アーカイブ:2023年12月

ようやく始まる…来春相場

先ずは「此方の話題」から行きましょうか…。S&P総合500種は2017年以来、最長となる7週連続の上昇を記録したそうです。

S&P500の週足推移

この理由は、11月に発表された「雇用統計値」の数字が予想を覆し…インフレ低下の可能性を示唆したので…米国の10年債の利回りが低下し、「待機資金」が株式投資に向かったのでしょう。謎だった9月の米国金利の上昇を、カタルは前から訴えており、「タームプレミアム」と言う言葉を覚えました。

米国10年債の利回り推移

こんな事は、事前に分かっていることですが…市場が「認識する場面」が、問題なのです。何を「切っ掛け」にして…市場が、その事を認識するのか? カタルは時間軸の把握で苦しんでいますが、自分の認識で行動するから「タイミング」がズレます。市場が認識をする地点が問題なのです。

カタルの認識は「インフレは沈静化している」と言うものでしたから、9月の米国金利の上昇の理由がよく分かっていません。そもそも…カタルは、自分の認識が正しくて…「市場の値動きは間違っている」と思うタイプです。

それ程…自説の考え方には「自信」を持っています。

日本は、永い…「眠り」から覚めます。実質経済から名目経済です。でも…野村証券はアルケゴスで2年遅れ…更に経営者の奥田さんの性格で1年遅れです。順調なら…来年、大きな相場を迎えます。もう4桁以上になるのは「決定事項」ですが…そのタイミングが問題なのです。

つまり…市場が、いつ…その事実に気づいて。その値動きに移行するのか? 

中段保ち合いから抜け出す 「ジェイドG」(3558)

そのタイミングが問題なのです。「ジェイドG」(3558)に、ずっと…取り組んでいますから、その様子が良く分かると思います。カタルは最初の自社株買い5億円で充分だろうと思っていました。簡単に…この中段保ち合いの場面を抜けると思っていました。

しかし…米国の9月の謎の金利上昇など…配当増加などの影響を受けた「リバランス」行動などの…「全体市況の影響」を受け、需給バランスは悪化します。でも田中君の自社株買いの「おかわり」や、追加のIR報道により、事業の進捗状況が明らかになり…市場心理が改善をしました。実に…危なかったのです。

この一連の行動がないと…株価は戻りますが、一旦は、下に行きます。市場環境はかなり悪いからですね。このような経営サイドのアフターがない企業の株価は、ズルズル…株価が下落しています。下値になってから、「自社買い」を発表しても「あとの祭り」です。そうして…全体の市況が11月から改善をしたので…ジェイドGの株価も高値を付けてきました。やはり単独では難しく…市場全体の相場環境の改善が、欠かせません。

実は、この「ボックス離れ」の…一旦、「下に沈んで」から「弾み」をつけて…反発するケースは、非常によく見られますから…この形を覚えて置くと良いですね。他の相場でも応用が効きます。

要するに…上がる株は事前に分かっていますが、問題は、どの時点でその株が動き出して本格反騰するかどうか…。

「リクルート」(6098) の日足推移

昨日も、ある会員の方と電話をしていたのですが、今年、カタルは「リクルート」(6098)を選択して、春(3月頃)に、自分自身でも…株の売り買いをしています。そうして前回かな? アウトソーシングのTOBを観て…会員には「リクルート」の有望性を会員レポートで指摘をしています。会員の方は、その事をご存じでしょう。

そうしたら…いきなりの「追加の自社株買い」です。

リクルートは前回、TOPPANの持ち合い解消の売りを4148円で…1300万株、金額は539億24百万円で…引き取っています。10月から11月の話です。そうして…今回は「立て続けに」…2000億円の自社株買いの発表です。この会社はダイエー時代に…資金難で「大量の株券」が市場に出回っています。TOPPANも、きっと…その時に買ったのでしょう。でも…誰が考えてもリクルートは高値になるでしょう。昔から…株価は1万円の評価が掛かる会社です。

カタルの好きな…和光証券時代の有名人が居ました。名前が…出てこないなぁ~。だから馬鹿なのですね。カタルは…。一度だけ、面会をしています。彼が講演の為に、上京した時に挨拶をしました。彼はダイエーが潰れそうなときに…リクルートの上場を述べていました。カタル自身も、何人かのリクルート社員に会っていますが、みんな良い若者です。この会社は35歳ぐらいまでに独立をさせるのですね。多くのベンチャー企業に、リクルート出身は多い筈です。カタルの好きな会社の一つです。

