アーカイブ:2023年6月5日

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そうだ…9650円の寄り値で買った「エーザイ」(4523)について、何故、最初の買値が9850円か…その買いの「根拠」を想い出しました。当初は1万円を付けて、エーザイの株を売ったのですが、その後、株価が下げて来たので…。

過去の経験で、一度、1万円の株価を付けると…どの株も、その後1万円台で活躍をするのです。この「アノマリー」を利用して、カタルは自分の経験則から、「買い下がろう」と思って…買った株価の最初のスタートが9850円だったのです。この後、50円刻みで100株ずつを買い始め…ずっと買って1000株以上になったのでしょう。ところが、なかなか株価は回復せず…この「アノマリー」は目先は崩れたのです。こんな…事があるんですね。あれから半年です。

金曜日は期日が近く、先ずは「損をしなければ」一旦、清算をしようと思っていました。カタルの場合、自分の観測が外れると、清算が出来る…つまり損をしなければ、まず売ることを考えます。これはカタルのルールのようなものです。

相場観に関係なく…先ずは、一旦は清算です。それから…新たに考えます。金曜日は、相場が強く残念ながら「下値で」買い直すことが出来ませんでした。仕方なく、売った株価より高い株価の9500円で100株だけ買い直し…そうして本日も「事前公約」通り寄り付きの9650円で100株を買いました。

でもこの考え方は、観方によっては…昨年まで「時間を巻き戻した」印象です。あの時は9850円から下値を買っている訳ですから…別に、この株価までなら「買い戻しても」良いですね。

「エーザイ」(4523) の週足推移

でも…謎なのです。カタルの考え方は単純です。この株との出会いは2021年に「アデュカヌマブ」の認可を受けて、最初は買ったのです。しかし保険適用もされず…「治験薬扱い」で、相場は駄目でした。その時の高値が12765円なのです。カタルは「博打株」として、この株を推奨して、ずいぶん…損失を受けました。

その過程で、今回のレカネマブ(商品名=レケンビ)の方が臨床研究では優れていることを知りました。カタルは単純ですから、偽物の段階で12765円の株価が実現されるなら、本物のレケンビの相場の時にこの高値を取らない筈はないと思っています。

つまりエーザイにとって、今回の相場は、「過去最高株価」を付けると思っているのです。株価も、世の中のルールも一緒でしょう。偽物より「本物」の方が価値は高い筈です。如何にカタルの株式市場に対する考え方が、単純か…分かります。基本的にカタルは12765円を超えるまで、エーザイを株を買い続けるでしょう。

まぁだから…「お船」の相場の理解に、苦しんだのです。

過去最高利益を大きく超えるのに…株価はなかなか上がりませんでした。過去の利益と相場の比較をして、この現象は異常です。更に…PERは2倍以下なのです。いくら何でも、この評価はない…と「市場の劣化」を嘆きました。実に悲しいことです。ここまで日本人社会が落ちぶれるとは…。

あのまま、カタルの感覚通りなら、「あちら側」へのステップを、一段、上に…あがることが出来たのです。結果は「行って来い」を繰り返し相場です。何度も往来相場です。この現象を「市場の劣化」として、容認すべきなのかどうか…。この不可解な現象を…どう解釈したら良いのでしょう。このような…失敗があるから、相場と言うのは分かりません。エーザイの考え方は、間違ってないと思いますが、「人気とは、何か?」…を、考えさせられます。

日本市場は「東京機械」(6335)を買ったファンドと、別の投資家(会社側)では、株主としての権利が違うと言う判決が、最高裁の判決でした。

後出しジャンケンで、株主を区別する「異常な国」ですからね。お金の価値が使う人により変わるのです。日本人でも「村社会の解釈」は苦労をします。カタルは、日本は市場原理が働く…公正で、公平な国だと思って教育を受けていましたが、社会人になり、色んな面を観て行くと…バカバカしい制度がとっても多いのです。早く、公明正大なフェアな社会を望みます。だから…キャッシュレス社会の構築です。

市場は株価で、経営者や会社を評価します。S&Pの「ソフトバンクG」(9984)の格下げをした直後に実際の株価が大きく上がったことを、格付けをした担当者は、なんと釈明をするのでしょう。一般的に格付け会社は、公正な評価を下すところです。

まぁ財務基準は結果で判断をし、株価は未来予測だから「一色単」に扱うのはおかしく…違う次元と言うのは、分からないでもありません。確かに…ソフトバンクの現状は、苦境の最中です。でもそれなら、他のメディアは、格付け会社を利用してソフトバンクGの批判報道をすべきではありません。報道と言うのは、「いい加減な」基準です。所詮、人気取りの大衆受けを狙った茶番のようです。

メディアが「他人のあら探し」をして、面白おかしく言うから…日本国民は劣化したのでしょう。隣の浜ちゃんが、吉本興業の連中が幅を利かせている社会構造を嘆いていました。NHKがお笑い芸人を多用し…天気の案内にマスコットを常に出して…場の「和やかな演出」を狙います。

でも何か…茶化しているように感じます。NHKが…です。民放なら分かるのです。ようやく株価が上がって来て…きっと「寛容な」正当な基準の方向性に…これから向かうのでしょう。今までの「失われた時代」の社会は、無理をして表面を取り繕っていました。

