アーカイブ:2023年10月

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自分の株式運用は上手く行っていませんから、まだ分かりませんが、カタルは自分自身の…勝手な評価で「一皮むけた」印象を抱いています。

この理由は米国株の「丹念な観察」です。結論は、やはり米国経済動向に、世界の市場は揺れており、米国株の経済の観察が非常に大切だという事なのでしょう。最近の米国の報道は面白いのです。昨晩なんか、まもなく発表される雇用統計の結果に拘わらず…「株価は弱い」と結論付けるレポートまで登場しています。

事実、昨日は原油価格が下がるのが、明白になって来ましたが…金利は微妙な動きを継続しており、本来、株価は高い筈ですが…終日、弱くマイナス圏で推移していました。引けにかけ「戻り相場」になっていましたが、「プラス圏」を維持できませんでした。このような環境は、実質的に…今の株価の戻りが、あまり「信頼されていない」のでしょう。なかにはブラックマンディ―の再来を訴えるレポートもあります。

S&P500の日足推移

S&P500のチャートを観ると分かりますが、200日線に接近しており…「絶好の買い場」に見えます。ただナスダックの整理は、まだ「未了」の印象を持っています。問題は「アップル」(AAPL)と「エヌビディア」(NVDA)の株価です。果たして、この水準を維持できるかどうか…。今は株価が元気に上がる段階ではありません。「下値を固められるか」どうか…なのでしょう。

逆イールドの状態とリセッションの関係

ここに来ての「急速な市場環境の変化」は、逆イールド解消に向かう…先走る恐怖です。この1%近い金利上昇は、日経新聞の解説の米国の財政への「信頼が揺らぐ」現象との見方が、正しいのかもしれません。インフレ圧力ではないのでしょう。

なかなか…難しい金利と株価の関係を、確り理解できている人と…全く経済知識のない人の差は大きく…株価は「天井は楽観者が創り…無知な奴が恐怖で底値を叩く」のです。経済的な確りした知識があるなら、未来の展開は見えますから、「恐怖」に慄き(おののき)ません。

皆さんは、何れ…「億単位」の運用になります。毎日、カタルレポートを読んでいるなら、その理解が進みますから、「弛まぬ(たゆまぬ)努力」が必要なのでしょう。

カタルは証券マンに成りたての頃…元本を割れる6.1%国債を観て、証券マンは「詐欺」集団か…と思ったのです。そうして…「会社を辞めよう」と思ったのです。無知の大馬鹿でした。

でも今は、「追証」を楽しむ…「ユトリ」が生まれています。今の経済情勢の見方は割れており、どの道を歩むのか? その事前観測が楽しいのです。毎日、株価を観ているだけで…ドラマを観ているような楽しさです。

なるべく…分かりやすい解説に務めていますが、それぞれの読者の知識レベルが、全然…かけ離れているから、どの水準に狙いを定め…話すか、難しいですね。だから…皆さんから頂く…「メールを観て判断する」しかありません。ヤフーの掲示板もたまに観るのですが…あまり参考になる話はないのです。

まぁ、内容が分からなくても良いのです。毎日、読み続ければ…その内、ある程度、理解できるようになります。カタルはこのレベルまで来るのに…50年近い歳月を使い、現役生活を30年以上続けました。会社を辞めて…既に10年以上になります。2010年末の日銀の方針転換を観て、会社を辞めようと思ったのです。でも…アベノミクスも不発です。

そこから更に、10年以上になります。ガチガチの「清貧思想」です。なかなか…人間の気持ちは融解しません。この所の…先物からの「海外投資家の売り」なんか…「美味しい」売り物なのです。ところが…奥の手の日銀様の登場だけで、「日本生命」も「東京海上」も馬鹿ばかりが揃っています。何処も…本物の人間が育ってない現状を観ると…まさにトホホです。

GPIFは年金だから、配分を大きく変えられませんが、個別の「スター株」を作るぐらい許されると思いますが…全く役所と同じです。

良いですか…恐怖が…「未知の恐怖」が、底値を叩きます。TICK回数を昨日は示しましたが…本日は「日証金の回転率」で、同じ現象を観ましょうか…。このデータも解説が必要でしょうか? 基本的に、株の売り買いが早くなると…回転日数が短くなり…回転日数が3日以下の銘柄数は増し…10日以下の銘柄も増します。

日証金の回転日数、3日以下の銘柄(左軸)と、10日以下の銘柄数(右軸)の推移

このグラフを観ると…3月のリバランスの時期より、今回の方が3日以下と10日以下の数がともに多く…しかも回転日数も33日台に低下しています。この30日台と言うのは、かなりの混乱ぶりを示しています。通常、50日前後です。つまり、ここに来て「待ったなしの追証」の投げが、多く発生しているのです。

世の中の「道理」の中で、「太平の世」では大きな変貌は出来ませんが、混乱が増す下剋上の世界は「チャンス到来」です。このような時に、果敢にチャレンジをするのです。「自然の摂理」は、なんでも同じです。人生も投資も…一つの普遍的な流れがあるのです。

確りした…経済知識を持って、相場に臨んでいれば、恐怖感は生まれず、むしろワクワク感が増します。今は、久しぶりに血が騒ぐ場面になって来ました。でも追証なのですが…本日は昨日の上昇を受けて、多少、余裕がありますが…ノンビリやろうと思っています。

昨日は、なかなか買えない「ジェイドG」(3558)を、仕方なく1530円と1535円で500株ずつ買い増ししました。本日は3連休の期日前ですから、警戒をして…1500円の下値に、買い指値を用いました。買えるかどうか…。まぁどっちでも良いのです。

やはり…「野村証券」(8604)は高いですね。追証でなければ…売らずに「買い増し」だったのですが、カタルの想定外の600円割れです。そもそも…653円でも、買い増しをしたほどなのです。625円前後では、止まると思っていたのですが、ここに来ての1%近い米国金利の上昇の「餌食」になりました。なかなか…完璧な読みは難しいものです。

もう…年末年始の先が見えるのです。何故、カタルが「逆イールド」が縮小している…レポートを取り上げたか? 

