アーカイブ:2023年9月

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昨日の引け値段階では「買い」を入れたい株価が多くなってきました。カタルは米国とは違い…8月18日の安値を下回ることはないと思っています。31300円前後の株価です。

日経平均株価の日足推移

米国は奇妙ですよね。今度は「消費者信頼感指数」の話が悪化すれば…金利は下がるから、株価は騰がる筈ですが…逆に下げていました。金利も上昇していました。

この理由は、この材料より「政府機関の閉鎖」に伴う増大する債務問題が、米国も懸念材料なのでしょう。基本的に…米国の民主党は「バラマキ政策」です。今回のインフラ法案を観ると分かります。「米中対立」を上手く、逆手に取って…ドルの調達コストを上げて中国をけん制し、しかも半導体を始め…EVでも同盟国の日本も現地生産を強いられています。

最近は、新興国の債務問題をあまり聞きません。通常、これだけ「ドル高」が進行すると、どこかの国で起こる「債務危機」です。ドル自体の信認が薄れているのかどうか…。米国と敵対する中国などが助ける構図なのでしょうか? そもそも…カタルなどは「井の中の蛙大海を知らず」の諺通り、ロシアの民間軍事組織「ワグネル」などの存在を、これまで知りませんでした。アフリカで多く発生するクーデターなど…資源の搾取が続きます。

資源と言えば…原油価格の100ドル乗せが定説と言うか…今の相場のポイントですが、ナミビアやブラジルの新油田の発見など…別にこの「構造問題」を気にする必要はなく、一時的な「戻り相場」でしょう。

逆に債券相場は、意外に「絶好の買い場」になっている可能性があります。やはりカタルは、金利問題は、既に「峠を越した」認識で良いと思っています。この後、金利の上昇があっても「相場のアヤ」で…90%以上、既に、「新しい世界」に相場の方向性は向かっているのでしょう。

この金利ですが、仮に「高止まり」しても、日本にとっては悪くないシナリオです。故に日本株が売られる道理が理解できません。今の下げは、年末年始に向けた「絶好の買い場」なのでしょう。

代表的な資産投資の雄である「野村証券」(8604)を、本日は615円で買いました。次は610円、605円と買い指値が入っていますが、配当付きで下げて来ていますから、「10月半ば」より早く出直ると思っています。本日が配当付きの最後の買い場です。明日は配当落ちです。

野村証券の株価データの推移

それに上手い演出です。確かに…大きな買い物が見られず…「VT指数」は下げています。このVT指数とは、カタルが創った指標で、出来高をTICK回数で割ったものです。この意味は1回あたりの売買株数を観ています。つまり「大口の買い」がみられるなら、この数字は上がり、小さい個人の買いなら数字は下がります。

加えて…昨日のオーバーの売り物も減ってきています。今までは500万株台でしたが、昨日から300万株台になっています。板状のバランス問題も、目先の株価動向を観る上では欠かせないアイテムの一つです。

この野村証券と、「市場の整合性」を観る上で、気にしているのは「ルネサスエレク」(6723)の下値です。この株は、全く「違う狙い」ですが、全体の…日経平均株価を観る上での指標銘柄としています。これもカタル独自の考え方です。冒頭に述べたように…日経平均株価は8月18日の安値を何故、割らないか? 先日、読者から頂いたメールを紹介します。

「朝晩は、涼しくなり喜んでいます。KPPGが主力ですが、今日は、中小型が頑張ってくれて、Jトラストを中心にスミダ、BASE等自分の持ち株が結構上げています。お礼申し上げます。後は、ジェイドGが上げればもっと嬉しいですね。今後も頑張ってください。」となっていました。

「Jトラスト」(8508) の日足推移

つまり…この「KPPG」(9274)の安値は570円で…今の株価は698円です。「Jトラスト」(8508)は、前の高値の499円を抜けて、505円となって来ました。この意味を理解しないとなりません。

両者とも割安株ですが…大型株とは違い、比較的小さな会社です。つまり循環買い物色の一環が繋がっています。「雁行型経済」とは…良く言ったもので、相場も「雁行型相場」なのです。リーダーの動きを観て、他も「右に倣え」と…追随します。割安株のバリューの選択です。別に大型株の「日本製鉄」(5401)だけでなく、他にも波及しています。

確りした経済知識と観察力を持っているなら、多少、相場が下がってもアタフタせずに…耐えられます。株は必ず…乖離調整を入れます。

カタルの基準は「200日線」です。特に多くの皆さんは、そんなに大きなお金ではありませんから、この移動平均線が「右肩上がり」になっている株を、選択すると良いのでしょう。でも安値を買う場合、証券マンの場合は、顧客に株を嵌めこむ…時間が必要ですから、故に2度目の200日線割れからが「セールス」のスタートです。この「アイテム」は、なかなか…使えます。

