昨日の米国株は予想通りの展開です。先ずは、此方の報道です。基本的にカタルは「今年の失敗」から多くを学んでいます。「大阪チタン」(5726)の失敗も不可解な謎でした。これまでのカタルは企業業績が伸びるなら…株価も上がり続けると思っていました。確かに…その通りなのですが、「相場付」と言うか、相場の環境により…その時間軸が「ズレる」のですね。「お船」の不可解な相場に長く悩みました。「低PERの謎」の話を、何度、皆さんにしたことか…。
そうして「大阪チタン」の企業業績は伸び続けるのですが、株価は、既にそれを織り込んで動いているようで…今は「中段揉み合い」になっています。この間に「ボーイング」(BA)の株価は、調整波動に入りました。大阪チタンが大きく下がらないのはボーイングより格段に業績が好調なのですね。その為でしょう。
カタルはボーイングの業績まで観ていませんから、今期も赤字で来期から黒字になるという事を理解していません。この事を知ったのはずっと後の事です。お船と大阪チタンの謎はまだ検証を経たわけではありませんが、カタルなりに…納得した次第です。あとは時間軸の推移を待って更なる検証が進みます。
11月からの金利低下を受け…ブルームバーグの報道のような展開になるのか…どうか。日経新聞にも同様の事が、報道されています。カタルは、両者の記事に先駆けて…同じことを前から述べています。そうしてアーク(ARKK)のキャシーウッドさんなどのコメント事前に伝えています。そのARKKは昨晩の下げ相場でも株価(ETF)は堅調で若干高かったのです。
今、気づいたのですが…S&P500やナスダックともそん色はないですね。ラッセル2000は遅れています。それではロク(ROKU)はどうでしょう。これは何故か…比較できませんね。まぁ良いか…ロク(ROKU)も、昨日は、あの相場でも株価は高かったのです。
基本的にWSJも報道していましたが、金利低下は小型株にとって有利な環境なのでしょう。この比較チャートを観ると…今年に入ってから「小型株」は低迷していました。株式投資の基本は「休んだもの」が騰がるのでしょう。
更にビットコインの上昇もリスク資産投資が加速していることを示しています。小型株が上がっているのはこのような冒険する資金も増えてきたのでしょう。
不振を極め…「赤字から黒字への転換期」の相場が大きくなる理屈に似ています。カタルが「野村証券」(8604)に固執しているのは自分の人生のような展開だからです。バブル崩壊で低迷を続け…、なかなか…この「ていたらくの場面」から抜け出すことが出来ません。完全に腐った人生です。人並み以上の努力をしたつもりですが…まだ足りないのでしょう。
この報道をカタルは「今の焦点」に据えています。「半導体」などではなく…むしろ「新興株」(小型株)が、この年末年始は活躍する場面だろうと思っているのです。故に新興株の中で最初に業績を改善してきた「ジェイドG」(3558)は、2020年に付けた高値の4180円を奪回する可能性まで…「視野」に入れています。
そうして…同じく株価が大きく下がった「BASE」(4477)なども候補の株ですね。大型株の部類では「メルカリ」(4385)に「ソフトバンク」(9984)です。以上の4つが来年の「スター株」ではないか?…と思っています。
他に「野村証券」、「大阪チタン」や「ジェムコ」(7408)など…個別の株の狙いは少し違う流れの相場です。迷ったら「野村証券」を買って置けば…それで良いのでしょう。「Jトラスト」(8508)も同じ仲間です。基本は資産投資に絡むセクターです。
面白いんだね。日経新聞に「在庫循環」の話が一面に載っており…「ファナック」(6954)の事例が紹介されていましたが、通常は、株価が下げる話なのに…何故かファナックは上がっています。
実はファナックは4000円の攻防の時に必用な「仕掛け筋」と思われる買いが、見られていました。最近のファナックは二代目になってから…「精彩」を欠いているように見えます。しかし早くから設備投資をしており、増産体制を構築していました。今は中国が落ち込んでいますが、カタルがこのセクターに注目している理由は「国内回帰」による需要です。
