アーカイブ:2017年10月19日

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かたる:先ずは、昨日のお願いが、皆さんに浸透しているかどうか…。カタルは、このレポートを11:30~11:35の間にアップするので、その間のアクセスは、お控えいただきたいと思っております。そうしないと…カタル自身が、新規の原稿をアップできずに、このサイトが込み合うのです。宜しくお願い致します。ルールを守れば…みんながイライラしません。

市場には、様々なルールがあります。その重要なルールの一つが会計基準です。現在ではようやく「IFRS」(国際会計基準)が統一されており、日本は併用されています。金融庁だろうと思いますが、有価証券報告書の閲覧を助ける為に「EDINET」が整備されています。しかしこのサイトは使いにくいですね。ガラパゴスです。全部、エクセルで統一すればいいのです。何故、一般的なものを使わないのか? 株式コードもそうです。カタルには金融庁様の意図は、サッパリポンでアリアンす。

ところが…東芝の西室さんは亡くなられましたが…経団連会長を多く輩出した日本を代表する東芝は「粉飾決算」です。「ライブドア」など可愛いもので…どうして、こんな村論理が、この国では通用するのでしょう。

中国では共産党大会が開催されており、ネットの閲覧規制などの強化をしている習近平独裁政治が継続しそうです。でも彼は凄いですよ。「一帯一路」政策は見事に成果を上げています。「流動性の罠」に阻まれている「アベノミクス」どころではありません。成果が違いますね。昨日はNHKの深夜番組で…再放送でしょうが、大陸横断鉄道を使った貿易の話が紹介されていました。日本は、中国のお隣なのに…何をやっているのでしょう。

米国がTPPに反対なら、中国を引き入れ…アジア全体を纏めればいいのです。全く…この国のトップは、馬鹿ばかりですね。だから失われた時代が生まれ…中国に追い越されるのです。鄧小平が南巡講話を発表したのは1992年の話です。日本は失われた時代で…中国は高成長を謳歌しています。この時間差を、どうやって埋めるか? 政策が問われます。

その政策論議です。本日も日経平均株価が高いと…13日の連続高になります。この記録はバブル期の1988年2月(13連騰)の記録だそうです。カタルは覚えています。この前の年に…実質的な株価の上昇は終わり…最後は指数だけが上がる相場になり、1989年末に38915円になりました。値嵩株だけの指数株が乱舞するのです。その記録の前は1960年12月から翌年に掛けての14連騰が、過去最高の連騰記録だとか…。此処は、カタルもまだ5歳ですからね。朝鮮動乱の後ですね。何が…理由なのでしょう。

兎も角、今は、歴史的な上昇相場が演じられています。この理由は、選挙を切っ掛けにしている様に感じます。「希望の党」が、内部留保の課税を公約に掲げ…論議を呼んでいます。昨日の日経新聞にも、北風政策と載っていました。カタルは来春、人材投資に向かうと言う読みですが…この内部留保はROEの向上に向け、安倍政権はスチュワードシップコードを政策目標にしているので、その浸透もあり…企業は配当を増配し、自社株買いに向かうと言うのが、外人投資家の見方でもあるようです。日本企業のROEは、欧米に比べ低いのですね。10%程度は当たり前で…15%~20%程度が常識です。その為には資産の効率化が必要になります。無駄を省くのです。

日本企業の多くは、総資産経営で規模の拡大を求めますが…欧米は利益率を重視します。10%以下など論外で、そんな分野は新興国に譲ればいいのです。売上高営業利益率が髙い分野に、集中投資すればいいのですね。この内部留保、最後は設備投資ですね。今、ようやく日本企業の経営者は、名目時代が確立されるか?…と考えており、重い腰を上げ始めています。(つまり内部留保は、人材投資、設備投資、そうして株主還元などに向かうと言う読みが、この日経平均の連騰相場を支えています。22750円は…まだ遠いですね。見たいな…。)

半導体相場のDXI指数の推移

一例を…掲げましょうか。これはカタルの推測ですが…此方のスポット相場を観て下さいね。カタルは述べましたね。アドバンテストを、あの時に、日経新聞が散々批判して…株価は下がらないから、買ってみると述べました。(1800円で買って、もう売りました。)この行動の中には…こちらの市況が、背景にあったのです。DXI指数は前にも紹介していますね。

カタルは読者から、この指数の前のデータを貰い(感謝です。)…それから、自分で毎週、数字を入れていました。何しろ長いデータは有料なのです。多くのデータが、最近は有料化されています。この意味を解説すると、また長くなりますからね。中国のレンタル自転車の仕組みを知っている人は…分かりますね。それは兎も角…こちらが、そのデータです。昨日のDXIは27004.59です。

何故、これほどスポット価格が、上昇するのでしょう。この背景を推察すると、一つは急激に半導体の需要が膨らんでいるのでしょうが…その他に、大元であるシリコンウェハーの製造が抑えられている可能性があります。信越化学とSUMCOが世界のワン・ツーです。

300ミリは技術的に難しく…実質的に両者の独壇場。しかし前回、増産体制を整えたのに…市況は低迷し赤字操業を余儀なくされたのです。まるで…日銀と同じ間違いをしています。人間と言うのは、一度、失敗を経験すると、慎重になるのです。ユビキタスは、今回3回目のチャンレンジです。過去2回の失敗は、慎重な行動に繋がります。でも今回は本物みたいですね。

