アーカイブ:2023年9月12日

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知らなかったのですが…植田新総裁の「マイナス金利解除、物価上昇に確信持てれば選択肢…植田日銀総裁インタビュー」の中で「年末までに十分な情報やデータがそろう可能性はゼロではない」との発言が、思惑を呼び…昨日の日本国債の利回りが上昇して0.7台に入ったそうです。それで昨日は、このような思惑が誕生して、「三菱UFJ」(8316)の株価が大きく上昇しました。多くの銀行株も株価が上がっている筈です。

日本10年国債の利回り推移

米国では、「テスラ」のこの話題です。しかし、この話には…カタルは懐疑的です。

まぁ兎も角、米国株もCPIの発表を控えています。しかし「ソフトランディング」の可能性は高く、その認識で株価は動いているのでしょう。ただ日本株と同様に、米国株も大型株は比較的強いのですが、小型株の人気は、冴えません。最近の日本株の動向も、その流れを踏襲しているようです。

昨日は読者から、三菱UFJに関するメールを頂きました。「数年前に500円台で買った8306を、嫁さんの特技?で見もせずに放置した結果、倍以上になって1000万円以上の大儲けです。野村證券が利食いをしての乗り換えを勧めてきましたが、私は買い増しを勧めておきました。私は5000株を持って、やはりプラスですが、嫁さんとは桁が違います。」とのメールを頂きました。

カタルも経験上…女性の方が、株式投資は向いているのかもしれません。

利食い出来る株を、長く持つ傾向があるように感じています。カタルなんか…いつも、「朝三暮四」の口です。我慢がききません。でもWSJでも日本株の復活を指摘しているレポートが載っています。株価が上がれば…全てが「好転する」のでしょう。本当にこの見出しの通りです。「今度こそ」なのです。

念願だった、野村証券株は、関門の614.8円を本日抜いており615円台を付けました。このような「関門」を抜くことは、心理的に重要なのです。ようやく…「アルケゴスの損失」を乗り越える相場に入ります。あの時の高値は721円です。

野村証券と三菱UFJの週足推移

リーマンショック前の高値から…野村証券を主体にして、三菱UFJとの株価の値動きの比較チャートを掲載しておきましょう。確かに、証券と銀行は業種が違いますが、同じ仲間です。経営者の資質が、如何に大切か…お分かりいただけるでしょう。

三菱UFJが特段に優れているのではなく…普通の経営者なら、この程度が当たり前なのです。まぁ兎も角…野村証券が「一里塚」を通過したことを…お喜び申し上げます。これで年内721円の奪回の道が築けました。

此処にきて面白いのは、「指数銘柄の下落」ですね。

「アドバンテスト」(6857) の日足推移

「アドバンテスト」(6857)も「ルネサスエレク」(6723)も下げ波動を強めてきました。ここからが買い場でしょうが、どこまで…下がるのかは分かりません。でも未だに循環買い物色の動きを信じていますから、またどこかでルネサスエレクを買います。力があるならここから買い下がりを実行します。

「ルネサスエレク」(6723) の日足推移

皆さんは、あの5月の「指数相場の時の熱狂」を想い出してください。

そうしてカタルが「乖離調整」と口が酸っぱくなるほど…述べていた解説を想い出してくださいね。通常は、どんな株もこの乖離調整から逃れることは出来ません。人気が強いほど、「ぶら下がり」が多いですから、乖離調整はきつくなりますが、本物は、再び高値を更新します。果たして…年末までに、また高値を奪回できるかどうか…。

三菱UFJや「日本製鉄」(5401)は株価の割安感がありました。でも指数銘柄の両社は違います。この点が違う所です。

ここに来て…EV市場にも「変調」があります。ドイツもケースでは減産かな? 兎に角、売れてないと言う報道を観ました。カタルは、これから日本市場では本格的な量産が開始されるから関連銘柄に注目しています。

今、「ルネサスエレク」を買うために仕方がないから「メルカリ」(4385)を微利益で売って…買い向かいました。この理由はメルカリの下値が想像以上に大きかったこと。そうしてカタルの問題ですが、既にメルカリは1000株を保持していますが、ルネサスは500株だからです。もしルネサスの2250円を買えるなら、これで合計で1000株になります。くだらない理由です。本当は「野村証券」を買いたいのですが、なかなか手の内が改善しません。

そうか…「ソフトバンク」(9984)が上がっているのですね。その影響でメルカリも追随しているのでしょう。「BASE」(4477)もプラス圏になっていますが、「ジェイドG」(3558)は、あまり関与している人はいないようです。

