どちらかと言えば…カタルは自分の相場観は、いつも正しいと思って…そのシナリオに賭けますが、思わぬ「落とし穴」が良くあります。
まぁ「野村証券」(8604)のアルケゴスには驚きました。専門家があのような手口に騙されるなんて…責任者は能力がないのですね。管理者が、そもそも…経験不足なのでしょう。カタルは歩合セールスでしたから、自分の身は、自分が守らないと…大変な金額の損失を受けますから…顧客は厳選してきました。「意に沿わない人」は、お断りしました。しかし…ノルマが消化できないと…「危ない橋」も渡ります。大概…金融屋相手の商売は怪しいものです。
基本的に「信用取引」は、危ないものですが、多くの皆さんは、あまり…本当の「ガラ」(暴落)などを観たことはないのでしょう。ある日、突然、全銘柄が「ストップ安」と言う事態もあります。故に、自分が「確実だ」と思っても…お金を借りて勝負をするのは、なるべく避けましょう。
基本的に株式投資は「人の行く裏に道あり…花の山」と言いますから、人気とは「一線を画す」のが投資の鉄則です。常に「勝者は少数派」なのです。
しかし…時代が実質時代から、名目時代への移行期ですから…失われた時代より、ずっと好環境になって来ました。それでも今年は、多くの期間で…個人向きの相場ではありません。まだ市場のエンジンが暖まってないのでしょう。カタルは今でも…名目時代の相場である「循環買い」物色の動向を観ています。
この春に人気になった指数株の「アドバンテスト」(6857)と「ルネサスエレク」(6723)です。特に「ルネサスエレク」の株価は、注意深く動きを追っています。何故なら…ここから自動車は大変貌を遂げます。半導体需要はうなぎ登りです。
この株の場合は、やはり乖離が高かったので200日線割れまで…押されました。でも「強い株」は75日線ラインで反発します。相場が暖まってない…相場のスタートラインは、まだ強気シナリオが一般化していませんから、200日線を割れる確率は高いのです。
しかし相場が持続する場合は「三菱UFJ」(8306)のようなケースになります。早く…全ての銘柄がそのようなケースになると…相場も「完全復活」のイメージです。
そうすると「休んだ時が買い場」になり、下値の買い板が厚くなります。今は、まだその傾向が「定着していない」のでしょう。一部の銘柄だけが物色されています。市場に、常に資金流入があるかどうか…この関係が必要です。
我が国は現預金比率が高いですから…株式投資は、ほんの序盤の「スタートライン」の認識です。だから「野村証券」(8604)だけ…見ていれば、それで充分でしょう。
転機の「際」を狙うと…株価位置の低い所を買えますが、本格的な物色相場が始まる頃は多くの人は「待たされて」…嫌になります。だから相場の出初めで…利食いをすることになります。よくあるでしょう。ヤレヤレ…と売った途端に株価が急騰するケースが…。
でも継続する相場に移行したラインを買うと、相場の初期波動ほど…時間を待たされません。例えば、「三菱UFJ」は、既に相場が確立されており、難しい場面は通り越しています。基本的に来春に向かい…日銀が利上げの出来る環境になるかどうか…です。利上げになるという事は、売り上げが増えるという事です。近年は「仕組み利益」で…収益を確保しています。金利で、貸出利ザヤの拡大を見込まずに…利益を計上できる体制を築いてきました。
本当は更に、一歩踏み込んで…都市銀行の支店整理に移行できると良いのですが、都市銀行は「膨大な資産」を抱えています。でも銀行業は、既に店舗を保持する価値は低下しています。その駅前の支店網を有効活用すべきでしょう。この動きが、いつ頃…出るか? 日本経済には、まだまだ…課題が多くあります。ROE経営を浸透させないとなりません。でもみずほ銀行の函館支店の閉鎖は驚きました。札幌支店に集約だそうです。
昨日も、観たように…既に東証の「PBR改革」もあり…上場企業は、「資本の効率化」を考え始めています。「デンソー」(6902)は早かったのです。既に…グループ企業との「株式の持ち合いの解消」に動き出しています。2年ほど前に、その記事を紹介しました。内部留保の積極活用です。ようやく、その行動が一般企業にも広がっているから…昨日事例を掲げ「大日精化工業」(4116)や「サンテック」(1960)のような決意表明になります。
その中で「ジェイドG」(3558)は「先進的な行動」です。本日は株価が売られていますが、あまり心配をすることがありません。「利食い」が先行しています。下値を買っておくと…カタルは、近々…2400円の壁を超えるのだろうと思っています。
「飛び続ける」株はありません。基本は経営者の姿勢です。一番、重い所は超えました。あとは「時間の問題」です。でもここで休んだ方が、次に飛んだ時の…「飛び方」が早くなります。一気に「立ち上がる」可能性があります。だんだん…「良くなる法華の太鼓」です。
