アーカイブ:2021年7月22日

110番通報

オリンピックの開幕が近づき…昨日はソフトボールで日本がオーストラリアに勝ったと言います。カタルも深夜に、少しだけ…見ていました。丁度、日本選手がファーボールのランナーを塁に置き、2ランを打つ場面でした。直ぐに…興味のあるドラマに切り替えたのですが、やはり日本が活躍するのは嬉しいものです。

トヨタのオリンピックのCM停止から、一気に事態は進み…経団連の十倉会長の出席の取りやめ、そうして本日は、かみさんの話では安倍元総理も開催式に出席を止めるとのことです。日本人らしい連鎖が始まっています。何故、あれほど誘致を懇願した日本人がコロナ程度の話で…中止の話まで出てくるのか?

この話と、「白鵬」と「稀勢の里」の精神力の違い…小山田問題もいろんな意見があるようです。何しろ…よく知りません。カタルの知っている範囲は、彼が昔「悪さ」(虐め)をして、それを反省したのか…過去の事を話した雑誌が20年近い歳月の後で問題になり、今の職(仕事)を失ったと言う程度の認識です。

ですが…メディアの方向性を観ていると、みんなで菅首相を「追い込んでいる」ように感じています。この根底にある問題は、きっと村社会問題です。

菅さんは強引に…携帯料金の引き下げを画策しました。この村社会の利益構造の一角を壊したので…村論理派閥が仕掛けている戦争に見えます。コロナでの「医療逼迫」問題も似た背景があるんじゃないかなぁ~と漠然と考えています。

この世論を誘導する技術は、官僚などの既得権力者の利権を守ってきた連中は、お得意の分野です。どういう風に情報を流して、メディアに報道させて世論を誘導するわけです。こいつ等は、日本国の未来より…自分達の利権を守るのに必死です。だからなかなか社会のシステム改革が進みません。山崎豊子の「運命の人」、西山事件などを読むと情報操作の背景を垣間見れます。

今回のコロナワクチンの接種で…苦労したカタル君、おばあちゃんの住民票は新潟の長岡に在り、面倒を掛けて…ワクチン接種券を別送で東京に郵送してもらいました。

その為に今回は、いよいよ…おばあちゃんの住民票を東京に移すことにしました。この時代に…文章で送らないと転出届が受けられないのです。色んなやり方があると思いまずが…ネット上で転出や転入などの基本作業が、未だに出来ないのです。こういう社会変化を妨げているのが…それぞれの組織団体です。印鑑の廃止話で昨年は盛り上がりました。

DX時代が到来すると…社会変革はどんどん進み、医師も何れAIに置き換わります。手術もロボットがするようになり、タクシーもバスも自動運転です。半数以上の職が消えるのでしょう。劇的な社会変革が訪れるのに…日本と言う国は、「成田闘争」ばかりを選択しています。

この結果、パイオニアは消えました。電通は本社売却です。フジテレビの日枝氏はようやく数年前に消えたのですが、フジテレビの業績はかなり落ち込んでいたようです。

そういえば…メールで「東芝」の推奨に疑問を呈する声がありました。不正会計を実施した東芝を買う論理が、可笑しい…と思ったのでしょう。

小山田問題も東芝も…なかなか「カタルの心理」を、皆さんに伝えるのは難しいですね。東芝問題の構造は、村社会論理とグローバル論理の対立です。だからカタルはグローバル論理派の株主が、一定の支持を得て東芝が変化すると思っているから、それを応援し、この株は上がると思っていました。今回は2度目です。昨年末から参加しており、残りは500株だけになりました。買値は3100円前後ではないかな? ソニーの変革促進も、「ものを言う株主」(サードポイント)の声から出発しています。

会社を応援するために株を買うのですが、東芝問題は注目されると…日本全体に影響が及び、社会全体が変わると思っている訳です。

事実、この為に株主還元は進み、社外取締役制度など…コーポレートガバナンスのグローバル化が進んでいます。だから日立が変わり、パナソニックも舵を切ったのでしょう。日本の内部留保金額は、膨大な水準ですよ。GDPに匹敵するような金額で…現預金残に眠っている会社も多いのです。

何故、こういう現象が生まれて(日米の株式運用の違い)…そうして、こうなったか?(我が国の製造業の転落)

カタルは株式で儲けるために、このレポートを綴っていますが、同時に、この村意識の問題は、我々自身の問題で、自分自身が「意識改革」を実施しないと駄目なのです。

故にカタルは「空売り」をするために、証券マンを辞めたと言う背景も存在します。どうしても「空売り=悪」と言う潜在意識の罪悪感が抜けないのです。だから駄目相場でも…エーザイに挑戦して敗北をするわけです。銘柄の選択肢が限られるから、個別の仕手材料株なのです。

本物の名目成長時代なら、この路線で乗り切れるはず…と踏んだだけに、エーザイの失敗はショックでした。だから夢にまでエーザイが登場したのでしょう。行けると思っていました。この違いは明らかです。孫正義が韓国株に投資するのに…日本株には投資をしません。日本には投資対象の銘柄がないそうです。

日本人は「内向き志向」ですからね。ここでは「BTS」の話を紹介します。しかしAKB48はどうでしょう。アニメは日本発なのに…上手く利用していません。逆に韓国は市場が小さいから世界に出て、映画界も最近は音楽だけでなく…成功を勝ち取りつつあります。凄いですよ。この差が何処から来るのでしょう? 本当に日本人は劣っているのでしょうか?

