アーカイブ:2017年4月10日

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かたる:熱川温泉に行って帰ってきたのが…午後2時ごろです。そうして貧乏性の為かな? パソコンも、一発で立ち上がったので…気分よく本日の原稿を書いています。現在のダウは132円高ですね。人気株は「石川製作」と言う会社です。

防衛産業と言う事で…人気になって、いるのでしょうか? どの程度の比率があるのかどうか…。カタルの印象では、万年、駄目な低位株の印象です。1年か2年に1度程度、相場になれば…それで良し。仕手性のある会社のイメージです。他には豊和工業などもありますが…新明和などは動いてないのかな? サッパリポンですね。基本的に幕間繋ぎの印象の銘柄ですね。他は…リバウンドの戻りのようです。

東芝が…高いですね。カタルにはこのファンドの狙いが、分からないのですが…半導体は好調ですからね。でも半導体は、装置産業で…膨大な設備投資と開発費が掛かります。近年では兆円単位の投資は、当たり前ですからね。数百億円で済む話ではないでしょう。基本は、市況ものですからね。浮き沈みが、激しい業界です。

SUMCOなどの体制は、1万枚程度の小口増産をしているようです。まだ大儲けと言う水準ではなく…ようやく採算ラインに戻っている様なイメージだとか…。この300ミリウエハーの量産技術は、信越とSUMCOが二分しており、他は追随できないとか…。品質の均一化が難しいようで…下位メーカーの物は、製品の歩留まりが悪いそうです。故にSUMCOは無理をして…増産をしないようですね。価格の上昇を優先しているようです。まぁ、日経産業新聞の受け売りですが…。

5月に発表される企業業績で、間違いないのが…半導体ですね。故に、なかなか今回の下げでも…相場が崩れていません。市況も高値圏で推移しています。値上げもスムーズのようですよ。この5月は円安に原油高と…市況物の値上げが、重なります。トイレットペーパーに、ティッシュなどは、既に5月から、値上げが発表されています。最近は製品に材料費を転嫁しても大丈夫のようですね。売り上げが落ち込むとか…。価格競争で負けてシェアが奪われるとか…ないようです。

やはり4年連続の賃金引き上げが、ジワジワと効いているのでしょう。このタイミングを捉えて…ケネディクスに、ファンドの介入が指摘されています。TOBされれば…良いのです。真剣に経営をしない経営陣は、排除すれば良いのでしょう。この会社の安定株主は少なく…何も、宮島さん達に義理はないですからね。この程度の経営なら、誰でも出来ます。これだけの経営資源や経営環境を活かさない経営陣は、やはり退任すべきでしょう。いちごのHD方が、格下ですが…頑張っています。早く…コンセッションへ、着手をして欲しいと願っています。

やはり、時期が来ると言うのは…こんなタイミングなのでしょう。だいぶ財務内容にユトリがあるので、倉庫会社の株を買ったりしている訳です。今年の増額修正は、間違いなく…需給バランスも、板を見れば分かりますが、大きく改善しています。だから、4年ぶりに…このボックス相場を抜けるのでしょう。カタルは、そう考えています。

問題は…日本国全体の「名目上昇角度」?の傾き具合ですね。現状は非常に緩い上昇ですからね。「眠れる獅子」が目覚めるか…、どうか。…が相場の焦点になります。もし目覚めれば…大変ですよ。4000円台の高値奪回が、相場の焦点になります。

本日はシャープが大幅安ですね。実に、良く上がりましたからね。落ちるナイフは、拾うなと言います。相場の転機なのでしょう。スター株が、入れ替わる訳です。本当は、「次は東芝」…と、カタルも言いたかったのですが、現経営陣の選択の仕方が気に入りません。いくらでも、やりようがあったと思うのですが…最悪の選択をしている様に感じるのです。本当なら…株価も500円台の筈ですが、この有様です。企業は人なり…と言うのが良く分かります。

トランプ政権の軍事派閥の考え方は、シリア攻撃で分かりました。もともと…軍部に力を与えれば、行動を起こすのが当たり前です。もっとも危ないのが、南沙問題でしょうが…北朝鮮の試金石を、どう、中国が扱うのか…ですね。

米国も雇用を戻すと言いますが…賃金だけが上がり、競争力が失われる可能性もあります。基本はスマートコミュニティーを導入して、生産性の効率化を上げることが重要ですが、トランプ氏は70歳を超えており、スマートコミュニティーを理解しているかどうか…微妙ですからね。カタルは61歳ですが、この世代がスマートコミュニティーの第一世代です。娘婿のジャレッド・クシュナー氏が、鍵を握っているのかどうか…。彼はユダヤ教徒です。

故にGSなどの人脈が、使われているのでしょう。だから金融規制緩和は、既定路線だから…世界経済は、過熱すると思っています。ここに来て、オバマケアの失態から、相場は緩んでいますが、カタルは…前から、問題の根源は「金融規制」にあると考えています。FRBが量的緩和で生じたダブついた資金を引き揚げても…、金融規制緩和が実行されるなら大丈夫なのですね。むしろ、その方が良いと思っています。今の状態は…非効率なのです。

リーマンショック後に、金融デリバティブを全面否定した考え方は、時代を後戻りさせているイメージです。確かに…サブプライムローンなど、やり過ぎなのでしょうが、金融工学を利用する事は、あらゆる産業を、栄えさせますからね。スマートコミュニティーへも資金がドンドン流れます。CDSは、ある意味で有効活用すべきでしょう。このリーマンショックを糧にして、この仕組みを進化させ、もっとオープンにすべきですね。現状の仕組みは「影の金融システム」と呼ばれ…良い面が否定され、悪く評価されています。

だから…トランプ相場の真価は、まだまだ分からないのです。金融規制緩和が進み…どのような形で、再び金融デリバティブが使われ始めるか…? 此処が、最も重要な焦点なのです。だから夏から秋になり、実際の活用が判明すれば…トランプ氏の政策評価が良い方面に、大きく傾く可能性があります。現状の運営は、就任前の言葉ほど…過激で、馬鹿な行動では、ないですからね。やはり米国大統領ですよ。カタルは、そう考えています。

当面は、オバマレガシーの恩恵があり、世界景気は上向きなのです。だから相場が崩れる事なんか…あり得ません。たんなる乖離調整に過ぎないと思っています。故に、金曜日の相場は、シリア攻撃でも、下を叩けなかったのです。半導体株を空売りしてみれば…分かりますよ。相場は、下に叩けなければ…上がるしかないのです。それでは…また明日。



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