本日は読者から頂いたニュースを紹介しましょう。一つは海事新聞のこちらの記事が発信元です。「コンテナ運賃交渉、荷主向け 終盤戦。スポット 年契の水準に」と言うものです。内容は、カタルが以前から…推察している通りです。最後の部分だけを転写します。
「成約した運賃水準は航路や個別案件によってまちまち。今年1月時点では、日本・アジア発北米西岸向けでは、40フィートコンテナ当たり1万ドル前後が一つの指標と言われていた。既に決まったBCO向けでは、この指標を上回る金額が多かった模様。21年の運賃交渉でまとまった金額は3000―4000ドル程度とみられており、倍以上に値上がりした計算となる。」
だから…来期の船株の業績推移も落ちません。むしろ…「上昇する可能性」が高いのでしょう。カタルの米国港湾労働者のストライキの季節の7月かな? そこに向け…ここから本格的な「仕手戦」が始まるのでしょうが…昨年の9月からの急落相場が船株ですから「諸刃の剣」です。「返り血」を浴びないように覚悟をして…相場に臨まねばなりません。
この船株に関連をしますが、もう一つも読者からのニュースです。
此方は動画なのですが…基本構想がロシア制裁は脱炭素化を加速させると言うものです。同時にIEAの提言がヒントになっており、その発信元が此方ですね。英文ですが…翻訳機能がありますから…この内容は分かります。
つまり米国は「脱ロシアの社会」の構築に向けて…舵を切ったと言うものです。そうして岡崎良助さんは関連銘柄を掲げていました。この着想はカタルが「千代化」(6366)や「東電」(9501)を参考銘柄に掲げた話と同じです。みんな考えることは一緒なのです。
「市場の整合性」を感じて頂ければ…良いのでしょう。
千代化の株高は、例のプロジェクトのキャメロンが絡んでいます。此方の報道です。だから「日揮」(1963)も動いていますし…カタルは直ぐに「トーヨーカネツ」(6369)なんかも…一緒に連想しています。船株はLNG船を始め…石油を運搬するタンカー需要も旺盛になります。だからコンテナだけでなく、石炭のばら積み船市況も上がるでしょう。
この岡崎さんの発想は、ナカナカだなぁ~と思います。元商社マンのようですが…IEAの資料から…「資本主義社会は、ロシア経済を完全に排除する」構築に入ったという着想です。この構想が実現するなら…船株を始め、資源関連株と言うかな? この相場が続き…更に勢いを増すことになります。
千代化や日揮などを観れば分かりますが、まだファンドの「打診買い」の段階でしょう。この着想も「アリだよね」…というアイディアの段階です。
相場と言うのは、皆さんが単純に考えるものではなく…遠大なロマンを語れるシナリオが好まれます。だからARKKのキャシーウッドさんに大衆の支持が集まり、このETFの資金が、関連株を押し上げたという面があり、今はこの逆風を、もろに…受けています。
市場が、どの選択をするか? 様々なアイディアが交錯する中で、自分が選択する話です。どの可能性が高いのか?
勿論、メインは「インフレ対応株」でしょうから…金利高の恩恵を受ける「三菱UFJ」(8306)を始め…資産インフレ株の「野村証券」(8604)や不動産株は、息の長い相場になるでしょう。
要するに…市場には様々な選択肢があります。その中で、どれを選択するかは皆さんの自由です。「どれが一番良いか?」…と問われるメールを時々もらいますが…そんな事はその人も性格も資金力も分からないのに…簡単に答えられません。自分が決めることです。
このカタルレポートは、時間軸の間違いがあります。そうして…ロコンドのように完全な読み間違えもあります。でもロコンドだって、カタルは捨てたものではないと考えており…現物株を保持して、動きを追っています。そうして…順番が来たら、またやれば良いのです。何度も、何度も…得意な銘柄を追って、その動きを追っていれば…必ず、チャンスがまた、やって来ます。株式投資は、ある意味で簡単です。基本は株価位置を大切にして「乖離率」を考えることでしょう。
カタルは「マザーズの逆襲」を選択肢の一つに掲げています。
ですが…これだけマイナス乖離が大きいという事は、同時に、今の流れからは程遠く…ネガティブな材料が出ている訳です。ソフトバンクが出資するアリババや…DiDi(滴滴出行)などは、もう完全な「ボロ株」扱いになっています。
政策が、如何に重要か?…という事が分かります。今回のロシアによるウクライナ侵攻を観ても…政治家のトップが、どんな判断を下すか? それにより…国民が「塗炭の苦しみ」を味合うのです。カタルは年収120万円の世界を実際に体験しています。これは…偏に「失政」の為だと思っています。
