アーカイブ:2023年12月27日

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米国株は「相変わらず」の…強さです。基本はインフレの鎮静化が味方して…「ソフトランディング」説が有力です。本日は日経新聞に「FRB、景気軟着陸へ思わぬ援軍 女性・移民が働き手に」と言う記事が2面に載っています。このような…理由もあるのでしょう。なかなか良い記事でした。粘着性のある「人件費」の解説が載っています。

カタルは当初、FRBの「利上げの速さ」を懸念していました。まだ「商業不動産」の行方はハッキリしませんが、仮に…SVB(シリコンバレー銀行)程度で済むなら…副作用も大きくはありません。

カタルは完全にバイデン政権の実施しているインフラ投資雇用法(IIJA)を見落としていたのでしょう。この効果は大きく…景気は、なかなか冷えません。この効果の為に…景気後退のリスクは大きく軽減されたのでしょう。ただ流石に年末商戦の伸び率は縮小しています。

通常、このような過激な金融政策を採用すると…危ないものです。事実、未だに…「逆イールド」です。故に当初から、どちらかと言えば…リセッションは間違いなく、危ないと思ってきましたが、今はFRBの手腕を高く評価します。過熱していた不動産投資を上手くコントロールしているように見えます。まだ経過観察が必要ですが…今までの所、「商業不動産」問題は大きな影響を与えていません。

本日の寄り付き段階で、「年末の損出し」も終わったようです。この関係の売り物は一巡されたように感じています。「BASE」(4477)や「大阪チタン」(5726)の値動きを観るとそんな様に感じています。本日から…「悪抜け」でしょう。

此処で…本日の「ジェイドG」(3558)は、明らかに「手替わり」です。

先ずは此方の話しから書きますか…。きっと、どこかの「ファンド」の利食い売りです。たぶん多くても100万株程度でしょう。先週から…と言うより、かなり前から売っていました。先週は1900円の所を、必用に…叩いていました。本日は、年内最終日ですから、たぶん…年内に「売り切るつもり」なのでしょう。昨日も、その前も継続的に売っています。

通常なら…この手の小型現物株なら、株価が大きく飛ぶ場面ですが…上手く買えています。売り手に感謝です。

ファンドと言うのは、「時間勝負なので」…相場観に関係なく…利益が必要な事があります。この手のファンドは「今年は不振」の筈です。どの小型株も株価は下がっています。今年は基本的に「大型株の相場」でした。

だから通常は12月には、もう数字が出来上がっていますが、儲かる株が「ジェイドG」だけなのでしょう。「自分の首」が危ないから…仕方なく数字を作ります。この辺りの気持ちは、よく分かります。既にこの時間で出来高が23万株を超えていますから…「異常な売り方」です。

下手糞な連中です。通常は株を上げながら…利食いをするものです。今の「船株相場」がその段階です。下値を叩くやり方は「下衆の集団」です。この程度の奴が、ファンドを運用している訳で…素人に見えます。まぁ売りたい奴が居るお陰で、安く株を買えますから…僕らはラッキーです。

さてその「ジェイドG」(3558)の続報を書きますか…。動きを観ていれば分かりますよ。まもなく…「売りが切れる」のでしょう。だから慌てて最後の玉まで売っているように見えるのです。あと…どの程度、売り物が残っているか、どうか…です。やはり間違いなく、来春は「ロケットスタート」でしょう。でも僕らは、「無理をせずに」ノンビリ構えましょう。毎日、やりましょう。

このジェイドGの売上推移ですが、小さな会社が飛躍する前の段階なのでしょう。売り上げが100億円から140億円に移行しているラインです。この場面が、一番「変化率が高くなる」場面です。本当は「セブンイレブン」の黎明期の売り上げと、株価を比較すると分かると思ったのですが…何しろ、既にセブンイレブンは消えており資料がありません。

マツキヨなんかも…そうです。昔の話です。良いものが見つかりませんから、妥協をして…そこでカタルの故郷の新潟の企業で、最近株価が大きく上がって、既に下がっているのですが、この事例は、「部分的に」その現象を表現していますから、引合いに出しましょう。その企業名は「スノーピーク」(7816)です。

「スノーピーク」(7816) の売上推移

その売り上げ数字の推移が此方です。120億円が142億、167円億になって、ブームが来て一気に257億円に大きく売り上げが膨らみます。この時に株価は大きく反応をします。この売り上げ規模が100億ラインに乗るとファンドの注目銘柄になります。

あまり小さいと…ファンドは株を買えないのです。投資対象になりません。一番、企業の成長過程で、美味しい場面が「売り上げ規模」100億円に乗った所からの成長場面です。どの業界も同じですから、これを覚えて置けば…こらからも「応用」が効きます。量販店の出店攻勢などに利用できます。セブンイレブンも…マツモトキヨシも、他のドラッグストアなども同じです。

