アーカイブ:2017年4月22日

時代の変化

桜が散り…世の中は一斉に、いろんな花が咲いてきました。ツヅジなんかも花盛りです。さくらが好まれるのは、最初に春の訪れを告げ…華麗に散っていくからでしょう。日本人の「はかなさの美」が感じられます。今年は行かなかったのですが、千鳥ヶ淵に、ほぼ毎年、行っていました。あの桜は見事ですからね。同時に靖国神社に参拝しますが、あの隣にある遊就館には、特攻隊員の遺書などが陳列されています。なんとも…やるせない思いを抱くのは、何故でしょう。

先日は山田風太郎の事に触れましたが、司馬遼太郎も長く日本の在り方を考えていました。自身の戦争体験から、日本の仕組みを再考していたわけです。聖徳太子の時代は渡来人が力を付け、日本は大陸から多くを学んできましたが、今の日本人の感情は、どちらかと言えば…中国に対し嫌悪感を抱いているようです。日本は過去中国に対し、戦争責任を抱いていたために、過大な経済援助を、毎年、実施してきました。でもこの歴史は、あまり評価されていませんね。実際に中国の成長を助けた歴史を知らない中国人は多いのです。

この失われた時代と言うのは、面白いですね。ひたすら戦後復興だけに走ってきた日本は新たな目標を見失って、自壊した歴史に思えます。森友学園問題の「忖度」と言う精神は、実に日本人らしい行動です。でも路線価と言う価値観を、みんなは良く知らな過ぎます。地方の土地などに価値はなく…売れるものではありません。まぁ、大阪だから多少の価値はあるのかも知れませんが…豊洲問題を見れば分かりますが、財務省の論理も一理ありますからね。

僕らが信じている一般的な常識と言うか…既存の価値観は、歴史の推移で変化していきます。健康問題でもそうですね。先日、試してガッテンを見ましたが、心臓病の運動は必要だとか…。健康診断の基準値も、昔と今では…見方が変わっているものが結構あります。つまり自分自身が考えている価値観と言うのは、実に、いい加減なものなのですね。

日経新聞を読み、天皇陛下が来年、退位されるとか…。「平成の時代」を振り返ると…なんと低迷していた時代が、ながく続いたことでしょう。平成=失われた時代…ですからね。昭和は…激動かな? 日本は朝鮮戦争特需を切っ掛けにして、息を吹き返しました。もしあの需要がなければ…戦後の復興など、成し得なかったのでしょう。歴史とは…何とも面白いものです。

カタルが「Alexa」の存在を知ったのは、4月20日のWBSですからね。如何に遅れているか…。それまでIBMのワトソンだけだと思っていたのです。カタルは現役の証券マン時代より、今の方が勉強時間も増え…運用の腕が上がったと思っています。ただ今ひとつなのですが…。この壁を超えたら大変なものです。それこそバフェットも顔負けになるでしょうから…ハハハ…。

確か…昨年の短期投資の実績は200万円の投下資本で…この時期に400万の利益を上げていたのです。でもその後、カイオムの失敗やソフトフロントの失敗などが重なり…結局、最終は100万の利益でした。そうして今年は300万円からスタートして、今の所は300万の利益です。この短期口座の運用では、ケネディクスを今の所は買っていません。でも主要口座での持ち株は多く、なんと…ずっと持ちっ放しなのです。毎年、毎年、損切りのクロスを実施して居たのです。

でも今年は奇妙ですね。みんな利食いなのですよ。初めて金曜日に500円台のケネディクスを500株だけ買ったのです。信用の期日は、年がら年中、来るのですが…ゴールデンウィーク明けも、みんな買値は400円台前半のようです。もう一段、株価が上がると利食い幅は、正味100円幅になり、ほぼ2割程度の利幅になります。

カタルは、今から宣言しておきます。買い増しこそしますが…株数を減らす事は、今の所、サラサラ考えていません。自身の度量が許せば…持ち株を、更に増やし続けたいと考えています。

問題は此処なのです。人間には、それぞれ…持って生まれた器量と言うものがあります。所詮、お金持ちの器でない奴は、いくら頑張っても…様々な障害を前にして、間違った選択をするものですからね。カタルの人生も、もう直ぐ終わりを迎えますが…自分の選択がそうでした。でも早くから役員確定のサラリーマン生活を諦め、波乱万丈の歩合生活を選択し、苦労の連続でしたが、意外に満足感はあります。サラリーマン人生も大変です。

山一の野沢社長など…損な役割を押し付けられました。その陰で歴代の馬鹿どもが偉そうに振る舞っています。東芝もシャープも似たようなものでしょう。ソニーやパナソニックはどうにか…歴代の蓄積があったために、激動の変化を乗り切れましたが、この失われた時代に対し、上手く対応したとは言えません。

やはり投資と言うのは、所詮は、人間の度量がモノを言うものだと考えています。ラッセルできないと…成功者になり得ないのです。多くの日本人は他人が作った道を歩んでいるだけです。それなのに…偉そうに、文句だけは一人前です。カタルはネット時代を迎え、自身の資質を高められる奴だけが、成功できると思っています。ネット時代は様々なツールが揃っており、まもなく「言葉の壁」もなくなります。本物だけが、価値を帯びるわけです。

皆さんのお子さんは、自身の度量を磨かせるために、やはり旅に出すのが一番なのでしょう。ブツブツが過酷な歩合生活の中で、何故、成功者になったのか? 彼の価値観は、一風…変わっていますからね。通常の常識人には、ない価値観です。彼は大学時代合計で4年も休学して、海外を歩き続けました。合計で卒業まで8年を要したのです。金持ち父さんのおかげですね。

カタルは彼の隣に長く席を置き…彼から様々な投資方法を学びました。でも実践は難しいのですが…。皆さんは、カタルが試行錯誤した人生を飛び越えて…早く一人前の投資家になって欲しいと願っています。そうすれば、市場は益々洗練され、効率的な資金配分が出来る市場になるでしょう。

東証や金融庁など…いい加減な組織ですからね。東芝を見れば分かりますね。この行く末は、村論理で処理されるのでしょうが…いい加減に、日本人は、本物を見極める眼を持つべきだと思っています。カタルは皆さんの餌に過ぎません。主役は読者なのです。

もう一段、ステージアップすれば…ケネディクスを、もう一万株程度…買い増しが出来るかもしれません。日経新聞の天皇陛下の退位を見て、平成の世が変わるドラマを感じています。失業率の3%割れ…様々な条件が変化して来て、新たな時代と言う「時の流れ」を感じている次第です。

これから有料レポートを作成します。皆さんは、夜遅くか…明日読まれると良いと思います。



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