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なるべく、みなさんに「株式投資の理屈」を知って…欲しいと願っています。でも「金儲け」はしたいけれど、その「努力をする人」は限られます。更に…継続的に「勉強を続ける人」は、もっと少ないでしょう。結局、人間の能力は、かなり…人により違います。

カタルは田舎から都会に上京し…よちゃんなど、ある程度、上のレベルの人達と交流を持ちました。やはり…証券マンでも「金持ち」に愛される人は、それなりの人格者です。なにか、セールスが持ってなければ、金持ちは、容易く…「顧客」にはなりません。だから一流域の証券マンに、出逢う「確率」は、かなり低いでしょう。

「ブランド」では、ありませんよ。「野村証券」も、クズのセールスが多いのです。まぁ一応は高学歴ですから普通なのですが、それなら「お公家様」集団の山一證券は、倒産など…していませんね。でもカタルが面接を受けた時は、学歴と成績証明書を、面接官が観た途端に「ハイ、ご苦労様でした。」の一言でした。会社が潰れる…訳です。

長年、色んな人を見ていると、最後は、やはり「モチベーション」です。この「やる気」のある奴なら、どんな仕事をさせても…大丈夫です。

一昨日、NHKの「ラピダス」のスペシャル番組を観ました。小池と言う社長は、なかなか…の人ですね。1兆7000億円かな? 税金を投入される「器」の人物なのでしょう。NHKの片岡とか…言ったかな? プロジューサーが、なかなか…取材が出来なくて、小池さんに噛みつく「場面」がありました。メディアと言うのは、傲慢な人間ばかりです。

取材を受けるのが当たり前…「ラピダスは、国民の税金で成り立っているから、国民は知る権利がある」と…小池さんに迫っていました。でもカタルは、小池さんの心情が、よく理解できました。丁度、重なりました。「エルピーダ」の坂本さんが奔走して「金の切れ目が、縁の切れ目」になった「挫折感」と、同じ想いをあの時に、小池さんも抱いていたのでしょう。

今回の「トランプ関税」も、折角の「チャンス」なのです。でも政治家も器が小さいですね。折角、80兆円も米国に投資するなら…せめて「NTT」(9432)の「IOWN」を世に売り出す…チャンスです。何故、なかなか…前面に出てこないのでしょう。

政治家もメディアも勉強不足のように思います。あのレベルの「試作品」だけでも、たいしたものですが「量産」は、更に別次元です。その上の「販売競争」です。国家支援がないと動きません。これまでの政府が、主導するプロジェクトの多くは「失敗作」です。それは「魂」がないからです。やるか…どうか。一度、始めたなら、トコトン…「やり抜く」のです。相場も同じです。最後は経営者の「資質」で株価は決まります。

さて…昨日話した「不動産」投資の話です。家賃が、日本でも上がり始めてきたので…今回の「名目経済」化は、本物に育つのでしょう。その一端が、昨日の米国のCPI発表の資料のなかに「内訳」が載っていました。

米国の消費者物価が、なかなか…下がらなかった理由の一つです。この項目の「Housing」と言う住宅と言う項目が、まだ4%の伸びになっています。この意味は、米国の「GDPデフレーター」が高く…常に、資産投資が盛んに行なわれているという意味ですよ。だから米国は強いのです。物価も上がりますが、常に資金が「盛んに動いています。」でも高金利の為に…「怪しい話」も出ています。でも車ですから、家とは違い、金額が小さいから大丈夫でしょう。

実質経済は「先着一名様限り」の狭き門です。その他大勢は「負け組」です。

朝ドラ「あんぱんまん」のスポンサーの「サンリオ」(8136)の辻さんは、「株式投資」が大好きでした。その損金で「社業」が傾く…ほどでした。あれほどの人物でも「GDPデフレーター」が下降する局面では、相場に勝てないのです。「THK」(6481)の寺町さんも、そうです。

「ソフトバンクG」(9984)の孫さんは「怪物」です。その彼も、強運に恵まれました。「シャープ」(6753)の佐々木さんが居たから「ソフトバンクG」が誕生しました。通常は、「訳の分からない」若者に…一億円もの「個人保証」を付けないものです。わざわざ…銀行の支店長に掛け合ったのです。この経緯は長くなるから書きませんが、会社を興すときの「エピソード」の一つです。