「ハイ、110番です。緊急ですか? どうしましたか?」

初めてかける「110番通報」は、確か…こんな感じでした。

実は2日前かな? 夜の8時半ごろ、ドンドン、ガタガタ…と道路工事の音がします。かみさんはうるさいね…こんな時間に…と言うから、まだ夜の10時前だから、仕方ないよ。…とかみさんに言いました。

そうして午前1時半頃、再び大音量の「ドンドン、ガタガタ」と道路工事です。いくら何でも深夜の1時半に…どうかしていると思い、カタルはスマフォを持って、下の道路工事の責任者に文句を言いに行きました。工事は東京電力の下請けの関電工でした。

そうして…責任者に「非常識じゃないの? 今は夜中の1時半ですよ。」…文句を言ったのです。そうしたら…彼は、詫びることもせず、理路整然と「許可をもらっています。」管轄の深川警察署だと言います。だから悪くないと言う主張を述べたので…話になりませんから、名刺をくださいと言ったら、持ってないと言います。呆れます。現場監督の責任者は名刺も持ってないと言います。

それじゃ…「これから警察に通報しますが…良いですか?」 …と言うと「どうぞ…」と言う回答でした。カタルは警察に通報したら、彼が困るんじゃ…ないかと思ったのですが、態度は変わりません。

それで深川警察署の電話番号は分からないから…生まれて初めて110番通報をして…緊急ではないのですが…深川警察署の番号は分からないので…と言い、事情を説明しました。

そうしたらパトカーを派遣します。と言います。「ジャ、お願いします。」その間、10分ほど…パトカーを待っている間、「関電工」の責任者と話していると、彼自身も非常識を認識しているようで…昼間でも出来ますからね。と認めていました。彼の年は、丁度50歳だと言います。

カタルは、直ぐ50‐80問題を連想しました。この時から就職氷河期が誕生して…丁度、苦労したはずの年代です。しかし…関電工は一部上場会社、しかも50歳ですから、かなりの中堅どころなのに…この対応しかできない現実に、腹が立ちました。日本人の劣化現象は至る所にあります。

この深夜の道路工事(実際は電線の整備の一環でしょう。)道路整理のための警備員は8名ほどいるのでしょう。総勢で15人ほどの人員でした。深夜ですから車の出入りも少なく…1時間に1台あるかどうか…その為に交通整理の人員だけで8名も必要なのでしょうか? カタルは、この「不合理な体制」が、前から不満でした。たぶん…法律の規制で成り立っているのでしょう。このような無駄が、到ることろに存在するのでしょう。

10分ほど待っていたらパトカーがやって来ました。

3人に事象を話して…文句を言いました。そうしている内に工事が終了したようです。もう文句を言う必要もないし…現場のパトカーの人間に説明しても意味がありませんから、「このような工事に許可を与える深川警察署が可笑しいと思うから、許可を与えた担当者に、電話で良いから説明の電話をください」と事を処理しようとしました。

そうして携帯の電話番号、住所、氏名、生年月日に年齢と聞き取っていきました。その時に公共性のある工事だから、仕方がないと言う話を、警察官が言い始めました。それは分かります。しかし「緊急性」があるなら分かるが、現場担当者は昼でも出来る工事だと認めているのに…何故、深夜の許可を与えるのか? あなた方の対応が可笑しいと思うとカタルは述べました。

そうしたら次々に…他の2人も順番にカタルの意見が可笑しいと言う論調を言い始めます。いつの間にか…他の警察官が2人、自転車に乗って現場に来て…5人がかりでカタルを取り囲み自己主張をします。

カタルは、「だって、あなた方に説明してもしょうがないでしょう。だから許可を与えた現場の人から説明してくれ」…と電話番号を言ったのに、まるでカタルが悪いように次々に公共性の工事だとか、どうの…こうの…くだらない押し問答を言い始めるから、いい加減に馬鹿らしくなり、カタルは工事も終わったので帰り始めました。それでも警察官は喚きます。

「いい加減にしろ、不満なら逮捕でもなんでもしろ!」とカチンと来て…啖呵を切り、帰りました。流石…逮捕はされませんでしたが、その後、「説明の電話」も今のところはありません。

