アーカイブ:2023年6月

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海外投資家の動向

昨日、掲載していたグラフの数字が「間違っていた」ので…訂正させてください。もう一度、正しいものを掲載します。昨日、発表された海外動向は8週連続で日本株の買い越しだそうです。ついでに、その元の数字も掲載しておきます。御覧の通り3月に「裁定買い残」が膨らんでおり、今は継続的に海外からの現物の買いが入り、正常な形で株価に追い風になっています。気にしているのが、この「裁定買い残」が増えて、玉が回転できなくなると株価は下がると思っています。

今年に入ってからの海外動向と株価

さて…本日は「ソフトバンクG」(9984)と「エーザイ」(4523)が高く始まっています。如何でしょう。

S&Pの格下げをしたアナリストが、自分の金で「空売り」をすれば、良いのです。仮に財務内容が本当に悪化して…支払いが困難な「BB格」の投資適用外扱いなら、株価が上がるでしょうか? まぁ、観ている基準が違いますから、株価と連動させるのはどうかと思いますが…でも皆さんの多くが抱いている「メディアの解説」と、実際の株価の動きが違うことが分かる事例です。このニュースが伝わったのは5月24日です。

ソフトバンクの日足推移

このような…モノが「切っ掛け」になり、相場が始まる可能性をカタルは「今日の市況」で「事前告知」をして、そうして自らも100株だけですがソフトバンクを買っています。「有言実行」です。しかしS&Pの格下げをしたアナリストはソフトバンクを、空売りはしてないでしょう。

むしろ…事前に「空売り」をしており、「買い戻している」かもしれません。まぁ、その可能性はないでしょうが…基本的にメディアの報道と、実際の株価の動きの違いを、実感する良い事例ですから、自分のキャリアとして…記憶に留めて、次回以降も出てきますから応用をすると良いでしょう。

カタルは、盛んに述べています。カタルが株を買って、「やられている株」を買えば…大概は儲かると述べています。

そうして、その事例として…最近はずっと「エーザイ」について語っていました。昨日もNHKの番組の紹介までしています。この認知症と言うか…痴ほう症と言うか…介護をしたものでないと、その苦労は分かりません。カタルは、どんどん…人間の寿命が延びており、この老人病と言うか…。早く…解明されることを願っています。まともな人間生活が送れると良いなぁ~と思います。

本日は公約通り…「損益分岐点」を超えたので、昨年末にクロスをした株を1000株だけですが売りました。寄り値の9250円と100円上の9350円で500株ずつを売却しました。僅か…15万円程度ですが、利食いで…信用の期日が20日だったかな? その前に「利益計上」で逃げることが出来ました。本当は、あの7000円前半で買うべきだったのです。でも貧乏人は、あの時に「買う事」が出来ません。あとは無理して買った残り500株だけを持っているだけですが、また買います。下がれば良いのですが…果たしてどうでしょう。

このソフトバンクが人気になるのは、理解できます。同時に「メルカリ」(4385)や「BASE」(4477)に「サイバーダイン」(7779)も株価が上がる筈ですが、一番は、既に好業績を発表している「ジェイドG」(3558)でしょう。

本日は指値をした1560円と1555円の500株ずつで合計1000株を買いました。同時にエーザイのお陰で…信用の枠が空いていますから「大阪チタン」(5726)を300株だけ2929円で買いました。株価が上がろうが…下がろうが…カタルの相場観は、あまり変わりません。

年初から「難しい相場」…と言いつつ、「薄利多売買」を継続しています。

ナスダック指数の推移

そうして予想通り…ナスダックは昨年の8月の高値の13181をまもなく…抜くのでしょう。でも3月の14646は微妙です。カタルはこの程度で、再び、株は「弱含む」と思っています。

その理由は「M2問題」を始め…「逆イールド」が示している「景気後退の場面」が来ると思っているからです。問題は、このリセッションの程度が「軽く」…新時代のAI革命の「シンギュラリティ」(技術的特異点)の世界に、上手く…移行が出来るかどうか。

エヌビディアの株価推移

エヌビディア(NVDA)の株価は、既にPERは前期基準で100倍を超えていますが…来期予想では54倍前後です。例のARKKのキャシー・ウッドさんもエヌビディアを買っていたようですが…その多くを1月に売却しており、今は「割高」発言をしているようです。まるで昨日紹介したロイターの記事のようです。

しかし…カタルは「シンギュラリティ」の世界なら、この認識は間違っており、株価はドンドン…「更に」上がります。故に、ソフトバンクが高騰し始めた…理由も「市場の整合性」から見て…説明が付きます。ソフトバンクの1万円越えを言い始めると…カタルは馬鹿か…と言われそうですが、あれだけ下値圏で浮動株を集めて相場が枯れていますから、あり得ます。

この事例を最近、カタルは掲げていますよ。

「アドバンテスト」(6857) の日足推移

皆さんに、何故、「アドバンテスト」(6857)だけが、高値を一気に抜き大きくなったか? 丁寧に解説をしましたね。日銀様が「浮動株式を吸い上げた」からです。だから「ジェイドG」の相場も強気になっており、更に買い増そうかな?…と思っています。何しろ…自社株買いで浮動株が消えます。

「ジェイドG」(3558) の日足推移

PER20倍は妥当な株価で…PER30倍の評価をするのが「正常な市場だろう」と思っています。しかし現実は「KPPG」(9274)も「Jトラスト」(8508)も失敗をしています。「野村証券」(8604)さえ…500円以下なのですから…この「整合性」を、どう理解しようか…悩んでいます。

