アーカイブ:2017年10月10日

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かたる:カタルにはサッパリポンの相場展開なのですが…何故、石川製作のような株が人気になるのか? やはり…イナゴ族の心理は、今一、理解できません。既に、二番手銘柄の豊和工業なんかも…人気になって来ており、昔の軍事関連株の総賑わいです。危ない段階ですね。

川崎重工や新明和工業などは、どうなのでしょう。新明和は特殊車両の受注残が、かなりあると聞いたことがあります。極東開発はダンプカーでしたね。今、チャートを見たら…どちらも、多少は上昇しているようです。新明和の方が、筋は良いように感じます。まぁ、市場参加者は様々な性格ですから…ババ抜きゲームの博打集団を、批判する必要もありません。市場は開放されており、自由なのです。

人気と言うのは、面白いものです。人が群がるようになれば…終わりなのですが。そうかと言って、ある程度の人気がなくては…相場にもなりません。「適度の人気」が、相応しく…上昇相場が継続します。故に「ゴルディロックス相場」と言うのでしょう。

経済の「さじ加減」は、そこに尽きます。過熱すれば、バブル状態になり…あまりの規制などで締め付け過ぎると「失われた時代」になります。名目時代は、常に上を向く希望の溢れる環境が前提になるのです。

日本の抑圧された「失われた時代」の有様を、以前、カタルは解説しました。なんでもかんでも確認書を要求し、電話も内部監査に取引所検査に金融庁(関東財務局)の3重の検査です。机の中の「一円玉」一つが問題になりますからね。異常な環境で、カタルは証券営業を強いられました。

何度も、何度も…同じような書類を顧客から貰い…馬鹿行政です。トップは、その事を知っているのかどうか…。そんな厳寒の日々から、いよいよ解放されます。カタルが上京してからですから…1989年ですよ。実に、30年近くも「抑圧された時代」が続いたのです。

この怒りは…ケネディクスの相場が、カタルの心情を代弁してくれると思っています。何しろ1300兆円も飛ばして…電通などのブラック企業が続出して、経団連の雄である東芝が消える瀬戸際まで追い込まれ、社会は方向転換をするのです。歴史って、面白いものですね。

カタルは、ソフトバンクの孫さんが、銀座中央通りのティファニービルを320億円で買収する時に、お金があれば…僕だって、買いたいと思いましたが、貧乏人のカタルにとって無理な相談でした。故にその代りに、ケネディクスの相場に挑み、4年が経過しました。一流の地価は上昇し、バブル期を上回りましたが…3流は、まだこれからですね。上場来高値の4090円を超えて…初めて、一流の現状に追い付きます。これなら5万円から投資が出来ます。今は6万円ですね。320億円も必要ありません。

株式投資は簡単ですね。一流人の行動を、真似ればいいのです。自分で道を切り拓く事もありません。識者が、切り拓いた道を、一緒に歩めば…良いのです。

このケネディクスは、名目時代の一つの事例で、昨日は日経平均株価の200日線移動平均線のリターンの話をしました。そうして、最後に本日も1130円で500株買ったユビキタスですね。これも一つの実験です。ユビキタスは、残念ながら、今現在では業績の裏付けはありません。その点は「夢テクノロジー」とは違います。サンフロンティアとも違いますね。

しかしユビキタスの業績は上向きで、黒字化が予定されています。しかも、本日はみちびき4号の打ち上げが成功し…これでGPSを利用する様々なビジネスが来年開花を迎えます。ユビキタスは北海道の農協と共同で、農業分野の利用を模索していました。何もドローンだけでなく、リクルートが熱海で行った「ジオフェンス」と言う技術を利用した位置情報の活用が、これから、広がりを見せます。

ユビキタスは800円台から、株価が急騰しましたから…通常は利食いに押され下がります。しかし…名目時代が確立されているなら、この環境下ですから、ここから、更に一段高が狙えます。高値を切り拓く…勇気ある雪山のラッセル行動は、必ず活きるのです。これが名目の世界です。「今日の高値は、明日の安値」の格言が、活きますね。