成功と失敗は、「紙一重」なのでしょうが、何か…を、彼は持っているのでしょう。最後は此処で決まります。運命の「分かれ道」です。

でも努力をしなければ、絶対に、道は切り拓けません。だから読者の人も、内容が分からなくても、毎日読めば…何かしら、得るものがあるのが、このカタルレポートでしょう。勿論、内容は「玉石混交」です。こんな事は、「当たり前」の話です。「間違う事」を前提に…「株式投資」を進めるのです。でも「時間軸」だけの話でしょう。正しい政策なら…必ず、狙い通りになる日が、来るのでしょう。カタルは、そう思っています。

日本の「住宅の家賃」が、上昇を始めてきたので…もう「後戻り」はしないと思っていますから、日銀が「ETF」の持ち株を全部売って…尚且つ、最後は「NTT」(9432)が4桁に乗るような「過剰流動性相場」まで…カタルは「視野」に入れています。

何しろ…35年間も肥やしを撒き続けた肥沃な大地が「日本株市場」です。様々な事象、東証の「PBR改革」なども、そうですが、何より、どの企業も「構造改革」です。「三菱電機」「アサヒグループ」、人手不足の物流の「日通」も…構造改革です。今では「黒字リストラ」は常識になっています。

あの時に「パイオニアの指名解雇事件」から「失われた時代」になったのです。終身雇用や年功序列は、既に完全崩壊して、合理的な判断に世の中が変化しています。まぁイチイチ…その「事例」を掲げたら、きりがありません。

社会のニュースを観ただけで、直ぐに株価の未来が分かります。

「キオクシア」(285A)の 日足

先日は「キオクシア」(285A)の話をしています。もともと…IPOの時に、ある程度は決まっていました。明らかになったのは、今年の「春」でしょう。そうして…今日のニュースは100倍速のSSDですって…ホンマかいな?と思います。

何処かの証券会社がレーティングを引き上げ…「投資ファンド」を後押ししています。もともと…米投資ファンドの「ベインキャピタル」は、現金化を急がねばなりません。仕組み上、株高は、前から決まっていたのでしょう。

「ルネサスエレク」(6723) の日足

このような過去の事例より「未来の話」ですが、カタルは、何処かで…「ルネサスエレク」(6723)も「仕掛ける」と思っています。だいぶ…外部環境が整ってきました。この「ルネサスエレク」の株主は、海外ファンドの「オンパレード」です。故に、必ず…何処かで始まります。でも今は…「のれん」の「減損リスク」を覚悟して「仕掛けなければ」…なりません。一度、減損をすればスッキリしますが…果たしてどうでしょう。

所詮、最後は分かりませんからね。

「3Dマトリックス」(7777)の 日足

さて、昨日は「3Dマトリックス」(7777)の決算が出たようです。これも「カタル銘柄」です。カタルのスタート時点は、ほぼ安値から始めました。「成功組」です。既に「2サイクル目」になっています。ただ…若干、カタルの手法から観ると、相場の作り方は、子供かな? 仕手色の「強い株」ですから、もっと上下に、株価を振って…良いと思っていました。

カタルは「4桁以上のもの」に、なるだろうと考えて…相場に取り組んでいます。でも「直ぐに」…では、ないですよ。やはり来年から「再来年」でしょう。基本的に、どの株も同じですが、「企業業績」が伴わない…株は「駄目」です。

でも市場で賑わうのは、内容が「怪しいもの」が多いですね。この「3Dマトリックス」は、博打株ですが「まとも」な部類です。決算を観ると…1Qの段階で「黒字の達成」です。故に、通期は楽しみです。それも前年比での伸び率は47%増収です。ようやく黒字化した所ですから、今度は「損益分岐点」を超えており、売り上げの伸び率が「利益」に直接…繋がります。この辺りは「ジェイドG」(3558)の解説で、成長力と損益分岐点の話をしています。同じことです。

故に、しばらく「市場人気」を独占する可能性もあります。まぁそれ程…カタルは株を買っている訳ではなく、一時は10万株を超えていましたが…今は2万株程度なのです。他に、しばらく「売らない株」も持っています。そう言えば、新NISAで子供達にも薦めました。

