先日、ジャパンカップに勝った「イクイノックス」が引退をすると言います。僅か10戦8勝ですが…兎に角、強いのです。驚異の「G1・6連勝」です。もう一つ驚くのは、このお父さんが「キタサンブラック」と言う…演歌歌手の北島三郎の持ち馬なのです。
カタルは学生の頃から…熱狂的な競馬狂でした。何しろ…学生証を担保にして学生ローン、今のサラ金でしょうが、そこから10万円を捻出して、競馬場に通うほどだったのです。当時は、株より競馬でした。血統を調べたりしていました。サラブレッドの歴史も面白いのです。
それは、さて置き…その「キタサンブラック」のお爺ちゃんが、カタルのよく知る名馬の、「サンデーサイレンス」なのです。これには…驚きました。血筋と言うのは、面白いものです。このイクイノックスの活躍により、キタサンブラックの種付け料金が1000万円から2000万円に上がったと言います。約年間で100頭を相手にするとして…年間で20億円ですから、引退する理由も分かります。
カタルなんか…お金を払うと言っても、相手から拒否されるでしょうが、馬の場合、お金をもらって…余生が暮らせるのです。しかし…多くの競走馬は「殺処分の運命」です。99%が殺されるとの報道もある程ですから、大変な世界です。
なかなか常勝将軍を目指して…日々の努力を積み上げますが、世の中は上手く行きません。今年は、初めての「敗北」を味わう可能性が高いのです。本日の日経新聞にカタルが敗北した原因と思われる記事が、掲載されていました。
初めて…知った「タームプレミアム」(期間に応じた上乗せ金利)と言う言葉です。
謎だった米国10年債金利の上昇です。インフレは、既に沈静化し…FRBも利上げを見送っているのに…何故か、米国の10年債の金利が上がって来たのです。特に9月からの上昇が謎だったのです。この為に…全ての「時間軸」が、横にズレました。
でも「負け惜しみ」かもしれませんが、今年は大きく学び…カタルは、「何かを」得たような感情を抱いています。「一皮」むけた可能性があります。
でも…挫折感に浸されているのが「レーザーテック」(6920)の活躍です。分からないでもないのですが…「市場の整合性」の観点では、この株は絶対に買えません。今年春なら…半導体市況から観て…「買い場」だったのでしょう。最近になって「ブラックロック」が、この株を買っています。こいつ等は、いくらでも買えますからね。「お船の相場」も彼らの登場で…株価は「水準訂正」をしたのです。
でもオランダの「ASML」の株価水準のPERが31.37倍で…何故、「レーザーテック」はPERが52倍ラインなのでしょう。「エレクトロン」(8035)は、分かるのです。それなら他の半導体株も…と思いますね。「スクリーン」(7735)は17倍程度で…「チップレット」で注目される「ソシオネクスト」(6526)も18倍程度です。しかし…人気場面になると、最大PERは100倍と言うのが…業界の通念でしょう。そんな所まで買われるのでしょうか?
偽物評価で…「空売り」を考えた「GNIGR」(2160)は、よく頑張りました。この9月からの戦いで「株価操作」を疑われ、どうにか…株価を「右肩下がり」ながらも維持しました。その成果が、今回の業績を受けての株価の結果でしょう。あまり「目くじら」を立てないで大らかに…市場参加者を育てましょう。多少の「やんちゃ」は許容の範囲です。
カタルに力があったなら、「ジェイドG」(3558)を、もっとうまく…誘導できたと思っています。でもこのクラスなんか…僅かな資金ですが、その僅かな資金がない貧乏人のカタルには難しい要求です。
仕方なく…「現引きできる体制」まで、玉を縮小させました。でも…こちらの報道を読んで、カタルが知らない2020年以前の田中君の経歴が分かりました。カタルが、この株を知ったのは2020年の1月だったかな? その後、コロナで下がる中で…株を買ったような記憶があります。当時は4桁を割れていました。
今回は「2度目のチャンレンジ」です。
本日から、再び「買い増し方針」に転じます。本日は、早速…500株だけですが、買ったところです。あとで、もう500株程度を買うつもりです。毎日500株ずつでも10日で5000株ですから…今月中には1万株程度を買えるかもしれません。やはり、この報道を読んで、「改めて」…いい会社だと思っています。田中君は、カタルに似た面を持っているようで…通常の経営者は失敗を畏れて…なんでも「保身」に走ります。
「野村証券」(8604)の奥田もそうです。彼を観察すると…アルケゴスの損失を、期を分けて計上しています。でも…「日産自動車」(7201)が再建させるときにゴーンが用いた手法は、損失を一気に…それも多額に見積もって…前期に押し込んだのです。だからV字回復を市場に認識させました。
しかし奥田は「責任逃れ」か…何か、わかりませんが「分割計上」です。今回のリストラ経費も、本業の利益が思った以上に回復したから…追加のリストラをやったのでしょう。この経営の仕方は、「村社会論理」の手法です。市場原理のゴーンとは違います。
一気に膿を出すのが「市場原理の構造改革」です。自社の株価を上げる事は簡単です。でも…日本は「転ばぬ先の杖」です。その点、ジェイドGの田中君は、「ラッセル」タイプに見えます。何しろ、法螺と言うか…何というか…。自社株買いのおかわりをして、自分自身を追い込んでいます。好きなタイプの人間です。
