アーカイブ:2021年7月

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日本株の乖離調整も、いよいよ終盤模様に見えます。ここでもう一度、日経平均株価の推移を観てみましょう。昨年のコロナ禍からスタートした株価波動は、奇麗な上昇波動を描いています。第一波は、コロナで活躍する銘柄群を中心に株価が上昇しました。ここでは僕らは「ロコンド」(3558)の上昇により利益を計上したわけです。

日経平均株価の推移

ただ問題はスイッチの切り替えが、うまく出来なった事です。第二波は、明らかに村田製作などの…「国際優良株」のような銘柄をやるのが筋でした。カタルの苦手の分野です。

しかし…一貫して上がっているのは、半導体株です。僕らは、昨年のコロナ禍で救済銘柄として2銘柄を選択しました。

「IIJ」(3774)と「フェローテック」(6890)です。

フェローテック(6890)の日足推移

株と言うのは面白いものです。割安株が買われる流れも加担して、フェローテックがここまで伸びるとは…カタル自身も驚きました。本当は、直ぐに野村投信から玉出しが行われ…「急騰相場」をイメージしていたのです。ところが…現実は下値圏のボックスを挟んで、国際優良株の相場の時に、仕掛けられました。この時間差の解釈が難しい。

いつもカタルは相場が始まる前に、「素質」を持っていることを説明して…事前に、解説をしています。

しかし「最後の壁」の「時間軸」の考え方が、会得できません。最近は、この時間軸を完璧に予測することは、所詮、不可能で…自分が舞台の「黒子役」を演じるしか…方法はないのではないかと思い始めています。つまり資金力です。

自分がある程度の「切っ掛け」をつくるのです。つまり…自分で株価の高値を買って、相場を誘導して…市場に、その株の「真価」を問う方法が、正しいのだろうと思い始めています。その為の実験も開始しています。S君ですね。

カタルは自分自身の銘柄選択眼には、絶対の信頼を置いています。カタルには未来の株価が見えるのです。必ず、市場から評価される…と考えた株は、時間だけが読めませんが…株価は上がります。もう…そういう段階まで来ました。ただ見えないのは…時間なのです。

ちょっと、待っていてください。今、エーザイの株価が下げて来たので100株だけ買ってみます。ハイ、10285円でお買い上げです。本日は10400-10550-10260-10285=545000(9:19)です。エーザイは、かなり気に入っています。たぶん…色んな報道は「演出の一環」だろうと思っています。明らかに「誰かが」株を買い始めているようにも…見えます。何しろ…「人類の夢」です。良い響きです。人類の夢か…。

皆さんは、あまりに短絡的です。

ニュースの多くは、仕組まれた「もの」…と考えて良いのですよ、自分が番組を創作する立場になってみると分かります。何処に視点を置き、番組を創るか? 演出効果を考えてテーマを選び追います。その過程で株価が動きます。

まだエーザイは、玉が十分に仕込めてないのでしょう。何しろ…突然でした。まさか…認可されるとは、誰も考えていません。しかし色んな資料を読むと、こんなケースもあるのでしょう。初めてのケースだから、誰も「戸惑い」が生まれます。しかし…この株の可能性は高いですね。

日立造船(7004)の日足推移

そう言えば…読者から、「日立造船」(7004)は、どうでしょう?…と言うメールを頂きました。その方にカタルは3つの選択肢の「条件」を出しました。

先ず、1番は「時代性」、2番目に「企業業績」3番目に「株価位置」と言う3つの条件です。カタルは以前、自分が出した本に、この話を掲載しています。この3つを「天の声」「地の声」「人の声」と呼び、最低限、自分が銘柄を選択するときは、この条件に合ったものを選ぼう…と述べています。

日立造船は、どれも…特筆すべきものは持っていませんが、1番、2番は合格点かもしれません。しかし…3番目は明らかに…落第です。しかも…どちらかと言えば大型資本銘柄で、個人投資家が選択するような株ではありません。個人投資家は、株価が最低で2倍程度ならないと…儲けらしい儲けとは、言えません。

この話は、読者全員、皆さんにも言えるのです。

実は自慢そうに…、この株は「如何に良いか」…を語る人が大勢います。でも皆さんは間違っていますよ。僕らが、手に出来る情報は「使い古されたカス」のような情報なのです。所詮、メディアが流す情報、報道などは一般化され、最終ランナーが知る情報です。だから株式市場には「知ったら…終い」と言う格言があります。材料が表面化した時に、「出尽くし」と表現され、株価はピークを付けて下がります。

大概、読者からメールを頂く銘柄は、「株価位置」が高いのです。逆に株価位置が低い時は、企業業績は悪いし…出てくるニュースも悪材料ばかりです。だから株価位置が低い(安い)わけです。

