アーカイブ:2019年7月

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株が上がるとワイワイ…株が下がるとガヤガヤと、いちいち細かな反応はやめましょう。自分自身の判断に自信があるなら、株価が下がれば粛々と買い進み、株が上がれば利食いを敢行すれば良いのです。株式投資をする前に…ムードに流されて行動をしていませんか? 

カタルは皆さんの反応を見て、理屈に合わない株式が乱舞する様子が残念でなりません。特にIPO市場の馬鹿高値の形成は、不可解な謎です。PER100倍を超える銘柄の論理的な裏付けは取れるのでしょうか? 株価が賑わう内は人気の為に株は下がりませんが、人気など一時的なものです。

自分が恋愛をしてみると分かります。どんなに好きで…結婚をしても「女房と畳は新しい方が良い」と言います。まぁ、喩えが良いかどうか…は兎も角。株を売り買いする前に、自分が何故、その会社の株を買うか? あるいは売るか? その背景を事前にしっかり考えてから…売り買いをするようにしましょう。僕らは「賢い投資家」を目指すのです。

流石、日経新聞の報道は効きますね。効果が抜群です。千代化の追加損失の懸念が薄れ、目先の高値の320円をクリアしました。次は353円かな? カタルは今の相場に相応しい株として…千代化にチタンとJトラストを選択しました。

大阪チタンはそうでもありませんが、内容が勝る東邦チタンの株価が下げてきましたから、昨日からカタルも、再び買い始めました。理由は今回は信用のぶら下がりが少なく…間もなく反発する可能性がある為です。昨日は1020円で500株を買い、本日も1010円で500株を買っており、次は1000円にも…買い指値を用いています。さらに、その下も随時買う予定です。

東邦チタン(5727)の日足推移

先日、業界NO1の村田がMLCCの新規設備投資計画を発表していました。東邦チタンはその原材料の供給元です。 チタンの動向は5月の輸出は30億円ラインに届かず、27億7323億円と少し落ちましたが…それでも前年比で28.7%増なのです。株価が大きく下がる要素はなく、需給バランスの問題でしょう。通常、このチャートは、この75日線が一つの下値抵抗ラインになる筈です。故に、カタルは買い始めました。

千代化だって、先日の270円の時は買い辛かったですね。でも人間と言うのは不思議ですね。みんながワイワイ言っていると…安心をして、「じゃ、俺も俺も」…と、みんなで渡れば恐くない…と赤信号でも、道路を横断するのに、青信号なのに、誰も渡らないと自分だけで単独で道路を渡るのを躊躇います。

良いですか? 株式市場は、少数派しか勝てません。「人の行く裏に道あり花の山」と言う諺がある程です。つまり…他人と違う行動をしろと言うものです。

カタルは「米国株の復活」を、なんと表現をしていました? クリスマスショックのおかげで「期待値の剥落」が起きたので…今の新高値相場があるのです。「期待値の剥落」は…カタルの「お気に入りの表現」です。皆さんは、少し株価が休むとガヤガヤ…と騒ぎます。株は永遠に上がりませんよ。Jトラストの解説でカタルは一番強いのは「時間の経過」だと表現しています。

この500円絡みで株価が下げない…動きは、たいしたものです。通常は一度200日線をクリアすると「お辞儀」をするのが、当たり前の光景です。この東邦チタンのようなケースです。でも心配は要りません。ここからが再び買い場になります。75日線割れを丹念に拾い続ければ…また200日線を超えてきます。今回は信用のぶら下がりが少ないので…早晩、株価は回復するのでしょう。皆さんは「チャート論」も、あまり知らないようです。

企業業績が大きく変化する場合は違いますが、東邦チタンのようなケースは通常の需給バランスによる株価の上下に過ぎません。千代化を買いそびれた人は…東邦チタンを買っても良い訳です。同じようなものでしょう。でも千代化は此処から面白くなるでしょうね。ずいぶん、安値から見れば株価は上がって来ましたが、まだ追加で買いたい気持ちが強いのです。何故かな? 