カタルは一番がジェイドGの認識です。この理由は、実際の「業績推移」です。まぁ何れ数字が株価を後押しするでしょう。昨日は損をして「エーザイ」(4523)を200株だけ外しました。儲かる場面もあったのですが、最近の動きを鑑み、時間が掛かるケースを考えた為です。それに残り500株だけあれば…またなんとかなりますからね。

カタルは諦めが悪いのです。「レカネマブ」への期待は大きいのです。回りに患者を抱えてないとこの意味が分かりません。認知症は大変な事です。人間の尊厳は何か? …つくづく考えさせられます。生きる意味とか…。だから、ずっとエーザイを応援します。この気持ちは変わりません。

基本的に、カタルの力量からして…多くの株を維持した実験は、続けられません。仮に株価が下げた場合、下値で買えるように損を許容できる範囲で抑えただけの話です。あくまで下値があった場合、また「買うために」今は外したのです。担保率の兼ね合いもあります。個人的な理由です。

大阪チタンも順調のようです。鉄鋼新聞か…なにかで「貿易統計」の事が書かれており、「前年比の伸び率が大きくなった」と報道していました。

我が国のチタンの輸出動向(貿易統計より)

その数字は、前年比で76.57%増ですが…数量はあまり増えていませんが、金額は円安効果もあり、過去最高水準になっています。その様子をグラフ化してありますから、添付しておきます。今でもカタルは、業績面では今期の一株利益が200円になると考えています。ですが、肝心のボーイング社の生産は、なかなか伸びません。来年の銘柄でしょうから、年末年始まで相場は、お預けなのでしょう。

「グッドコム」(3475) の日足推移

基本的に、あまり「どの株」も株価は伸びません。折角4桁を奪回した「グッドコム」(3475)などを観ても分かります。なかなか…相場の広がりが得られません。

海外投資家の買いがみられる銘柄は強いようですが…筋を外すと、なかなか儲かりません。やはり全般的には「薄利多売買」の戦略のようです。ここからが…相場と思うのですが、そこが売り場になります。大きな売り物もないのに…「仕掛け人」が不在ではしょうがない。

昨日は高いから少し「ジェイドG」を外したら、後場から下げで…逆にまた買い増しです。この株もこの「ボックス相場」を抜けそうで…なかなか抜けません。

何か材料があると良いのですが、基本的に、仕掛け筋が、先日(8/9)40万株ほど…出来たような買い方をしないと。綺麗に…立ち上がりません。場の空気もありますが…「野中の一本杉」のような展開にならないかなぁ~と期待しています。何か欲しいのです。

「GNIGR」(2160) の日足推移

「GNIGR」(2160)って、なかなか…しぶとい株ですね。カタルには、この株の良さが分かりません。出来る株を「攻める資金力」があれば、良いのですが、問題はラッセルをする僅かな資金力がないことです。カタルが頑張って、買っても、たかが知れています。先ずは力を付けないとなりません。仕方がないなぁ~。

TOPIX の日足推移

全体の値上がりも小さくなってきました。今の株価は47円高の32515円です。TOPIXがボックス相場を抜けていますから、基本的に日経225もまもなく高値更新になると思っています。二つのチャートを載せておきますから比較してみておきましょう。

日経225 の日足推移

カタルが見逃していた大型株の動向の影響が強いのが、TOPIXです。確かにNY市場同様に…新興株などの小型株は弱いのですが、大きく下がらずに、まもなく本格的な株価上昇になり…個人投資家の持ち株も値上がりすると思っています。こんなのは、もう決まっているのです。

先日紹介した「住友化学」(4005)なんか…業績面の裏付けは取れませんが、やはりこの水準になると、誰かが…株を買っています。本日は7円高の420円台です。400円割れが再びあるかどうか…。どの株も下値が堅いのですね。

「Jトラ」(8508)でもそうだと思います。この株は最近、誰かが買っているようですが、上値をまだ買いませんね。みんな同じなのでしょう。下げて来た「ジェイドG」の下値に買い物を用いてみます。また買えるかどうか…。1710円と1700円に入れました。

力があるなら、カタルが「上を買います」が、今は「コバンザメ」の域を出ません。トホホ…なのです。

相場になりそうで、ならない相場はイライラします。先日BASEなどを観ても分かりますが、折角、抜ける時間ですが駄目なのですね。最近の銘柄はジェイドGに限りませんが、どれもボックス相場に終始しています。

「ジャムコ」(7408)も折角、離れそうでしたが…また後戻りです。カタルは1500円台に入れば、また買おうかな?…今はそう考えています。こんなところで良いですが…果たして「野村証券」(8604)の600円割れが、また買えるかどうか…それとも、もう下値はなく、こんな程度のもので…株価は下がらないのかどうか…。本日615円台を付けたので、一服する筈ですが、下値を何処で買うか、迷います。

こんなところで本日はお終いです。また…明日。



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