オリンピックは地元開催だけあって…面白いですね。まさか「メキシコ」(サッカー)に勝てるとは思っていませんでしたが、昨日は気分良く…観戦が出来ました。競技ごとに、それぞれの見所を「事前に抑えて」おくと、より一層、その時間が楽しめます。
阿部さんのお兄ちゃんと妹さんは双子のような印象を持つほど似ています。どんなお父さんと、お母さんから生まれたのか?…と思っていたら、かみさんが今朝、ご両親の写真を見せてくれました。親父さんは消防士だそうです。精悍な顔立ちでした。さぞ…御両親は嬉しい事でしょう。
カタルの先輩は、良く…現役の頃、旅をしていました。先輩と言っても女性なのですが、仲間で旅をするのだそうです。そうすると…地元の観光協会などの資料を集めてきて、事前に学習をしていました。
同じ旅行でも事前に勉強すれば…その歴史などを楽しめます。今はインターネットがありますから、様々な情報が簡単に…しかも瞬時に手に入ります。グーグルマップを観れば、その周りの様子が、写真でも観られます。自分が行ったことがない所を、旅する気分にもなれますから便利な世の中になりました。
なんでも「事前学習」をするかどうか…。この努力は、いつも欠かせません。
株式相場も、事前に相場の「見どころ」を抑えると、経済の仕組みと共に…株価の推移が楽しめます。日本には「四季」があるように…経済活動にも似たような四季の移り変わりがあります。昨年のコロナ禍の時は、「厳寒」のイメージです。あの時から…僅か1年と4か月なのです。ケネディクスが大幅安して、翌日も大量の売り物を浴びた時から…「走馬灯」のような時間でした。この間、様々な「喜怒哀楽」のドラマが演出されました。
世界の中央銀行は、量的緩和を実施して…ジャブジャブの資金を提供します。(金融政策)更に国民のお金を配る大盤振る舞いです。(財政政策)これから米国では、更なる財政出動が予定されています。
世界の中央銀行の総資産残高推移を観ると…日本と言う国は、欧米と明らか違います。竹中平蔵が、日本の経済団体のトップのオリンピックの開催式の見合わせを「日和見主義」と批判していました。この報道を観て…やはりカタルと同じような意見も少数化も知れないがあるんだなぁ~と思いました。カタルは、トヨタが嫌いになりました。
オリンピックを開催して欲しい…と世界の頼み、折角、誘致したのに…コロナ程度で(そう言うと怒られそうです。)開催を中止する世論が沸き起こり…そうして無観客です。
今回のオリンピック開催を巡り、様々な意見を観ると、昨日の原稿の題名に使った「多様性」の意味を問われます。
本来は、こういう様々な意見対立が、昔からあったのでしょうが、当時は情報手段がなく、情報と言えば、画一的に創られて出来上がった新聞や雑誌、そうしてテレビやラジオ程度でした。だから昔は、情報をコントロールしやすかったのでしょう。しかし…今の時代は個人が情報発信できる世の中になり…「多様性」の意味が、より明らかになります。
株価は、その様々な考え方が激突する場です。
市場価格と言うのは面白いですね。様々な人が、「自分はこう思う」と主張をして…行動をします。その結果は、株式市場の場合は、自分が正しいか…間違っているか? 直ぐに分かります。ここが面白い所です。自分が正しいと儲かるし…自分が間違っていると損をします。
先ほどの「事前学習」、イナゴ族は、目先の株価だけを観て判断をします。しかし経済と言うのは、一度、好転をすれば…数年間、上手く経営をすれば…半永久的に株価が上昇することが出来ます。だから論理的な背景の下準備が出来てないと、株価の意味が理解できません。
カタルは学生時代からアルバイトで貯めたお金を元に…株式投資をしてきました。大学2年生の頃だったかな? その頃から、新聞は「日経新聞」でした。日経新聞の社員はカタルに足を向けて寝られません。現役の頃は、日経産業新聞、流通新聞など各誌を購読し…雑誌など…含め月に3万円程度のお金を使っていました。でもネット時代になり、日経新聞の格付けはどんどん下がり、逆にロイターやブルームバーグなど…WSJもそうです。それら海外メディアに、目を通す時間が、ずいぶん増えました。
この過程で分かったことは日経新聞の資質は、昔の権威あるメディアの評価ではなく…その辺にいる親父さんの世間話の評価に変わりました。あまり独創的な見方をしていません。つまり未来予測など…まず、当たりません。間違った報道も、結構あります。
ずいぶん…回り道をして、カタルの現在があります。