「バイオジェン」(BIIB) の日足

やはり…「エーザイ」(4523)も良いですね。選択は色々あり…米国では「エーザイ」のレカネマブを販売している「バイオジェン」(BIIB)も「揉み合い場面」を抜けだして…来ました。だから「市場の整合性」は合いますから、その選択に迷います。

「大阪チタン」(5726)の 日足

同時に…「大阪チタン」(5726)の値動きに「魅力」を感じています。昨日は2335円も買えました。ビックリ…します。やはり、このよう値動きが「カタル好み」なのです。常に「ハイリスク・ハイリターン」を好む…カタルですから…みなさんは気を付けないとなりません。でも…色んな選択肢を述べています。

皆さんは、その中から「好きなもの」をやれば…良いのです。迷ったら、「野村証券」(8604)だけでも良いし…まともな株も掲げています。

「ジェイドG」(3558) の日足

やはり…昨日は「アルゴリズム」による一日だけの動きかも、知れませんね。実は、昨日は1450円までしか…「買い指値」が入っておらず、1450円が買えたので、昼寝を切り上げて…1430円まで更に買い物を入れた「ジェイドG」(3558)なのです。

そもそも…1470円を割れた事が「不思議」でした。カタルは、あの時に、2万株近く…無理をして「株価が重いから」…「下値を叩こう」と思ったのです。通常、重ければ、株価を「下げる」のがルールです。「新規の参加者」を募る…わけです。だから…「75日線まで下げよう」と思ったのですが「駄目だった」のです。今の市場環境が「良い」為に、なかなか「売り筋」の…無理は通りません。逆に「買い筋」は簡単に「演出」が効きます。また「キオクシア」は高いのですね。

そもそも半導体などの「市況品」は、価格があって、ないようなものです。特に汎用品の価格は「上下」が激しいです。石油より半導体の方が動くのでしょう。「大阪チタン」のスポンジチタンも、同じですよ。「市況もの」です。

海運相場も同じです。今日は2550円で「利食い」に行っていますが、今は2549円まで…です。逆に、2215円、2190円だったかな? 移動平均線ですが…、そこに「買い物」が入っています。今度は「買う株数」を200株単位に、増やしました。「大阪チタン」の株価の上げ方や下げ方を観ると、相場に「大物感」が漂っています。

これが「本命」かも…しれません。やはり…「野村証券」(8604)も1100円の壁を抜けましたね。でもカタルは、あの時に「ジェイドG」(3558)を買うために…全てを…損をして「清算」したのです。でも折角高値を買ったのに、上手く…株価は伸びず…仕方なく、余分に買った2万株弱を損をして投げたのです。屈辱的な失敗です。抜けるはずなのに…追随がありません。

本当は、やりたいのですが、カタルの「単独」では無理です。50万株程を買う力があるなら…単独でも、やります。でも今のカタルには、無理なのです。昨日からの続きですが…「家賃」が上昇すると言う事は、「名目経済の確立」なのでしょう。こんな時に「馬鹿」だけですよ。空売りとか…「弱気」を言うのは…。でも今は「スピード違反」にも…見えます。だから…ノンビリやりましょう。

金儲けなどは、そんなに難しくはないのでしょう。ただし「基本政策」が重要なのです。それを誘導する世論を創る「メディア」が、「確り」しないとなりません。NHKと言えば、最高学歴の識者の集まりだろうと思うのですが…駄目ですね。海外と比較しないと駄目です。「ラピダス」の小池さんが「苛立つ」はずです。

「3Dマトリックス」の決算は、良く観てないのですが…300円以上は既に確定でしょう。カタルは一応、目先は「利食い」を優先させていますが、260円から下値は「買い方針」です。でも本音は「買い続けたい」のです。でもそれを許さない…個人的な「事情」があります。何しろ…昨年は「ジェイドG」の失敗で5000万円を失い…その「後遺症」に、未だに…苦しんでいます。

近々…2000円だろうと思っています。そうすれば、一つの口座を除き「フリーファンド」になります。「色んな実験」をしたいのです。今日は、こんなところで「お終い」です。また…明日。いつも「事前告知」で、「有言実行」のカタルです。

「3D」は、どっちでも構いません。大切な事は「自分の力量の把握」ですからね。「利食い」も、一つの考え方です。でも、おそらく…「ストップ高の買い気配」でしょう。またね。今の話ではないですが、此方のニュースも重要です。



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