この3つ、「天の声」(時代性)、「地の声」(業績)、「人の声」(株価位置)の3つの条件に、適う…良い銘柄が見つかったら、カタルにも教えてください。一緒に…株を買いましょう。本日の原稿を読んだ人は、良かったですね。これだけ…知っていれば大儲けできます。

カタルは日本の若い投資家を育てたいと思って…このサイトをやっています。仕事を頑張って稼ぐと同時に、自分の資産形成を、若いうちから、しっかり考えて…株式投資の勉強をすれば…必ず、「豊かな生活」が約束されます。ただ…難しい世界なので、本物になる為には時間が掛かります。

さっき…エーザイを買ったときは54万株でしたね。今は10400-10550-10205-10265=970100(9:50)結構、出来高が出来ています。この間に40万株か…もう少し買ってみますか。

あらら…さっき買った株価より高く…10290円で100株のお買い上げです。まぁ良いか。カタルはニュースを、疑っていると言うか…演出では、ないかと思っているのです。だって折角…反転しそうなタイミングで、先日は下院議員か…誰かでしたが、今度はFDAの方が文句を言う「二番煎じ」です。誰かが、株を買うために流したニュースかもしれません。

この株を「買う立場」になってみると分かります。

この水準で5%、1500万株を集めるのは大変ですよ。たぶん…多くの投資家はFDAが認可したから、カタルのように「買い参加」するのです。常に株式投資は相手の立場になって考えましょう。

売り方には売る理由があり、買い方には買う理由があります。先ほど述べました。僕らが知っているニュースと言うのは「最終ランナー」が知るニュースなのです。そんな末端の情報で株価が動くなら、逆の行動をするのが…株式市場で言う「人の行く裏に道あり花の山」と言う格言です。

大衆が株を投げるなら、その株を買うのです。大衆が株を買うなら、その株を売るのです。常に、逆の行動をイメージするようにしましょう。

まぁ、たった200株だから…話になりませんが、一応、カタルは、いつも「有言実行」をモットーにして、公約通りに行動をしています。事前に上がる銘柄を伝え、そのように行動して、それで儲けてこそ…本物人間でしょう。評論家のような偽物世界の日本は、変わるのです。

こんなことを書いていたら、やはりエーザイは大物になるかもしれませんね。だって、ようやくこのラインの売り物が切れて…株価が上がりだしたタイミングで「駄目押し」を入れたようにも感じています。

これで新高値の12765円を抜いたら、また買い増しです。でも多くの人は、きっとヤレヤレ…で利食いをします。一段と相場論でも…「本物の匂い」が漂っているように感じています。ですが…あくまでも博打です。株価は半値になっても良いと思って参加をしましょう。カタルは証券マンだったので、結構、博打も好きです。

カタルにして、非常に珍しいのです。先ほどの3つの声の話です。1番は語るまでもなく合っています。2番は、今度…こちらの報道です。

「今回の契約により、エーザイはブリストル・マイヤーズ・スクイブから一時金として約680億円、開発や販売マイルストーンなどの達成で最大で約2560億円を受け取る。日本、中国、アジア太平洋諸国、欧州、ロシアの売り上げ収益はエーザイが計上する。」…と6/18日報道されていますから、大丈夫です。

しかし3番目の株価位置の条件は、合っていません。だから「博打」だと事前に述べています。

でも名目成長時代と言うのは、果敢にチャレンジをする時代で…ラッセルをする人間がリスクに見合った成果を収める時代なのです。だから…「人類の夢」に賭ける投資も悪くはありません。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ…」皆さんも、新潟の長岡に行かれた時には、駅から歩いで15分ほどでしょう。山本公園に彼の生家があります。勝手に入れるようになっていますから、是非、彼の少年期の気持ちを感じてください。郷里の先輩は、なかなか良い言葉を残しています。ついでに近くに…新しく山本五十六の記念館も出来ましたから、訪れると良いですね。此方は有料です。

さて本日はこの辺で…ロコンドも上がって来ました。あの時にカタルは1900円でも買い増しをしましたが、やはり、こういう風に…また安値を買えるんですね。だから「ブツブツ投資」を心がけないと駄目です。一度に買わない、一度に売らない。

株は上がって良し、下がって良し、どちらでも良しとノンビリやりましょうね。それでは…また明日。読み返していたら…エーザイの株価が上がってきました。今は10400-10550-10205-10435=1237800(10:34)です。123万株か…マズマズですね。利食いをしても良いけれど…100円以上、上だから100株で1万円ですね。200株を買ったので2万円以上になります。目先だって結構、カタル君は上手いのです。



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