アーカイブ:2023年9月8日

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やはり…先週は、かなりの規模の「海外投資家の買い」のようです。現物株は約3393億円ですが、先物…それもTOPIXに4736億円と日経平均株価は1552億と1兆円に迫る勢いでした。基本は中国への投資が削減、日本とインドに向かっているのでしょう。インドへの直接投資も活発化しています。

「三菱重工」(7011)の 日足推移

「三菱重工」(7011)の動きが、こんな状態(大きな乖離)になっているとは…知らなかったのです。この所はカタルの「片手落ち」の観測が目立ちます。もともと「独りぼっち」ですから、たくさんの分野に「目」が届いてないのでしょう。

まさか、「日立」(6501)の上場来高値更新、「三菱重工」(7011)の…これほどの乖離問題など…カタルの完全なミスです。自分が、もっと「大きなお金」を運用している気持ちにならないと駄目です。この見方は、まだ定着していませんが、かなりの規模の海外投資家筋が「本格的な日本株買い」に動いているような気がしています。この動向は「野村証券」(8604)を観て居れば…その内に分かります。いくら駄目企業でも海外勢は、やはり野村を利用するでしょう。

次第に「低PBR銘柄」も消えて…徐々に、小型株も上がりますが、やはり大型ものです。もともと…小型株など「玉」が揃いません。日銀様がETFを吸い上げている効果も大きいので、日経平均株価の38915円の奪回は、来年と思っていましたが、流石に年内は無理だとしても、来年の春には可能性があるのかもしれません。自分が持っている銘柄が上がらないと、自分が儲かってないから「相場観」も歪みます。

「トヨタ」(7203) の日足推移

まぁそれでも「三菱UFJ」(8306)、「日本製鉄」(5401)など早くに取り上げていますから2倍程度まで株価は上昇してきています。負け組の「トヨタ」(7203)さえ…未来軸より、現状の「目先の業績」で、この株価の動きです。この5月から株価は、上昇が鮮明化しています。まだ、たった5月間程度の期間です。

「エーザイ」(4523)の「小野薬」(4528)構想は「1983年の相場の再来」は、今のところは未達です。しかしあの発想(バブル相場への入り口)は、他の銘柄を観ると…始まっているような気もします。やはりカタルは「野村証券」のウェートを高めようかな?

野村の日足推移

この株なら「4桁奪回」に向け、来年にも…実現の可能性が見えるのでしょう。9月6日に2517万株に出来高が増えていますが、スケールが違うのです。この株なら数千万株以上の出来高が見込めるのでしょう。場合によれば1億株以上の出来高がみられる可能性もないとは言えません。昔は、兎に角、ワンショット1000万株の注文はザラでした。バブル期の話ですが…人間の気持なんか、コロコロ変わります。やはり…「34年の悲哀」からの脱出でしょう。

本日は昨日に続き…日経平均株価は安いようですが、野村証券の株価は「プラス圏」です。相場の筋を捉えるか、外すか…この違いは大きな成果の違いになります。カタルは日立の変身を知っていたのですから、本来なら日立の上場来高値更新の恩恵を受けていてもおかしくなかったの…「井の中の蛙」です。

自分が貧乏人だから、相場観も歪むのでしょう。反省をしています。まだこの構想は確定したわけではありません。かなり大きな壮大なスケールの相場ですから…自分の着眼点を、確り持って、「その視線で相場を観察して」その推移を見守る必要があります。着眼点が歪めば…運用成績は落ちます。

仮に…自分が日立や重工、野村証券など…流れに乗っている銘柄を保持しているなら…自分自身の相場観は、気持ちが大きく違っていたでしょう。自分が「ジェイドG」(3558)などに拘っていると…全体の見方も歪みます。でも…昨日も本日も買っているのですが…。

今の市場参加者の個人は、所詮は素人で…目先の株価動向ばかりを気にします。少し株価が「ブレル」と…アタフタします。カタルの読者の多くもそうです。下値になった株を買おうとしません。昨日は、短期投資の他に「BASE」(4477)を初めて他の口座でも買った次第です。僅かな株ですよ。355円、350円とチビチビ買って、352円でも2000株を買いましたね。たった2000株ですが…されど、参加しているのには間違いありません。

ほほ…強気を述べているのに日経平均株価は422円安です。半導体中心に売られているようです。でも実際は、ようやく…「半導体市況は反転」し始めてきました。これまでの強気な相場観が間違っていたのでしょう。あるいは、本日はアイフォーンの中国動向が、株価に影響を与えているのかもしれません。もともと…「スマフォ」は、あまり売れていません。それに今は、過渡期です。この話は重要です。

一つは、やはりAI革命の進展は、確実に浸透し始めているのでしょう。労働生産性が改善し始めています。この意味はAIの活用が雑用の時間を消します。

大手銀行がエクセルなどの雑用を省くソフト「RPA」(Robotic Process Automation)が一般化して、行員の大量削減に成功して、人件費を軽減させました。銀行の収益は確実に改善しており「時代対応」しています。具体的な事例は、このようなケースです。今、日本は好意的に「チャットGPT」などを利用し始めています。この後、労働生産性も大きく改善されるのでしょう。

そうして…もう一つは、「中国離れ」は、米国がその方向性で、既に多額の資金を引き上げており、同じような道を歩んでいるインドに大量投下しています。

今回の「処理水」問題でも中国は「汚染水」として…日本に圧力を掛けてきました。最近の言動、報道を観ると「困った」と言う困惑より、一歩進み…常識が通用しない国から、政治的な駆け引きがない新興国に、生産移転を図る報道が増えてきました。この意味は分かりにくいかな? 