話しを戻します。でもこのような値動きでも…カタルの心は、なかなか動きません。よく株価が上がったのですが…今の市場環境を表しています。せいぜい…リクルートクラスなのでしょう。カタルの性格は、もっと「アクティブな値動き」でないと駄目です。さて…皆さん、お待ちどうさまです。カタルは4つの選択肢に賭けて、初のマイナスを回避しようとしました。年末に来て…マイナス圏なのは、2016年に実験を開始しましたが、初めての経験なのです。

グラフは12月9日まで…

今年は3月に812万、8月に802万円のプラス圏がありましたが…年末に来ての運用成績の悪化は「2018年の悪夢」を想い出す…相場でした。でも金曜日現在で…この4つの選択に賭けた実験が実り始め…今年はマイナスを回避できる可能性が出てきました。金曜日現在で実現利益は427590円プラスになり…残るのは評価損の1428999円です。

たぶん…急速に日本市場の株価も、年末にかけて…「戻る」と考えています。指数の話ではないですよ。

「BASE」(4477) の日足推移

そこで…金曜日に買った「大阪チタン」(5726)と「BASE」(4477)に付いて…語ります。読者のみなさんへ…早めの「お年玉」です。金曜日は「BASE」の話をしましたから…省きましょう。たぶん…BASEは来年、前半の目玉になるでしょう。この株の「仕手性」は、なかなか…なのです。良い素質を秘めています。来年は黒字化する可能性が高く…カタルが最も好む…場面が来ます。

ジェイドGの田中君と比較すると、鶴岡君はやはり若いから…劣って見えます。

しかし…そんな悪くもないのでしょう。きっと…株価は大きくなると思っています。前から述べているように500円台の株価が普通で、上手く行けば…4桁相場が実現するかもしれません。同じことを、カタルは「前から」述べています。来年、前半に…その相場が実現すると思います。8月の立ち上がり相場は、「予行練習」のようなものでしょう。来年が本番です。

「ボーイング社」(BA)の 週足推移

先ずは…「ボーイング社」(BA)の株価動向を観てください。如何でしょう。このチャートは週足ですが…ボーイング社の株価と言うか…、この「環境」は、稀に見る…好環境です。2018年10月にインドネシアで737の事故、そうして…2019年4月にエチオピアで同型機の事故の発生です。これに加え…2020年は世界的にコロナが発生して旅行業は壊滅です。

ボーイング社のおかれた環境は、未曾有の「最悪の経営環境」です。

そうして倒産が懸念されます。その瀕死の中から「立ち上がる相場」ですから…過去最高株価になると思っています。446ドルを抜くと思っているのです。今の株価は264ドルですが…。この影響と言うか…。関連する…航空機関連株の「大阪チタン」(5726)と「東邦チタン」(5727)に「ジャムコ」(7408)は、来年は「華」が開くでしょう。

カタルは4つの可能性に賭けて…年末の挽回に賭けたのです。

一つは「野村証券」の王道、そうしていつものように…「ジェイドG」と「大阪チタン」に「BASE」です。そのうち一つでも動けば…今年もマイナスを避けられるかもしれないと思っていました。そうしてジェイドGが高値を抜けて…なんとか「プラス」圏に、なったわけです。

本当は…あの時に2万を売りではなく…最後の野村証券を切って、もう1万株の買いの選択が、最も正しかったのです。合計5万株の「一本勝負」です。でも小心者のカタルは安全策を選択して…失敗しています。

月曜日も「大阪チタン」(5726)と「BASE」(4477)を、追加で…買いに行きます。

「大阪チタン」(5726) の月足推移

皆さんに…早々の「お年玉」です。その大阪チタのチャートも、ジェイドGと同じような中段揉み合いからの新高値相場が、来年、やって来ます。ここでは未来の株価イメージを掴む為に、週足表示が「最も良い」とは思いますが、イメージが湧かないでしょうから…月足にします。おそらく…「立ち上がる」と思っています。この大阪チタンも「仕手性」のある株です。

「大阪チタン」(5726) の週足推移

ついでに…やはり週足も掲載しましょう。中段からの「保ち合い場面」を離れるでしょう。この場面は、ジェイドGの1400円割れの場面を想像しましょう。同じことなのです。BASEの230円台も、同じ場面ですよ。此方は「下値圏から離脱」です。

先ほど…チャートの観方として、一度「しゃがんで」から…「弾み」をつけて、株価が上がると述べましたが…たぶん両社とも来週は、その場面に入るでしょう。年末まで株価は上昇を続け…来春を迎えます。「お年玉」になると思っています。

まぁ…カタルの仮説を「事前告知」しました。そうしてカタルは「率先垂範」をします。あとは皆さんの判断です。両者とも貸借株ですから、カタルの意見に反対なら空売りが出来ます。 また明日。

「やって見せ、言って聞かせて…させてみせ。褒めてやらねば人は動かじ」



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