アーカイブ:2023年6月30日

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感覚的に相場は「意外に強い」印象を持っています。一つは気にしていたTICK回数が上がって来ました。この傾向が続くかどうか…分かりませんが、指数の上昇が「横に広がった」と判断するのが正しいのでしょう。その傾向は此方です。

今年に入ってからのTICK回数の推移

日経新聞にはNTTの売買高の事が書かれていましたが…基本的には、まだ「過剰流動性」相場と言う「金余り」のような印象ではないのです。むしろ、まだ先着「一名様限り」の相場である「一人旅」現象の方が多く散見されます。

実質経済成長と弊害は、至る所で観られますが、前向きな意欲のある若者の減少が、基本的に「闇バイト」のサイトのような…弊害を生んでいます。先日の電車での殺傷事件の裁判では加害者は、「自分だけが貧乏くじを引いている」と社会を誤解したために生じた犯罪です。安倍元首相の殺害も似た背景でしょう。名目時代なら、希望があるのですが、実質経済を長く続けると「閉塞感」に包まれます。

最近では、昔はやったように…海外での「フリーランス生活」の推奨です。まぁ留学をしながら稼げるから…効率的ですが、何か昔、多くの日本人がブラジルやハワイなどへ、移民を目指した環境に似てきました。やはり…34年もの「間違った政策」運営だと思います。

例えば、此方の報道です。本来は、日経新聞かNHKが報じるべき話題ですが、村社会ですからね。名目時代は税収も増えるし…良いこともたくさんあります。もう一つ嬉しいのが此方の報道です。今のところ植田新総裁は、カタルにとってマズマズの滑り出しで合格点です。

今回の商業不動産の話は気になっていますが、関連する話題としてこんなものがあります.この話題で思い出したのがバブル期に、三菱地所だったかな? 米国の象徴的なビルを買収して話題を振り撒きました。

チャットGPTで質問をしたけれど…答えは見つからず、グーグルの検索では1990年に地所がNYのロックフェラーセンターを買収、そうして1991年に横井英樹氏がエンパイヤ・ステート・ビルを買収と出てきました。

この辺りがイマイチの話題の「チャットGPT」です。面白いでしょう。なんでもそうですが…メディアのいう事を、真に受けないで自分で実践をしてみないと実態評価は分かりません。株式投資も同じです。

それは兎も角…今回の森トラストの話は面白いですね。もともと…森ビルは米屋の倅の森泰吉郎が1955年に初めて建てたビルが出発地点です。バブル崩壊で、一時、「危ない」と言われていましたが、あの時はターゲットとして新興企業の金子さんの「ダビンチ」を血祭りに上げる事を選択した日本の行政です。金融庁の選択次第で、今の森グループの明暗も分かれていたことでしょう。

その後、創業者は死んで、今のように分割されたのでしょう。歴史って、面白いでしょう。僅かな差なのですよ。別にあの時は、「ケネディクス」でも良かった筈ですが、伊藤忠との繋がりが活きたのでしょう。「栄枯盛衰」は、世の流れ也。

昨日は迷ったけれど、「川船」(9107)の3440円も100株を追加で拾いました。本当は4回目だから、どうしようか迷ったのですが…昨日の出来高は1000万株を超えていました。マズマズです。


「川船」(9107) の板状況

本日はこんな感じで出来高は447万株です。昨日は何処かでレーティングが引き下げられたとか…だからこそ、面白いのです。レーティングの引き下げは当たり前ですが…株価は業績の方向性どおりに動きませんからね。実際の基礎的なPBRなどの指標では割安で目先の配当利回りも5%越えです。この評価をどう考えるか? 