ほら…ね。ケネディクスは669円の壁を抜きましたよ。今、現在は671円まであります。これは非常に…意味のある現象なのです。単に株価が上がったと言う事ではないのです。何年も抜けなかった壁が、抜けると言う事は…時代の変化を、株価が暗示しているのです。株と言うは、上げようと思って…無理やりやっても、必ず、失敗します。時代の応援があるから…成功するのです。

時代は、何を求めているか?

故に、時代考察が完璧に出来るなら…株式投資は、既にバフェット越えです。カタルはケネディクスを諦めませんでした。4年以上、金利と損金と手数料を払い続け…この時期を待っていたのです。何故か? 日本復活の為には、必ず、「1300兆円の逆襲」が相場になるのです。そうならないと…日本が復活しないのです。

日本食は世界でも非常に美味しいですね。イタリアンでもフランス料理でも中華でも創意工夫して、美味しく加工します。そんな民族が負け続けるはずがないのです。

必ず、時代を理解する指導者が現れ、日本を変えると思ってきました。安倍さんは、時間推移をみるとモタモタし…辛うじて、合格ラインの印象でした。しかし日本の村論理は、なかなか打破できません。今回も…森友、加計学園です。すぐさま…村族に反撃を食います。村論理族は、非常に狡猾です。メディアを使い、自分達の利益の為に動きます。だから「失われた時代」が、永遠と続いたのです。

とうとう電通事件に、東芝です。村族の頂点まで被害が及び…方向転換の火ぶたが切られたのです。その象徴的な銘柄が「ケネディクス」ですね。本当はダヴィンチであって欲しかったのですが…村論理族に潰されました。ホリエモンもその口でしょう。

あの程度なら…笑って許せる「寛容な社会」であって欲しいですね。いい加減に、方向転換が必要なのです。30年と言う歳月は、現役の人間が、総入れ替えの時間感覚です。カタルも失意の中で消えました。トホホ…。でもこうやって「レジスタンス活動」です。

ケネディクスが上場来高値を更新し…カタルも、この「レジスタンス活動」を、辞める時代が来るのかも知れません。本日は、その記念すべき第一歩なのでしょう。

ユビキタスの日足推移

さて名目時代が、確実に確立されているなら、ユビキタスも、再び高値(1285円)を超える筈です。このチャートは、なかなか出現しない形なのです。一気に前の関門を抜いています。丁度、ケネディクスの510円台の3点天井の壁と同じような意味があります。

故にカタルは、ユビキタスも…最近、力を入れようかと思い始めています。何しろ、儲かっています。富が富を生む…複利連鎖ですね。名目時代が、確立されたなら…カタルのレポートの読者、みんなが…億万長者です。大丈夫です。100万円からのスタートで、8回、2倍増を実現させればいいのです。簡単ですね。

楽しみな名目時代が、果たして、確立されているかどうか…。ユビキタスはどうなるのでしょうね。リクルートもM&Aを積極活用して、業容を拡大させています。同じように夢テクも小さい会社の買収ですが…今回の成果が、注目されます。夢真グループの佐藤さんは、かなり優れた経営者なのかもしれません。夢テクの出来高は減っており、株価が維持されています。高値を買い続ける必要もないでしょうが…既に、こちらも上場来高値更新は「指呼の間」と言う印象です。

再び、いつ買い増しをするか…カタルは、チャンスを狙っています。小野薬品もアコムの底値圏を離脱していますよ。どれを選択するかは、読者の自由です。株式投資を、よく理解され…無理をしない投資行動が良いのでしょう。いつも「心にユトリ」です。故に、利食いは、ジャンジャンしましょうね。富が富を生む複利連鎖の投資が可能な環境です。それでは…また明日。



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