昨日の日経新聞を読めば…後半相場の焦点に成る可能性が高いのです。スター株に育つかもしれません。かなり出来高がこなせる銘柄です。先日は700万株程度ですが…2000万株や3000万株程度の出来高が、人気のバロメーターでしょう。昨年11月9日に424-442-354-356=52782400株となっており…5000万株の出来高越えがありますね。今はまだ…初めチョロチョロのスタート地点なのでしょう。

カタルは一貫して、同じことをこの春から述べています。この千代化も大幅赤字から黒字転換のグループです。Jトラストと同じタイプの銘柄です。この黒字転換の時期が、一番、株価の変動率が高いのです。カタルレポートを毎日読んでいれば…ヒヨッコの証券マンもその内、成長して…一流は無理でも、その辺のレベルでは上位の部類になれます。

カタル自身が馬鹿だから、何度も同じことが繰り返し出てきます。こいつは馬鹿か…と思われる読者も居られるでしょうが、カタル自身が、覚えることは苦手です。でも連想ゲームと言うか…発想と言うか…物事の見方の着眼点はマズマズの部類だと思っています。誰も見向きをしないうちに、Jトラストのスター性に注目しています。

時代の流れを見ている訳ですが、失敗したケネディクスもマズマズです。毎年企業業績は伸び続け、自社株買いに増配をし続けています。株価はなかなか848円?の高値を超えませんが…経営者の器の問題でしょう。この辺りはVテクと違う所です。杉本さんは一流域です。彼はチャンスをものして、売り上げを164億円から700億ラインに高め、一株利益50円から800円ラインにしました。ケネディクスだって可能性があるのですが…まぁ普通の経営者でしょう。でも少し上ですね。期待に応え…もう一発、25億円の自社株買いを年内にすべきでしょう。

カタルにお金があれば、間違いなくM&Aの対象企業です。TOBをかけて買収して経営者を変えます。果たして…今回のJトラストの藤澤さんは期待に応えるかどうか。時代は彼の選択を応援しています。だから株価は自然に上がり続けますよ。目先、一気に4桁まで飛んでも、なんら…不思議はないのです。そういう時代背景です。

あらら…レポートなんか書いていたら、見逃しました。865円の安値があったのですね。あちゃちゃ…もう無理かな? 前回の高値が876円ですから、この900円割れを丹念に拾いましょう。仕方がない…885円に500株だけ売り物が出ているから…それを買います。ハイ、今885円で500株だけお買い上げです。これで合計2500株になりました。1万株を買うのも大変です。

まぁ、株なんか…無理をして高値を買う事もありません。東邦チタンのような買い場を提供する株もたくさんありますからね。Jトラストだって、また500円割れがあるかもしれません。でも確実にステップアップしています。

この辺りの出来高バランスや値動きからのカタルの読みを披露しましょう。ですが…もうこのレポートも、既に3枚目ですから…明日、忘れなければ、解説しましょう。長くなると…読む方も大変です。カタルのゴタクに付き合うのも、忍耐が必要ですからね。読者も大変です。

株は、我慢が必要な時もあります。今日のポイントは株を売り買いする前に、自分でよく内容を調べ、納得してから行動する事です。そうして事前に株が下がったら、どういう行動をするか?考えておくことです。

カタルがブツブツ投資を推奨している理由が分かると思います。僕らは神様ではありません。自分が買ったら、そこが安値になって株価が急騰するなど…の事が、そうあるものではないのです。だから失敗を前提にした…投資行動が大切なのです。何故、カタルがこのTと言う株を、新しい候補に選択しているか?

T君の日足推移

本日はチャートだけ掲載しておきましょう。それでは…また明日。

「期待感の剥落」は未来の株高を暗示しているのです。東邦チタンもそのケースかもしれませんね。またね。



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