今の岸田政権の嫌いなところは「少子化対策」なら、増税をするべきかどうか…記者会見を開いて、国民に「真意を問う」(選挙)べきです。消費税を上げて、正常化の道を歩むのが筋です。社会保険料などの誤魔化しは止めるべきでしょう。何れ…このようなツケを国民は必ず、払わねばなりません。村社会論は、妥協の産物です。もっと合理的な判断をすべきでしょう。総資産経営ではなく、国家も…ROE経営に向かい、効率化を目指すべきです。ただ時間を浪費する「成田闘争」をすべきではありません。

今日は株が高いので、もう少し…厳しい見方、此方の影響がどうなるか…市場にどのような影響が出るのでしょう。制度変更の常態化なのか…どうか。

リバースレポ の推移

リバースレポの謎を含め、M2の増減問題と逆イールド現象の問題は、どう推移するのでしょう。カタルが、そんなに強気ではない問題を述べています。まだ「警戒感」を緩めたわけではありません。この懸念がある為に、ある意味で「指数相場」について…行けないのかもしれません。でもよく上がりましたね。

「ルネサスエレク」(6723) の日足推移

「ルネサスエレク」(6723)を5月16日に1962円で300株だけ買ったのです。今の株価は2417円です。カタルレポートには、皆さんが儲ける為の「チャンス」が転がっています。たくさんのヒントを述べ…実際にカタルは実験と称して、様々なケースで試行錯誤をしています。そのレポートですよ。

本日は、今のところは…「エーザイ」を9650円で100株買い、「BASE」(4477)を265円で5000株買って、そうして「スミダコーポ」(6817)を1330円で500株のお買い上げです。でもU君は指値が厳しいのか…買えません。「ジェイドG」(3558)も同じです。

基本的に、指数相場でも…全体像にはプラスです。

金曜日からの相場は、乗り遅れていた個人投資家の持っている株も、徐々に…「値戻し」をしています。カタルは今回の上昇も3月と同じように長続きをしない相場だと思っています。故に儲かるなら…先ずは「手を空ける」ことを優先した方が良いんじゃないかな? 何故、「大阪チタン」(5726)や、エーザイを取り上げているか?

基本的に、このような「仕手材料株」は、全体相場が弱い局面で活躍する銘柄なのです。

ソフトバンクGに「メルカリ」(4385)、そうしてBASEに「サイバーダイン」(7779)などは新興株の扱いで、未来のコンドラッチェフの景気循環を買う「時代革新」の銘柄です。エヌビディアの相場は、そのAI革命の話です。ここには「ジェイドG」も入ります。カタルは好業績の銘柄から…株価は先行して上がると思っており、BASEなどは鶴岡君の経営判断が、ジェイドの田中君に遅れていますから、当然、株価も遅れて動くと思っています。

先行するのはジェイドでしょう。ソフトバンクは大赤字ですが…ジェイドは増額修正です。

此処には、好業績の「大阪チタン」も仕手材料株の中では、先行する筈です。「エーザイ」は大きな夢を買う「未来の利益」です。お船や半導体の過去の利益ではありませんが、半導体はエヌビディアの登場で変化が出ています。

もともとAI革命は、半導体の数で決まります。家電も車も、みんな…賢いAI機能を有するからです。だから「立ち上がり」が、早く来るかもしれません。既に始まっているから、エヌビディアも「アドバンテスト」(6857)も新高値なのでしょう。

そう考えると…年初から言われていた4―6月期に在庫調整が完了すると言うのは事実で、まもなく…キオクシアの問題も片付き、「東芝」(6502)の買収は「大正解」になるかもしれませんね。まだ7月になりませんから…TOBが正式にスタートしてから「一波乱」があるかもしれません。東芝か…、カタルは100株だけ持っているだけですが…。

そうだ…「日本製鉄」(5401)の売買主体に変化が生まれ始めました。

「日本製鉄」(5401) の日足推移

まだ6月1日と2日のデータだけですが…この現象は今年1月の時、以来なのです。ただ中国の鉄鋼は1億トンほど「過剰生産」だと言われており、日本国内に跳ね返る可能性もあります。この辺りの判断が難しい。中国の「固定資本」依存経営から脱出は、完了していません。真っ先に…カタルは「恒大集団」の事を伝えましたが、今の状況は此方のサイトを観ると分かります。

基本的に米国の「商業不動産」も、かなり危ない状態ですよ。今日は株高だから、述べても良いでしょう。自分が、どのリスクを選択するか? 人間の行動には様々な「リスク」があります。こんな事は常識ですが、日本人は画一化教育で…メディアの嘘を信じる国民です。嘘ではないか…。でも誤解を生む報道ですね。最近ではソフトバンクGの格下げです。あの記事を信じて仮に「空売り」をしたら…どうなりましたか?

自分の行動は、自分で決めるのです。早く自立した大人になりましょう。互いに…言えます。そんな所で、本日も「ウハウハ」になりそうな…カタルレポートでした。「評価損」がどんどん…消えて行きます。また…明日。



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