既に残すところ…年内も僅かです。実質的に、あと2週間です。売り物の整理も終わりです。
だから「大阪チタン」(5726)や「BASE」(4477)は「リバウンド相場に突入する」と考えています。でも何故か…「BASE」は227円を付けて新安値です。まぁ、よくある話でしょう。この株は「ぶら下がり」が多い株です。「付和雷同組」の目先筋が値動きだけで行動する連中が主体でしょう。故に…まだ本格派閥の参入は、「打診程度」に留まっているように感じています。通常、上を、何度か…買い始めます。
カタルは、9月4日の386円は、仕掛け筋が一旦、高値を付けたけれど…環境の悪化に撤退したのだろうと思っています。だから…皆さんは安全を見積もって386円を抜いてからまた…参戦をしても良いのです。今日の買いは、安値かも知れませんが、直ぐに本格反騰を迎える動きには…繋がらないでしょう。でも…何かの「切っ掛け」で暴騰します。
基本的に「メルカリ」(4385)は、まだ下げており、「ソフトバンク」(9984)も同じです。何より…肝心の「ジェイドG」が、最も進んでいますが…また1900円割れを買う機会があるのです。基本的に、周りの反応を観れば分かりますが、BASEは面白い銘柄ですが、安値を更新するように「需給バランス」は悪いのです。だから…12月18日の年末になっても…まだ「損切り」が出てくるのです。やはり「思い切りが悪い」人間も大勢います。
それに、ジェイドGも2400円から3000円に向け…どんどん上がり続ける訳ではありません。既にかなりの玉は吸い上がっていますから…まもなくでしょうが、やはり1900円割れを、また買えるのです。
つまり…個人投資家の中で、高値を買う人は少ないのです。
下値のBASEでも「怖くて…冒険も出来ない」のでしょう。因みに、カタルは半端ですが、今日は11000株を買っています。この株は気に入っています。何れ…皆さんにも、分かる日が来ます。人気になると…8月、9月のように「あっと言う間」です。下値圏で「玉を揃えて」…置かねばなりません。
ようやく来春、本番を迎えます。2年も待ったのです。ようやく…本番です。
9月の時は、「予期せぬ金利上昇」にやられました。基礎的な条件が揃わないと…腕力だけでは、相場に限度があります。やはり、ちゃんとした収益の改善など「条件が整わない」と駄目です。このBASEは人気株で、「赤字からの黒字転換」ですから、多くの仕掛け人が狙います。別にカタルだけではありませんよ。
「ボーイング」(BA)のケースで示したように…赤字から黒字の場面が、株式投資で一番面白いラインです。ボーイングの他に、もう一つ、その事例を掲げて来ましょう。
最近買っている「大阪チタン」(5726)の2022年は、その口です。スタートは2022年初めです。ごめんね。好きな株なのですが、その時は、観察外でした。これほどの急変化を見せるのです。800円台の株価が4850円です。900円としても5倍以上です。
同じことなのです。BASEは、市況ものとは違い、業績の急変化はありませんが、確実に利益の蓄積型でしょう。あとは鶴岡君の頑張りです。取り敢えず…500円を目指すと考えています。新安値を付けたその日に、推奨する馬鹿は居ませんが、カタルは買っています。
既に観察期間は2年です。余裕があるなら「ジェイドG」の1900円を買いたいのですが…あとで考えます。売りたい奴には売らせれば良いのでしょう。
今日は、こんな所かな?
米国株は新高値なのに…日本株は「地検の行動」があり、海外投資家は嫌がります。この辺りが、今後どう響くか…未知数です。海外投資家は政情に敏感です。中国の様にはならないでしょうが…日本も似た面を持っています。
なかなか…行きそうで38915円の壁は、遠いですね。やはり最高裁も、地検も…もっと大きな視点で物事を判断する器量が必要でしょう。日本は偽物国家と言われる所以です。寛容な態度の米国と比較すると分かります。
カタルは指導者ならビットコインなど、絶対に認めません。廃止です。しかし…あのような詐欺行為でも、自己責任で…許容するのです。だから技術進化が早くなるのでしょう。AI規制も同じです。EUはどちらかと言えば…厳しいルールを用いますが、米国は肝要です。今回、日本はAIに対して…寛容な態度ですから、チャンスです。
早く導入して…効率化の道を歩む奴の勝利でしょう。配送から…あらゆる分野に応用が広がります。
今、大阪チタンを利食いして、1900円まで500株だけですが、ジェイドGを買いに行きました。先ほど…確か…1905円に1万株の買い物があったので、カタルも追随して1906円で500株を買ったのですが…誰かが売りました。この1900円が買えたら、また後で考えます。こんなところで…本日は、お終いです。また明日。