アーカイブ:2019年7月

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やはりこの株価水準になると個人投資家も動きやすいようです。本日の日経平均株価はファストリなどの値嵩株が下がっている為に安いのですが、個別株の動向は強くなっています。三菱UFJの株価が底値圏から離脱する様子は、何故か安心感を覚えます。これはカタルだけの心理状態でしょうか? 

三菱UFJ(8306)の日足推移

同時に以前、掲げた武田薬品工業の株価も底入れを示しているんじゃないか…と思います。その動向も掲載しておきましょう。この株価水準は、日銀の緩和処置の前の株価です。M&Aで失敗しない限り…保守的な投資家にとっては買い場の筈です。まぁ、いつもの事ですが、カタル向きではないので、カタルは上がると思っても買いませんが、機関投資家は、何故、このような時にファンドに組み込まないのか…不思議です。週足を見ても株価位置は申し分ないのでしょう。

武田薬品工業(4502)の日足推移

何度も述べているから…読者の皆さんには「耳にタコ」でしょうが、カタル自身はハイリスク・ハイリターン派です。投資した会社が倒産したり、上場廃止になったりしても平気なのです。このサイトはそんなリスクがある危ない会社も紹介していますから、注意してレポートを読まねばなりません。

例えば…最近、採り上げている千代化(6366)は、一時的ですが債務超過に追い込まれており、1部市場から2部に転落する会社です。通常の会社が、あの金額の損失を計上すれば、明らかに倒産に二文字が思い浮かびます。三菱だから結束力が強く、支援をしたのでしょう。でも普通の会社だったら、あのような見込み損失を、保守的に見て…計上はしません。その点は信頼に値するのでしょう。

その千代化、事前に述べている様に…300円割れを拾っておけば、利益になりました。 先日、カタルはおっかなびっくりで…7月1日の寄り値270円で1000株だけ株を買いました。本日の株価は304-311-302-308=2209100(9:47)です。つまり約1割の値上がりです。

カタルはいつも述べています。ブツブツ投資で買い下がれば…倒産をしない限り、必ず株は儲かると述べています。だから銘柄など…なんでも構わないと言っています。カタルの嫌いな馬鹿株でもそうです。皆さんは、市場がワイワイ騒いでいる高値圏で株を買うから損をするのです。その逆の展開である千代化は、安値圏で市場がワイワイ言っているから、カタルは僅か1000株ですが、株を買ったのです。基本は此処です。

株価位置が髙ければ、好材料が飛びだし良い業績に決まっています。その逆も相場です。基本は「株価位置」です。どの時点で株を買うか? あとは時間との戦いです。人気になるのは数年に一度、あとは基本的に人気圏外の低迷期です。だから人気になる前に買えばいいのです。株式投資は簡単です。

でもあの時の千代化を買うのは、勇気が必要です。追加損失が懸念されている段階でした。今だって同じでしょう。追加損失の可能性はプロジェクトが完了するまで常に存在します。もともとプラントと言うのは、紛争地域での仕事が多く、工事がスムーズに運ばないのが前提で成り立っています。日本とは違うのです。

商社マンなら、カタルが述べている事が分かると思います。政府の担当官が変わるだけで、それ以前の約束事は反故にされます。そんな事が当たり前。今回の韓国の騒動もそうです。世の中は、事前予想通りに事が運ぶことは少ないのです。日本人は平和ボケしています。

これからの時代は、気象庁の言葉ではありませんが、「自分の身は、自分で守るのです。」日本人は、この「自己責任」の感覚が皆無です。

投資の世界は値上がり率を求めれば…当たり前の話ですが、リスクが高くなります。世の中に、都合のいい話などありません。リスクを取るのが嫌なら、千代化など…最初から買わない事です。カタルはリスクに見合ったリターンが見込める…と判断したから、株を買ったのです。でもその考え方は、カタルの勝手な解釈です。必ず…の世界ではありません。

故に、いつもベンチャリの失敗を話しています。カタルは40億円を飛ばした人間です。一口に40億と言いますが大変な金額です。相場は恐いのです。冒頭に述べた三菱UFJや武田製薬なら、リスクは大きく軽減されます。

一応、カタル君は元証券マンですから、いろんなタイプに対応できますが、自分自身が貧乏人なので…常に大穴狙いのハイリスク派なのでしょう。そんなカタルの性格を熟知してこのレポートを参考にして下さい。

さて通常は、株価位置が低い時は、悪材料が出ている時か…上がる見込みがない時に株価位置が安くなります。人気がない株価位置が低い時に株を買うと、安全性は高まりますが、いつ本格的な上昇を開始するか分かりません。

故に証券マンの営業向けには適しませんね。目先の手数料に追われていると、本日買って、明日売りたいためです。証券マンは常に…目先人気の株価位置が高い新高値圏で、株を薦めるようになります。

投資信託やヘッジファンドのマネージャーは、もう少しユトリがあります。でも似たようなものです。年間のパフォーマンスで自分の成績が判断され、毎年、査定を受けます。日本の投信は首になりませんが、外資系ファンドは成績が悪ければ、文句なしに首です。だからヘッジファンドの連中にとっても、時間的なユトリはなく、目先の相場を張ります。

でも僕からは幾らでも時間があります。場合によれば…上がり続ける株なら、無理をして売らず、何年も株を持っていればいいのです。仮に配当利回りが5%なら…預金のつもりで投資をすれば良いですね。

先日、カタルが買った三菱UFJの500円は、そんな感覚です。株が上がっても下がってもどっちでも良い。その間、配当をもらい続けていれば…それで良いのです。邦銀株はそんな投資対象です。だってPBR1倍以下の水準は論理的におかしいのです。

カタルは何度も述べています。名目時代が確立されるなら…三菱UFJの株価は、必ず…純資産以上の評価を受けます。これが正常な株式相場でしょう。だから…安倍さんは、辛うじて及第点のイメージの政策運営です。森加計問題、今は金融庁の年金問題? そんな事はどうでも良い。それより何故、株価がこの水準で放置されているのか? 政策論議をして安倍さんの矛盾を追及すべきです。

一気に法令改正をして、キャッシュレス社会にすれば…犯罪も減り、税務署も必要なくなります。電子カルテを整備すれば…重複する検査、投薬などなくなります。お薬手帳? 「なんじゃい、それ?」今の時代に、そんなバカな政策などあるものか…だから、中国の後塵に拝するのです。馬鹿政策です。本当に一生懸命に仕事をしているの? 安倍さんを攻める焦点は、たくさんありますね。農業政策もそうです。呆れる野党です。

あれれ? Jトラストが下がって来ました。 今の株価は524-524-506-507=214300(10:31)です。再び500円を割れるのでしょうか? それじゃ…下値に買い物を入れて置きましょう。じゃ505円から5円刻みで、下値に買い指値を用いましょう。きっと…馬鹿が売っているのでしょう。

5月21日が一つの基準です。今は1か月半です。確り…この500円絡みを拾って置けば、きっと良い夢が見られる日が来るのでしょう。ハイ、取りあえず3本の買い物を入れました。株価が更に下がるなら、今度は買う株数を増やし…下値を買いましょう。

皆さんも、株が高い時に株を買うのはやめましょう。時間の経過を待てば…必ず、下値が出るものです。他人が売る時に、粛々と下値を拾えば良いのです。別に株は腐りません。野菜とは違います。株価が更に上がりそうに見えても…そんな時は、我慢して時間の経過を待てば良いのです。無理をして高値を買う必要はありません。僕らは、賢い投資家を目指し…のんびり投資を実践しましょう。

それでは…本日はこの辺でお終いです。



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