バブル崩壊の過程です。プラザ合意からの「無能ぶり」が分かります。やはり…トップは、その任に相応しい人を、選ばないと駄目です。本人が成りたいから…成れるものではありません。出目、どうしても家柄も絡みます。今日は何故か…相場全体が強く見えますね。カタルが掲げている株すべてが、上がっているように見えます。
でもメルカリだけが駄目です。先ほど…2790円を売って、出来高増加を待っていましたが…全体株が上がり、仕方なく…出来高増加を待たずに…2700円で500株を買い直しました。
金曜日に2756円の大引けで買ったものを2790円で売り、僅か15000円ほどの利益を計上して…2627円の安値時に、買おうと思ったのですが…出来高が不足しているように感じたので…500万株台なら…と思って、出来高の増加を待っていました。そうしたら他のマザーズ関連も上がって来たので、慌てて…2700円で買い直したのです。現在の株価は2763-2829-2627-2737=4494300(10:01)です。
皆さんの多くは、株価が下がるとアタフタします。しかしこのような乱高下は、ある意味でチャンスです。「出来高水準」が一番の観察点です。
BASEも同じですよ。一日の中で何度か…上下をします。本日は株価が高く357-376-355-367=3658100(10:04)です。下値の「際」では…株価が乱高下します。
船株は日本郵船が12350円の…この高値揉み合いの新値を取っていませんが、川船と商船三井は既に更新をしています。なにか、昨年の…あの相場再現を想い出します。
あっという間に6000万ほどの利益だったのです。でも今は、マザーズ関連の損を埋めるために持ち株を売ったので…僅か2000株です。どっちでも構いません。もう一度、船株を買い直すかどうか…。配当落ち後を観て、考えようと思っています。通常は、落ち後、しばらく…株は下落する筈です。
そうしてカタルは、この3月下旬から4月、5月と…マザーズ関連株の逆襲をイメージしており、この動きは5月上旬まで…で、この関連株の戻り相場は終了します。この時に、配当落ちから下がった船株を買い直して…7月に向け、最後の船株相場が生まれて…一気に、終演です。
その後、秋まで休んで年末には…三菱UFJや野村証券などのインフレ対応株の流れが加速する。そんな相場のイメージを頭に描いています。このシナリオがその通り実現するかどうか…は分かりません。しかし「市場の整合性」を観て、相場観を構築しています。
仮に追い詰められたプーチンが、ある程度の妥協をして停戦になると…どうなるか? でも彼は、確か…KGB出身でしたよね。今は、第5局と言うのかな? ニュースによれば、粛正が始まっている…と言いますから、やれるところまで突き進み、最後は追い詰められて、自殺と言うシナリオもあります。
シェルを先頭に…昨日はファストリ=ユニクロの話をしましたが、平和の象徴的なシンボルだったマクドナルドのロシア撤退(休業かな?)は、大きなインパクトでしょう。カタルはそう考えています。
故に、見込み違いをした将軍たちも粛正の対象になったと報道されています。仮に…このロイターの報道が、期待通りに進展して3月のFOMCが無難に越せるなら…長かった今回の調整波動は、ようやく修正されます。今週が「山場」の可能性が高いようにも感じていますが、果たして、皆さんの判断は如何でしょう。
株式投資は、面白いでしょう。知れば知るほど…面白くなります。
カタルは自身のカタル劇場の解説をして、全体相場などの考察の仕方、市場の見どころを解説しています。株式投資の本質を理解するなら…決して、岸田総理のような新しい資本主義と言うバカな論理は生まれません。むしろ…東京機械の最高裁判決や、東京地検の行動に疑いを持ちます。
しかし…世の中は、カタルのような考え方は正しいわけではなく…一番の本質は、誰が正しいか…正しくないかではなく…日本国民にフェアな競争環境を整備して、頑張る奴が報われる社会にすべきです。怠け者にはそれなりの生活が…頑張る奴には、それなりの生活を…実現される社会を構築すべきでしょう。
そうすれば…希望を失わず…振り込め詐欺のような犯罪に手を染めることはなく…躍動感が溢れる社会が実現されるはずです。
草葉の陰で…電通の高橋さんにも、喜んでもらえる…社会を構築しないと、僕らは「務め」は果たしたとは言えません。日経平均株価が、バブル期の38915円を抜くことが、彼女の供養になります。カタルはそう考えています。それではまた…明日。