アーカイブ:2017年10月30日

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かたる:先ずは…おめでとうございます。カタルの事前予測通り…「半導体」株は、順調な上昇を見せています。今回は、再びSUMCOを取り上げ「2015年3月に付けた2458円を抜く」…と、今回の下げでは言い続けて来ました。

本日、カタルの観測通り、SUMCOは高値を抜きましたので、これにて…SUMCOに対し、カタルは「仕上がり宣言」をします。しかし過去、シャープも、小野薬品も、全てこの「仕上がり宣言」から、大幅な株価上昇をしていますから、カタルの仕上がり宣言などは…逆に、ここからが…目先、買い場になることが良くあります。

Vテクなどは、仕上がり宣言から、本格的な上昇相場が始まったのです。だから…気にする必要はありません。でもカタルは市況ものだから、怖いから離れます。半導体は1年程度の取り組みでしたが…この辺りから、カタルにとっては…興味が失われる業種になります。でも相場の面白味は…仕手戦になる、これからなのでしょう。

皆さんも、良く、相場を観察して…それぞれの銘柄の「特徴」を掴んで、置かれると良いですね。だから証券マンは「投資日誌」を付けると良いのです。人生の中で、何度か景気循環による過去の相場が活きることがあります。そのチャンスを逃さない為に、SUMCOの株価の動き(チャート)や業績推移を添えて、観察日記を付ければ…後世に於いて、役立つ事が、また在るかも知れません。

先ほど…日証金の空売り比率の推移をみていましたが…ビックリしますね。上場株はETFなどの指数も含めると、およそ3800程度だったかな? 存在し、その内、毎日、株価が付く主要株は2500弱、程度なのでしょう。この中から、空売りが出来る、貸借銘柄が1400銘柄、程あります。その内、52%程度の銘柄に逆日々が付いており、常態化しています。更にSUMCOやアドバンテストのように、貸し株を調整する満額銘柄を加えると、実に77%が「株不足」状態なのです。

何故、アドバンテストが、ヘッジファンドに狙われ…簡単に高値に躍り出るか? 日銀がETFにより、浮動株を吸い上げている為でしょう。カタルが「失われた時代」は肥料であり、今の日本市場は、肥沃な大地で…これから作物が、大きく育つと述べています。30年間の時間は、このような現象を言います。「1300兆円の逆襲」相場は、これから始まるのです。

実質時代は、利食いを先行させ、常に、「空売り」が正解でした。その為にカタルは、どれだけ苦労して、新規の顧客開拓をしてきたか? 毎日、毎日、名刺を100枚以上配り…土曜も日曜もなく、働き続けても食えなかったのです。株を買えば…損をする。そんな世界が、最近まで…続いていました。ようやく…デフレと言う実質時代のトンネルを抜けるのです。その出口が、日経平均株価22750円です。トンネルの出口の明かりが見えて来ました。

馬鹿政策をつづけた「失われた時代」の30年間が終了するのです。諺に「石の上にも3年」と言うものがありますが…あれは嘘です。カタルは証券マンとして、ずっと…どん底を歩んできたのです。

しかも歩合給ですから、年収が120万円の世界ですよ。どんな世界か? 想像がつくかどうか…。サラ金など…可愛いものです。食えない生活の中で、セールスが出来ず、国会図書館に通う証券マンの気持ちが、分かるものか…馬鹿政治家の指導者ばかりの誕生です。

「1300兆円の逆襲」と言うのは、色んな意味を秘めています。高橋まつりさんのように、希望に燃えて、最難関の就職先、電通に、折角…合格したのに、死ぬしかなかった人。カタルの知り合いも、折角、息子が東大に合格したと喜んでいたのに…、「自殺の道」を、選らばざる得なかった。そんな人達が…たくさん存在する30年間だったのです。末端の現場を歩けば…本当の苦労が分かります。

