アーカイブ:2023年1月27日

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米国のGDPは予想の2.6%を超えて…2.9%増だと言います。「やはりなぁ~」と思います。基本的に米国の場合、財政政策と金融政策がチグハグな体制ですから、なかなか金融政策の効果が、「効き辛い」のでしょう。カタル自身も、FRBのあの利上げ行動は早過ぎると思っていました。ただ金融政策と言うのは、ボディーブローのように…もっと後になって経済に影響を与えます。半年以上なのでしょう。場合によれば1年以上なのかもしれません。だから難しいのです。

基本的に…米国では末端の労働者の賃金が上がっていると言われています。でも米国株は危ない場面から…既に、「脱出」し始めています。流石、一流域のヘッジファンドが多いのでしょう。ここに来てネットフリックやアリババ、セールスフォースなど…続々とネット関連株と言うか…この手の新興株を買っています。

昨日、驚いたのは…船株の動向です。

もう読者の中では、このくらいの時間になると持っている人は少ないのでしょうが…この下げの切っ掛けは「世界最大のコンテナ船社MSC(スイス)と同2位のマースク(デンマーク)が25日、2社による定航アライアンス「2M」について、2025年1月末で契約を終了することで両社が合意したと発表したことが材料。」との報道です。

故にマークスなどの株価は下げたそうです。でも…この株価評価ですからね。今回の海運市況を受けたカタルの相場観はアテに出来ません。カタル自身は、またやってみたいと思っていますが、しばらく…あとの話しでしょう。

もう一つが話題性としてはイマイチですが…トヨタの章夫社長が、とうとう…辞めるそうです。実質的には院政ですが…そもそも「全方位体制」を打ち出した辺りが、時代性が欠如しています。どの程度の時間のロスになったか? 分かりませんが、テスラは既に値下げの段階になっています。米国ではかなり売れているようです。ただ…景気は後退期です。

でもGDPを観ても分かるように…最近は「ソフトランディング論」が強くなっており、相場は「ゴルディロックス相場」と呼ばれる…適温状態に移行する確率が高くなっています。

さて個別株の話しに移りましょうか…本日は久しぶりに「ナ・デックス」(7435)を100株だけですが、寄り値の860円で買いました。基本的に2021年12月に付けた965円を抜くと考えています。

「ナ・デックス」(7435) の日足推移

そうして…少し前のように…1000円台の株価が「常態化」するのでしょう。今はまだ乖離がありますから、カタル自身は、直ぐに上の株価まで買いに行きません。これはカタル自身の判断です。やろうと思えば…簡単に一気に株価ステージを変えることは出来るでしょう。でもカタルは、下値は買いますが、今は上値を追ってまで、株を買いません。本日は、他に850円、845円で買い指値が入っています。買えれば…ラッキーです。

「BASE」(4477) の日足推移

おぉ、とうとう…抜けましたね。「261円の関門」を抜けて265円を付けました。「BASE」(4477)の話です。これほどの逸材を手掛けない方がおかしいのです。「博打心」が疼くのです。

当面は300円台に入ると…株価は重いでしょうが、一気に…やれるはずです。「一抹の不安」は経営者の鶴岡君の「資質」の問題です。良いものを持っていても…識者の意見を聞かないとなりません。おそらくFCは…フリーキャッシュフローの話ですが、マイナスでしょう。だからリストラをすべきです。あるいは経費の節減です。

兎に角、「身の丈に合った」経営に戻さねばなりません。でもお金が入ると人間は変わりますからね。あの孫正義さんも踊りました。みんな一緒です。このまま赤字を垂れ流しても大丈夫なのですが…今は警戒すべきでしょう。

「Jトラスト」(8508) の板状況

実は本日も…寄り値で「Jトラスト」(8508)を2000株だけ買いました。これで1万株です。でも…この板状況を観れば分かりますが…皆がヤレヤレの売り物を用いています。当然、重いのですが…ここが相場のポイントです。

仕掛け筋の動向から見て…かなり内部事情にも詳しいのでしょう。でも2倍程度になる株は他にたくさんあります。何故、あれほど熱狂的になったのか? 

お祖母ちゃんの老人ホームの一時金づくりの話しです。人生と言うのは、些細な「切っ掛け」で人間は行動をします。確かに魅力的な会社ですが…「ロコンド」(3558)だって…なかなかの会社です。田中君の手腕は、過去の経過で確認済みです。こっちの株価ステージ替えの方が魅力的かもしれません。このM&A戦略はナカナカです。

金融と言うのは…色んな規制があります。Jトラのインドネシアも融資額が伸びていますが、「自己資本比率」規制の話も出てきます。このような板状況を観ると…「目先筋」は腰が引けます。でも…この程度の売り物は、大きなものではありません。この株が本格反騰をする時は出来高が1000万株以上に膨らみます。まぁ、楽しみに…ノンビリ構えましょう。これで1万株になりました。

本日は「大阪チタン」(5726)が下げています。

「東邦チタン」(5727) の決算短信より

実は、知らなかったのです。「東邦チタン」(5727)の決算が先だとは…。でも、皆さんは間違っています。東邦チタンは「MLCC」を抱えており…この部門が落ち込んでいます。ここでは…化学品事業です。でもチタンは逆です。大きく伸びています。自分で決算を観て観ると良いのです。だから…当然の事ですが、本日、カタルは3660円で大阪チタンを100株だけですが、「買い増し」をしています。やはり…4000円の時に一度利食いを入れるべきでした。躊躇っていたら…この有様です。

あらら…やはり利食いをしようかな?

