アーカイブ:2023年2月15日

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さて…ようやく原稿を書くことが出来ます。先ずは米国のCPIですが…原油は2022年1月から高くなります。まだ1月は高くないのです。もう一つの住宅費などは、既に金利高から需要が減っていますが「遅効性」があります。粘着性と言うか…。まぁそれ程、気になるものではないと思っています。事実、ナスダック指数は戻っています。

米国原油先物市場の動き

それより…我が国の名目GDPと実質GDPの話の方が…余程、重要でしょう。此方の報道です。基本的に、この意味が大きいのです。

日本のGDP推移

我々は名目経済の世界で生きており…常に人間のモチベーションは、「目に見えるもの」が心に影響を与えます。しかも昨年より実感が良くないと駄目です。常にプラスに…しかもこの名目数字と実質数字の差が問題になり…両者ともプラスの傾向が望ましいのです。今回の日本は名目値が高く…そうなっています。このような状態が続くなら、資産投資が加速します。期待インフレ率が高くなりますからね。

つまり…日本経済の本命ラインの「名目時代の到来」を示唆するものです。本筋銘柄の株を追えば…良いのですよ。この本筋銘柄は「銀行・証券・不動産」の3点セットです。簡単でしょう。故の「野村証券」(8604)が上がるようになります。ようやく…ここから本番を迎えます。極めて…順調な展開になるのでしょう。今は、チンタラして動いている銀行株も更に…上がるものだと思っています。これが基本構想です。

カタルには、同時に…「不可解な現象」があります。

最近思うのですが…市場参加者は正しい株価判断が出来ないようです。あまりに短絡的な発想です。「目先の期待」が剥落すると株を売り…思った以上に株価は大きく動きます。

本日は昨日まで…決算期待で買っていた「KPPG」(9274)を、今ほど740円で1000株だけ買いました。勿論、ストップ安の所、732円にも、もう1000株の買い物を用いました。何故、売られるのか…その理由がよく分かりませんが、最近まで銀行との持ち合い株の解消売りがありましたから…たぶんその影響でしょう。

決算はこんな感じで一株利益が200円以上だから…急激にM&Aの成功事例でしょう。紙文化は、簡単になかなか…消えません。

もう一つがJトラストです。何故、これほど…株価が下げるのでしょう。まったくよく分からない株です。

本日は500円から490円、480円、470円と…1000株ずつ合計で4000株を買いました。そうして…この株にも。ストップ安の465円で1000株の買い物を用いました。特定の仕掛け筋が大きく株を持っているようですから、この人たちの財政事情かも…知れません。

その為に…売りたくもない株を、パラパラ…売りました。

何れも実験の為に残した株ですが…こんな時がないと、持ち株を売りませんからね。「アイサンテクノロジー」(4667)や「スミダコーポ」(6817)などは売りたくなかったのです。貧乏故に…仕方ありません。それと同時に…他に買っている株もあります。此方は買い乗せですね。

「川船」(9107) の日足

あと…90円ですね。「川船」(9107)は「日本郵船」(9101)の株価を抜きました。あとは「商船三井」(9104)だけです。基本的にカタルはこの動きは、「不自然」だろうと思っており、やはり一株利益が一番高い川船の株価が上がるべきだと思っています。場合によれば、昨年来の高値である3700円近い最高値を取る可能性さえ…考えている程です。それ程…仕手化が此処から…激化するかもしれません。これは分かりませんが…。

先ほど…870円を100株だけ買ったN君は、意外に強いです。内出来です。高値圏ですから…誰かが「利食い」をするのでしょう。やはり「エーザイ」(4523)は、早いのかも知れませんね。また割れました。

そうだ…カタルは日経新聞の報道は間違っていると思っています。一面の副題の付け方ですね。「市場の歪み限界に」…と言う文句は、間違っています。

日銀は、やろうと思えば、何でもできます。このような間違った常識を市場に醸し出すのが…市場です。禅問答みたいですが…。

昨年、米国株が10月の安値を付けに行く過程で、カタルはパウエルFRB議長の行動が「トラウマ」か…それとも「ブラフ」(はったり)か…と述べました。過去、失われた時代を作ったのは…実質経済成長を重視する…人間の感覚を無視した政策です。

竹中大臣が強引に…不良債権処理を加速させた弊害が生んだ悲劇です。あれは仕方ない面もありますが…ここまで放置したのは「怠慢」です。

株屋は「追証」があり、待ったなしに持ち株を処分されます。ですが…銀行は金利などの元利が入っていれば…「増し担保」は請求されませんでした。だから歪んだ政策だったのです。このような事例と同じです。日経新聞などが一見すると、「正しい見解」に見えますが…このようなマインドコントロールを実施して…世間を欺いています。

もし…過剰なQE政策だったなら、市場は、事前にそのことを察知して、「野村証券」などが4桁になってもおかしくないのです。たぶん…そうだと思いますが「KPPG」などの株価、「Jトラスト」も同じでしょうが…先ほど述べた川船もそうです。

不可解な株価形成があったから…異常な値動きになっているのでしょう。あまりに目先的な需給だけを捉えています。世の中には、常識がありますからね。何れ…正しい評価になるのでしょう。

カタルは自分自身の価値観を信じて…市場が「歪な株価」を付けた時は、果敢に向かいます。本日はKPPGやJトラストを買うために、わざわざ…売りたくもない株を利食いしました。そうだ…先日、やはり「東芝」(6502)を4500円で200株、そうして本日は寄り付きの4396円で200株買ってみました。

たぶん…今週中に5000円だと思いますがTOBが掛かるのでしょう。その後、どうなるのか…。村社会論理は、未だに絶対です。キオクシアは赤字になりました。だから成田時間などの闘争は止めるべきでしょう。官の関与が強すぎます。こいつ等は、自分が正しいと思っている種族です。それなら…「失われた時代」など…は生まれません。あぁ~やはり…「スミダコーポ」は上がって来ました。

500円以下の「Jトラスト」を、もう少し買うかもしれません。でも一時の熱狂はとっくに冷めています。カタルには色んな感情があります。株式投資は、いつも自分だけしか信じられません。良いですか…株価が高ければ利食いをして、株価が安ければ…節度を持って買えば良いのです。株式投資はそれだけの話でしょう。仮に日経新聞の一面が正しいなら…銀行株は、間違いなく上がり続けます。ここからですよ。

この市場の歪みは日銀が0.5%で、10年国債の特定部分を買っているからでしょうが…ようやく…賃上げになってきたところです。企業内物価の上昇が消費者物価への転嫁は続きます。これが年金生活者から、若者に所得の移転が起こる原動力です。

「日本製鉄」(5401) の日足推移

カタルは「日本製鉄」(5401)を一貫推奨しています。既に1年以上も伝えています。同じことですが…本日はN君を880円まで買っています。丁度、このN君は日本製鉄のこんな株価位置だろうと思っています。久しぶりに買い増しを継続しています。

まぁ…それぞれが自分の信じることをやれば良いのでしょう。選択は自由なのです。そんな事で本日はこの辺で…何しろ書き始めが遅かったのです。少し短く…ゴメンね。

相変わらず…「BASE」(4477)も275円、そうして270円でも1000株ずつですが買っています。やはり悪くはないと思っています。



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