故に今の市場の劣化を嘆き…そうして人が居なくなったと悲しんでいます。本当に…市場関係者は、馬鹿ばかりの「偽物」世界です。1億円に続き、今回は5億円も…お金がない中で「自社株買い」を発表した田中君の評価は、「日本製鉄」(5401)の橋本さんと同じランクでしょう。時代を「切り拓く」筈です。

余りに…皆さんの考え方は幼稚で…大人の考え方とは思えません。

まぁ本物社会と思っていた米国も、バイデンが大統領だし…カタルの支持する共和党はトランプが立候補ですからね。もう米国も腐って見えます。やはりドルと言う「基軸通貨問題」が起こるのは、近いのでしょう。その時は、とっても大きな「システム転換」ですから、株価は「大暴落」をします。これを材料に最初の「ガラ」が来たら…全てを損切りして出来るなら「空売り」を、それが出来ないなら、3年程度は市場から撤退でしょう。今から警告するのはどうかと思いますが…。

基本的にカタルは、まだ「強気」と言う訳ではありません。エーザイは上手く逃げることが出来ましたが…まだ損をした玉を多く抱えています。このジェイドGもその一つです。大阪チタンもそうです。まぁいずれも「仕手性が強く」「変動率の高い株」ですから、全く心配はしていません。上がってから…「強気」になっても良いのです。エーザイのように…、エーザイは、此処から相場の開始です。

「エーザイ」(4523) の日足推移

どうも…似ています。このエーザイの「元の買値」を調べてみたら…このチャートの「a」の場面で最初は買って、直ぐに利食いをしており、そうして高値圏になってから再び開始しているのです。今のクロスを入れた1000株の残存処理は「b」の辺りで買ったものですから、一度10000円で利食いをした後、9850円から買い始めた玉なのです。トホホ…何かに似ています。そうです。ジェイドGです。このジェイドGも相場の始まる前の1000円以下の時に1万株以上を買っていたのです。なかなか…「ヒット」しないカタルを物語っています。そうして高値の1830円を買っているのですよ。どの株も、時間軸の壁に悩まされている理由が…分かると言うものです。

みんな「カスリ」ばかりなり…なかなかヒットをしない現実を語っています。「川崎汽船」(9107)もそうです。どうして、カタルの感覚どおりに動かないのでしょう。

市場の「もどかしさ」を感じるのです。旬の時に相場を仕掛ける本物人間が居ないのでしょう。折角の「逸材」なのです。もっと上手に相場を演出すればいいのに…下手糞だよね。お金を持っている人は…ラッセルをしない輩に見えます。他人の行動に追随するのではなく…自分が市場を引っ張るのです。でもカタルには、あまりお金はなく…演出もなかなか出来ません。

まぁ、諦めず…努力を続けるなら、その内、フロックでも恩恵があるのでしょう。エーザイは、たぶん本日からエーザイは目先の相場のスタート地点でしょう。でも…どうして高いのでしょう。きっと後で分かることでしょう。

素質を持っている株を、「旬の時」に手掛けるのが相場でしょう。一昨日かな? かみさんが温室の「みかん」が売っていたと言います。価格は1980円だから買うのを止めたと言いますが、今の時期の温室みかんは高価ですが…甘くておいしい筈です。でも果物も…株も「旬の季節」を大切にして…相場を育てたいものです。

だんだん市場参加者が増えて…一度、上がった株が「下がらなくなる」はずです。本当はKPPGやJトラストもそうですが…皆さんが、関心の高い「大阪チタン」も、あの仕掛けの高値を維持するのが…普通なのです。野村証券って…昔と違うんですね。営業力が弱くなって劣化したのでしょう。やはり社長を交代させるべきです。これほどの環境を上手く利用できない奴に、良質の経営資源を預けておくべきではありません。

指数相場も、徐々に…周りに波及します。でも今回はスンナリ行くかどうか…。カタルには分かりません。そんな所で、本日はこの辺でお終いです。

本日は相場が強いので弱気の話題を、いくつか提供します。…一つ目は住宅の関する話…特に商業不動産です。この二つ目も金利高からの「貸し渋り」です。この影響からか…こんな指標が出ており、この結果が此方です。以上4つの事例です。

「皆で渡れば…怖くない」と言う…日本人の「画一化」された考え方は、相場の世界では通用しません。先ずは…期日が近いものは、儲けより、先ずは逃げることです。買う事はいつでも出来ます。でも…もし寄り値の9250円を下回り…9200円を割ったら、取り敢えず、エーザイを500株程度ですが、また「買い増し」を考えています。果たして…株価が下がるかどうか…。

本日の買いは「大阪チタン」に「ジェイドG」と「BASE」の下値に、買い指値が265円で…入っています。野村証券を買いたくてウズウズしていますが…買う枠がありません。何しろ…時間が掛かる投資ですから、目先ではないからです。

どの時間軸を選択して行動するか? この時間軸も、常に変動しているから、難しいのです。しかしS&Pは、今回は「恥」をかきましたね。5月24日です。しかし現実は5月29日から3058万、3100万、4197万、2857万、そうして本日の10時35分現在で1676万株ですよ。ハハハ…相場は面白いでしょう。エーザイのお陰で…少し気分が楽になっています。また明日。



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