になるかもしれません。カタル銘柄に指定するスマートコミュニティー関連の株、IoTのユビキタスに、再生医療のJTECは、何れも…その要素を秘めているのです。まもなく時代が、加速します。その時に…皆さんは気付くことになります。

つい先日、カタルは、「ユビキタスの時代がやって来た」…と述べました。株価は800円を割れていましたね。カタルも指値をしていた800円のユビキタスが買えたのです。時代を感じてください。株価の行方を決めるものは、時代であり、政策なのです。それでは…また明日。

カタルは、何時も事前に述べています。後講釈はしていません。そりゃ、失敗もありますが、Vテクのような…成功事例もたくさんあります。過去のレポートを読めますよ。多くの評論家は後講釈ですが…カタルは自分の考えを、前もって伝えていますね。あとは読者の選択次第です。決して結果論で物事を語っていません。きっとクラウドワークスは大きく育つと思っています。

任天堂の売買代金を、本日、話題にしたという事は、少し休むという事です。どんな株も必ず休むのです。そうして調整が終れば、再び上昇開始です。今、ユビキタスが買えました。1080円です。楽しみですね。段階的に買いが入っています。何処まで買えるか…。ARM社の買収は、IoT時代の到来です。互いに頑張りましょうね。また明日。



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