アーカイブ:2023年6月13日

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FOMCを前に…米国株は強いのです。カタルは昨年の春には米国の10年物(10-Year Breakeven Inflation Rate )の「期待インフレ率」の低下を観て…今回のインフレは、峠を越えたのだろうと考えていました。しかし現実は、未だにインフレの話が出ています。そのグラフが此方です。

10-Year Breakeven Inflation Rate  の推移

つまり…この指標から1年と2か月のタイムラグがあります。この違いは、何故、生まれるのでしょう。この時期にカタルは「金利低下」を見込む…相場観を取り入れていました。しかし現実は、全く様相が違っています。

「リクルート」(6098) の日足推移

大規模に手掛けませんでしたが、カタルの好きな「リクルート」(6098)を会員レポートに登場させたのは昨年の10月1日でした。それから、すぐに自社株買いの発表があり…読者から「喜び」のメールを頂きましたが…直ぐに沈没してダメでした。カタルは、もう一度、自身でも、この株を買っています。今年の3月に3600円台で株を買っています。まぁ直ぐに売ったのですが…最近になって、ようやく「いいチャート」になって来て…「本格反騰」の様相を示してきています。

なかなか…この「時間軸の壁」は破れません。今回の「エーザイ」(4523)も然りです。兎に角…狙った株の多くは、「間違いなく」時間が経過すれば上がります。しかし…この米国の利上げも要因の一つでしょうが…カタルはITバブル期の「ソフトバンクG」(9984)の様子から…新興株は2年~2年半の調整と思ってきました。

でも「BASE」(4477)は、まぁ、経営者の鶴岡君が、若いために、なかなか経営方針を変更していないからかもしれませんが…カタルの「狙う相場」になっていません。でもたぶん…株価は下がったけれど、この株の売買では相性が良く…カタルは、損をしてないと思います。

今はこの金利の動向から、「指数相場」を事前予知できずに外しましたから…この動きが続いても、約「一カ月の命」だろうと思っています。故に、次の仕手材料株か…新興株をしつこく狙っています。昨日は「メルカリ」(4385)が強かったです。本日は「ソフトバンクG」(9984)も上がっています。「サイバーダイン」(7779)も来ています。ですが…BASEは「期日の売り物」を被っている様相に見えます。ここでは好業績の「ジェイドG」(ロコンド=3558)に期待しています。何しろ、増額修正ですから、一番、筋が通っています。

実は、昨日はこんなメールを頂きました。

「本日、エーザイを100株、10790円で夢を買いました。野村HDはカタルさんが4ケタになるを信じて481円で3万株現物で保有しています。問題なのが大阪チタンです。3200円と3150円で2000株買ったのが業績に反比例して下値模索です。中間期くらいまでは我慢でしょうか。」

気になったのは…野村証券は、カタルさんが4けたになると言っているので、それを信じて…の部分と、高値でエーザイを買ったこと、そうして大阪チタンの疑問です。

先ず…この読者は「自分が株式投資をしている」と言う…自覚が足りません。この事は、みんなにも言えます。「だれだれが言ったから…」と「責任を転嫁している」表現に、聴こえます。カタルの意見に、賛同して行動するのは勝手なのです。買おうが、買うまいが…はたまた、「空売り」をしても構いません。全部、自分の意見で決めた行動です。

次にエーザイを10790円で買ったとなっていますが…この行動は、別に問題でもありません。要するに、いくら…「高い所」で、株を買っても良いのです。でも株価が下がった時に、また買えるか…どうかなのです。

その事が、このメールの「大阪チタン」(5726)の疑問にも、繋がっています。株価が安くなったら買い続けるなら…その会社が倒産しない限り、儲かるのが「株式投資の理屈」です。故に、カタルは「ブツブツ投資」を推奨しています。

株価の高値、安値は神様では、ないから分かりません。実はこの6月の19日だったと思いますが…大阪チタンは、カタルの「期日」でした。高値の買いで4180円だったかな? 株価が下がって来て、最初に買ったものが、とうとう…「利食い」出来ませんでした。他は全て利食い出来ました。

それで先日、この100株と下値の買い(500株かな?)を合わせて…3200円で、少しの儲けで…期日分は「損切り」をしたのです。そうして、その後も株価は下げていますから、枠が空くと…大阪チタンを買っています。 本日も、寄り値の3050円で800株を買っています。短期運用の持ち株は、これで…6000株にしました。この平均買値は、まだ高く…本日の買いで3366円です。他にも…持ちが多く、合計株数は1万株を超えています。

カタルの観測では、今は期日が到来しており、その為に弱含んでいますが、出来高が昨日は100万株を割れました。そろそろ…峠を越えるかな? そんな印象です。

ボーイング社(BA) の週足推移

加えて…もう一つの懸念だった米国の本家のボーイング社(BA)は、この長いボックス圏を離れ始めており…高値になりました。つまり心配されていた納入遅延問題は、解消でしょう。野村証券が、社を挙げて…取り組んだのは、この株価(BA)を観て、決めた可能性もあります。つまり「外部環境の条件」が整ってきました。基本的に、今は「増額修正」が発表された時の…始まり株価、3180円(5/15)が基準株価と考えています。

