アーカイブ:2017年10月

10/24

かたる:祝!15連騰 先ずは、おめでとうございます。

日本株は歴史的な記録を更新しました。なんと言っても…カタルが5歳の頃の話です。カタルは昭和30年生まれです。カタルの小さな頃は、まだ貧しく…記憶によればテレビが普及し始める時代かな? 電話を引くのに、何カ月も待つのです。池田隼人の所得倍増論とは…そんな時代でした。

その時代は「希望が溢れる時代」だったと思います。なんと言っても、みんなが希望に胸を膨らませる時代なのです。「未来の夢」を語ることが、できる時代ですね。名目時代とは…そんな前向きな時代なのです。

たぶん多くの市場参加者は、その時代を知らないのでしょう。馬鹿でも、誰でも…、株と土地を持っていれば、自然にお金持ちになれます。豊かな将来が約束されているのです。それが名目の世界です。だから一所懸命に努力をすれば…多くの人は報われるのです。

たぶんこの所、話題になっている外人買いは、空売りかどうかは分かりませんが…ポジションの買戻しが主導しているのでしょう。北朝鮮リスクとは言いますが…、この夏の下げの基本は、安倍政権に対する信認の欠如が、理由の一つでもありました。選挙は、その「禊」(みそぎ)です。

「希望の党」は選挙で惨敗しましたが、株式市場にとっては、希望を与えてくれました。非常に重要な役割を演じたのです。日本企業の内部留保に、スポットを充てたからです。カタルが、いくら…国内に滞留資金が眠っていると言っても、なかなか、その資金が動く訳ではありません。

希望の党が内部留保課税を、公約に謳ったので…そこにスポットがあたり、経営者が考えるきっかけになります。そこに…株式市場は、歴史的な壁を破る「15連騰」ですからね。

やはり…未来に希望が生まれます。故に、企業内部に眠る現預金は、動きやすい構造が出来ました。なかなか、動かなかった馬鹿でも…乗り遅れまいと、一斉に走るのでしょう。実に日本人らしいですね。常に、周りを気にして…みんなと同じ連帯行動です。

「設備投資」、「人材投資」、そうして「株主還元」、この3つのラインが市場の焦点になります。

当然のことですが…。ほら今、1295円の指値が売れ、利食いが効きましたね。ユビキタスの話です。今は1300円台になりました。昨日、後場寄りに、原稿をあげるから、余分に買った1241円を利食いしました。ほんの500株だけですが…。昨日の賛同者は少なかったですね。カタルが500株で、他は400株ですよ。カタルの信用度は、ないものですね。確か…後場寄りの買いは、合計で900株でした。トホホ…。

さて…何故、カタルが、このイナゴ軍団株を取り上げたか?

その理由があるのです。未来に希望が生まれても…、どんな株も走り続ければ、疲れて…休みます。故に15連騰が、更に20連騰、30連騰などあり得ません。必ず、株は乖離調整を強いられます。しかし…石川製作や豊和工業では市場の支持は得られません。そうかと言って、現時点で、邦銀株をガンガン上げられるかどうか…。

故にFRBの人事問題なのです。米国金利が「要」になります。確かにJPモルガンは、この所…少し上昇しました。ゴールドマンは強含みの横這いですが…。

それに中国共産党大会は終了を迎えます。どんな新体制になるかどうか分かりません。しかし覇権大国を狙っているのは明らかですが…不透明さは、インベントの終了で残ります。更にブレグジット問題は、これからです。ロンドンから、主な金融機関は撤退します。体制が不透明な状態で…全体相場がドンドン上がるのは、幾ら条件が整っている日本株でも無理と言うものでしょう。

故に…レジスタント活動です。あるいは…全体株の水準訂正が行われます。

22750円を抜けるかどうか、分かりませんが…、この壁を打ち破るとすれば、昨日、話したように金融株ですね。保険や邦銀株です。

なんじゃい、これは…、DeNAが、大幅高しているじゃないですか…。一体、どうしたのでしょう。取りあえず…カタルが、狙っていた株です。しかし既に手持ちがないので…100株だけ成り行きで…今、買いますね。なんと200円以上高いのです。2657円のお買い上げです。このDeNAもレジスタンス路線です。ユビキタスもそうです。