でもこれだけ努力をしても…この「体たらく」です。なかなか…現実の壁は厚いものがあります。そりゃ…当たり前です。何しろ「ノーベル賞学者」と戦っているようなものです。素質のない馬鹿が…いくら努力をしても…通用しない世界もあります。でも…株式投資で損はしないレベルには、到達したように感じています。
何か…8月は、日本人にとって「特別な感情」が生まれる時期です。
やはり終戦と言うイベントが過去にあった為、その「刷り込み作業」が…毎年繰り返して行われるから、敗戦国民の感情が、風化しないのでしょう。そう考えると…3月の大震災を、毎年、NHKが取り上げるのは大切な事なのかもしれません。人間と言うのは、簡単に忘れます。この忘れると言う分野は、カタルの「得意分野」です。だから証券マンを長く続けていても狂いませんでした。まぁ、世間一般常識からいえば…今でも充分に…狂っているのかもしれません。通常、職を簡単に辞めませんからね。それにカタルの価値観は異常とも言われます。
今の職と言うか…レポート屋稼業も、早く卒業式を迎えることが出来ると良いのですが、なかなか現実の壁は厚いなぁ~と思っています。
やはり時間軸の壁は、なかなか…克服できていません。しかし…これは誰もが不可能だろうと思い始めています。自分が黒子となって、ドラマを創るように…市場で演出をしないと…ぴったりした時間軸を当てられない…と思い始めています。
故に今回のS君はカタル程度の資金力でも、何となく演出が出来るように感じています。その実験です。この株安の最中でも株価は上がり続けています。もともと…割安に放置されていた株です。だからこそ…僅かな演出が効果を発揮したのでしょう。何れ…4桁から、環境さえマッチすれば…5桁の株価になるかもしれません。
皆さんはそんな馬鹿な…と思うでしょうが、それが株です。靴のチヨダの昔は1万円近かったのです。今は僅か880円です。
昨日と言うか一昨日と言うか…。会員レポートで、トヨタ株とテスラ株の評価の違いを書いており、何故、同じ業種なのにこれほど…評価が違うのか?…と言う話を書いていました。この差が、日本と米国との国力の大きな違いです。米国では南北戦争が終わると…産業革命が急速に広がり始めました。この「技術革新」は人々の思考も変えます。
今回のコロナで…カタルは日本にとって「神風」が吹いたと思っています。この理由が東芝なのですね。この株価が、何を訴えているか? この意味を、皆さんには考えて欲しいのです。
今年は…野村証券と東芝だけで充分だと…昨年末から一貫して述べています。この二つには共通するテーマがありますが、馬鹿にはこのテーマが見えません。「市場の整合性」の話です。
歴史を勉強すると…面白い事実が色々あります。今、NHKの大河ドラマの渋沢栄一は…当初は尊攘攘夷派閥なのです。しかし…彼が優れていたのは、現実を知って自分の考え方を、まるっきり180度、変えたことにあります。いつしか…開国派に変わります。もともと薩長もそうです。世間を知ると、知らないでは…えらい違いです。
この歴史的な転換点を創っている銘柄なのです。
我が国には「内部留保」が475兆円もあるのです。この背景は清貧思想があった為です。この清貧思想を打ち破る銘柄が、東芝であり、その打ち破った後に誕生する世界の恩恵を受けるのが野村証券株です。このヒントだけで理解できるなら…合格でしょう。表面上の現象をどう自分が解釈をするか? ここが株式市場の面白い所です。背景に流れる…いろんな考え方を理解してないと、何故、NPCが買われたのか? その理解も進みません。
「捨てる神あれば…拾う神あり」本日も、ロコンドを買い続けているカタル君、なかなか尊王攘夷派から開国派に転身するような器用な器ではありません。しかしカタルは一旦信じたら…トコトン付き合うタイプです。たまには「当たり籤」を引きたいものです。
ここでの注目は、やはり「ファストリ」(9983下げ止まると良いのですが…)だろうと考えています。そろそろ指数も、反転しておかしくないタイミングです。
しかし…残念ながら村田製作やソニーと同じように、どんどん新高値街道を邁進するような「力強さ」は、まだ生まれません。ここではジックリ…「エネルギー」を貯めるだけ、貯め込めば良いのでしょう。やがて爆発するポイントがやって来ます。無理をせずに、ノンビリ…とやりましょう。どうせ…どれをとっても…大きな相場にはならないと思っています。相変わらず…「薄利多売買」の相場環境なのでしょう。