良いですか…カタルは学生の頃から、就職先も証券会社一本に絞り…末端営業をして苦節34年間の悲哀の中で、様々な知識を蓄積しており、その技量を皆さんに惜しみなく…公開しています。日本人は「不労所得」と言って…資産投資の利益を蔑んできました。でもお金持ちの現実は「株」と「土地」です。働いて得るお金で財を成した人は、皆無です。先ずは…「種銭」を作るまでが大変です。最低200万円ほどのお金がないと全く駄目です。

カタルの短期運用は、その実践事例です。既に元本以上のお金の500万円を引き上げていますが、その資金は200万円から始めて2000万円程度まで膨らんでいます。ただ、ここ数年駄目ですね。カタルの技量では「横ばい」で…なかなか大きくお金を増やせません。この性格ですからね。でも生活に苦労せずになって来ました。これもひとえに…皆様もお陰です。

そう言えば…

「はじめまして カタル様 色々探索してもどうしてもIRNETの会員情報がありません会員にさせていただきたいのですが、何か資格や制限などあるのですか?会員希望者です」こんなメールも頂きました。

ごめんなさね。今は半年に一度だけ、それも「3日間限定の募集」にしました。その理由は既に定員をオーバーしており、実践事例のレポートですから、相場へ与える影響を考慮した為です。それに…公開レポートとそんなに大きな違いはありません。

先ずは、カタルの性格を知ってもらい…納得したうえで投資をしてもらいたいのです。故に申し込んでもらっても、必ず、会員になれる訳でもありません。でも数回申し込めば…皆さん、必ず、会員になれます。次の募集は10月半ばを予定しており、その次は、来年の5月頃でしょう。故に、毎日読んでいれば…募集にも気づきます。そういう事ですから…悪しからず、ご容赦ください。

まぁ株なんか…買い方が問題で、銘柄なんか何でも構いません。しぶとくやることでしょう。

たぶん…野村証券は、この押しが「絶好の買い場」になります。期間は10月半ばまでの何処かで…既に、下値は知れています。次から上昇スピードが速まると思っています。年内に721円を奪回して…4桁は全体相場によりますが、来春に4ケタ乗せの可能性があります。カタルの現役の時は、年収が120万円から1億を超えるようになるのです。これが証券界です。

何故、三菱UFJではなく…野村証券に力を入れたのか? 

この理由は「ハイリスク・ハイリターン」のカタルの性格です。「ジェイドG」(3558)が好きなのは、田中君を認めています。野村の奥田さんの方が、社会的地位など…全て格違いに上ですが、経営者の資質では、田中君に軍配が上がると思っています。

法人営業では野村証券の社員に「太刀打ち」できません。カタルは実際の現場で、その違いを痛感しています。カタルは新発CBを100万円ですが、野村は1000万円以上で、場合によれば数億円のものを用意して、バーターの取引です。野村証券の環境なら月間、数億円の株式手数料を上げる事は出来るのでしょう。

ある社員が、丸紅から決算対策の売り物を貰いましたが、場に晒しても売れませんが…1週間も売れませんから、丸紅にお返ししました。そうすると…野村証券は、直ぐに決めました。少し噛めば100万株のうち、10万程度約定するなら、後は全部「仕切り」ます。自己が一度、株を買って、後は他の法人に、あるいは投資信託に嵌めるのです。これじゃ…勝負になりません。バックオフィスを持っていると、「大きな仕事」が可能になります。

サウジアラビアが…1000億円単位で株を買いたいとオファーがあれば…現場は、対応が可能なのです。これが大手証券です。あそこに玉があるから、引っ張り出そう…となります。場に出す注文なんか…糞なのです。

だから…市場は「大らかな」もので…決算数字などで株価が決まるのです。需給で決まるのではありませんよ。今の野村証券は「フルイ」を入れているだけの話です。誰が考えても1071円の純資産価値は変わりません。毎年、増え続けています。

だから…昨日、紹介した「G7のなかでも恵まれた日本の環境」は素晴らしいから…株価は先ずは38915円を奪回して、時間と共に10万円を目指します。目先の需給バランスに「一喜一憂」せず…のんびりやりましょう。

「ファナック」(6954)は3864円です。「ニデック」(6594)も大幅安しています。気にしている「ルネサス」が2200円割れから高くなってきました。此方のレポートを読んで置かれると良いのでしょう。

自分が「好み」のものを、ノンビリやれば良いのです。基本的にカタルレポートには様々な銘柄が登場しますから、自分の選択で、気に入ったのをやりましょう。問題は自分の力量を過信せずに、下値を買えるように準備をして相場に臨むことです。それでは本日はこの辺で…また明日。



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