これは「キヤノン」(7751)が先駆していますが…既に米国は中国から完全離脱の動きです。しかし日本の経営者は遅れています。
「トヨタ」(7203)の天津の生産停止が、その兆候かどうか…まだ分かりませんが、基本は米国に追随するのが経営者の選択でしょう。遅れている「住友化学」(4005)のナイロンの撤退が報じられていましたが、この程度の会社の長が、経団連の会長です。
如何にも「村社会」です。もともと「ROE経営」は利益率の低い分野から、早めに…撤退するのです。そうして常に「構造改革」をしているから…「富士通」(6702)は、黒字なのに…リストラを実施していたわけです。
「日立」(6501)もそうなのですよ。規模の拡大、総資産経営からの離脱です。
日本は少子高齢化で、働く人材が少なくなります。だから人的資源を「高効率な産業」に振り向ける改革を実施しないとなりません。生産性の低い産業は、他に任せるのです。この構造改革が、「プラザ合意」前の1980年代の時にすべきだったのに…「年功序列」に、「終身雇用」です。結局、「失われた時代」と言うのは、みんなが、この構造改革の必要性を認識する時間だったのでしょう。
指揮官が確り…先を正しく観てないと国民は右往左往します。
今もメディアはくだらない…「政治資金」問題に揺れています。何故、こんな勢力争いの闘争を好むのでしょう。みんなで…ワイワイガヤガヤ…無駄な時間を使っているように見えます。
市場が正しい流れなら…そんな選択は消えるのでしょう。まぁカタルが考える市場が正しいかどうか…分かりませんが、カタルは自分が理想とする社会形成を望む次第です。
「ユトリ」と言うのは、「寛容な社会」を創ります。他人批判をするようなメディアの風潮は、どうも…分かりません。東京地検は不正を糺すところですが、政治資金規正法と言うのかな? カタルには、本人が香典を持って行くはOKで、秘書が香典を持っていくとアウトとか…今回の江東区長のSNSの活用ぐらいは、容認するような制度に変えたらどうでしょう。何か…法律の在り方が、「社会通念」と、ずれているように感じます。
駄目ですね。ジェイドGは1800円を割れました。この辺りまでしか…カタルは見ていません。昨日は熱くなって…野村証券を損切りして、1840円まで買い続けたのです。
本日も今ほど1800円まで買っていますが…なかなかカタルが考える「理想的な展開」になるのかどうか…。後場からの「動き」が左右します。このチャートは「立ち上がり型」の「急騰タイプ」の可能性も、秘めているように思うのです。年末年始の特殊な環境は仕手材料株の活躍場面でもあります。
ジェイドGはメルカリなどと違い、小型で…しかも現物株ですから少し手を入れれば…間違いなく「一気に走る」可能性があります。これまでの自社株買いで、市場に存在する浮動株は、ある程度吸い上げっていますから、昨日の値動きも思った以上に軽かったのでしょう。すんなり1800円の壁を超えたのです。昔、カタルは「自社株買い」を観て…1830円が下値ではないかと…話したことがあります。でも追随はありませんでした。
それは9月の「謎の米国国債金利の上昇」があったために、新興株にとって逆風になりました。しかし今の環境は、報道のように…「小型株」に追い風に変わり、しかも自社株買いの「おかわり」です。この好調な企業業績は新興株のなかでも、「群」を抜いています。メルカリやBASEと比較しても分かります。
果たして、1400円の所で売って…400円以上高い1800円台で「買い直している」カタルの行動が「吉」となるか…「凶」となるか…。ここから数日間、観察すれば…分かります。皆さんは、冒険はせず…1929円を抜けたら、買えば良いのでしょう。難しい所を無理することはありません。ノンビリ構えましょう。それでは…また明日。