ケネディクスもあり得るし…夢テクも、あり得ます。しかしここでは…この2社は、もう少し休ませてあげたいものです。故に、カタルの頭の構造は、ユビキタスの選択になりました。でも本日、狼煙をあげたDeNAもあり得ます。小野薬だって選択肢になりますよ。仕事の出来る証券マンは、常に花型銘柄、スター株を手掛けます。でも石川製作や豊和工は、いくら「値動き信条」株と言っても、筋が悪すぎます。

故に、カタルは15連騰の新時代を飾るに、相応しいスマート・コミュニティーの「ユビキタス」を選択したのです。相場と言うのは色んな条件が重なり合って…形成されるものです。だから仕掛けている本人達も、どんな形になるか分かりません。

でもね。カタル達のように…下値になったら、玉を丹念に拾ってあげれば…投げ物、利食いのプールになり…相場形成がスムーズに運ぶのです。分かるかな? まぁ、専門的な分野なので…素人は、そんなもんか…程度の認識で良いのでしょう。

誠備の加藤さんが、相場に失敗したのは、時代背景や企業業績を無視したためです。高値に株価を持って行くのは、誰にでも出来るのです。しかし…それを世間に認めさせることができるかどうか…。此処が焦点になります。

ユビキタスは、今、スターに成れるかどうか…。その瀬戸際に…位置しています。値動きが信条のイナゴ族が、食いつくかどうか…。だから成功すれば…、一気に大台を変えますよ。1300円が1500円なんて…話ではなく、2000円、3000円、4000円台だって、あるのかも知れません。それは相場環境次第です。

今1320円に19500株の売り物が出ています。しかし相場は1315円で下がりませんね。つまり…この売り物は、時間推移で完全に消えます。出来高は、まだ22万ですから、本日は、ストップを付けるかもしれませんね。どうなるかな?

でも…ね。僕らは、所詮、コバンザメなのです。ほら…ね。1320円の売りが切れました。今度の壁は、前の高値1347円かな? こんな実況中継は、面白いでしょうか? でも株式投資の本筋に外れるので…ここで止めます。

市場と言うのは、「時代背景」を反映させている「鏡」なのです。先ほど…カタルはDeNAを100株だけ、成り行きで買いましたね。必ず…参加するのです。これが出来る証券マンの鉄則です。先ず、行けるとの「勘」が、働いたら…、必ず、参加します。

それから…背景などを考えるわけです。故に、カタルが「カタル銘柄」に掲げた時に、必ず、読者は100株でも良いから、参加しろと述べています。その方が…レポートも楽しめるし相場の理解が進みます。自分で参加しない机上論では、子供の遊びです。そんな事はテレビに出ている評論家に、任せておけば良いのです。僕らは実践派なのです。

カタルレポートは、欠陥だらけでしょうが…カタルなりに、精いっぱい、頑張っているつもりです。だから、これ以上の成果を求められても…無駄ですよ。読者自身の問題です。株式投資で難しいのは、銘柄の当たり、ハズレではなく…自分自身の力量配分です。持ち高が多ければ…不安になり、相談したくなります。その時点で、既に、自分の気持ちは不安定なのです。故にユトリが持てる水準まで、持ち高を落とさねばなりません。

既に相場は15連騰しており、この間の上昇度は、日経新聞によれば…カタルが事前に述べている様に「SUMCO」が22.3%の上昇で、値上がり第一位でしたね。ほら…カタルレポートはマズマズでしょう。アドバンも顔を出しています。

そのカタルが、此処ではレジスタンス活動と述べています。あるいは…出遅れ修正です。邦銀株もあり得るのですが…カタルには確信がありません。半導体もあり得るのですが…こちらも決算発表前までの期待だけでしょう。確信が持てませんね。安川のように、事前に分かっています。此処は、難しいので…故に無理をしないことです。出来れば…手を空けておきましょう。カタルもポジションを落としています。

後場から…「ユビキタス祭り」が、見られるかどうか…楽しみですね。「お祭り」と言うのは、だんだん良くなるのですよ。それでは…また、明日。

「祭りだ、祭りだ、ワッショイ…ワッショイ」



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