これが…今の日本社会の実態です。

50歳と言えば良識のある年齢だと思うけれど…あの対応…。そうして警察官の対応は、自己主張ばかりです。自分たちは分からない筈なのに…許可を与えたのは別の部署なのです。それだから、彼らと論争をしても無駄な話です。しかし…カタルが「許可を与えた警察署の対応が可笑しい」と言うと、途端に彼らは反論をします。この現象は、今の株価と同じです。まるで現場に処理能力がありません。マニュアル対応で…現場の応用力が消えました。

問題を処理する個人の能力がないのでしょう。こんな日本にしたのは、全て…村社会構造を維持しようと画策する旧態依然の権力者の画策です。安倍政権が叩かれた問題構造と一緒です。安倍さんの問題が、何故、あれほど、世間が問題視して論争になったか? その背景を考えたことが、あるのでしょうか? 安倍政権、憎しの村論理派閥のマスメディア誘導です。皆さんは、あまりに本質を観てないように思います。

あのバカらしい…「ぶら下がり会見」、同じ質問を繰り返すから、同じ回答しかしないのです。無駄な時間を…費やす社会構造が「成田闘争」です。この記者の質問と先ほどの警察官の言い分は同じです。無駄な時間の浪費ですね。

全ての根幹にあるのが…最後は教育問題になりますが、実質成長時代が長く続いたから…「社会のユトリ」が消えたのです。何故、テスラの株価が、馬鹿高値を維持できるか? 何故、アマゾン株が、否定され続けて…世界的な覇権企業になれたか? 皆さんは考えたことがありますか?

全ては、日本人が好む「他人のうわさ」、「他人を批判する」精神が蔓延しているから…オリンピック問題が、論争になったのです。コロナ程度で…。数年後、この論争は、株価位置と絡めてみると…あの時が「買い場」だったとなるでしょう。

カタルは本物を目指して…日々レポートを綴り、カタルの考えを述べています。それをどう利用しようが…反対の行動を取ろうが勝手です。人それぞれ意見は違います。

しかし…今が、「時代の変革期」で、早く…新しい考え方に慣れた方が良いのです。時代の逆回転はなく…後戻りはしません。今のように停滞はあり得ます。

産業革命が起こって工場が産まれます。工場が生まれると…そこで働く人が集まり、都市化現象が産まれました。東京の一極集中のような現象です。働く場所を求めて、人々が移動した結果、食の問題が起きます。この1880年から1900年にかけた劇的変化で誕生する米国の食品会社です。ケチャップやチョコレート、コカ・コーラなど…の誕生です。最初は腐った肉などを売っていたのです。

我々は、過去の歴史を勉強して…今の激動の「時代変化」に対応しましょう。110番通報の実態が、今の日本ですから…株価が、未だに38915円の最高値を抜けませんが…ようやく乖離調整も終盤です。

何故、カタルがユニクロ株を、この時期に買ってみたいと述べているか? その結果は、来年には…明らかになります。来年は凄い相場になるでしょう。

何れ…テスラ現象が日本でも起こるでしょう。仮にロコンドの田中君が頑張り、成長路線に戻るなら…株価は8000円から1万円、テスラ評価なら10万円にもなるかもしれません。この違いが、実質成長時代と名目成長時代の違いで、「社会のユトリ」の時代になります。他人を批判する風潮は、どんどん衰退して…あの人は素晴らしいね。…と「称賛する時代」へ変化します。

株価の根底を考えましょう。表面上の現象ばかりを観ずに…何故、小山田問題が未だに起こるのか? 絵本作家、のぶみさんが出演を辞退も同じ構造です。トヨタのCM中止は、菅政権の「脱炭素化」に異議を唱えた背景があります。同じ繋がりです。

でも時代はどんどん加速するでしょう。

車なんか…「サブスクの覇権争い」なのに…トヨタは、一体、何をしているのでしょう。車の情報を整備して…早めに世界制覇するチャンスなのです。だからユビキタスも出目があるのかもしれません。分かるかな? 一昨日の今日の市況で「テスラのサブスクの話」を紹介しました。

グーグルやアップルがスマフォで覇権を握ったのです。せめてトヨタは車で、この覇権争いに勝たねばなりません。その為に兆円単位の資金を使って、米国、欧州の仕組みを「赤字転落」しても…情報網の整備をしなくてはなりません。

そうして、このシステムをオープン化して、開放するのです。今なら、まだ間に合うでしょう。数年後の車は、「この近くの美味しいイタリアンの店」と言えば、予約から全てを手配して、車が自動運転で連れて行ってくれます。瞬時に目的先の最短時間を案内します。このようは情報の利用料金が、車会社の収入になります。先ずは手始めに「ネック・フリックス」などと資本提携して新会社をつくります。ソフトの利用価値は無限です。

110番通報から発展させる…「社会現象と株価」ですね。



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