「ニデック」(6594)の永守さんに似ているような性格に見えます。「ソフトバンク」(9984)の孫さんもそのタイプです。豆腐の一丁、二丁から…利益の1兆、2兆円の器になりました。やはり…人間と言うのは、自分自身を追い込んで…ギリギリのラインを追わないと駄目なのでしょう。特に経営者は「厳しい決断」を迫られます。人員削減など…でもその試練を乗り越えて…本物になるのでしょう。カタルはそう思っています。
米国では完全に…インフレを克服して「新たなステージ」に入った可能性があります。
イエレン氏の発言は、この事を述べているのでしょう。AI革命の進展なのか、どうか…は、まだよく分かりませんが、実質GDPの伸びが、これほど高いのは「凄いこと」なのです。カナダは、マイナスに沈みました。今年、ドイツに抜かれる予定の日本ですが…そのドイツも失業率が上がっており…苦境になっています。
米国は、少し他国と事情が違います。
それはドルが「基軸通貨」の為に…グローバル化を推し進めた為、国内の産業基盤は手薄なのです。自動車が、良い事例かな? ずっと衰退をしてきました。ようやく…EVのテスラで体面を保っていますが、販売台数を観れば…まだトヨタの相手ではありません。
故に、馬鹿バイデンと思ってきましたが、インフラ法案、社会基盤の整備などを始め…今回のCHIPS法などにより…米国内の生産活動が復活しており、貨幣乗数効果が上がっていると思われます。
実は「同じ環境」にあるのが、世界の中で、日本です。日本は人員整理がタブーとされた為…30年以上も「空洞化」を経験してきました。パイオニアの指名解雇事件を「切っ掛け」にして、当時の鄧小平の南巡講話が効いています。その為に日本は生産設備を中国に移転させました。米国と同じ環境にあります。
そこで…昨日の岩本 晃一さんの「なぜドイツ人にできることが日本人にできないのか」の登場です。
何故、日本が実質経済の清貧思想になったのか? 基本は、此処なのです。カタルが、何故、「キャノン」(7751)に注目したか? そうして…「中断揉み合い」を、抜け出すだろうと思った理由は、御手洗さんが、早々、「国内回帰」を謳って行動したからです。米国のCHIPS法と同じことを…日本でもやっています。「貨幣乗数効果」が発揮されます。
だから「資産投資」が起こって…「野村証券」の株価は上昇するのです。
まぁ、野村の奥田さんは、日銀の黒田さんのようなものです。方向性は正しいが…「スピード」が問題なのです。だから馬鹿は、早く辞めさせましょう。次の株主総会は「アルケゴスの裁判記録」を突き付けて…株主総会で緊急提案をして、決議に持ち込みます。そうすれば…一気に株価は5000円です。
今、何故、「トヨタ」(7203)の10%の「賃上げ宣言」が、必要か? 佐藤社長は、自覚をして、「日本の為」に一肌、脱ぐのが、トヨタを「本物の企業」に育てます。「ジェイドG」の田中君のように…高いハードルを「自分自身」に課すのです。
宣言をすれば…その言葉を男である以上…守らねばなりません。だから先ずは、公に…口にすることです。それが「本物人間」への道でしょう。
カタルは、そう信じており…いつも事前告知の有言実行です。
昨日は下げ続ける「BASE」(4477)が、どうしても…買いたくて、無理をして担保を空けました。上がる野村証券を手数料だけで利食い…その枠をBASEに充てました。その理由の一つが、「大口の買い手」の登場です。「V・T指数」と言うカタルが、独自開発した指数ですが…出来高をTICK回数で割ったものです。つまり1回の売買で成立する株数を示しています。
同じことが「ニデック」(6594)にも言えます。前から述べている5500円台の株価になっています。この辺りが「買い場」なのでしょう。
様々な…「市場の整合性」から考えて、ようやく…来年相場のスタートなのでしょう。良いですか…どんな場面も無理をせずに、行動をしましょう。「己の力量」は、自分だけにしか…分かりません。高らかに…底入れ宣言をして…カタルは「ジェイドG」を買い直しますが…銘柄なんか、なんでも構いません。
「野村証券」(8604)だけを、買い続ければ…600円台から、今は1268円になった「三菱UFJ」(8306)のような相場が、来年は、やって来るでしょう。
ノンビリ、のんびり、構えてやりましょうね。日経の物価を考える記事は…「三菱地所」(8802)の「5000億投資」に押し下げられ…3面掲載ですが、この地所の記事は「貨幣乗数効果」を知る報道ですよ。ようやく…始まったのです。
そうして3面の物価の記事を読むと…今回、会員向けレポートで紹介した 「K君」の 応援記事なのです。分かるかな?
鍵は、中小企業のDXなのです。だから株価が下がった時に買っておきましょう。先日のように…75日線まで、買う必要はありません。まだまだ時間が掛かります。しかし本当の投資と言うのは、時代を考えて、この辺りから「種まき」をします。
カタルは昨日は375円で1000株だけ買いました。担保があるなら、いくらでも買いますが…貧乏人のネックは、「お金」です。今はどれを買っても大丈夫です。担保が空いたら…ジェイドGの持ち株を再び増やします。この報道はなかなか…良い記事でした。田中君の資質を再認識しました。それでは本日はこの辺で…また明日。昨日の宿題の解答は「キヤノン」でした。またね。