株式投資の基本は、「自分がどう考えるか?」 株を買う理由を、正しく理解しているかどうか…なのです。だからクドクド…と、カタルは解説をしています。

その説明は間違っていることも多いですが…一貫した見方でしょう。あまり変わりません。その仮説に基づいて…カタルは自分で「売り買い」をして、儲かっていますから、カタルがやられた株を、買っていれば…大概は、儲かる筈です。全部、そうです。カタルには時間軸は読めませんが、良いと考えた株は、必ず…と言っていいほど、株価は上がっています。

あとは、皆さんのカタルレポートの「利用の仕方」の問題です。

カタルが、読者の行動を決めているのではありませんよ。「自分がやっていると」…自覚をすることです。賛同しようが、反対の行動を取ろうが…それは、読者の勝手です。皆さんの行動を縛るものではありません。自分の行動は、自分が選択して決めます。その時点で「自分の意見」なのです。これで…メールの回答になりましたか? この読者は一般的な考え方です。でも日本人は情報の意味も、自分が行動をする意味も理解をしてないようです。

「ガーシー」でしたかね。NHK党だったか? あの馬鹿に、投票をした人が大勢いるから国会議員になれたのでしょう。いったい、どんな気持ちで投票をしたのでしょう。自分の行動にも責任を持たないとなりません。 高校生ぐらいかな? 「回転すし」のペロペロ事件、まぁ、軽いノリなのでしょうが…日本人の教育レベルが分かります。小学校や中学で何を教えているのでしょう。悲しいよね。株式投資も同じです。

さて相場は…指数銘柄も上がっていますが、同時進行で、新興株も上がっています。本日はソフトバンクにメルカリは、元気が良く、「サイバーダイン」(7779)もやって来ました。あとは「BASE」(4477)だけですが…期日の売りを抱えているようです。カタルが1000万株程度を買えるなら、やるけれど…カタルには力はありませんから265円で指値買いです。

一応、日経平均株価の目安は、先日述べたように…33344円を考えています。

この指数相場は目先は、今月中にも終了だと思っています。次は仕手材料株か…新興株でしょう。でも証券株と不動産株は遅れているように見えます。何故でしょう。この理由がよく分かりません。カタルの感覚では、そろそろ…物色されるはずですが…。

5カ月連続で、受注が減少している工作機械も上がっています。指数相場にも、限度があると思っています。お船の相場はやはり…気になります。全く持ってないのですが…何しろ、長年の疑問だからです。

本日は「ファストリ」(9983)と「ソフトバンク」(9984)で、指数をかなり押し上げているのでしょう。それにしても…笑えます。あのS&Pの格下げが、もっとも良い「買いのタイミング」でした。やはり、あれは「やらせ」の可能性があります。

格付け会社など…いい加減な存在です。最近は米国株をよく観察している為か…かなりニュースを、よく読んでいます。

先ずは米国も、相場に対して今の時期は、意見が割れています。此方ですね。

加えて…商業不動産の問題も相変わらず報じられています。コロナ禍でリモートが定着して空室率は高いままです。

そうして中国の不良債権問題ですね。日本株は良く上がっていますが…なかなか世界環境は厳しいですね。だから、やはり一定の「警戒感」は必要なのでしょう。毎年、夏の相場は弱いのです。どうなりますか…。

手持ちはないが…「グッドコムアセット」(3475)は、何故、下げているのでしょう。「Jトラスト」(8508)や「KPPG」(9274)を連想します。「スミダ」(6817)は、やはり利食いになりました。儲けは僅かですが…一瞬、公募価格を割れての上昇なら、セオリー通りです。

下げて来たエーザイは、1万円を割れるでしょうか? 

株式投資は面白いでしょう。色んな「攻防」があります。それぞれに…魅力的な見所があるのです。自分の事前観測が、当たっているかどうか…儲けるだけなら、そんなに難しくはありませんが、それじゃ…面白さがありません。カタルは相場を楽しみながら、儲けたい「ハラハラ・ドキドキ」の変動率が、高い株を選択しています。だから皆さんは、自分なりに気を付けて…参加をしましょう。

「ジェイドG」(ロコンド=3558) の日足推移

ジェイドGは、先日付けた1689円(5/23)を抜いてきました。次は1929円です。ソフトバンクの大赤字から黒字転換予想で株価は大きく上がり、一株利益の予想が51円のメルカリの株価は3290円です。何故、一株利益121円のジェイドの評価は、低いままなのでしょう。不思議に感じます。そんな所で…本日はお終いです。また明日。



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