「スノーピーク」はブームも上手く利用してないから、経営力が劣るのでしょう。一番、駄目なケースが、いきなりステーキの「ペッパーフードサービス」でしょう。いい気になって…後先を考えずに出店を続けました。たぶん…市場調査もいい加減に勢いだけで出店をしたのです。優秀な経営者はその辺り心得ており、無理をせずに利益率を考えながら数字に合う規模の拡大を続けます。

「スノーピーク」(7816) の日足推移

でもこのスノーピークのような株価上昇場面が、此処から始まりますよ。この株価は2020年の3月は僅か256円ですが「追い風のブーム」もあって…株価は市場人気に乗って、一気に4490円です。実に安値から17倍です。その時の売り上げが167億円が257億円になって、307億まで行きます。この様子を見て…株価が飛ぶわけです。

今回の「自社株買い」の玉は、次のTOBなどに利用できる可能性があります。そうしてこんな話も検討したようですが、この話は…あまりに「無理な話」です。たぶん…部門別の買収を考えたものと考えています。本体全部では総額で700億円の話しだそうです。でも田中君の「野望が窺える」…話題です。この話は、読者から頂きました。有難う。田中君らしいね。良いのですよ。遥かなる野望と言うか…「冒険心」があるから、企業の成長は続きます。ソフトバンクの孫さんも豆腐の一丁から、一兆円の話に変わっています。

だから…好きです。明日、書く原稿は、皆さんの予備知識が必要になりますから…こちらの報道を読んで、更に最近のIRの二つ、自社株の追加のアナウンスと…もう一つですね。進捗率のIRの3つを…材料に明日は解説します。カタルが「何を語るか」…この行方が分かるなら…皆さんは一人前でしょう。相場を観ていると分かりますよ。

もう直ぐ…ファンドの売り物が切れます。切れるから、慌てて最後まで売っているのでしょう。売り切れば…あとは「真空地帯」です。あっという間に株価は2400円処に向かいます。カタルは予想に反し「ファンドの売り」が見られますから…僅かですが、余分に株を買っています。1900円まで…パラパラ買っています。

でも皆さんは、先ずは100株で構いません。毎日、買い続けましょう。ファンドの連中は時間制限があります。でも…僕らの時間は、「無制限」です。カタルは現物で株を残すために、今、買っている玉は、全部「現物」で買っています。田中君に興味があって…彼の成長を観るのが楽しみなのです。明日…その辺りを捕捉します。この話は此処でお終いです。

アーム(ARM)の日足推移

やはり「ソフトバンク」(9984)も買われています。1兆円のプレゼントが効いているのかな? もともと…アーム(ARM)も順調な過程に見えます。51ドルが…73ドルです。来年は昨日も紹介したように、米国の金利安から新興株が賑わいを見せる局面に変化します。だからその中で…好業績で「自社株買いのおかわり」企業の「ジェイドG」を掲げているのです。今年は…「大型株」が主軸でした。

株価が下げても、下げても…株を買っていた「BASE」(4477)もやって来ます。昨日、年末のクロスを振って…証券会社によって禁止されているとこは、大引けで売って、本日224円で買い直しが効きました。ラッキーです。たぶん…「大阪チタン」(5726)も同じですよ。今度は、株価が3000円台に復帰するでしょう。

「野村証券」(8604) の日足推移

今ほど…また神主さんが「年末の挨拶」の電話をくれて、同じことを繰り返しました。黙って「野村証券」(8604)だけを買って置けば良いのです。もう株高は決まっているのです。「最後の壁」にカタルは挑んでいます。この壁を超える前に…棺桶がやって来るかどうか…の瀬戸際です。

投資と言うのは時間が掛かるのです。だから読者の中で、若い人は毎日…馬鹿らしいと思っても読むことです。何かしら…カタルレポートにはヒントがある筈です。カタルは散々、苦労をしました。犯罪に手を染めていませんが、高額納税者で…税務署にも追われ起業もしたし…そうして破綻です。でも「義理」だけは、きっちり…返しています。まぁ、これだけは自慢できます。あとは…「あちら側への切符」が欲しいものです。

本日は2001円を超えたら、2010円まで500株を買いに行く「逆指値」を入れたたいと思っています。カタルが上の株価を、たとえ僅かでも…買い続けます。

「やって見せ、言って聞かせて…させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ」の山本五十六の精神です。いつも有言実行で率先垂範です。自分でできない事は求めません。今は何しろ貧乏人です。

100万や200万株の売り物などは、僅かな金額です。まぁ僕らはノンビリやりましょう。また明日。宿題の報道は、読んでおきましょう。明日、そのカタルなりの考えを述べます。あなたの想像と合っているかどうか…果たしてどうでしょう。またね。

さっき買った1900円割れですが、今は1936円まで戻って来ましたね。果たして売り物は切れたのかどうか…。何れ「時間経過」で判明します。



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