この真意を、皆さんの…どれほどの方が理解できるのでしょう。この意味は、次に起こることを示しています。だからカタルは、前から米国の「2年物国債の金利」に注意を払おうと述べています。この後、どこで…この利回り低下が明確になって来るか? その話です。

その後に、起こることも決まっていますが、先ずは「会員様」優先です。これは当たり前の話ですからね。何れ一般の皆様にも分かるときが来ます。その時にカタルもレポートで解説します。

でも…ね。知るという事と、理解する事には「ギャップ」があります。カタルの知識の読みも「微妙」に…外れています。時間軸の話です。だから…成績が奮いません。証券マン上がりなので…無尽蔵の資金がある気持ちになります。早く…あちら側の人間なら、スケールが変わるのでしょうが…まだまだ貧乏人のままですからね。困った問題です。もし本日、野村証券が高いままなら…調整後、初めて…の2日連続の株価上昇です。

仮に…この下げが演出なら、早晩603円、そうして612円の壁を取り払い…640円台に入るなら…もう間違いないでしょう。高値を更新すると「売りたくなる」かもしれませんが、「買いあるのみ」なのです。今回の先物からの下げも「演出の可能性」まで…観ています。馬鹿と貧乏人は「ユトリ」がないので、恐怖に襲われやすいのです。正しい…知識が不安を和らげます。

基本的に日本は、普通の国になります。物価も上がり…賃金も上がるのでしょう。問題は名目賃金だけでなく「実質賃金」がマイナスでない「プラスの世界」に、いつなるか? 来春に期待をしたいけれど…難しいかもしれません。

故に今回の経済対策の一環の105万円と130万円の税制の壁の話が統計数字に影響を与える話なのかどうか…。

日本の仕組みは、あまり「フェア」ではなく…村社会なので談合の上の「妥協の産物」で、ルールが構成されています。消費税のように…物は10%ですが、食品は8%と言う…複雑さが残ります。本当のルールは「合理的に…シンプル」にすべきですが、村社会は、みんなが納得する妥協の産物なのです。なかなか…ROE経営が浸透しない訳なのです。

まぁ日本人だから良い面も多くあります。共産国家以上の弱者救済制度になっています。今回の「コロナ騒動」は、その傾向が良く分かります。カタルなんか…「市場原理主義」だから、もっと消費税を上げるべきの立場です。

昨日のWBSだったかな? ハンガリーのケースが出ており、27%の消費税だそうです。そうして…3人の子供なら住宅補助に400万円、車に100万円、更に4人なら所得税も永遠に免除だって…。驚きます。

先ずは、15%に増税すべきだと思っています。安倍政権は増税を実施しましたが、岸田は、誰もが出来る「バラマキ」です。進化と言うのは、逆風下で決まります。今、ジャニーズを抜けるやつは大馬鹿です。苦しい時に支えるのです。

野村証券の板状態

だいたい…死んだ人間の始末を、末裔がするのは、おかしな論理です。韓国の慰安婦問題にも似ています。生きているときに、批判をすべきなのに、自分達に火の粉が降りかからないと…「ワイワイ・ガヤガヤ」です。メディアの倫理観なんか…腐っています。もう直ぐ600円に乗ります。今の売り物は薄いですね。ハイ切れました。600円台復帰です。

カタルはレポートで、まもなく「500円台の野村証券は拝めなくなる」…と述べていました。この下げは「演出の可能性」もあるのです。

この後…簡単に、50万株の売り物が出たリバランスの壁の603円、更に620円台を抜け…640円台なら間違いないのでしょう。まぁノンビリやりましょう。今回、カタルも「追証」で4万株ほど売りました。トホホなのです。しかし…自分が馬鹿だったから、仕方ありません。

あの時に、一度は650円を売り、660円の指値売りも出したこともあったのです。でも…まさか31300円を下回るような…日銀様が登場するラインになるとは…思っても居ません。アレレ…あの時の603円もクリアしました。これは…ひょっとすると、本当に…「真坂、魔坂、まさか」の一気の980円抜けがあるのかも知れませんね。演出なら…あり得る話です。

こうなると…俄然、元気になる大馬鹿カタルです。

今、1550円まで「ジェイドG」を1000株買いました。これが「資産効果」です。名目成長時代は、誰もが元気になって…冒険をするようになり「貨幣乗数効果」が高まります。

「ダブダブ」になっている…マネタリーベースが、マネーストックに繋がるのです。分かる奴には分かるし…馬鹿は、恐怖に怯えて行動が出来ません。560円台で利食いした野村証券、または損切りをした4万株は、貴重なカタルの「心の肥やし」になります。

追証は「勉強代」だと思って…貧乏人は、シクシクと月謝を払い続けます。仕方がないなぁ~何しろ、大馬鹿野郎の貧乏人です。また…明日。



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