このまま株価が5000円を超えて8000円台になるなら、カタルの考える株価になります。でも本当は、今ではありません。やるなら2021年です。何故か? この謎はたぶん…参加者層の問題でしょう。こんな感じで出来高を増やして株価を上げて逃げないと他に利食うチャンスは消えます。通常、あの持ち株ですから大変な人気株にして、逃げるのが常套手段でしょう。「レーザーテック」(6920)のような相場です。

実質成長時代の株価評価は、「先着一名様限り」の限られた市場ですが、名目時代になると市場参加者は増えますから…この成功者の確率が高くなります。そうして相場に厚みが生まれます。

「NTT」(9432)は良いのですが、目先は大きく育たないと述べたのは、あの1987年の上場当時とは、まだ環境が、だいぶ違うから…「過剰流動性」相場は早過ぎると思いました。故に「目先人気」で終わると述べたのです。

「スミダコーポ」(6817)の公募増資も、狙いは良いけれど…今の野村証券の実力では、こんな小型株一つ仕上げることは出来ないと思っています。何しろ…本体の株価を観ていると800円台も回復させられないのです。PBRは0.5程度の「体たらく」です。

皆さんに、欠けているのは、市況「全般を見渡す」力でしょう。カタルが何故、川船に参加したか? 

本当は自分では「旬を過ぎた」銘柄をやるべきではないと考えています。しかしブラックロックなどの大物ファンドは、実現利益を観て買っています。バフェットもどちらかと言えば石油株を買ったりしており、「目先の利益」を主体に買っています。でも市況は悪化しているのですが…。この感覚を掴む為に、敢えて…自分を殺して参加したのです。

先ほどのチャットGPTと同じで…なんでも「参加」です。「机上論」ばかり並べる輩は、信用できません。テレビの評論家など…は無責任です。相場も全体市況を確かめるために、先ずは自分の意に反する相場でも、参加すれば、自分の「心境」が変わることもありますからね。なんでも、文句を垂れずに、「先ずは実践」です。

本日は「エーザイ」(4523)を買っています。寄り値で200株、そうして、その後9620円で100株を買いました。昨日は9750円で100株を売って9680円で100株を買い戻しました。実は「Jトラスト」(8508)の損金を出すためにエーザイを利食いしたのです。そのJトラストは、今度は、逆に425円で2000株の買い指値を入れてあります。

基本構想は、期日が来る1万株を売って、今の下値で2万株を買う構想です。別に目先、失敗しても、また、そのチャンスを活かせば良いのでしょう。ちゃんとフォローをしていますからね。カタルは常に、読者と共に成長です。失敗は誰にでもありますが、その後の対応が問題なのでしょう。

他には「ジェイド」(3558)の1685円500株が買えました。今は1730円です。基本的に、この1700円前後が下値形成をしているように見えます。業績発表と共に二段上げになるんじゃないかな? 何しろ…5億円の自社株買いです。このクラスの自社株買いにしては、なかなか…田中君は思い切ったお金を投じました。余程、未来に可能性を感じていると読みました。故に、持ち株が減っていますが、また増やし始めています。

あとは「BASE」(4477)です。260円と259円で5000株ずつ買いました。まだ260円を割れるのですね。この辺りの株価を観ると「個人投資家の心理」が分かります。まだまだ指数相場が、横に完全に広がっているとは言えません。なんでも実践をして…自分の目で相場を確かめることでしょう。

実質経済の相場から、今は「名目経済の相場」へと変化する「過渡期」でしょう。つまり…先着一名様ではなく、数人から数十人へ拡大します。カタルのような人間が、あちら側に行けないとなれば…やはり時代は実質経済のままなのでしょう。

バブルと言うのは、どんな馬鹿も、みんな…「あちら側」に行ける時代です。基本は予てから述べているように…日銀の買ったETFが、難なく外れるような相場になった時に、初めて退院です。今はICUから一般病棟に移行したばかりなのでしょう。そんな相場に見えます。

やはり野村証券株の動向が重要です。この株が、どう展開するか…。この辺りの時間軸がこれからの「焦点」になるのでしょう。買いたい株は、数々あれど…肝心な金はなし。貧乏人はソロソロ退散です。

あの薬は三共かな? そうですね。第一三共です。「ロキソニン」と言うのは、なかなか…優れた薬に感じています。カタルには合うのでしょう。つらかった「だるさ」も消えて…咳からタンも徐々に減って来ました。まぁ体が資本ですから、気持ちも、体も無理をせずにノンビリやりましょうね。それでは…また明日。



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