決算期待の「一発高」期待銘柄のS君も「利食い千人力」でした。そうしたら…もう一度…やれました。何度でも可能です。EV絡みですから、伸びるのでしょう。でも残り少ない持ち株なので躊躇っていました。大阪チタンと言い、S君と言い…まだ「薄利多売買」かな? 難しい選択です。

それでは…たった1000株の持ち株ですから、面倒だから利食いましょう。銘柄は、先日買った「KPPG」(9274)です。なんと100円幅です。買値は750円です。たぶん4桁復帰だろうと思っています。だから…残しても良いのですが。

ハイ857円で、最後の1000株を利食いをしました。「SDGs投資」もなかなか…でしょう。持続可能な投資と言う意味で、この用語を使っています。カタル銘柄の基本は、ブツブツ投資です。皆さんは、「賢く」カタルレポートを利用していますか? 「馬鹿とハサミは使いよう」と言います。

「アイサンテクノロジー」(4667) の板状況

実は、昨日述べた「アイサンテクノロジー」(4667)の下値を「買い増そう」と思っており…狙っています。出来ることなら、先日買った高値の1880円だったかな?その辺りを狙っています。でも今の株価でも、買っても…良いのかも知れません。カタル好みの銘柄です。

「アイサンテクノロジー」(4667) の日足推移

まぁ要するに…全体の「市況改善」により、どの株も強気に対処したほうが正解でしょう。「ナ・デックス」でもそうですが…皆さんは、あまり株の事を知らないようです。少し株価が上がると…売りたい気持ちは、誰でも一緒ですが…見極めないとなりません。あらら…買っている奴が居ますね。アイサンテクノロジーが「値戻し」しています。

このアイサンテクノロジーは、たぶん…「上手い筋」の介入ではないかな?

株価の仕掛け方を観ていると…カタル好みです。たぶん…BASEは新規の参加筋が玉を集めている段階で、今は、まだ株価が「飛ぶ段階」ではないのでしょう。まぁ…株価を丹念に観察していると、見えて来るものも…あります。でもこんなチマチマした売買では、儲けらしい…「儲け」は出ませんから…何処かで勝負です。でも流石に…2年続きで「お船」と「Jトラ」でヤラレ…今はヘロヘロです。

損はしていませんが、精神的な打撃が大きくて…お船は相変わらず下げていますね。このアライアンス契約の解消は2025年ですから、株価に大きな影響はないと思っていますが…実際は駄目です。

「三菱UFJ」(8306)も「日本製鉄」(5401)も順調に見えます。何故、同列に並べたか? 毎日、読んでいる読者には、この理由が分かると思います。「ナ・デックス」も同じことです。

今、なかなか買えない「グッドコムアセット」(3475)を790円まで買いました。

何故…気に入っているか? 明日にでも解説しましょうか…。イヤ、面倒だから、明日は「明日の風が吹く」ですから…。その理由は「売り上げ」と「借り入れ」の比率です。高成長ですが意外に…健全な会社です。たぶん…時代の変化で株価は、何れ…「何れですよ」。4ケタ乗せでしょう。このクラスは、なかなか重いのです。でもJトラより、ずっと…軽い値動きです。それぞれ…色んな銘柄を紹介していますから…自分に合った銘柄をやりましょう。

たぶん、このまま…春まで一気でしょう。何故、そう考えるか?

これを解説すると長くなるので…またの機会にします。高値を追わなくても良いのです。自分の好みの株を持っていて…ノンビリやりましょう。「野村証券」(8604)だって…捨てたものではありませんよ。先日、述べたように明らかに新規筋の参入です。

皆さんが、望むような値動きになるのは、まだまだ…先です。株価にもそれぞれ順番があり、相場が成熟するステージがあります。そのステージを自分で理解して、相場を楽しめば良いのでしょう。相場の成熟度の話です。先日は相場の「潮流」の話をしています。

兎に角…素人の皆さんに、カタルの持てる力を出し切って相場を解説しています。経済の話しから、個別銘柄の話まで…。証券マンは、カタル論理を応用して…自分なりの相場観を養いましょう。毎日、読んでいれば…戯言や愚痴もありますが、たぶん皆さんの…「お役に」立てるのでしょう。

自分を過信しない…自分の力量を超えた行動はしない…いつも真坂、魔坂、まさかの用心をしてノンビリ構えましょう。

カタルは机上論が嫌いです。「本物人間」を目指して、たとえ僅かでも…自分で実践をするのです。講釈はテレビの解説者で充分です。共に本物を目指して努力を続けましょう。それでは…また明日。



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