半導体でした。カタルは、丁度…小野野薬品を、野村証券が推奨するタイミングで…再び半導体に注目していることになります。昨年から今年にかけては…恐くありませんでした。あの時、覚えていますか? カタルは、アドバンテストを1万株保持していましたが…クラウドワークスに切り替えて…大ヤラレしています。トホホ…。現在の価格差は1500円ですから、この判断ミスで1500万円も違うのです。株式相場は…恐いものです。

半導体後工程の新川の週足推移

カタルが注目しており、未だに相場になってない、半導体関連の株があります。半導体の後工程のワイヤボンダと言うチップと配線を結ぶ装置ですね。基本的に後工程は、前工程のようにメーカーと一体化しておらず…技術的に簡単な為か、競争相手が多いのです。故に新川も、昔は世界で一番でしたが…今では米国のメーカーに、後れを取っています。アドバンと同じ構図です。でも株価位置、需給バランスは魅力的です。カタルは1000株だけ保持しています。少し前は5000株持っていましたが…ケネディクスの追証騒ぎの時に損をして外しました。

要するに…買いたい時に、投げるような自己管理では駄目なのですね。夢テクも同じですよ。流石にこの程度の時間推移で投げ物が出てきます。あるいは期日売りですね。カタルは本日も買っていますが…実は指値は905円までしか入っておらず…895円を観て、慌てて890円まで更に追加で指値買いを入れた次第です。時期が来れば上も買いますが…今はまだ早いのでしょう。売りたい人はジャンジャン利食いをしましょうね。利食っておけば…またいつでも買えますよ。

あらら…一昨日、掲げた小野薬品、あの日は2600円を割れていましたが、本日は2700円台に来ていますね。ほらね。機関投資家さん、このタイミングで買い始めるのです。良いですか…ソフトバンクも、大量の自社株をしてから2倍近いですね。ケネディクスは2倍にはなりませんが…何れ、なるでしょう。この確率はかなり高いですよ。

ユビキタスは、昔、1000円の所で自社株買いをしています。本日は1311円でこの時間推移を考えれば…ほとんど株価は上がっていませんね。金儲けのキーワードは沢山あります。カタルは名目時代が確立されているなら…間違いなく「初押しは買い」の格言が活きると述べ…ユビキタスのあれは…幾らでした?1150円前後かな…。後場寄りと大引けでも買った株価は1220円と1222円でしたね。つまりこの水準が下値ですよ。今の1300円台でも先ずは100株を買って相場を楽しみましょうね。基本は上手に買おうとはせず、先ずは参加するのです。そうして下がったら…また買えばいいのですよ。株は、必ず…儲かりますね。倒産しない限り…ですが。

皆さんは、上手に行動しようと…し過ぎです。自分は最初から下手なのだと言う自覚が足りません。カタルが馬鹿だから…慎重に行動をしようと努力をしています。昨日だって高値を承知でJVCKWを344円で買ったのです。案の定、引けにかけ下がり…また買おうと思って、今株価を観たら…なんと本日は21円高の355円ですね。このラインもアリなのです。カタルは、何時も事前に述べていますね。

どれを選択するか? それぞれ、読者の自由です。石川製作や豊和工業は避けた方が良いですね。所詮、「値動き信条」株です。危うい「ババ抜きゲーム」です。株価位置が低い小野薬品などは、待たされる可能性はありますが…基本的にリスクは軽減されています。株価位置が高いものは、時間が効率的かもしれませんが…ハイリスクなのです。当たり前の理屈です。自分が、どのリスクを取るかは…自分の力量により違います。「夢テク」のような株を、確りと下値を買って…出直りを待つのも、投資の一つです。

良いですか…失敗を前提に行動すれば、ビクビクせずに自信を持って、行動が出来ます。自分の力量を超えた投資は、精神状態が不安定になります。そんな投資は、自分の力量範囲でないから…即刻、自分に見合った水準に落とす事です。既に日経平均株価は12連騰もしています。本日は13連騰なのです。

カタルは、上記の「内部留保の行方」の話から、名目時代は、既に確立されていると思っています。故に「ユビキタス」も買いに行っています。次の壁は800円台から1285円だから450円ぐらいかな? 故に、次は1700円前後が、あるかも知れませんね。果たして、どうでしょう。

読者、それぞれが…様々なシナリオの中から、自分で銘柄を選択して、自分の裁量で、投資をすればいいのです。無理をしないことが、一番です。焦らないことです。それでは…また明日。明日も11:30~11:35は、アクセスしないようにお願い申し上げます。

あっ、ユビキタスの1285円が、買えました。ラッキーです。果たして…更なる下は、買えるのでしょうか? 皆さんも…どの株でも良いから、少し付き合えば…カタルレポートは、益々、より面白くなります。

反対意見の人は、貸借銘柄なら…「ケネディクス」、「小野薬」「JVCKW」、「新川」も空売りが出来ます。どちらの参加も…歓迎です。カタルは、何れも、たとえ僅かでも…買っています。



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