つまり「後ろ向き」の現状維持ではなく、「前向きな」進化、つまり名目成長時代の挑戦の考え方が、日本国にも芽生えている動きでしょう。

半導体の「ラピダス」も同じです。2nmへの挑戦など「無謀な戦い」のようにも思えます。実験と量産化は大きな違いがあり、しかも尚且つ、仮に生産が上手く行っても、販売体制はどうするのでしょう。そんな心配をよそに…実際は「スタート」しました。

この日本人の挑戦は、「前向きな社会への傾き」を表しています。ようやく…日本人も動き始めたのです。この動きを観て…じゃ、俺も頑張ろうかな? と伝染を始めます。まだ…着想の段階ですから、具合的な事例は多くありません。しかしこの方向性の「アンテナを張る」のです。名目経済成長の加速を意味します。

先ほどの海外投資家は、「此処から本格的な」日本株買いをスタートしたと言う視線で、情報を集めるのです。

そうすると、たぶん、どんどん…その手の現象が自分に見えると思います。日立の上場来高値の意義、これは非常にカタルにショッキングな印象を与えました。そうして昨日は、たまたま…TICK回数上位の銘柄を観ていたら、三菱重工が上位に登場していました。

あれ?…と思ったのですね。だから…「独りぼっち」でも、「重工」の存在を知りました。そうしたら…あの「乖離」です。いったい、だれが、株を買っているのでしょう。

海外投資家の需給動向の推移

海外投資家の現物買いは先々週の2046億円の売り越しから…事前観測のように3393億円の買いに大きく増えました。しかも、日経平均株価ではなく「TOPIXの先物」の買いが4736億円です。これを観れば…納得する現象です。これが「市場の整合性」の考え方です。

皆さんには、まだ難しいと思います。他にいくらでも、カタルは事例を掲げられます。先ずは、やはり会員様優先です。明日の会員レポートで、もっと具体的な相場の見方を披露しましょう。これは常識です。でも何れ、時間差で一般の読者にも公開します。「ジャムコ」のように…です。

自分の目指す方向性を確立させて…その世界に、神経を集中させてテレビや新聞、データなどを観るのです。そうすると、一見すると「気づかない新たな発見」が見つかるのが「着想」です。

そうです。冒頭の海外投資家は此処から本格的な買いがスタートしたと思う視線でデータを観ます。そのデータは「裏付け」になります。新聞記者が「裏を取って」真実を報道しようとする…「試み」に似ています。この着想が正しいなら、野村証券の600円割れは、まもなく買えなくなるのでしょう。下値が買えなくなるなら…株価は当然の事ですが、上がります。

相場観と言うのは、目先の株価が「上がったから追随する」ものではなく…このような総合的な「市場の整合性」を理解して、初めて…「億単位の投資」が可能になります。そろそろ…カタル君も「あの世のあちら側」ではなく…「この世のあちら側」の世界に旅立てるかどうか…。来年には、何とか形を残したいなぁ~。いい加減に、「悲哀生活」もそれなりに…苦しいのです。

でも「ジェムコ」(7408)のお礼メールがないなぁ~とボヤいたら、会員から、「買ってますよ」メールを貰いました。カタルは売って、既に一旦は卒業しましたが…これだけ上手く処理で来たなら…300万でした。でも上手く売れずに100万程度の儲けかな? 全部の話です。

ホームランは無理でも…小さなヒットの連発で凌いでいますが、なかなか…失敗も多いですからね。大阪チタンやエーザイなど…仕手材料株の選出でしたが、市場の支持を得られません。やはり…「時間軸の克服」には、時間が掛かります。いつになったら…この時間差を完全克服できるのかどうか…試されます。

「メルカリ」(4385)の日足推移

昨日も、3170円を買って、アタフタした…「メルカリ」君(4385)の株価が戻って来ました。米国の2年債の利回り推移と関連があると思っています。このヒントで分かるかな? でも、たぶん…時間軸は完璧に見えませんが、年末年始には目先の高値3755円を奪回すると考えています。

当初は3000円割れを待ってから「買う」つもりでしたが、日経225に採用されたので、浮動株の吸い上げになります。前回の「仕掛け」は、下手を打ちましたからね。やり過ぎです。「押して駄目なら…引いてみな」との格言通り、目先、スンナリと高値を奪還出来ないなら市場時間ではなのです。

「自分の時間」と「市場の時間」は違います。だから一旦は無理をせずに、すんなり株を下げた方が、相場の未来は明るくなります。次回に、また賭ければ良いのです。「メルカリ」に限らずに…みんな同じです。

ジェイドGもBASEも…大阪チタンも、何もかも…みんな同じです。浮動株式をもう一度吸い上げれば良いのです。そのうち、市場環境も変化をします。その時は「僅かな仕掛け」でも、「思わぬ効果」を発揮するのが相場です。だから株価が揺れた方が良いのでしょう。そんな事で…本日はお終いです。また明日。



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