ようやく…新しい時代が始まるのです。戦争体験はありませんが…「死の行軍」を強いられた「インパール作戦」と同じなのでしょう。上の地位に就く人は、本物の人材が求められます。東芝だってそうだし…経団連会長も総理大臣も、上が本物なら、こんなバカな時間推移は、なくなります。故に、カタルは、本日も1000株だけ「ケネディクス」を買った次第です。これから非常に恵まれた環境が…何年も続きます。あとは経営者次第です。

チャート妙味などから、本日も、たった200株ですが、1370円で買い増しを実行したユビキタス。これから、何故、カタルは、ユビキタスに惹かれ続けて来たか? その解説を始めようと思っています。でも今回も「空振り」かも知れません。しかし…カタルは、このような会社こそ…市場は応援すべきだと思っています。時代の進化を早める為に、市場は…その肥やしに、なるべきだと思っています。

この手の株に、黒字だとか…、好業績を求めるのは馬鹿です。求めるのは、夢を与えてくれる「ワクワク感」です。出来れば…赤字でも良いから、売り上げの増加ですね。M&Aでもなんでも良いのですが…売り上げ増は力になります。実は1100ドルを付けたアマゾンは大幅な増収ですが減益です。昔は赤字を続けていましたが、NY市場は、ずっと、アマゾンを応援し続けています。

株式市場は、夢を与えてくれるかどうか…なのです。黒字などの安定を求めるなら、債券投資をすべきです。株式市場は「夢を与えてくれる」企業を応援し、時代を進化させる道具なのです。GMとテスラを比較すれば…分かります。

カタル銘柄に採用して…なかなか花が咲かないユビキタス、そうしてJTECが、ありますが、カタルは諦めません。ドル平均法ですからね。「効率的市場仮説」が正しいなら…ユビキタスの今回は、相場になる可能性が高いのです。非常に綺麗なチャートです。

カタルは、ストップ高を交える上昇相場を想像して、「買い増し」の道を選んでいます。そうして実験だ…と述べています。実験には成功も失敗もあります。どちらに転ぶか…カタルにも分かりません。でも何故、カタルが惹かれたか? その事を、今週は…述べようと思っています。

最初に…カタルが「ユビキタス」に惹かれたのは、2010年の1月の話です。その材料が「QB」と言うものでした。その様子が此方の映像です。この画像は…最近のものらしいですね。カタルはパソコンに電源を入れてから、なかなか直ぐに動かない現象にイライラしています。今でも、様々なソフトを立ち上げる為か…かなりの時間を待たされます。

世の中の電気製品は、殆ど全てにソフトウェアが組み込まれており、ソフトの立ち上げが必要で、それから稼働します。スマートフォンは、良い事例でしょう。常にパソコンで言うスリープ状態です。テレビも、コピー機も、キャッシュ・ディスペンサー(CD=ATM)もそうですね。最初に、この映像を見た時に…世の中の全ての家電に、このQBが組み込まれ…大変な売り上げ増になると考えました。故に…馬鹿になって高値まで買い上がったのです。

過去のユビキタスの週足推移

丁度、日産自動車が、大衆車のマーチまで、タイへの生産移転を決めた年です。2010年は、上がる銘柄がなかった時代でした。今は…違いますよ。およそ1300銘柄ほどが、高値を付ける相場になっています。でも2010年1月は…ひどい時代でした。その時に、この実験映像を見たのです。その相場が此方です。カタルは1000円を割れていた時から参加しました。

最近まで…なかなか、ものにならないQBを見て、あれは眉唾の技術だったのか…と思っていたら、ようやくカーナビに実用化されました。おそらく…これから、ルネサスとの共同開発のコネクテッドカーでも使用されるのでしょう。ユビキタスは、経産省とのプロジェクトにもかかわっています。明日は、村田制作との話を紹介しようと思っています。

ユビキタスの話をし出すと…長くなりますからね。今週はチャートだけでなく…カタルが惹かれた背景を綴りたいと思っています。

さて…三菱UFJは、反落しています。日経平均株価は、微妙な展開ですね。朝方は髙かったのですが…。SUMCOは2500円を超えたのですね。すごいですね。カタルは証券マンだったので…様々な銘柄に対応できます。今日は、長くなったので、この辺で終わりです。それでは…また明日。



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